このページは、共通のメニューを読み飛ばすことができます。直接本文をご覧になるかたは「このページの情報へ」というリンクをクリックしてください。
サイト共通のメニューへ
このページの情報へ

長崎県ホームページ

 
ページの先頭へ

ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

知事のページ - 長崎県知事 大石賢吾

令和6年2月13日 記者会見

 ●会見内容●

1.福地茂雄氏のご逝去について
2.子育て応援啓発動画「『やさしさ』を考える鑑賞会」について
3.ミモザアカシアについて
4.九州新幹線西九州ルートについて
5.特定複合観光施設(IR)について(1)
6.特定複合観光施設(IR)について(2)
7.特定複合観光施設(IR)について(3)
8.特定複合観光施設(IR)について(4)
9.住民基本台帳人口移動報告について

○広報課長 それでは、引き続き定例記者会見を始めさせていただきます。

1.福地茂雄氏のご逝去について

○知事 それでは、冒頭私から2つお話をさせていただきたいと思います。
 まず1つ目ですけれども、福地茂雄さんのご逝去についてお話をさせていただきたいと思います。
 皆様もご承知のとおりと思いますが、去る1月29日、元アサヒビール社長、また、元N HKの会長であられました福地茂雄様がご逝去されました。福地様は、アサヒビールの経営やNHKの運営などを通じまして、産業の活性化や文化の振興、国民の生活の質の向上のためにご尽力をされてきたところは、皆さんも承知だと思います。それに加えて、NHK大河ドラマの「龍馬伝」の放映等、本県の世界遺産の登録推進といったことなどで長崎県の発展にも非常に大きなご貢献をいただいております。
 福地様にご貢献いただいたことは大きなものがございますけれども、今回、ご逝去されたということで、数々のご功績に対しまして、県民を代表して深く敬意を改めて表したいと思いますし、御霊の安らかなご冥福をお祈りしたいというふうに思います。

2.子育て応援啓発動画「『やさしさ』を考える鑑賞会」について

○知事 もう一つ、子育て応援を啓発する動画についてお知らせをさせていただきます。
 今、子育て応援啓発動画の「やさしさ」を考える鑑賞会といったものをユーチューブに公開しています。テレビCMでも放映されているというふうに伺っています。地域ぐるみで子どもを育てるココロねっこ運動の一環としまして、県と青少年育成県民会議が共同して制作をしたものになります。内容は、子育てをテーマにした劇の鑑賞会を開いて子育て真っ只中の方だったり、今は子育てをしていない方も含めて、幅広い年齢、性別の方に劇の感想をインタビューするものになっています。
 子育て場面の演劇を見た人の感想を通して、子育てにやさしい社会をつくるために一人ひとりができることについて視聴者に考えていただいて具体的な行動を促すような動画になっております。動画では、私も観客の一人としてインタビューに応えております。
 私自身は、劇を見て子育てされている方の頑張りだったりとか、本当に難しさというか、苦しさといいますか、楽しさも含めてですけれども、ご苦労を改めて感じましたし、周囲からのほんのちょっとした気遣いが子育て家庭の大きな助けになるといったことを改めて感じたところでございます。
 県としては、地域のみんなで、先ほど申し上げたとおり、社会で、みんなで育てたいと言いましたけれども、地域のみんなで子育てに関われるように、声かけであったり、手助けがしやすいような雰囲気づくり、環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。
 動画は、今後、ココロねっこ運動関係のイベントや研修等でも上映させていただきますし、行政機関や民間団体などとも連携しながら活用を広げていきたいと思っています。ぜひ多くの方にご覧いただいて、子育てについて皆さんのお考えを練っていただける一つの機会にしていたただければというふうに思っています。
 冒頭、2つ、私からの発言とさせていただいて、あとは質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。

