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知事のページ - 長崎県知事 大石賢吾

令和5年4月28日 記者会見

 ●会見内容●

1.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(1)
2.G7長崎保健大臣会合開催に伴う警戒警備・交通対策への協力依頼について
3.ニセ電話詐欺被害防止対策について
4.ストロベリーワルツついて
5.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(2)
6.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(3)
7.特定複合観光施設(IR)ついて(1)
8.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(4)
9.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(5)
10.統一地方選挙について(1)
11.石木ダム建設事業について
12.ChatGPTについて
13.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(6)
14.核のごみについて
15.G7長崎保健大臣会合について
16.特定複合観光施設(IR)について(2)
17.統一地方選挙について(2)

1.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(1)

○広報課長 それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。

○知事 よろしくお願いします。ちょっとコサージュを今取りに行っていますので、後でお話はさせてください。
 まず、冒頭に3つだけお話をさせていただきたいと思います。
 1つ目は、新型コロナウイルスに関しましてです。
 昨日、国において、5月8日からの5類移行が正式に決定をされました。これまで、県民の皆様のご協力と医療に携わる皆様、また、高齢者施設等に従事する方々のご協力とご尽力によって、これまで8回にわたって感染拡大の波がきましたけれども、それを乗り越えて今があるというふうに思います。それについては、まず、深く感謝を申し上げる次第でございます。
 この間、県民の皆様、事業者の皆様には、外出制限であったり、営業時間の短縮、また、様々なお願いをさせていただきました。大変ご負担もかけたというふうに思っております。特に、子どもたちには、一斉休校であったり、学校行事の中止といった、地域社会を守るために過度の負担を強いざるを得なかった点もあったかと、心苦しく思っております。
 一方で、オミクロン株の特性を踏まえた上で、特に私の就任以降は、一部の医療機関に患者が集中する、そういったことがないように、現状は早急に改めるべきというふうに考えて、全国知事会等を通して5類移行に向けて早急に検討してほしいということを国に要望してきたところでございます。
 このたび、ようやく5類感染症に見直されるということになりまして、感染対策は個人個人の判断に委ねられることになります。また、幅広い医療機関でコロナ患者に対応いただく仕組みに移行するということになります。この移行に伴って、これまで実施してきた各種施策の多くは終了いたしますけれども、相談対応や高齢者施設等における感染対策など、必要な対策は、当面の間、継続をしたいと考えております。また、県民の皆様に不安や混乱が生じないように努めてまいります。詳細につきましては、この記者会見が終わった後に、改めて担当部局から説明をさせていただく予定としてございます。
 私からは、基本的な考え方と、県民の皆様、医療関係の皆様に対してお願いをさせていただきたいというふうに思います。
 この資料をご覧になりながらお話を聞いていただければと思います。
 まず、繰り返しになりますけれども、1枚おめくりいただきまして1ページ目、5月8日から、新型コロナウイルス感染症は、季節性のインフルエンザ等と同じ5類感染症というふうに見直しがなされます。
 これによって、感染対策ですけれども、これまでは法律に基づいて行政が様々な要請を行いながら関与をしていく形でございましたけれども、5月8日以降、主体的な選択を個人であったり、また事業者の皆様に判断をしていただく形となります。
 「県民のみなさまへ」と下に書いておりますけれども、これからは個人による自主的な感染対策となりますので、本人の意思に反して感染対策を強いることがないようにお願いを申し上げます。また、事業者の感染対策につきましても、実施の要否につきましてはそれぞれの事業者の判断となりますので、ご理解をいただければと思います。
 続きまして2ページ目、基本的な感染対策の見直しとなっておりますけれども、基本的な感染防止対策は変わりません。ですが、これから、個人や事業者の判断に委ねることが基本となります。マスクにつきましても同様でございますので、皆様もご理解をいただければというふうに思います。
 下の方に「感染者の療養期間等の見直し」と書いておりますけれども、これまでは感染症法に基づいて要請を行っておりましたけれども、今後は推奨という形になります。感染者の療養期間の目安としましては、発症翌日から5日間、かつ軽快後1日程度ということになります。また、感染後10日間はマスク着用、濃厚接触者の特定はしないというふうな方針となっております。これは、これまで要請でしたけれども、繰り返しになりますが、これはあくまで推奨ということですので、その点ご理解いただければと思います。
 医療提供体制についてもお話をさせていただきます。
 冒頭触れましたとおり、これまでは限られた医療機関によって特別な対応をされてきましたけれども、5月8日以降は、幅広い医療機関によって自律的な通常の対応に切り替わっていきます。
 そこで、県民の皆様にお願いでございます。発熱など、コロナ感染の疑いがある場合も、通常の疾患と同様に、かかりつけの先生を含めて、近くの医療機関に連絡をして受診をお願いいたします。この際、受診相談センターにつきましては9月末まで継続をする予定としております。5類移行後は、ほかの疾患の患者様とコロナ感染者の方が同じ病棟になったりすることもあるかと思います。その点もご理解いただければというふうに思います。
 4ページには、5類感染症移行後の発症から受療、療養の流れをお示しさせていただいております。右側上のほうに発熱等の症状が出たらということ、または検査キットで陽性となった場合、症状が軽い場合は、左の縦線がありますけれども、症状が軽い場合、自宅での療養をしていただくと。受診をご希望される方は、先ほど申し上げたとおり、かかりつけの先生に電話相談をする。かかりつけの先生がいない場合は、お近くの医療機関に事前にお電話をしていただければというふうに思います。ここで、正当な理由で、もし患者さんが診られないということでありましたら、医療機関が診療機関、診療可能な別の医療機関をご紹介するというふうになっております。
 お近くの医療機関をお探しの方は、医療機関の検索サービスサイトがございます。「長崎医療機関情報システム」というものがありますので、参考にしていただければと思います。
 その後、医療機関を実際に受診していただきまして、そこはもう先生としっかりお話をしていただいて、自宅療養、また入院が必要な場合は入院という流れになります。
 一つ、右下に点線で囲ってございますけれども、医療費についてお知らせもしておきたいと思います。基本的には自己負担となります。自己負担となりますけれども、高額医療制度につきましては、自己負担限度額から原則2万円を減額した額を自己負担となります。また、治療薬につきましては、コロナ治療薬については公費負担という形になるそうです。
 最後に、医療提供体制についてということで、医療機関の皆様へ最後に書かせていただいております。
 まず、1つ目ですけれども、入院病床の確保であったり、感染者の診療など、これまで本当にご協力、ご尽力いただいた医療機関の皆様、本当にご苦労もあったし、制限もあったし、表には出ていない我慢も多くあったと思いますけれども、その中で県民の命、健康を守るためにご尽力いただいたことについては、厚く感謝を申し上げます。
 5類移行後は、インフルエンザを含めた風邪症状等の疾患と同様に、幅広い医療機関の皆様に患者を受け入れていただくことが、まず基本となります。正当な理由で患者さんの受け入れができない場合、これについては診療可能な医療機関をご案内いただければというふうに思います。これまで行政が担ってきた入院調整というものは、今後は医療機関間で行っていただくことになります。ご理解とご協力をいただければというふうに思います。
 コロナについては以上で、残り2つですね。

