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知事のページ - 長崎県知事 大石賢吾

令和5年3月17日 記者会見

 ●会見内容●

1.令和5年4月1日付人事異動について

1.令和5年4月1日付人事異動について

○広報課長 それでは、ただいまから、人事異動に関する記者会見を始めさせていただきます。

○知事 皆さんこんにちは。令和5年4月1日付の一般職の人事異動を発表する前に、特別職の副知事の選任についてご報告を申し上げます。
 平田修三副知事が、今年度末で辞任されることに伴って、その後任として、浦真樹企画部長に副知事をお願いしたいと考えております。
 本日、県議会のご同意もいただいたことから、副知事として県政の推進に力を発揮していただきたいと考えてございます。
 それでは、令和5年4月1日付の人事異動を発表いたします。
 令和5年度は、新しい長崎県づくりの実現に向け、重点テーマに基づく主要施策の柱に沿った各種施策に全職員一丸となって全力で取り組んでいく年度となります。
 人口減少が進行する中、子どもたちへの投資を未来への投資と捉え、子育てを中心とする子ども施策を県政の基軸に位置づけ、最重要テーマとして、子どもが夢や希望を持って健やかに成長できる社会の実現を推進していくこととしてございます。
 子ども施策の着実な充実・強化を契機とし、若者や女性、子育て世代等から選ばれる、魅力ある長崎県の実現を目指して、本県の最重要課題である人口減少の抑制にもつなげていきたいと思います。
 また、人口減少のほか、新型コロナウイルス感染症、デジタル化、SDGs等の社会環境の変化に適切に対応しつつ、県総合計画の実現に向けて各種施策を推進していくに当たり、4つの重点テーマに沿って取り組んでいくこととしてございます。
 このような中、組織と職員の総合力を生かしながら様々な課題の解決や目標の達成に向けて具体的な諸施策を積極的かつ効果的に推進するために、所要の組織改正及び人事異動を行うこととしてございます。
 組織改正につきましては、戦略的な情報発信体制強化、危機管理分野の体制強化を行うこととしており、二つの部を新設するなど、組織の体制強化を図るほか、統轄監を発展的に解消することといたしました。
 具体的には、選ばれる長崎県の実現に向け、県の魅力発信やトップセールスなど、分野横断的な視点で戦略的に実施する体制を強化するため、秘書・広報戦略部を新設するとともに、基地対策や国民保護の取組を強化するため、危機管理部を新設するなど、新たな行政ニーズへの対応や効率的・効果的な体制づくりを基本に、所要の改正を行いました。
 人事異動においては、特に部長級の職員について、県政全体を俯瞰しつつ、様々な関係者と対話を行い、自ら課題を見極めチャレンジして政策目標の達成に全力を傾注する能力と意欲を持った職員の積極的な登用を図ったところです。
 新しい視点や発想を取り入れるため、若手職員を本庁課長職等に積極的に配置もいたしました。また、行政の継続性と専門性を保ちながら、様々な課題の解決や目標達成に向け、効果的・効率的に取り組んでいけるよう、一定必要な期間在職させることとし、併せて職員の意向、適性、経歴などを見極めながら、職員の専門性や総合力を生かせるような適材適所の人事配置に努めたところでございます。
 女性職員の登用につきましては、新たに次長級職員への登用を進めるとともに、さらなる登用を見据えて、主管課長に配置するなど、優秀な女性職員を本庁課長や企画監といった責任ある役職へ積極的に配置しました。加えて、本庁課長補佐等への女性登用を進め、意欲と能力のある女性職員が、これからの管理職として役割を早期に担えるようキャリア形成に意を用いました。
 このほか、市町との連携をより一層深めて、市町と県とが地域の課題を一体となって解決していくため、引き続き県・市町職員の人事交流を推進するとともに、九州各県との人事交流や、国、民間等への研修派遣を行うなど、職員の人材育成に努めたところでございます。
 人事異動の主なもの及び人事異動については、事前にお配りしている資料のとおりでございます。
 人事関係につきましては、以上でございます。

○広報課長 それでは、幹事社のほうからご質問をお願いします。

○記者(西日本新聞社) 西日本新聞から、特にありません。

○記者(NIB) 大丈夫です。

○広報課長 それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。

○記者(NHK) 今回、副知事人事で、平田修三副知事から、浦企画部長に代わるということです。当初、知事は、女性副知事の登用を公約に掲げていました。今回、女性が登用されなかった理由と、浦企画部長を副知事に選んだ経緯について教えてください。