3.ミモザアカシアについて

○知事  最後になりましたけれども、花をお知らせしたいと思います。
 今日はミモザでございます。これは2月から3月ぐらいがお花の時期なんですけど、黄色い玉のような花がついていますが、これは一つ一つ、小さいのがお花になっているそうです。今回、長崎市のほうから頂きました。人に関する感謝とか友情、エレガンスといったような言葉が花言葉になっているそうで、皆さん、「ミモザの日」って知っていますか、3月8日が「ミモザの日」となっています。これは国際女性デーで女性たちの社会における権利であったり、平等への戦いを讃えるものとして女性に贈られるシンボルになっているということです。
 本県では、長崎市、佐世保市、雲仙市、大村市で栽培されておりまして、今回、長崎市からいただいております。そういったところで主につくられているものだと伺っています。ぜひ恋愛や人の思いにまつわるいい言葉が花言葉になっておりますので、大切な人に贈っていただいたり、ご自身でも、ぜひご家庭でも使っていただければと思います。
 すみません。順番が前後しましたけれども、あとはご質問にお答えしたいと思います。よろしくお願いします。

○広報課長 それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。

4.九州新幹線西九州ルートについて

○記者(毎日新聞社) 前回の定例会から引き続きの新幹線ですけど、長崎ルート、未着工区間の新鳥栖〜武雄温泉間のルートについて、佐賀県が検討に値するとしていますが、検討に値するという南回りルート、空港関連のルート、これについてもう一度、長崎県のお考えをお聞かせください。

○知事 ルートに関しましては、前回、お話ししてから様々な報道がございましたけれども、また、ルートについて佐賀県内でも複数の意見があるといったことは承知をしております。
 長崎県としましては、これまでと基本的な考え方は全く変わってないです。フル規格で全国の新幹線ネットワークにつながること、これはもちろん重要だと思いますけれども、これに加えて新幹線効果が最大限発揮されること、これもやっぱり重要だというふうに思います。与党PTだったりJR九州からは、佐賀駅を通るアセスルートが最適とされているというふうに認識しております。その上で利用者の利便性であったり、収支を含めた新幹線事業の事業可能性など、様々な観点から関係者間で総合的に判断をされなければいけないと思っております。
 県としましては、先ほど申し上げたとおり、まずはつながることが重要だと思っておりますけれども、JR九州様であったり与党PTといったところが、最適のルートとしてアセスルートを挙げているといったことは尊重すべきことの一つだというふうには思っております。

○記者(毎日新聞社) もう1点、佐賀県の山口知事との対談の見通しなんですが、現状どうでしょうか。

○知事 調整をずっとしておりますけれども、お互いが議会とか、決して後ろ向きじゃなくて、大変日程調整が難しくなっていて、今は3月を視野に調整をまだ続けております。

5.特定複合観光施設(IR)について(1)

○記者(NHK) まず、IRについてなんですけれども、質問書ですね、観光庁に送られていたものなんですが、その後、何か回答があったりとかはありますでしょうか。

○知事 質問書の回答なんですけれども、2月9日付で観光庁から県の質問書に対する回答として審査委員会の関係資料の送付があったところでございます。
 これは長崎県から送らせていただいていた質問書の個々の項目に対して解説をされたものではございませんでした。審査委員会の関係資料などをもって回答とされているということですので、現在、県においてその内容の精査を行っているところでございます。
 送付していただいた関係資料なんですけれども、申請者である長崎県とKYUSHUリゾーツジャパン株式会社以外の法人に関する情報等、これは非公開の情報が含まれておりますので、申請者限りの扱いというふうに明記をされている状況でございます。

○記者(NHK) その内容を見せていただくとか、そういうのは厳しいでしょうか。

○知事 公開するのは、取り扱いとしては難しいと思います。

○記者(NHK) その審査委員会で出た資料をそのまま送ってきているという形でしょうか。

○IR推進課長 補足して説明いたします。
 観光庁から送付されてまいりましたのが、観光庁が審査委員会で説明をした資料の抜粋になります。

○記者(NHK) 全部で何ページぐらいあるものでしょうか。

○IR推進課長 受領した資料の具体的な内容等については、今、現時点では公表、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。

○記者(NHK) それはいつ頃、お示ししていただけるものになりますか。

○IR推進課長 今後、公表する資料の有無について、先ほど知事から予算の発表がございましたけれども、弁護士等とも協議を行う予定としておりますので、いつ公表されるかということについては、現時点では不明でございます。