2.G7長崎保健大臣会合開催に伴う警戒警備・交通対策への協力依頼について

○知事 県警本部からお話を預かっておりますので、ご紹介をさせていただきます。
 1つ目は、5月13日と14日の2日間、出島メッセ長崎において、いよいよ開催をされますG7長崎保健大臣会合の警備に関連した県民の皆様へのお願いということで2点あります。
 1点目が警備関係でございます。テロ等の不測の事態の発生を未然に防止するために、期間中、警戒警備を一層強化するということだそうです。
 県民の皆様には、いつもと違う、何かおかしいなという違和感がある不審な人物や物件を見かけられた際には、迷わず110番等で警察に通報していただきますようご協力をお願い申し上げます。また、期間中、警備警戒を行っている現場でありましたり、その周辺におきまして、警察官から安全上の指示が出された場合には、指示に従って速やかに行動していただきますようお願いを申し上げます。
 そして、2点目は交通関係でございます。会場等、会合関連施設の周辺では、期間中に交通規制が実施されるなど、交通渋滞が懸念をされます。長崎市中心部で期間中に自動車の利用を予定される方や、業務で車両を使用される事業者の皆様には、交通渋滞の緩和のために、可能な限り使用日時の変更等をご検討いただきますようご協力をお願いいたします。
 交通規制情報につきましては、県警のホームページに載せているそうですので、ご確認をお願いいたします。安全な会合開催と、安全・安心な県民生活の確保に向けて、皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

