趣旨
松浦市鷹島海底遺跡では、鎌倉時代に起こった「蒙古襲来」いわゆる「元寇」(弘安の役)で壊滅した元軍の沈没船や、使用された武器など、多くの遺物が発見されています。
今回、本県で初めてとなる国宝「蒙古襲来絵詞」の公開にあわせ、直木賞作家の今村翔吾氏による講演、そして、専門家による絵詞に描かれた元軍の武器「てつはう」と海底遺跡から引き揚げられた「てつはう」の実物との比較検討等をとおし、歴史の実相に迫るシンポジウムを開催します。
日時
【午前の部】令和7年9月20日(土曜日)10時40分から12時00分 (10時15分開場)
【午後の部】令和7年9月20日(土曜日)13時30分から16時30分 (13時00分開場)
場所
長崎県美術館ホール(長崎県長崎市出島町2-1)
プログラム
【午前の部】講演会
- 講 師 直木賞作家 今村 翔吾 氏
-
テーマ 「日本が世界を見た日」
※講演会終了後には今村氏によるサイン会を実施予定です。
【午後の部】シンポジウム
講演
- 佐伯 弘次 氏(九州大学 名誉教授) 「文永・弘安の役と『蒙古襲来絵詞』」
- 内野 義 氏(松浦市教育委員会文化財課 課長) 「海底から甦る絵詞のリアル」
- 長 直信 氏(文化庁 文化財調査官) 「水中遺跡の可能性とその意義」
ほか
パネルディスカッション「描かれた武器と水中考古学」
◆パネリスト
佐伯 弘次 氏(九州大学 名誉教授)
長 直信 氏(文化庁 文化財調査官)
内野 義 氏(松浦市教育委員会文化財課 課長)
宮武 直人(長崎県教育庁長崎県埋蔵文化財センター 係長)
◆コーディネーター
川口 洋平(長崎県教育庁長崎県埋蔵文化財センター 調査課長)
備考
・入場は無料です。
・今村翔吾氏講演会は先着100名の事前申込制です。
こちら(外部サイトに移動します) または下の二次元コードからお申し込みください。
【申込フォーム】
チラシ
担当課 | 学芸文化課 |
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担当者名 | 中野・鬼塚 |
電話番号 | 直通:095-894-3384 内線:5852 |