○知事 国から公表されるということですね。

○IR推進課長 はい。国からです。

○記者(NHK) 知事は、現物はご覧になっておられますか。

○知事 全ては見れてないです。

○記者(NHK) どういった部分をご覧になられたんでしょうか。

○知事 関係資料、一部は拝見させていただいております。

○記者(NHK) 分かりました。こういう形での回答ということについて受け止めをお願いします。

○知事 まず、まだ内容が全て、今、精査、精読しているところですので、我々の質問に対する答えが全て答えられているのかどうかというところはまだはっきりわかりません。それを踏まえた上で今コメントするのは非常に難しいと思いますけれども、そこはもし不十分なところがあれば、お答えできなかったこととか、お答えいただけるようにとか、そういった働きかけは場合によってする必要があるかなと思います。まずは精読をした上で検討したいと思います。

○記者(NHK) この時期については、一応期限というか、そういうのを過ぎているわけですけども、この時期に返されてきたというのについては、どういうふうにお考えでしょうか。

○知事 そこについて理由をまだ伺ってないのでコメントしづらいところがありますけれども、前回もお話ししたとおり、やはり1月1日に発災をした能登半島地震もありましたし、その対応にあたられていたということも承知をしておりますので、様々な事情が重なったものではないかなとはお察しをいたします。
 ただ、理由については分かりませんので、コメントは差し控えたいと思います。

○記者(NHK) この回答を受けて今後どういうふうに対応されていくかということを聞かせてください。

○知事 まずは精査をして、我々の質問に対する回答が得られているかどうか、そこをまずチェックしたいというふうに思います。それによってもし不十分であるのであれば、そこについての対応が必要になってくると思います。そこがどういったオプションになってくるかというのは、まだ今の時点では確定はしておりませんけれども、まず状況を確認した上で検討したいと思います。

○記者(NHK) ありがとうございます。

○広報課長 ほかにご質問はございますでしょうか。

6.特定複合観光施設(IR)について(2)

○記者(共同通信社) 今の幹事社の質問に関連してなんですけれども、今、2月9日付での回答ということだったんですが、これは県としては、今、回答というふうに受け止めているのか、今後、精査してその辺を、回答かどうかというのを見極めるのか、そのあたりどうなんですか。

○知事 先ほど申し上げたとおり、観光庁からは今回の資料送付をもって回答とするといった旨、伺っております。ですので、まずは回答が送られてきたという認識ではいますけれども、その内容を見て我々が質問を送っていた内容、質問に対する回答が十分にあるかどうかといったものは、先ほど申し上げたおり、今の時点ではっきりしてませんので、まずそこをしっかりと精査をした上で今後の対応を検討していきたいと思います。

○記者(共同通信社) 以前から回答があって初めて次のステップへ進むという話があったと思うんですけれど、9日に回答があって、今日で4日間経過していて、まだちょっと精査段階というのは、ちょっとのんびりしているのかなと正直思ってしまうんですけれど、これ、いつまでに次のステップといいますか、例えば今回回答でないのであれば、改めて国のほうにちゃんとした正式な回答を求めるとかというのも、恐らくこの精査の後になされるかと思うんですけど、次の対応というのは、いつまでにやっていくとかありますか。

○知事 現時点でいつまでにと決まったものがあるわけではありませんが、先ほど言われた4日間のんびりしていたわけでは、私はそうではないというふうに認識しています。担当としても本当に根を詰めて対応いただいている認識でいますし、中では、9日の何時に来たか分かりませんが、10日から13日はお休みだったわけで。

○IR推進課長 9日の14時30分ごろメールで送信されてきましたけれども、先ほどのNHKさんのご質問にもありましたけれども、送られてきた資料のボリューム等を含めて、どのような作業をこの3連休でやってきたかというのは、私たちのみで作業をやっていますので、弁護士協議を含めてのんびりしているという評価には当たらないと認識をいたしております。

○知事 私の思いとしては、一日も早く、しっかり説明責任をまず果たすといったことも大切だと思いますし、それを踏まえてどういう方向性にするのかという判断もしていかなくちゃいけないと。その問題意識は持っておりますので、そこは、何といいますか、答えられない部分もありますけれども、いましばらく時をいただければというふうに思います。