3.ニセ電話詐欺被害防止対策について

○知事 2点目になります。2つ目は、ニセ電話詐欺被害防止対策についてでございます。
 長崎県内のニセ電話詐欺の被害は、今年1月から3月までに29件発生しております。被害額も約6,600万円となっておりまして、そのうち5件、約2,000万円の被害は固定電話をきっかけとしたものだそうです。また、今年に入ってからは、従来からの市役所職員をかたるケースに加えて、防犯協会であったり、民生委員などをかたる不審電話が県内で相次いでいるそうです。
 県警では、今年度も、本県出身の前川 清さんに「ニセ電話詐欺等被害防止広報大使」を委託しまして、広報、CMなどを通じて県民の皆様に被害防止について訴えていただく予定とのことです。
 また、NTTにおかれましても、ニセ電話詐欺被害防止のため、70歳以上の契約者、または70歳以上の方と同居している契約者の回線を対象に、ナンバーディスプレイサービスとナンバーリクエストサービスを無償化する取組を5月1日から実施をするということです。
 ナンバーディスプレイサービスでは、電話をかけてきた相手の番号がディスプレイに表示をされます。身に覚えのない番号であったり、番号非通知の電話への警戒を強めることができるということで、被害防止につながるものと考えられます。
 また、ナンバーリクエストサービスは、番号非通知で電話をかけてきた相手の方に対して、電話番号を通知してかけ直すようにという音声メッセージで応答するサービスでございます。ナンバーディスプレイ機能がない電話機を使われている方でも利用することができるそうですので、被害防止に効果的と考えられますので、どうぞご利用をご検討いただければと思います。
 県民の皆様におかれましては、ぜひ、ニセ電話詐欺等の犯人グループから電話を受けない対策として、こうしたサービスを利用していただければというふうに思います。
 一応2項目、私からお話をさせていただきました。

4.ストロベリーワルツついて

○知事 本日の花ですけれども、バラでございます。「ストロベリーワルツ」というピンクの花で、今日は南島原市の生産者の方からいただきました。花が大きくて日持ちがいいというのは本当に高品質の特徴で、この生産者の方々も、燃油だったり、肥料とか高騰が続いている中で、本当に日々頑張ってくださっているところです。
 この1本の茎から分かれて複数の花が咲く、スプレーバラと呼ばれるそうですけれども、バラ、いつも言っている花言葉は、色だったり本数だったりで変わるということでございます。ただ、スプレーバラの花言葉もありまして、「愛情」だったり「包容力」、また「告白」というものがあるそうです。
 今後、6月2日は「ローズの日」ということ、また6月18日が父の日でございますので、そういった機会にも、ぜひお花を利用いただければというふうに思います。
 長くなりましたが、以上、冒頭からの私のお話とさせていただきます。

○広報課長 では、幹事社さんのほうから、ご質問をお願いします。

5.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(2)

○記者(長崎新聞社) コロナの考え方の部分で、知事も冒頭におっしゃっていましたけど、子どもたちにこれまでいろいろな制限があったかと思うんですけれども、学校生活だったり部活動だったり、その辺はもうコロナ以前に戻るようなイメージというか、考え方でしょうか。

○知事 基本的にそのとおりですけど……じゃあ、私から話しましょうか。
 濃厚接触者の特定はまず行われないと、さっきお話しましたとおりでございます。あと、同居しているご家族に陽性者が出た場合でも、発症していない場合は特段、同じにみなすとかいうこともありませんし。
 文部科学省の通知が本日きたということで、例えば学校ですと、学校保健安全法というものでインフルエンザの時に休んだりとかありますけど、それで同じような扱いで、発症して5日間と軽快後1日までですかね、それで出席を止めると。あとは、疑われる場合でも校長の判断でそれはできるということですので、5類の対応という形になると思います。
 これからも、基本的に感染防止対策はそれぞれの環境でやっていただくことになると思いますけれども、特段、これまであった感染法上の要請等々はなくなるという認識でおります。

