立命館大学食マネジメント学部ガストロノミックスタディプロジェクト(GSP)成果報告会が開催されました

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長崎県では、自然や食などの離島地域におけるビジネスの場としての魅力を発信するとともに、創業、事業拡大を促進し新たな雇用の場を創出することを目的に「しまのビジネスチャレンジ促進事業」に取り組んでいます。

ながさき「しま」のビジネスチャレンジ | 長崎県

立命館大学食マネジメント学部の学生が授業「ガストロノミックスタディプロジェクト(GSP)」の一環として、壱岐市の食文化、観光、地域課題とその取組について学ぶため、9月に壱岐市に来訪され、篠原壱岐市長との意見交換や、市内の食に関連する事業者訪問をされました。

この学びの成果について、12月19日木曜日にWEB上で長崎県、篠原市長、壱岐観光連盟に対して成果報告会が開催され、2チームに分かれた学生の皆様から、若者が壱岐を訪問するきっかけづくりや、関西で壱岐の食の魅力を発信する取組について提案を受けました。

IKI Turnチーム

IKI Turnチームからは、関係人口を創出するため、将来人と関わる仕事をしたい大学生をターゲットとした、新しいインターンシップ制度の創出について発表がありました。

9月の壱岐訪問で、若者を中心とした人口減少などによる、地域産業の担い手不足などの課題がある一方で、壱岐市には豊かな自然や食という強みがあると感じたそうです。

その強みを生かし、ターゲットとする大学生がゼミ旅行などで壱岐市に訪れるきっかけをつくり、島の方々との出会いを創出したいとの発表でした。

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また、訪問後には、Instagramを活用して壱岐市の魅力を発信するなど、実際に行動されている点も印象的でした。

IKI Turnチーム Instagramアカウント

https://www.instagram.com/iki_turn/?hl=ja(外部サイトへ移動します。)

しまごはんフェアチーム

しまごはんフェアチームからは、関西での壱岐市の知名度向上を目指した取組として、「しまごはんフェア」の開催により情報発信を図る取組について発表がありました。

チームは、5月に長崎県の職員が立命館大学で行った講義で壱岐市を初めて知り、関西での認知度が低いと感じたことをきっかけに、食を通じた情報発信による可能性を模索しました。

9月の壱岐訪問では、島の方々から郷土料理のレシピ、作り方について学び、試作や食材の調達、チラシ・メニュー作成などを経て、11月30日に京都市内の飲食店でフェアを開催しました。

運営面では課題もありましたが、観光客が多いエリアで出店し、料理だけでなく壱岐市のチラシ配布やIKI Turnチーム制作の映像を上映する工夫も行った結果、壱岐市の認知度向上につながったとのことです。

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しまごはんフェアの様子

/object/kenkaranooshirase/oshirase/697955.html(内部サイトに移動します。)

篠原市長からの講評

それぞれのチームの発表に対して、関係人口や二拠点居住などの取組や、壱岐市と連携協定を締結している企業との連携した食のPRの可能性などのコメントがありました。

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