長崎県埋蔵文化財センターでは令和4年度から令和6年度まで、県内離島部の埋蔵文化財の普及啓発及びふるさとの「しま」に愛着を持ち、その魅力を発信できる人材育成を目的として「しまの遺跡の魅力」探求事業を行ってきました。事業では離島部での発掘調査と巡回遺跡展・講演会、また離島部の高校への出前授業・研究支援を行い、令和6年12月にはその総括として長崎県庁で「しまの遺跡の魅力」探求事業成果展及び、高校生の研究成果発表の場として長崎県高校生遺跡フォーラムを開催しました。
本展では県庁で実施した「しまの遺跡の魅力」探求事業成果展の内容を中心に事業の成果を紹介するとともに、長崎県高校生遺跡フォーラムで発表された壱岐高校の研究内容を紹介します。
事業趣旨
長崎県が発掘調査に関わった県内遺跡の出土品等を、壱岐市立一支国博物館のガラス張りとなったオープン収蔵展示室を活用し、テーマを定めて展示することで、調査研究の成果をわかりやすく広報します。
題名
「しまの遺跡の魅力」探求事業成果展 -海を渡った人々の暮らし-
場所
壱岐市立一支国博物館1階オープン収蔵展示室
期間
令和7年3月7日(金曜日)から令和7年6月22日(日曜日)まで
主な展示品
閨繰遺跡(壱岐市)出土遺物、ヌルヘノクチ遺跡(対馬市)出土遺物、相津遺跡(小値賀町)出土遺物ほか
担当課 | 長崎県埋蔵文化財センター |
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担当者名 | 久保田、白石、山梨 |
電話番号 | 直通:0920-45-4080 |