○記者(長崎新聞社) あと1点。ゴールデンウィークがもう始まるというところで、改めて県民の方にメッセージというか、どういうふうに過ごしていただきたいというのをお願いします。

○知事 これまで数年間、自粛もあった中ですけれども、いよいよゴールデンウィークですね。全くその要請がない中でくるということですので、皆様には楽しんでいただければなと思いますけれども、その中でも、大臣もおっしゃっていましたけれども、コロナが移行するといっても、なくなるわけではございませんので、やっぱり感染防止対策をそれぞれでやっていただきながら楽しんでいただければというふうに思います。

○記者(長崎新聞社) まず、5類化ということで、県民アンケートとかしてみますと、非常に両方の意見が。この前、210件ぐらいきたんですけど、回答がすごくあって、「ありがたい」とか、「やっと元の生活に戻れる」という前向きな話と、さっき知事もおっしゃいましたように、コロナのウイルス自体が変わるわけじゃないので、非常に怖いという意見が、特に基礎疾患を持った方や高齢者から多くきています。
 そういった中で何となく、正しい知識をもって正しく怖がるということをできればいいと思うんですが、そこをどう啓発していくのかという部分と、やはり分断された部分について今後どうやって元に戻していくかというところを、知事としてのお考えがあれば聞きたいと思います。

○知事 おっしゃるとおりで、正しく恐れるといいますか、実際どういった状況になっているのかと知ることは大切だと思いますので、例えば重症化率がどうとか、持てるものは出していきたいと思いますし、皆さんにも、おっしゃるとおり感染がなくなるわけではありませんから、そういった正確な情報を可能な限り発信をしながら、自分と大切な人の健康を守りながら過ごしていただけるようには努力していきたいなと思います。

○記者(長崎新聞社) もう1点なんですけど、マスクが3月13日から自己判断と、それから学校においては4月1日から自己判断ということになりましたけれども、周囲を見ていても、自分の子どもに聞いても、マスクを外している人はほぼいないという状況です。学校でもですね。一般社会を見てみても、専門家に聞くと、外でマスクをすることはほぼ意味がないということを皆さんおっしゃっているにも関わらず、外のマスクの率が非常に高いなと思っています。
 そこについて、知事は積極的に、外せる場面は外していらっしゃるように感じるんですが、何か、個人的な話をしても仕方ないですけど、もっと緩めていいんじゃないかと、場面、場面でですね、思うんですが、そこがなかなか浸透しないので、何かお考えとかメッセージがあれば、お願いします。

○知事 まず、ご本人の決断、判断ですので、そこについてはコメントは差し控えたいと思いますけれども、つけている方にもコロナだけではない方もいらっしゃいますので、花粉だったりとか、いろんなものがございますので、それは本当に一概には言えないんじゃないかなというふうに思います。だけれども、不安については、そういった専門家の方の知見であったりとか見識だったり、そういったものを踏まえながら、各個人でご判断いただければというふうに思います。
 私個人は、積極的に外せるところは外していきたいなと思っています。

6.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(3)

○記者(NIB) 先ほどのコロナの情報発信というところも関連すると思うんですが、今後、すごく感染が広がった時であったり、幅広い医療機関で受け入れるとしても逼迫する可能性は十分まだ残っていると思うんですが、そういう場合の県としての何か注意喚起であったり、今まであったような県民への呼びかけの仕方というところ、警報なのか何なのか、そういったところを出すというところのお考えというのはいかがですか。

○知事 これまでやってきたような感染法上の要請ということは今後はなくなりますので、そこはまず大きな違いかなというふうに思います。
 これまであったような、行政が一辺倒でこちらから求めるといった形よりも、各個人と医療機関間で調整を行うような自律的な対応になっていくと思いますので、まず、第一は波がこないように、皆さんに感染防止対策はそれぞれで気をつけていただくことはもちろんですけれども、幅広く医療機関にも対応いただけるような形であったり、福祉施設とかも可能な限り平時から、これまでの取組から学んだことを生かして、対応力を高めていけるような取組は継続してやっていきたいと思います。

○記者(NIB) ありがとうございます。

7.特定複合観光施設(IR)ついて(1)

