環境省と長崎県ではツシマヤマネコ保護増殖事業における普及啓発の一環として、対馬北警察署及び南警察署、対馬北地区交通安全協会及び(一社)対馬地区交通安全協会の主催で実施されます秋の全国交通安全運動にかかる街頭キャンペーンにおいて、ツシマヤマネコ交通事故防止の呼びかけを以下のとおり行いますのでお知らせします。
1.背景・目的
ツシマヤマネコの存続を脅かす大きな要因のひとつが交通事故による死亡です。事故は農林道などでも確認されていますが、国道などの大きな道で多発しています。
近年は分布域も拡大しており、島内各地で事故が発生する可能性があるため、秋の全国交通安全運動に併せて、ドライバーへの交通事故防止を呼びかけ、絶滅リスクの低減を図ります。
2.実施日時及び場所
対馬北署管内
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9月22日(月曜日)16時30分から 比田勝駐在所前(比田勝)
- 9月24日(水曜日)16時30分から 國本神社(瀬田)
- 9月26日(金曜日)16時30分から ハートランド前(佐賀)
※いずれも雨天中止
対馬南署管内
- 9月25日(木曜日)11時30分から サイキバリュー美津島店駐車場(美津島)
- 9月27日(土曜日)11時30分から いづはら交流センタ-1F広場(厳原)
※いずれも雨天決行
3.実施内容
ドライバーに対して、ツシマヤマネコの飛び出しにも注意して安全運転を心がけていただくために、ツシマヤマネコの着ぐるみによるチラシ、ステッカー等の配布を行い、ツシマヤマネコの交通事故防止を呼びかけます。
(参考)ツシマヤマネコ交通事故発生状況
平成4年度以降155件発生し、143頭が死亡しております。専門家の分析によると毎年5頭死亡すると、100年後の絶滅可能性は50%と予測されています。
過去5年度分の発生状況
・令和2年度発生件数: 3件(2頭死亡)
・令和3年度発生件数: 8件(7頭死亡)
・令和4年度発生件数: 7件(6頭死亡)
・令和5年度発生件数: 5件(4頭死亡)
・令和6年度発生件数: 4件(4頭死亡)
担当課 | 自然環境課 |
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担当者名 | 松田・松永 |
電話番号 | 直通:095-895-2381 内線:4797 |