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知事のページ - 長崎県知事 大石賢吾

令和4年7月13日 記者会見

 ●会見内容●

1.県内の感染段階の切り替え(レベル1からレベル2-気)

1.県内の感染段階の切り替え(レベル1からレベル2-気)

○広報課長 それでは、ただいまから知事記者会見を始めさせていただきます。

○知事 本日は、お忙しい中、このような機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。
 新型コロナウイルス感染症については、7月以降、新規感染者が急速に増加しておりまして、昨日は849名、本日は861名と、2日続けて過去最多の新規感染者が確認されております。
 本日は、現在の感染状況等を踏まえた県の感染段階のレベル判断等についてご説明をさせていただきます。
 なお、冒頭で担当部長から、現在の感染状況等についてご説明をさせていただいた上で、私の方から全体的な方向性等についてご説明をさせていただきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

○総務部長 よろしくお願いいたします。資料「現在の感染状況等について」に基づきまして、ご説明申し上げます。
 まず、1ページ目をお願いします。
 いつもご覧いただいております感染状況の表でございます。一番右の上段をご覧いただきますと、本日公表分の病床使用率は24.2%という状況でございます。昨日、7月12日から、県全体の感染段階レベルとしましては「2−機廚凌綵爐砲△襪箸い状況でございます。
 また、新規感染者数は参考資料としてお載せをしておりますけれども、先ほど知事からございましたとおり、ここ2日間、849名、861名ということでございまして、これまでは、1月29日の717名というのが過去最高ということでございましたが、そちらを超えてきているという状況にございます。
 2ページ目をお願いいたします。
 入院医療の状況でございます。こちらにつきましては、医療圏毎にまとめたものでございます。長崎、佐世保・県北、県南の各医療圏がいずれも病床使用率が高めという状況でございまして、県全体では、24.2%という状況にございます。
 3ページ目をお願いいたします。市町別の発生状況ということでございまして、こちらは傾向が特に大きく変わっているということではございません。4月1日分から7月13日の公表分ということでございます。
 4ページ目をお願いいたします。7月4日から7月10日までの直近1週間の感染状況の分析でございます。こちらは把握できているものという形になりますけれども、左側が感染要因と考えられるものということでございまして、家庭内感染と学校で全体の7割超を占めるという状況でございます。
 また、右側がクラスターに限ったところの発生状況ということで、これは件数ということになります。1週間で計11件のクラスターが起こっておりますけれども、こちらもご覧いただきますと、学校と児童福祉施設で全体の6割超を占めるという状況にございます。
 5ページ目をお願いいたします。こちらが年代別の感染者の発生状況でございます。これは前週比になってございます。右上のところに文章でお書きしておりますけれども、全世代で感染者数が増加をしており、全体としましては前週比で1.6倍という状況にございます。
 その中で、右側に赤枠で囲いをしておりますけれども、60代以上の方に限定した時には、約2倍に増加をしているというところでございます。また、下のところには年代別の発生割合ということで、全体数の増加とともに60代以上の方の割合自体も高まっています。これは、前回6月8日にデータをお示しした際には7%程度でございましたけれども、現在13.7%という状況でございまして、数も伸びておりますし、割合も増加をしているという状況にございます。
 6ページ目をお願いいたします。
 今申し上げた60代以上の方々の新規感染者数の推移で、これは日ごとに感染者数を追ったものでございます。全体の増加に伴いまして、絶対数として、60代以上の新規感染者の方も急速に増加をしているという状況でございます。
 7ページ目をお願いいたします。
 各年代別の入院率の推移でございます。こちらにつきましては10代から80代まで刻んだ年代でお示ししています。右下の、全体のところでございますけれども、直近1か月の入院率としては2.7%という状況にございますけれども、その上に色づけをしています60代以上の年代、60代が5.1%、70代が18.7%、80代以上が42.6%ということでございまして、60代以上で入院率が大きく上昇しているという状況が見て取れるというところでございます。
 8ページ目でございます。
 入院者の年齢構成ということでございまして、これは入院の方々ということになりますけれども、こちらも60代以上の方をプロットいたしますと、入院者全体の8割を60代以上の高齢者が占めているという状況でございます。
 私からは以上でございます。

