包括連携協定について
【協定締結日】 令和6年3月8日 【目的】 【連携事項】 |
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包括連携協定締結式(令和5年度)
令和6年3月8日、テンプル大学ジャパンキャンパスと長崎県は、人材育成や人的交流、本県のグローバル化の推進などを図っていくための包括連携協定を締結しました。
同大学は日本に所在する外国大学(アメリカ・ペンシルベニア州立総合大学)として、国際ビジネス関連分野をはじめ、優秀な人材を多く育成・輩出されているほか、令和5年9月には「観光・ホスピタリティ・イベントマネジメント学科」を新たに創設され、観光分野においても人材育成に取り組まれています。
今後、特に観光分野における人材確保に連携して取り組むとともに、県民の国際感覚の醸成等を図るための交流などについて検討を進めます。
テンプル大学ジャパンキャンパスについて
- テンプル大学は1884年にアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアに設立された州立総合大学です。
- テンプル大学ジャパンキャンパス(以下、TUJという)は、同大学の日本キャンパスとして1982年に東京で開校し、2005年に文部科学省から日本で初めて「外国大学の日本校」の指定を受け、単位互換により日本の大学への編入や日本の大学院への進学も容易になっています。
- TUJでは学部・大学院生を合わせて2800人を超える学生が学んでおり、その約3割が日本人である一方、約7割が外国人となっており、約80か国・地域から集まっています。(令和6年12月時点)
- TUJの授業は全て英語で行われ、大学学部課程では、12分野の専攻学科を設置し、日本でテンプル大学の学士号を取得することができます(内容および取得する単位・学位もアメリカ本校と同等です)。また、令和7年1月には京都キャンパスも新たに開校されました。
学位取得を目的としたプログラム
- 取得学位:文学士号(B.A.)|理学士号(B.S.)|準学士号(A.A.)
- 専攻学科:アート、アジア研究、教養、経済、国際関係、国際ビジネス、コミュニケーション、心理研究、政治、日本語、コンピューターサイエンス、観光・ホスピタリティ・イベントマネジメント
- 大学院教育学研究科取得学位:修士(MSEd in TESOL)|博士(PhD in Applied Linguistics)
- マネジメント修士取得学位:マネジメント修士(Master In Management)
- ロースクール取得学位:法学修士(LL.M.)
学位取得を目的としないプログラム
- アカデミック・イングリッシュ・プログラム
- 生涯教育プログラム&企業内教育プログラム
- 教育機関・関連団体向け英語研修プログラム
主な就職先(2022年春学期から2024年秋学期卒業者の一部)
アマゾンジャパン、伊藤忠テクノソリューションズ、SBCメディカルグループ、NTTドコモ、LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトン・ジャパン、兼松、キヤノン、サイバーエージェント、セイコーグループ、電通デジタル、デロイト トーマツ コンサルティング、BIPROGY(旧:日本ユニシス)、PwCJapanグループ、 星野リゾート、マレーシア航空、ユー・エス・ジェイ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、楽天グループ など
主な連携実績(令和6年度~)
県民向け生涯学習の提供
テンプル大学ジャパンキャンパスでは、学位取得を目的としない「TUJ生涯教育プログラム」を実施しており、長崎県教育委員会が主催する「ながさき県民大学」における連携講座として、語学力の向上、キャリアアップ、個々の興味・関心の追求を目的とした各種公開講座をご提供いただいており、県民のどなたでも特別割引料金でご参加いただけます。
詳細については、こちらをご参照ください。
長崎県内モニターツアーへの参加
令和6年10月、インバウンド施策の推進を目的に実施した県内モニターツアーに、テンプル大学ジャパンキャンパスの学生が参加され、外国人・若者目線の貴重なご意見をいただきました。
TUJ長崎パートナーシップ奨学金の創設
テンプル大学ジャパンキャンパスにおいては、本県との連携協定に基づく取組の一環として、長崎県内に所在地のある高等学校を卒業見込みで、かつ、テンプル大学ジャパンキャンパス入学を志望する高校生を対象とした奨学金制度を令和6年9月に新たに創設されました。
詳細については、こちらをご参照ください。
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- 政策企画課
- 郵便番号 850-8570
長崎県長崎市尾上町3-1 - 電話番号 095-895-2073
- ファックス番号 095-895-2540