○記者(NIB) 別のことで1点。先日から出ているIRのことについて、現状何か進捗などありましたら教えてください。

○知事 前回の記者会見以降も継続して情報収集を行っていますが、特段、新たにお話しできることはありません。

○記者(NIB) ありがとうございます。

○広報課長 では、ほかに質問はございませんでしょうか。あられる方は、挙手をお願いします。

8.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(4)

○記者(西日本新聞社) よろしくお願いします。先ほど、冒頭の発表でもありましたけれども、幅広い医療機関で受診ができるようになるということだと思うんですけれども、正当な理由なく「うちは診療しませんよ」というような対応が、ひょっとしたら出てくるかもしれないと思うんですが、その辺は何か県としての情報発信であったりとか、説明であったりとかというのは、どういうふうに進めていかれるおつもりでしょうか。

○知事 今のところ……もちろんあると思います、それぞれの事情はおありになると思いますので、どうしても感染症対応ができないとか、今後やっていくんだけど時間が必要だとか、そもそも予約制にしているのでとか、いろいろあると思います、事情はですね。そういった事情があってもちゃんと診ていただけるように、協力要請は継続してやっていきたいと思いますし、先ほど申し上げたとおり、正当な理由があって断る場合は、やむなく断る場合は、その医療機関が、受診できるところをご紹介していただくと、そういう方針になっていますので、そういった受診できる医療機関というところを我々としてもしっかりと把握をして、可能な限り共有をしていきたいというふうには思っています。

○記者(西日本新聞社) ありがとうございます。

9.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(5)

○記者(KTN) よろしくお願いいたします。今回、新型コロナの5類への移行というのもあると思うんですけれども、水際対策も大分緩和されてきまして、長崎県でもクルーズ船の受け入れなど進んでいますが、5月8日以降、さらに何か対策を変えていく部分があるとか、変更があれば教えていただけないでしょうか。

○知事 特段…水際対策。一つあるのは、旅行支援のお話…

○総務部長 現状ありますのが、直接的な関係ではありませんけれども、旅行支援の関係が、昨日、もう夜だったと思いますけど、通知がまいりまして、基本的には、5月8日以降、今、陰性証明だとか、ああいうものを求めているところは今後求めないという話がございました。
 また、県としての事業の終わり方といいますか、というところはこれからまた、決まり次第に随時発表させていただくと。
 水際対策のほうは、港湾管理という観点では、やはり対応を行っていくべきところがありますので、そこは国との協議が整い次第変えていくという形になりますし、それ以外の本当に水際対策のところは、国のほうで今発表されているのが全てだという形になります。

○記者(KTN) 分かりました。ありがとうございます。

10.統一地方選挙について(1)

○記者(KTN) それから、さきの統一地方選挙で長崎市、そして佐世保市など、トップが代わったり、新たな顔ぶれとなったところがありますけれども、今後どういうふうに連携を図っていきたいというふうにお考えか、そのあたりをお聞かせいただけますでしょうか。

○知事 当選された皆様方には、これまでのご経験だったりとか、強い思いをお持ちになった方々だと思いますので、ぜひ、その思いを形にできるようにご活躍をいただきたいというふうに思います。
 各候補の中には、県との連携ということを訴えてくださった方々もいるというふうに承知しておりますので、まずは、そういった方々とコミュニケーションをしっかり、言っていなくてもコミュニケーションをとっていくことになると思いますけれども、しっかりとそれを具体化していけるように、まずはお話をしていきたいなと、疎通を図っていきたいというふうに思います。

○記者(KTN) 分かりました。ありがとうございます。
 現時点ではまだ、特にお顔を合わせて具体的にお話ししたとかいうのはない…

○知事 昨日、鈴木市長に来ていただきました。表敬をいただきました。会合でも、鈴木市長とは何度かお会いしました。

○記者(KTN) いろいろなお話はこれからということですね。

○知事 はい。

11.石木ダム建設事業について

○記者(KTN) それともう1点、石木ダムについてなんですけれども、先日から、柵などをこれ以上、設置しないように、など通知も出されていましたけれども、今後、県としてどういうふうに対応して向き合っていくのか、また、ご説明に伺う予定などがあるのかなど、何かございましたら教えてください。