○福祉保健部長 資料「現在の感染状況等について」の9ページ以降をご説明させていただきます。
 施設内療養者への適切な医療の提供でございますが、今後、医療のひっ迫が発生し得る環境にある中で、事前に少しでも感染を抑えるためには、高齢者施設等における医療支援体制を強化していく必要があります。高齢者施設で感染者が発生したときには、24時間以内に保健所が関与するわけですが、その後の医療の提供体制についての説明でございます。
 基本的には、こちらにありますとおり、嘱託医等によって対応いただくわけですが、なかなか嘱託医でも対応いただけないという場合も出てきております。現状においては、保健所が各医療機関に連絡をして、診察いただけないかお願いをしているという状況になりますけれども、なるべく早く対応いただくために、嘱託医が対応できない場合に関しては、ここに記載してあります協力可能医療機関というところにお願いをして対応いただくということを今進めている状況でございます。
 今回、この表にありますとおり、郡市医師会にご協力をいただきながら、協力可能医療機関を募っている最中という状況になります。
 現時点においては、51の医療機関が対応いただけるという形になっておりますが、診察方法を見ていただきますと、受診、往診、電話とございます。受診というのは、高齢者施設から医療機関に搬送して受診していただくというものです。往診は往診です。電話は電話対応になります。なるべくこの受診、往診も含めて対応いただける医療機関を今後募っていきたいと考えています。
 10ページになります。
 診療・検査体制の充実ということで、前回、これに似たような図を示したところになりますけれども、発熱患者は、現在の状況ですと、かかりつけ医がいる方はかかりつけ医に連絡いただき、かかりつけ医がいない方に関しては、受診相談センターにお電話をいただいています。
 今後も受診相談センターは当然継続していくわけですが、Webを使用し、ご自分で診療・検査医療機関を簡単に見つけることができるマップ化というものを今進めているところでございまして、今週、7月16日土曜日からの運用開始を予定しております。
 マップのイメージをお示ししておりますが、市町毎に検索いただけるのですけれども、診療・検査医療機関がマップで出てきます。その一つをクリックしていただくと、一医療機関を例として出しておりますが、医療機関の診察時間や、ここには「○」がついておりますが、診療・検査をしますよといったことが示されます。
 診療・検査医療機関でも、医療圏によっては、検査をせずに診療中心というところがございますので、そういったことが分かるような形でお示しをしたいと思っています。
 次、11ページが無料検査についてです。
 これまでも延長を繰り返しておりましたが、今回も、まずは7月31日まで延長する形で対応させていただきたいと思います。
 次に、12ページになります。
 ワクチン接種の状況についてです。まず、3回目接種でございますが、現在、65.4%で全国平均は上回っておりますが、なかなか伸び悩んでいるという状況になります。左側のグラフを見ていただきますと、2回目と3回目の伸び率を比較しています。2回目の50%到達月から、1か月後、2か月後、3か月後と見ていただきますと、2回目接種に関しては、3か月後には約50%が77.8%になっています。一方で3回目に関しては、50%到達月の3か月後は65.4%にとどまっているという状況になります。
 この3回目接種の年代毎に見たものが、右側の表になりますけれども、例えば、12〜19歳の方では、現時点で36.4%の方が3回目のワクチン接種をしていますが、2回目では77.5%の方がワクチン接種をしています。一方で65歳以上の方は、3回目90.4%、2回目94.6%ということで、若い方は2回目と3回目で接種率の差が広がっているということで、なかなか若い世代で伸び悩んでいるという状況でございます。引き続き、若い世代に関しても、3回目ワクチン接種の呼びかけを続けていきたいと思います。
 4回目接種について、13ページになります。
 3回目接種から5か月以上経過した60歳以上の方と、18歳〜59歳で重症化リスクがある方が対象になりますが、4回目接種の60歳以上の5か月以上経過した方に関する接種割合というのが、本県はまだ全国平均を下回っているという状況になります。3回目接種が、主に2月、3月に打っておりますので、5か月後の7月、8月に接種率が伸びるように、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
 武田社ワクチン「ノババックス」の接種センターも、7月8日より開始をしたという状況でございます。
 私からは以上でございます。