○知事 まず、浦企画部長を副知事に選任した理由ですが、先ほど申し上げたとおり、令和5年度につきましては新しい長崎県づくりの実現に向けて非常に重要な年になりますので、全職員が一丸となって全力で取り組んでいかなければいけないと思っています。
 そのためには、組織と職員の総合力をしっかりと結集すること、施策の推進に力を注ぐことが必要ですので、経験豊富で内情に詳しい方ということが非常に重要であったと思います。
 浦部長は、これまで、企画部門、総務部門、観光部門など、幅広い分野に経験がございます。現在も、企画部長として、私も1年間、様々な面で一緒に取り組んでまいりましたけれども、人口減少をはじめとして非常に幅広い分野で、分野横断的な考え方も一緒に共有をしてきたところでございます。行政課題の総合調整を担っていただいているということもあり、県政が抱える様々な課題の解決、目標に向けて非常に理解も深いと思っておりますので、そういった点から期待をして選任させていただきました。
 女性副知事の登用でございますけれども、今後もしかるべきタイミングで実現できるように検討を継続していきたいと思っております。登用に向けて取り組むということについては変わりございません。

○記者(NHK) 当初、候補の中に女性は、知事の頭の中にはなかったのでしょうか。

○知事 人事のことなので、そこは控えたいと思います。繰り返しになりますけれども、女性副知事の実現ということについては、引き続きしっかり検討していきたいと思います。

○記者(朝日新聞社) 女性副知事の件で伺います。女性副知事の登用については、知事は公約に掲げられています。これまで知事就任後の昨年の4月、7月、今回と3回の登用のチャンスがありましたが、現時点で公約を果たせていないわけですけれども、それについてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。

○知事 公約ですので、まずしっかりと実現する責任があると思っています。
 これまで実現できなかったということについては、本当に一日も早い実現ということが望まれているというのは理解をした上でですけれども、しっかりと現状を踏まえて、副知事という任を全うしていただけるような人材を精査した上で今回の人事をさせていただいております。そういったことで今回、タイミングが合致しなかったというのは心苦しく思いつつも、県勢の発展のためには必要なことだと思っております。
 繰り返しになりますけれども、女性副知事の実現については、引き続き対応を続けていきたいと思っております。

○記者(朝日新聞社) 現在の副知事2人が、ともに任期を全うすると、大石知事の1期目の任期では女性副知事の実現は難しくなるのではないかと思います。知事の1期目での女性副知事登用は、まだあきらめていないということでしょうか。

○知事 状況に応じてはではございますけれども、人事ですので、現時点ではっきりしたことは決まっていませんし、申し上げるのはできませんけれども、その中でも実現できるように取組は進めたいと思います。

○記者(朝日新聞社) 女性副知事の実現について、知事が考える難しい点、障害、ハードルとなっている点は何だと考えていらっしゃるでしょうか。

○知事 今回は、本当に県勢の発展のために必要な人材を選任したということですけれども、それがたまたま浦企画部長で、男性であったということです。女性副知事の実現が難しいということではなく、適材適所というところで、今回、適切な人材が男性であったということだろうと思います。

○記者(朝日新聞社) 知事の1年前の施策公約発表の際に、私も出席していました。改めて、知事が公約に女性副知事の登用を挙げた理由というのをもう一度教えていただけますでしょうか。

○知事 これまでも繰り返し申し上げてきましたけれども、県政を考える中で、女性の意見、女性ならでは意見を取り入れるということは非常に重要だと思います。また、「こんな長崎どがんです会」の際にも出たんですけれども、女性が活躍していく上でのロールモデルとしても、非常に大きな意味があると思います。
 ただ、女性であればいいという話ではないと考えてはいますけれども、そういった能力を持っていらっしゃる適任となる方が県政を引っ張る姿を県民に見ていただき、職員にも見ていただくということは非常に意味があるものではないかなと思います。

○記者(朝日新聞社) ありがとうございます。以上です。

○記者(長崎新聞社) 今回管理職に女性を積極的に登用したということですが、管理職に占める女性職員の割合を教えてください。

○総務部長 お答えします。昨年度15.4%だったものが、今年度16.3%で、昨年度と比較してプラス0.9%という形でございます。

○記者(長崎新聞社) 確認ですが、割合としては過去最も高いというとこでよろしいでしょうか。

○総務部長 おっしゃるとおりです。

○記者(長崎新聞社) 以上です。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。
 それでは、以上をもちまして、人事異動に関する記者会見を終了いたします。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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