第53回家畜人工授精優良技術発表全国大会における「西川賞」の受賞について

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 本発表会は、一般社団法人日本家畜人工授精師協会の主催で、「牛の繁殖成績を向上させよう!」を大会テーマとしてかかげ全国の家畜人工授精技術者が一堂に集まり、日常業務を通じて得た貴重な知見や調査結果の発表を行うもので、今年は、去る2月14日に東京都で開催されました。

 今回、本県の代表として、諫早市小長井町の家畜人工授精師 小柳(※)詩織(こやなぎ しおり)さんが発表を行い、牛の繁殖成績向上のためICT技術の活用や診療獣医師と連携して繁殖成績向上に取り組んだことが評価され、最優秀賞である「西川賞」を受賞されましたのでお知らせします。

1.発表者

小柳 詩織(こやなぎ しおり)(諫早市小長井町)

※柳は「木」へんに、「夘」となります。

2.発表演題

「繁殖成績向上への取組みにおけるICT活用及び診療獣医師との連携」

【発表の概要】

 ICTツールを活用した個体母牛の個体管理や診療獣医師と連携した飼養管理を行い、分娩間隔が442日から390日と大幅に短縮し、コスト縮減が図られた。

第53回家畜人工授精優良技術発表全国大会開催要領[PDFファイル/310KB]

(参考)西川賞とは

 日本学士院会員で帯広畜産大学学長、京都大学名誉教授であった西川義正先生から寄付を受けた一般社団法人日本家畜人工授精師協会が基金を創設し、平成3年から協会主催の家畜人工授精優良技術発表全国大会で発表した者の中から、技術の発展向上に顕著な功績があると認められる者、又は授精業務を通じ家畜改良増殖に顕著な業績をあげたと認められる者に対して授与される賞。

これまでの受賞者数:68名、うち長崎県から:5名(平成5、14、23、26、令和6年度)

担当課 畜産課
担当者名 金子、峰
電話番号 直通:095-895-2953
内線:2953