介護事業所におけるカスタマーハラスメントに関する実態調査の結果について

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目的

 カスタマーハラスメント(カスハラ)とは、顧客や取引先などによって行われる社会通念上相当な範囲を超えた言動(暴行、脅迫、暴言、不当な要求等の著しい迷惑行為)を指します。

 介護事業所職員に対するカスタマーハラスメントは、職員に大きな精神的負担を与え、業務に悪影響を及ぼすことが懸念されることから、人手不足が深刻な介護業界において地域の介護をささえている方々を守るためにも、事業所側と利用者側の双方が、カスタマーハラスメントに対して正しい認識を持つ必要があります。長寿社会課では令和7年3月に、介護事業所に対してカスタマーハラスメントに関する実態調査を行い、その結果をとりまとめましたので公表します。

調査方法

県内の介護サービス事業所 約1,400に対して、Formsで作成したフォームを送信して回答を依頼

結果

1 回答数 685(回答率 48.9%)

2 結果概要

・カスタマーハラスメントと感じた行為を、「現在受けている」、「過去3年間に受けたことがある」と回答した事業所を合計すると全体の約40%になった。
・カスタマーハラスメントの内容としては、「大きな怒鳴り声をあげる」が最も多く、次いで「侮辱的な発言や、人格を否定する発言」が多かった。
・カスタマーハラスメントに対しては、管理者が対応していると回答した事業所が最も多かった。

添付資料

01_カスタマーハラスメントの結果について(鏡文)[PDFファイル/4KB]02_アンケート結果[PDFファイル/37KB]

担当課 長寿社会課 施設・介護サービス班
担当者名 原口
電話番号 直通:0958952436
内線:4934