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知事のページ - 長崎県知事 大石賢吾

令和4年11月9日 記者会見

 ●会見内容●

1.菊品種「ディスバッドマム」のご紹介
2.新型コロナウイルス感染症について(1)
3.ティールブルージャパンキャンペーンについて
4.第2弾認証店利用拡大キャンペーン開始について
5.お歳暮について
6.子供のインターネット被害防止について
7.九州新幹線西九州ルートについて
8.新型コロナウイルス感染症について(2)
9.特定複合観光施設(IR)について
10.佐世保市長選について
11.石木ダム建設事業について

1.菊品種「ディスバッドマム」のご紹介

○広報課長 それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○知事 本日は、私の胸につけているお花からお話をさせていただきたいと思います。本日は、「ディスバッドマム」という菊の花を雲仙市からいただきました。長崎県の菊の販売単価は全国1位ということでございます。菊の花言葉が「高貴」、「高潔」と、花風水が「健康や幸せを運んできてくれる花」ということです。
 菊もコロナ禍で需要が大変落ちたと聞いております。また、燃油や肥料の高騰というところで、大変厳しい状況ではございますけれども、生産者の方々も本当に頑張ってくださっておりますので、県民の皆様も、ぜひお花を楽しんでいただければと思います。
 では、冒頭に、私から5つお話をさせていただきます。

2.新型コロナウイルス感染症について(1)

○知事 まず初めに、新型コロナウイルス感染症についてお話をさせていただきます。
 新型コロナウイルス感染症については、現在、県内の感染段階「レベル1」の状況にありますけれども、新規感染者数は、10月下旬から増加傾向に転じております。直近1週間の感染者数は3,163人で、前週の2,568人からおよそ1.2倍と増加傾向で推移しております。
 これから年末にかけては、人の流れが活発になることから、さらなる感染拡大も懸念されます。また、今年の冬は、季節性のインフルエンザとの同時流行の可能性も懸念されておりますので、どうぞ皆様、感染防止対策についてご協力をいただければと思います。
 現時点において、県内のインフルエンザ罹患者はそれほど多くありませんけれども、今後、空気が乾燥してきますと、気道が荒れて粘膜機能が落ち、感染しやすくもなりますので、皆様、どうぞお気をつけいただければと思います。
 感染防止対策につきましては、コロナもインフルエンザも共通しております。会話時のマスク着用、三密の回避、また、これまでも取り組んでいただいておりますけれども、こまめな換気等、皆様のご協力をお願いいたします。
 また、ワクチンの接種の進展も非常に重要でございます。コロナワクチンの年内接種に加えて、今年度はインフルエンザワクチンの接種についても、ぜひご協力をいただければと思います。
 県においては、11月11日から、「新型コロナワクチン接種センター」でのワクチン接種を開始いたします。毎週、金、土、日曜日の実施で、まずは長崎と佐世保からスタートいたします。今回は、諫早、島原にも新型コロナワクチン接種センターを設置いたしますので、ぜひご利用いただければと思います。

3.ティールブルージャパンキャンペーンについて

○知事 続きまして、ティールブルージャパンキャンペーンについてお話をさせていただきます。
 11月は、「子宮頸がん予防啓発月間」でございます。このたび、世界保健機関(WHO)が主催する「子宮頸がん撲滅世界一斉イルミネーション」と連動した「ティールブルージャパンキャンペーン」が国内で開催されます。
 本キャンペーンは、子宮頸がん検診の受診啓発とHPV(ヒトパピローマウィルス)ワクチンの正しい知識の理解促進を目的としておりまして、一般社団法人シンクパールが主催するものでございます。子宮頸がんを撲滅する活動のカラーテーマである「ティールブルー(青緑色)」をアイコンに、日本各地のランドマークをライトアップするプロジェクトになります。
 本県におきましても、この趣旨に賛同いたしまして、今回11月14日から20日に長崎県庁をライトアップいたします。
 また、長崎市におかれましては、長崎みなとメディカルセンター、稲佐山電波塔でライトアップするのに加えて、大村市におかれましては、大村公園、新大村駅において、それぞれ11月17日と18日にライトアップが行われる予定となっております。
 今後も、子宮頸がんの知識の普及やワクチン接種と定期的な検診を呼びかけ、予防や早期発見の環境づくりに県としても取り組んでまいりたいと考えております。

