令和6年度大気・水質等の調査結果について
大気汚染防止法、水質汚濁防止法、ダイオキシン類対策特別措置法等に基づき、令和6年度に長崎県、長崎市、佐世保市及び関係機関で実施した、県内の大気、水質、ダイオキシン類の調査結果について公表します。
- 大気：光化学オキシダントは、例年同様、全測定局で基準を超過
（環境基準超過の測定局数 R5年度：26局 ⇒ R6年度：26局）
浮遊粒子状物質は8局で基準を超過
（環境基準超過の測定局数 R5年度：1局 ⇒ R6年度：8局）
二酸化硫黄などその他の項目は、全測定局で環境基準適合
（環境基準超過の測定局数 R5年度：0局 ⇒ R6年度：0局) - 水質：河川のBOD（生物化学的酸素要求量）及び海域のCOD（化学的酸素要求量）は、
環境基準適合地点が減少
環境基準適合率 河川（R5年度）：94.8％ ⇒ （R6年度）：84.5％
海域（R5年度）：72.4％ ⇒ （R6年度）：68.4％ - ダイオキシン類：環境調査（大気・水質・土壌等）では、全地点で基準適合
特定施設設置者による自主測定では、全施設で基準適合
1.大気環境調査結果
（1）一般環境大気測定局
・二酸化硫黄、二酸化窒素、微小粒子状物質（PM2.5）は、全局で環境基準を達成
（R5年度：全局で環境基準を達成）
・浮遊粒子状物質は6 局で環境基準を非達成
（R5年度：全局で環境基準を達成）
・光化学オキシダントは26局全てで環境基準を非達成
（R5年度：全局で環境基準を非達成）
（2）自動車排出ガス測定局
・二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素及び微小粒子状物質（PM2.5）は、全局で環境基準を達成
（R5年度：全局で環境基準を達成）
・浮遊粒子状物質は2局で環境基準を非達成
（R5年度：1局で環境基準を非達成）
（3）有害大気汚染物質調査結果
・環境基準設定項目、指針値設定項目は、全ての地点で環境基準達成、指針値未満
（R5年度：全て基準等適合）
・その他の項目は、令和5年度全国調査結果と同等もしくはそれ以下
（R5年度も同様）
2.公共用水域及び地下水の水質測定結果
（1）公共用水域（河川、海域等）調査結果
・健康項目（重金属等）の環境基準適合率97.7％（R5年度：99.2%）
・生活環境項目の環境基準適合率
BOD（河川）又はCOD（湖沼、海域）
河川：84.5％（R5年度：94.8%）、湖沼（COD）：0％（R5年度：0%）、
海域：68.4％（R5年度：72.4%）
（2）地下水調査結果
・概況調査における環境基準適合率：96.7％（R5年度：96.7%）
・汚染井戸周辺地区調査における環境基準適合率：100％（R5年度：100%）
・継続監視調査における環境基準適合率：59.4％（R5年度：59.4%）
3.ダイオキシン類調査結果等
（1）環境調査結果
・県内53 地点全ての地点で環境基準適合（R5年度：全て基準適合）
（2）自主測定結果
（大気関係）
・自主測定の対象となる64施設全てで排出基準に適合
（R5年度：64施設のうち、1施設で基準超過。当該超過施設は修繕後に再測定を行い、改善を確認）
（水質関係）
・自主測定の対象となる2事業場とも排出基準適合（R5年度：全て基準適合）
（3）排出ガス・排出水調査（行政検査）
調査した施設全て（1施設）で排出基準適合（R5年度：全て基準適合）
| 担当課 | 地域環境課 |
|---|---|
| 担当者名 | 野崎、川口 |
| 電話番号 | 直通：095-895-2356 内線：2356 |