○知事 それでは、続きまして私から全体の方針等についてお話をさせていただきます。
 資料「本県における感染防止対策について」の1ページをご覧ください。
 オレンジ色の線が新規感染者数、青色の線が病床使用率ということで、ここ1週間程度で非常に高い伸び率が示されています。
 これを踏まえて2ページをご覧ください。
 感染段階レベルですけれども、判断指標としている病床使用率は、県全体で20%を超過している状況でございます。医療圏別に見ても、長崎、佐世保・県北、県南の3医療圏で20%を超えております。新規感染者数が増加傾向で推移する中で、入院者の約8割を占める60歳以上の感染者も増加しているような状況です。
 今後も、病床使用率は増加傾向で推移すると考えておりますので、これらのことを踏まえて、本日から県内の感染段階のレベルを「2−機廚飽き上げるということにさせていただきたいと思います。
 続いて、3ページをご覧ください。
 現在の感染状況を踏まえた県の考え方について、ご説明をさせていただきます。
 まず、1つ目、県全体の感染レベルが「2−機廚凌綵爐任△20%を超えているという状況がまずございます。
 今般の全国的な感染拡大を受けて強い行動制限はせずとも、検査やワクチン接種、基本的な感染防止対策を徹底することで乗り越えることができるという趣旨の考え方が示されたところではございますけれども、本県では、この国の専門家の考え方も踏まえて、これまでもお示ししてきたとおりでございますけれども、医療や福祉などの機能が維持できる範囲であれば、コロナと共生し、可能な限り社会経済活動を継続していきたいと考えています。
 一方で、今後の感染拡大によって、例えば病床がひっ迫をして一般診療にも影響が出てきて、一般医療維持が維持できなくなるといった状況になれば、より強い要請を検討せざるを得ない状況も考えられると考えます。
 そのような事態を招かないように、いま一度、県民の皆様お一人お一人が、改めて基本的な感染防止対策をしていただき、先ほど、伸び率が鈍化しているという説明がありましたけれども、ワクチン接種にも改めてご協力をいただきたいと思います。
 続きまして、4ページからは感染対策のポイントというところでお示しをさせていただいております。
 基本的に感染対策については、これまでどおり基本的な感染防止対策をお願いしたいというところが県の考え方ではございますけれども、全国的に感染が拡大する中で、感染のリスクは高まってきていると考えます。感染リスクを減らすためにもワクチン接種にご協力いただくとともに、継続して基本的な感染防止対策に取り組んでいただくよう、改めてお願いを申し上げます。
 1つ目は、会話時のマスク着用、三密回避、こまめな換気、最近はクーラーをつけて、暑いので換気をしにくいところもあるという報道もされているようでありますけれども、しっかりと換気をしていただくということも忘れずにお願いします。
 5ページに移りまして、2つ目は、会食の際は、認証店を利用していただきたい。また、利用する際も、マスク会食や、密にならない工夫など、感染防止対策の徹底をよろしくお願いします。お酒を飲まれて楽しまれる、おいしいお食事をとられる、会話も弾むと思いますけれども、ぜひそういったところでも改めて感染リスクが高まっているというこの状況に鑑みて、マスク会食等の感染防止対策を改めてよろしくお願いいたします。
 3つ目は、高齢者や基礎疾患をお持ちの方と接する際は、家庭内であってもマスクを着用するなど、感染防止対策の徹底をお願いします。
 続きまして、6ページ、4つ目はワクチン接種のお願いになります。
 該当する方につきましては、自らの健康や、家族や友人、大切な方を守るためにもワクチン接種のご検討をよろしくお願いします。
 5つ目は、体調が少しでも悪い時は、外出・登校等は控えて、すぐに医療機関に相談してください。早めにしっかりと対応していただけるようにお願いします。
 7ページは、それをまとめたものになりますので割愛させていただきます。
 8ページ、マスクの着用について。これは前回もご説明させていただきましたけれども、改めておさらいをさせていただきたいと思います。
 マスク着用というのは、基本的な感染防止対策として非常に重要なものであると認識をしていますので、皆さんも、ぜひ適切なマスク着用を改めてお願いをしたいと思います。
 中段の左側に、「屋内」、「屋外」と書いております。詳しくは右のマトリックスのようなものでお示ししておりますけれども、基本的には屋内ではマスクの着用をお願いしたい。屋外ではマスクの着用は必要ありません。ですけれども、屋内では基本的にはマスクの着用は必要ですけれども、例えば静かに読書をするとか、近くに誰もいないといった状況であればマスクを外していただくと。
 また、屋外でありましても、基本的にマスク着用は必要ないと書いておりますけれども、近くでお話をされるといった場合にはマスクを着用していただければと思います。
 下段には、子どものマスク着用について書いておりますけれども、就学前、2歳未満、2歳以上と書かれておりますけれども、2歳未満は基本的にマスクを推奨しておりません。2歳以上につきましては、一律のマスク着用は求めない。この後お話しますけれども、暑さといった影響もあるかと思います。しっかりと体調管理を、保護者等の方々が見てご判断いただければと思います。
 就学後について、学校につきましては、運動場やプール、体育館、体育の授業、運動部活動、登下校の際のマスク着用は基本的に必要ありません。ですけれども、登下校で近くの距離で会話をするといった状況であれば、適宜しっかりとマスク着用をお願いできればと思います。
 最後のページになりますけれども、熱中症対策というところで、最近、皆様も日々の生活の中で大変ご苦労されていると思いますけど、大変暑くなってきています。梅雨が明けまして、非常に気温が高い状況が続いておりますけれども、屋外での熱中症対策についてということで、熱中症防止の観点から、屋外でのマスクの着用が必要ない場合は積極的にマスクを外すことをお願いしたいと思います。
 参考までに、下段左側に、熱中症による救急搬送件数をご紹介させていただいております。実数が今年のものでございまして、右側に括弧で書いているものが前年度になります。5月、6月、7月ということで非常に増加してきております。前年度と比較しても非常に多い状況でございます。
 こういった状況を踏まえて、右側に書いておりますけれども、マスク着用によって熱中症のリスクが高まるということもございますので、運動時など、必要ではない場合はしっかりとマスクを外していただくということを徹底いただければと思います。
 私のほうからは以上になります。