○知事 これまでと何ら変わりはありません。まずは工事工程に沿って進めるということは大切だと思いますし、県民の皆さんの安全・安心を守るというのは行政の責任だと思いますので、そこはしっかりと進めていくということです。
 ですけれども、これまでもずっと申し上げてきたんですけれども、理解を得ると、現地の方々の理解を得るということもやっぱり、それはどんなに難しくてもやっていくべきだろうというふうに考えておりますので、引き続き、コミュニケーションをとる努力をしながら進めていきたいというふうに思います。

○記者(KTN) 分かりました。ありがとうございます。

12.ChatGPTについて

○記者(時事通信社) よろしくお願いします。先週の21日、県庁でChatGPTの活用に関する県職員さん向けのセミナーが開催されましたけれども、県庁で活用するということを前提で開催したわけではなく、導入した場合のメリットやデメリットなどを考えてもらうための、あくまで勉強会ということだったようなんですけれども、知事は、県庁でのChatGPTの活用の可能性について、どのようにお考えでしょうか。

○知事 可能性はあるというふうに思います。ただ、それについてどういった課題があるのかということをしっかりと精査する必要があると思いますので、それを主眼に置いたお話し合いを進めていく必要があるかなと思います。

13.新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(6)

○記者(NBC) 知事は、知事選の時の公約で、コロナの対策をやりますということを力強く訴えられてきたかと思います。そうした中で今回、一定のめどが立って、新たなステップにいくということで、率直な今のご感想を聞かせていただきたいんですけれども。

○知事 冒頭に申し上げたとおり、これまで長きにわたって、本当に県民の皆様、関係者の皆様に、ご尽力もいただきましたし、負担も強いてしまいました。それについては本当に心苦しく思うとともに、感謝を申し上げたいと思います。
 このコロナのパンデミック、今回は8回の波がありましたけれども、その一連の流れを受けて、我々としてもしっかりと振り返ることも必要だろうというふうに思います。それは各業界だけではなく、行政として何ができたのか、何ができなかったのか、今後また新たに新興・再興感染症が起こった時に、どういうことをすべきなのかといったところをしっかりと学び取っていくことが、我々の責任だろうと思いますので、そこはしっかりと機を捉えてやっていきたいと思います。

14.核のごみについて

○記者(共同通信社) すみません、またちょっとそのテーマなんですが、対馬市での核のごみの件で1点お伺いしたいです。
 今、現時点で、対馬市の商工会のほうで、核のごみ最終処分地に向けた文献調査を市の議会のほうに請願書を提出するという動きがあります。今、現時点で文献調査をしている自治体さんとしては、北海道の2町村さんがあって、鈴木知事は、当初から文献調査も含めて否定的なお立場をとっておられたんですが、現状、知事、この動きについてはどういったお考えをお持ちでしょうか。

○知事 すみません、今、現状を詳細まで把握していなくてですね、なかなか申し上げるのが困難でございます。

○記者(共同通信社) 分かりました。
 このゴールデンウィーク2日、3日に西村環境大臣が長崎入りされます。3日には対馬市のほうで知事もお会いされると思うんですが、本件について、何か大臣と議論する予定なんていうのは、今、現時点でありますでしょうか。

○知事 議論する内容ですか。

○記者(共同通信社) この核のごみの問題について、何か議論をされる予定というのはありますでしょうか。

○知事 すみません、具体的なその内容を、まだ私も把握していません。

○記者(共同通信社) まだ分からないということですかね。

○知事 後ほど、担当者からご連絡します。

○記者(共同通信社) 分かりました。

15.G7長崎保健大臣会合について

○記者(日本経済新聞社) 2点お伺いします。まず、冒頭にも警備の話がありましたG7の保健大臣会合ですけれども、近づいてきましたので、改めて報道することになると思うんですけれども、まず、現時点で、いわゆる受け入れとかおもてなしも含めて、どのような状況かということをお話しください。

○知事 それは担当からいいですか。いますか。G7担当、いますか。
 まだ、日程は、詳細はきてないというふうに認識をしておりますけれども、すみません、調整状況は話せますか。

○県警本部サミット対策課次席調査官 警備の関係ではなく、全体の会合の関係ということですか。

○記者(日本経済新聞社) そうです。知事、前の会見でも日付などおっしゃっていたので、長崎大学がプレイベントをするとかなども含めて、今の段階で、こういう受け入れ体制になっていて、期待しているなり何なり、そういうようなコメントがあればいただきたいということです。