○記者(共同通信社) 最後に、行政不服審査法に基づいた審査申立、審査申請というところの選択肢は、まだ残っているという認識でいいんでしょうか。

○知事 選択肢の一つだとは思っています。

○記者(共同通信社) 分かりました。とりあえず以上です。

7.特定複合観光施設(IR)について(3)

○記者(朝日新聞社) 先ほど、予算のところでも聞きましたIRの関係ですけれども、まず一つ、今、話が出た行政不服審査の話、3か月ですかね、期限が国としてありますけれども、早いもので、もう2月も終わろうかとしていて3月で3か月になるということで、結構時間的に、そこを見れば結構迫っている感じがするんですけれども、今のお考えのような対応を一つ一つやっぱり丁寧に進めながら、ぎりぎりになっても判断していくというような感じですか。

○知事 期限があることは事実でございますけれども、まずはしっかりと対応していかなくちゃいけない。今おっしゃってくださったように丁寧にしていかなくちゃいけないと思っています。
 その中で不服審査といったものが選択肢の一つとして排除することは、もちろんこれはできないわけですけれども、今後も県議会をはじめ関係者の皆様方、また、法務面を含めて様々な方々のご意見を聞きながら判断をしていきたいと思います。

○記者(朝日新聞社) ほかに取れるオプションというか選択肢というのは、当面それ以外はないということでしょうか。

○知事 今の、我々、何か一つの行為のためにやっているわけではございませんけれども、まずはしっかりと我々が状況を理解するといったこと、それに加えて県民の皆様に説明すること。それに基づいて今後の判断をしていくこと。その判断をしていくことの中に今おっしゃってくださったような不服審査に関する、やる、やらないの選択肢があるんだろうと思いますので、全体としてそこだけではないのかなと思います。

○記者(朝日新聞社) 観光庁、国から送ってきたものというのは、先ほど観光庁が審査委員会で説明した資料の抜粋というふうなことでおっしゃられましたけれども、ここには観光庁の何がしかの評価も一定含まれるものなのか。評価とか含めずに単純に長崎県はこうだよというのを説明した資料そのものの抜粋なのか、それは意味合い的にはどういうものなんですか。

○IR推進課長 お尋ねの送付された資料の内容等については、今、公表できる状況ではございませんので、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。

○記者(朝日新聞社) 観光庁が説明した資料の抜粋といったら、長崎県が提出したものとほぼほぼ同じものが、そのまま送り返されてきたみたいなことにもつながりかねないので、それだったら送り返してきてもあんまり意味がないのかなと思ったんですけれども、そこも含めて、評価を含んでいるかとか含まないとかも含めて現時点では答えられない、言えないというようなことですかね。

○IR推進課長 そのようなご理解で結構です。

○記者(朝日新聞社) ただ、長崎県さん側から見て一定何らかの判断があったんだろうというのが酌み取れるものではあるということでいいんですか。要するに、精査すれば、酌み取れるようなものであるという理解でいいですか。

○IR推進課長 一応、観光庁から送付された資料をもって観光庁が回答するとおっしゃっていますので、私たちは、その資料を受け取って、IR事業者と一緒になって、その送付された資料を読み込んでいくと。で、我々独自の判断を今後調整していくということになろうかと思います。

○記者(朝日新聞社) 分かりました。あと、先ほど予算のところでもちょっとお伺いしましたけれども、断念しない以上は、今の話にも出ました事業者さんだとか、あと、土地を持っておられるハウステンボスさんとかとの関係の継続というのも続けて、少なくとも断念するまで続けていかなくちゃいけないと思うんですが、そこのところ、特にハウステンボスとは今どういう状態にあるんですか。契約としては、多分年末の段階で、国から審査ではねられた段階で、一旦、県とハウステンボスさんとで結んだものが白紙になるみたいな、そこで一旦区切りになるみたいな理解をされているという話もあったんですけれども、実際のところ、ハウステンボスさんとはどういうやり取りをして、どういう状態にあるのかというのは、どうでしょうか。

○IR推進課長 先ほどお尋ねにありましたとおり、ハウステンボスとの土地の売買予約契約については、12月27日の「認定されない」という結果をもって失効した状況になっております。