4.第2弾認証店利用拡大キャンペーン開始について

○知事 3つ目、第2弾の認証店利用拡大キャンペーンの開始についてお話をさせていただきます。新型コロナウイルスの感染拡大による影響が大きい飲食店の利用拡大、また、県内需要喚起のために、ながさきコロナ対策飲食店認証制度の認証店舗で使用できるクーポンを配布するキャンペーンを、明日11月10日から来年1月10日まで実施することとしております。
 認証店が来店者にクーポンを配布し、利用者は配布当日から使えるものになります。飲食代が2,000円以上となる場合に1,000円のクーポンを一人1枚使用することができます。このクーポンの配布や利用期間につきましては、店舗によって異なる可能性がありますので、詳細につきましてはご利用店舗に確認をいただければと思います。また、飲食店の皆様におかれましては、認証制度に引き続き参加をお願いできればと思います。

5.お歳暮について

○知事 そして、4つ目ですけれども、お歳暮における県産品の愛用についてお話をさせていただきます。
 県においては、毎年6月と11月を「県産品愛用運動推進月間」と設定いたしまして、県産品愛用運動を展開しております。今回も、その中でふるさと産品の普及啓発を行いたいと思っています。
11月になりまして、お歳暮の時期となってまいりました。大切な方々へお歳暮を贈る機会がございましたら、ぜひ長崎で生まれ育った長崎県産品をお選びいただきますようお願いいたします。
 長崎県産品は、県内の百貨店、または量販店などのお歳暮コーナーで取り扱っていただいております。加えて、長崎駅前・県営バスターミナルの2階にある長崎県物産館では、全国の方々への贈り物として冬のギフトコーナーを設置しており、12月24日まで「県産品お歳暮セール」を開催しております。ギフトカタログにつきましても、物産館までお問い合わせいただければお届けすると伺っております。
 また、長崎のアンテナショップ「日本橋 長崎館」においても、同じようにギフトカタログを設置しておりますので、首都圏にお住まいのご家族、ご友人がおられましたら、ぜひ情報提供していただければと思います。
 皆様におかれましても、ぜひこの機会に、すばらしい県産品の数々を大切な方々への贈り物として、また、ご家庭におきましても積極的にご活用いただければと思います。

6.子供のインターネット被害防止について

○知事 最後に、長崎県警本部より、子どものインターネット被害防止についてお話をさせていただきます。
 国におきましては、子供・若者育成支援推進大綱において、毎年11月を「子供・若者育成支援推進強調月間」と設定しております。
 長崎県警におきましては、「子ども性被害撲滅」を11月の広報重点としております。特に、子どもの性被害のきっかけとなっている「子どものインターネット被害防止」についてお話をさせていただければと思います。
 スマートフォン等の普及によって、中学生、高校生だけでなく、低年齢の児童にもインターネットの利用が広まっており、全国的にSNSに起因する犯罪の被害児童数が高い水準で推移をしている状況でございます。この背景には、スマートフォンの普及率の増加によって、児童にとってSNSがより身近な存在となって、様々な内容の書き込みから被害に巻き込まれている状況があるものと考えられていると伺っております。
 そこで、改めて長崎県警本部より、県民の皆様に2点お願いをしたいと伺っております。
 まず1点目は、「親子でのルールづくり」でございます。お子さんにスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機等を使用させる場合に当たっては、使う時間や場所、使用方法等について、あらかじめ親子でよく話し合ってルールを決めていただくようお願いしたいということです。
 もう一点は「フィルタリングの活用」とのことです。お子様にスマートフォン等を持たせる場合には、フィルタリングの積極的な活用をお願いいたします。フィルタリングには、子どもの年齢等に応じて利用時間を設定したり、アプリケーションの利用を個別に許可、または制限することができる機能もございます。
お子さんを犯罪から守るためにも、保護者の皆様が積極的にフィルタリングの設定をしていただくようお願いしますとのことです。
 以上、長くなりましたが、5つになります。

