環境保健研究センターは、毎年11月に工業技術センターと同日開催で施設を一般に公開しています。
この一般公開では、業務紹介や簡単な実験等を行い、科学技術への興味のきっかけづくりや環境・保健衛生に関する県民の意識の醸成及び理解に役立てたいと例年取り組んでいます。
今年度は平成30年11月10日(土曜日)に開催し、308名の方にご来場いただきました。
当日の様子をご紹介します。
ご来場いただいた皆さんに、対馬からやってきたツシマヤマネコの「ろくべえ」くんと「つばき」ちゃんがお出迎えしました。
また、ガラスの再生砂の配布も行いました。この再生砂は森園の海岸にアサリの生息場として利用されています。
実験室に現れたナゾの液体「X」。様々な実験道具を使い科学の力でこの正体をつきとめました。
また、太陽光にあてると色が変化する「紫外線ビーズ」の配布も行いました。
超低温(マイナス200度)である液体窒素を使った実験を行いました。
普段見ることができない超低温の世界で風船や葉っぱやバナナが変化する姿に皆さん興味津々でした。
目には見えない細菌やウイルスが引き起こす感染症について、○×クイズをとおして学習しました。他にも顕微鏡を使った蚊や細菌の観察、防護服を着用して実験の体験も行いました。
また、ビーズでDNAを模ったストラップの配布も行いました。
受付時に配布されるエコバッグにクレヨンやスタンプを使って自由にいろんなものを描くことができます。
世界にひとつだけのエコバッグが出来上がりました。
養分の合成や空気の浄化作用等、葉っぱの力は偉大です。
ここではハガキ作りや顕微鏡での観察をとおして、葉っぱの能力や植物の大切さを学習しました。
川には様々な生物が生息しており、この生物を調べることで川の汚れの程度が分かります。
顕微鏡でたくさんの水生生物を観察し、川の水質保全や生物の大切さを学習しました。
目に見えない放射線について様々な機器を使って学習しました。
屋外では放射能測定車や可搬型モニタリングポストを展示しました。
身近にある木の実などを使って様々な工作を行いました。
自由な発想でいろんな飾りものがたくさんできました。
当センターでは、遺伝子による動物種の判別を行い、対馬市にだけ生息しているツシマヤマネコの生態調査に協力しています。
対馬からやって来たヤマネコの「ろくべえ」くんと「つばき」ちゃんとのふれあいがたくさんありました。
大村市のご協力のもと、大村湾に生息するイルカ、「スナメリ」の標本と骨格を展示しました。
また、大村湾の環境についてもパネル展示で紹介しました。
エコロジーパークでは晴天のもとお弁当を食べたり走り回ったりと清々しい空間を楽しむことができます。
また、池の水は雨水を利用しており、水をきれいにする植物や魚がいます。
当日は天気にも恵まれ、たくさんの方々にご来場いただきまして大盛況となりました。
来年も開催予定としておりますので是非ご来場ください。