○記者(朝日新聞社) 要は、その状態だとハウステンボスさんが別の事業をこれからするから、もう土地は別の目的で使いますというふうに決めてしまったら、もう計画自体、再チャレンジの芽が、チャンスが回ってきても難しくなってくるかと思うんですけれども、そこは、そういう状態のままで知事としても了とされておられるんですか。

○知事 私が了としてできることでは、権限が及ぶ範囲ではないと思います。そこはハウステンボス様のお考えがあると思います。

○記者(朝日新聞社) そこで何がしか、とりあえずもう少し判断を待ってもらえるような交渉とかいうのも、特には今のところ、されてないということでよろしいですか。

○IR推進課長 この1月以降、知事はじめハウステンボスの会長、社長とは、これまでの間の事業協力へのお礼と、今後については、県議会の全員協議会等でも議論になっていますけれども、関係皆様のご意見を含めて、観光庁からの回答を踏まえて検討するという状況ですし、私も今月、高村社長と面会して、その旨お伝えしておりますので、今後の件については、これからということで認識をいたしております。

○記者(朝日新聞社) 分かりました。じゃ、特に具体的に何か契約とか、何かしら具体的な関係継続のための、とりあえずは県の現在の立ち位置、立場というのを説明しながら理解を求めている、そういうことだということでよろしいですかね。分かりました。ありがとうございます。

8.特定複合観光施設(IR)について(4)

○記者(長崎新聞社) 引き続きIRのことで確認なんですけど、その観光庁から届いた回答、そういった資料を精査しているという中で、誘致先の佐世保市も加えてそれをされているのでしょうか、そのあたりはどういう状況ですか。

○IR推進課長 2月9日に送付された通知については、佐世保市とも共有をいたしております。しかしながら、添付されてきた審査委員会での説明資料等については、申請者限りということで明示がございましたので、私ども県とIR事業者限りで把握しておりますので、佐世保市とは共有はいたしておりません。

○記者(長崎新聞社) そのあたり、あと県議会のほうにどのように説明するのかというのは、どういうふうにお考えでしょうか。

○IR推進課長 本日、議会運営委員会等で2月議会の説明等がなされたと認識しておりますので、本日14時半ごろ、全議員へ国からの回答の通知文は一斉にメールでご案内したところでございます。

○記者(長崎新聞社) 次の定例会の中の委員会などでそのあたりを審査するというか、議論してもらうとか、そういったことは特に考えてないんでしょうか。

○IR推進課長 本日、国からの回答の通知を送付いたしましたので、今後、一般質問ですとか、常任委員会等での議論には及んでくるものと想定いたしております。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。あと、関連して新年度のIR推進課の体制なんですけれども、組織やその人員とか、そういったものをどのように考えられているのか。まだ先行き見えないところもありますけど、現時点でお考えがあれば教えてください。

○知事 まず、体制ですけれども、審査結果を受けて、6年度のIRに関する組織体制は、国と調整が必要だったりとか、情報開示等に関する対応など、業務に応じた規模にすることを今の時点では検討しています。

○記者(長崎新聞社) 業務に応じた規模というのは、基本的に縮小するという理解でいいんでしょうか。

○知事 その可能性もあると思います。業務がどういったものになるか等しっかり見極めながら、今後、組織については決めていきたいと思います。

○記者(長崎新聞社) 縮小も含めて検討していくことになるだろうということですね。分かりました。ありがとうございます。

○広報課長 ほかにご質問、ございますでしょうか。

9.住民基本台帳人口移動報告について

○記者(長崎新聞社) 1月下旬に総務省が発表した人口移動報告で、転出超過が6,439人、全国ワースト5位と。そのことについて、前年よりも悪化したと思われますが、どう受け止めるかを教えてください。

○知事 受け止めとしては、大きな課題だと思っていますので、今回の数字、転出超過だということについては、重く受け止めています。ただ、住民基本台帳人口移動報告だけでは移動の理由や背景が分かりませんので、そういったところも含めて、今後、長崎県異動人口調査であったり、移動理由アンケートなど、それらと併せて分析して要因の把握をしていきたいと思っています。

○記者(長崎新聞社) わかりました。ありがとうございます。

○広報課長 ほかにご質問、ございますでしょうか。では、以上で知事の定例記者会見を終わらせていただきます。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