○広報課長 それでは、幹事社からご質問をお願いします。

7.九州新幹線西九州ルートについて

○記者(NBC) 九州新幹線西九州ルートについて質問です。
 開業以降、長崎県議会、佐賀県議会で意見交換を行うなど、フル規格に向けた機運の高まりというのは、動きとしても見られますが、まずはその受け止めをお聞きします。加えて、大石知事自身、佐賀県知事との話し合い等、今後決まっていること、考えていることを教えてください。

○知事 まず、長崎県議会が佐賀県議会を10月27日に訪問し、申入れを行い、今後それがきっかけになって両県議会で意見交換がされると伺っております。関係者間で意見交換が行われることは非常に有意義なことだと思います。
 今回の動きにつきましては、議会の考えをもって進められていることと認識しておりますので、まずそれを尊重しつつ、適宜、私たちとしても情報収集はしていきたいと思います。
 また、今後の進め方についてでございますけれども、普段から佐賀県の山口知事とは、幅広い分野で連携をしていこうという話をしております。その中で新幹線についても率直に意見交換させていただくこともありますけれども、そういった機会もタイミングを捉えながら引き続き重ねていきたいと思っています。

○記者(NBC) 具体的に、佐賀県知事との次の話し合いの予定は決まっているのでしょうか。

○知事 新幹線としてお会いするという予定は、今のところ、ありません。佐賀県の山口知事とは、会合等でお会いした時には、色々な分野の話をするので、そういった中でタイミングを見てお話しできればと思います。

○記者(NBC) ありがとうございます。

8.新型コロナウイルス感染症について(2)

○記者(長崎新聞社) 先ほど、県内でもコロナの感染者が増えてきているというお話が出ました。この状況を第8波の入り口と捉えていらっしゃいますか。

○知事 増加傾向にあるということには間違いないと思いますけれども、まだ8波の入り口かどうかということについては、もう少し状況を見る必要があるのではないかと思っています。

○記者(長崎新聞社) 第8波に備えて何か県内で取り組めることがあれば教えていただけますか。

○知事 県民の皆様は、基本的には今までどおり感染防止対策をしっかりやっていただくことだと思います。
 また、今後、人流も増えてきます。様々なところにお出かけいただいたり、今、キャンペーン等々もやっておりますから、そういった利用者の方々と触れ合う機会も多くなってくると思いますけれども、その中でも皆様一人一人が改めて感染防止対策の徹底をお願いできればと思います。

○記者(長崎新聞社) 第7波では医療体制が逼迫した医療圏もありました。第8波ではインフルエンザとの同時流行を懸念する専門家もいます。県として、今、医療体制はどのようになっているのか、備えについてお聞かせください。

○知事 まず、国からインフルエンザを踏まえたフローはお示しいただいておりますので、それに沿った形で医療機関にしわ寄せが偏り過ぎないように対応を進めているところでございます。詳細については、担当から説明します。

○感染症対策室長 コロナの医療体制につきましては、今まで県民の相談窓口である受診・相談センターから案内できる医療機関が約4割にとどまっているということで、一部の医療機関に発熱患者が集中しているということも起こったところです。
 そのため、受診・相談センターからの案内について、さらに拡充するべく診療検査医療機関等に依頼をかけまして、現在は全体の6割近くまで増加しているところです。
 このように第8波に向けまして県内の医療体制を強化するように、今、協議を進めているところです。以上です。

○記者(長崎新聞社) あと1点、感染症法の改正案が今国会で成立する見通しで、都道府県の権限が強化されます。改正によって県が変わることやメリット等あれば教えていただきたいと思います。

○知事 可決した法案の内容をしっかり精査した上で、また改めてお話しさせていただければと思います。

○記者(長崎新聞社) ありがとうございます。

○広報課長 それでは、各社の皆さんからよろしくお願いします。

9.特定複合観光施設(IR)について

○記者(時事通信社) 知事は、9月6日の記者会見でIR区域整備の資金調達に関して、「クレディ・スイスグループ」を関係企業として公表されました。クレディ・スイスは経営不振に陥って増資などの経営再建策を先日公表しております。クレディ・スイスの問題が長崎のIRの資金調達計画に影響を及ぼす可能性があるのかどうか、知事の見解をお聞かせいただけますでしょうか。