○知事 日程の詳細等々は、まだ、先ほど申し上げたとおり、まだきておりませんけれども、それに付随する形、付随しているのか、ちょっと判断は難しいですけれども、その周辺前後に様々な動きは出てきていると思いますので、そういった動きを点々ではなく、しっかりと面で一致団結して、できる限り盛り上げていけるように。あと、特に長崎県の魅力、これまで培ってきたものを世界の要人の方々に知っていただく、本当にいい機会だと思いますので、そういったところはできる限り、余すことなく伝えられるように努力していきたいなと思います。

○記者(日本経済新聞社) ありがとうございます。何回かそういうことをおっしゃっているので、あえて感染症なども含めて、長崎は出島の伝統もありますし、そこら辺をこういうふうにアピールしたいとか、もしあればですね、この機会に改めてお願いします。

○知事 本当に感染症に関するその分野での実績とか、これまでの経緯というのは、本当にすばらしいものがあると思っていますけれども、先ほど申し上げたんですけれども、やっぱりこれから、これを踏まえてしっかり評価をしていくべきだろうというふうに思います。それは行政だけではなく、やっぱり医学的にはどうなのかとか、社会的にはどうなのかとか、そういった多角的な視点で感染症研究、感染症医学というところの素地があるこの長崎県だからこそ、その振り返りができるところでもあるかなと思いますので、そういったところはいろんな関係者にご協力いただきながら、振り返りをやっていきたいなというふうに思います。これはG7に向けたものではありませんけれども、そういった取組も今後やっていきたいというふうに思っています。

○記者(日本経済新聞社) どうもありがとうございました。

16.特定複合観光施設(IR)について(2)

○記者(日本経済新聞社) もう一点は、幹事社さんからもご質問があったIRの件なんですけれども、状況については国からの情報もあっているのは分かっておるんですけれども、ただ、既に認定を受けた大阪のケースでいきますと、60%ぐらいの得点で、なおかつ依存症対策であるとか、防災対策であるとか、幾つかかなり注文がついて、これは我々もあまり、こんな注文がつくというのは予想してなかったんですけれども、この大阪のプランに対する注文、これをどのような感想を持たれましたでしょうか。

○知事 すみません、詳細まで全部把握してないんですけれども、しっかりと審査をされているんだなという印象を受けました。それを踏まえて、我々も国から対応を求められればしっかり取り組みたいと思いますし、実現に向けて引き続き頑張りたいと思います。

○記者(日本経済新聞社) 以上です。ありがとうございました。

17.統一地方選挙について(2)

○記者(毎日新聞社) 鈴木市長と面会されたということです。どういった内容を話し合われたとかは、言える範囲で伺ってもいいでしょうか。

○知事 表敬でございます。就任の挨拶です。

○記者(毎日新聞社) まだ特段、県・市連携の具体的な政策の中身とかまでは、お互いに話し合ったりとかはないということですか。

○知事 これから、できる限り早い段階でやっていきましょうという話をさせていただきました。

○記者(毎日新聞社) 分かりました。あと、鈴木市長をめぐってなんですけれども、表だった支援表明は選挙前はされてなかったと思うんですけれども、投開票日に事務所に行かれていたというそこの意図というのはどういったものがあるんでしょうか。

○知事 当選が確定しましたので、まずご挨拶ということで伺わせていただきました。

○記者(毎日新聞社) 一応、県都の市長ということもあって行かれたということでいいんですか。

○知事 長崎市長も行かせていただきましたし、佐世保市長のところにも行かせていただきました。

○記者(毎日新聞社) ちなみに、知事としては、今後の首長選の市長とかの選挙があって、当選された方のところには行かれると、そういう。

○知事 できないこともあるかもしれませんけれども、今回は可能な日程でしたので、できる限りは、今後、連携に資するような、県政の発展に資するよう取り組んでいきたいと思います。

○記者(毎日新聞社) 分かりました。ありがとうございます。

○広報課長 そのほかにご質問ございますでしょうか。
 では、以上をもちまして、知事の定例記者会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。

○知事 ありがとうございました。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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