○知事 今お話があったとおり、クレディ・スイスが財務体制の強化に向けて投資銀行部門の見直し等を含む経営再建策を公表したことは承知しております。
 本県IRの資金調達計画への影響について、IR事業者へ確認を行ってございます。その中でIR事業者は継続して、クレディ・スイスと協議をしている状況でございます。「経営再建策で投資銀行部門が再編されるが、本県IRへ直接影響を及ぼすものではない」と伺っています。
 また、本県のコンサルタントからも同様の見解を伺っています。
 以上のことを踏まえて、県としては現時点でIRの資金調達について直接的な影響が生じるとは考えておりませんけれども、引き続き、今後の動向については注視をしていきたいと思います。

○記者(時事通信社) ありがとうございました。

10.佐世保市長選について

○記者(長崎新聞社) 佐世保市長選についてお尋ねします。
 先日、宮島県議が佐世保市長選への出馬を明らかにしました。知事は、宮島県議の県政報告会に出席され、知事と宮島県議のツーショットのチラシもありました。佐世保市長選では、宮島県議を応援するということになるのでしょうか。

○知事 まず、県政報告会については、「県北・佐世保の未来を知事と語る会」というものだったと思いますけれども、宮島県議から参加の依頼がありまして、県政報告会として参加したところでございます。
 この時点で宮島県議が佐世保市長選挙に立候補の表明をしていなかったと記憶しております。来春実施予定の統一地方選挙での私のスタンスということについては、現時点で何ら具体的なことはありません。

○記者(長崎新聞社) 知事はそのような発言をされますけれども、周囲では、宮島県議を大石知事が支援しているのではないかという見方が広がっています。そのことについてはどのように受け止めていらっしゃいますか。

○知事 繰り返しになりますけど、市長選について具体的なものがあるわけではございませんし、それについて、今、私の立場で申し上げるべきではないと思っていますので、コメントを差し控えたいと思っております。県政報告会の場でもいろいろとお話をさせていただいておりますけれども、宮島県議の政策の方向性等々につきましては、共感できる部分もございますので、そういったところは県政報告会を通して一緒にお話ができたところかなと思います。

○記者(長崎新聞社) 宮島県議は、先日の出馬表明の会見の席で、当選したら知事と連携をとっていきたいとおっしゃられていました。今のお話を聞くと、相思相愛のようにも見えますが、いかがでしょうか。

○知事 繰り返しになりますけれども、政策については、非常に共感できるところが多いと認識しております。

○記者(長崎新聞社) わかりました。以上です。

11.石木ダム建設事業について

○記者(共同通信社) 石木ダム建設事業について1点お尋ねします。知事は、これまで反対住民の方々とお話し合いをしてこられましたけれども、先月10月は話し合いの機会がなく、時期的に少し空いてしまったのかなと思います。今後の反対住民との話し合いの予定や、その内容について何か考えていることがあれば教えてください。

○知事 現地の反対住民13世帯の方々については、話し合いを継続していきたいという立場に変わりありません。今、日程については調整中で、その日程は決まっていないという状況です。

○記者(共同通信社) 特にもうこれで打ち止めというわけではなく、今後も、このまま話し合いは続けるという認識でよろしかったでしょうか。

○知事 県としては、継続していきたいと思っています。

○記者(共同通信社) 朝長佐世保市長等の要望の中で、ダムの必要性そのものについての議論は、する必要もないのではないかという意見もありました。そのことについてはどうお考えでしょうか。

○知事 これについては私どもも繰り返しお話をしておりますけれども、まず、このダムというのは必要不可欠であるというところについては繰り返し申し上げているところでございます。また、司法の判断も出ている中で、話し合いにおいて必要性というところを議論するという段階ではないというのは、繰り返し述べておりますので、その認識については、我々も同じということでございます。ただ、ダムの必要性についての「理解」について、まだ十分認識いただけてないということですので、それについては、先日、佐世保市等の皆様が、議会の方も含めて要望にいらっしゃいましたけれども、私から話し合いの場に協力していただけるようにお願いもしたところでございます。今後も佐世保市の皆様ともしっかり連携を図りながら理解を得られるように頑張っていきたいと思います。

○記者(共同通信社) 終わります。ありがとうございます。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

○知事 ありがとうございました。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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