○広報課長 それでは、幹事社の方から質問をお願いいたします。

○記者(共同通信社) 県内の感染レベルを「レベル1」から「2−機廚飽き上げられたということで、県民の方の感染対策についてこれまでと何か違いがありましたら教えてください。

○知事 感染対策については、基本的にこれまでと同じでございまして、しっかりと、改めてお願いをしたいというところが、今回の一つの趣旨でございます。

○記者(共同通信社) 県全体として病床使用率が20%を超過しているというところですが、医療圏別に見ると20%を超えていない医療圏域もありますけれども、今回のおっしゃられた県内全体の方針というのは、全県民の方に、そういった対応をとってほしいという趣旨でよろしかったでしょうか。

○知事 おっしゃるとおりで、県全体で増加傾向もありますし、3つの医療圏で上がっているところや超えているところでございますけれども、そういうところを踏まえて、今回は県全体でしっかりとレベルを上げて、対策をお願いすることが必要だろうという判断のもとで、今回のこの判断に至っております。

○記者(共同通信社) 県民割についてお伺いします。政府で、県民割の支援を8月末まで延期すると示されました。長崎県の「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」は明日、期限を迎えるわけですが、延長等について、今、考えはありますでしょうか。

○知事 おっしゃるとおり、県においては、全国を対象とした旅行支援の実施は延期をして、7月14日までを期限とする地域ブロック割の補助対象期間を8月31日まで延長するという趣旨の報道があっていると承知をしていますが、国からの正式な発表は行われていないと認識しています。
 報道のとおりであれば、国の発表後に、本県が実施している「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」についても、8月31日まで延長したいと考えています。

○記者(共同通信社) 政府の分科会で、第7波に突入したというふうな認識も示されている中で、県内でも同様の認識はあるのかというところについて、教えてください。

○福祉保健部長 波が繰り返されていますけれども、いわゆる第6波においては完全に収束しない中で、どこで波を捉えるか非常に難しいですが、一旦下がった波が急激に今、病床使用率も上がってきておりますので、いわゆる新しい波に入ってきているというふうに本県でも捉えているという状況でございます。

○記者(共同通信社) 最後に、変異株についてお尋ねします。感染力の高いBA.5への置き換わりというのは、県内でも進行しているという認識でしょうか。

○福祉保健部長 ゲノム解析をしている限りにおいては、これまで県内で2例出ておりますが、他県と比べれば、その割合はまだ低いながらも徐々に出てきておりますので、当然ながら少しずつ置き換わってくるであろうと捉えています。

○記者(共同通信社) ありがとうございます。

○記者(日本経済新聞社) 知事が説明された対策について、今回新しい対策というのはあるのでしょうか。

○知事 基本的な感染対策というところは同じでございます。前回の資料に含まれていなかったものとしては、熱中症対策というところで、しっかり適切に、外す時はしっかりマスクを外していただくということも心がけていただければと思います。

○記者(日本経済新聞社) つまり、今の段階では、新しい具体的な対策はないということですね。

○知事 基本的な感染防止対策が変わったところはありませんので。

○記者(日本経済新聞社) 県の新型コロナウイルスの感染症対策本部会議は、いつ招集されるのか教えてください。

○総務部長 それは、本日、この会見の前に開いております。

○記者(日本経済新聞社) では、本日、対策本部会議を開いた結果として、特に具体的な対策等については、発表がないということでしょうか。

○総務部長 開いた結果が、今回のこの発表という形になります。

○記者(日本経済新聞社) どうもありがとうございました。以上です。

○広報課長 それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
 ございませんでしょうか。

○記者(読売新聞社) 今週末に3連休であったりとか、7月中旬以降には夏休みとかもあり、人流とかも増えると思いますが、対応や、危機感について、知事はどのようにお考えでしょうか。

○知事 非常に難しいとは思いますけれども、今回の会見で県内の感染段階のレベルを上げるという対応の一つの趣旨も、県民の皆様でもう一度、改めて基本的な感染防止対策をしっかりやっていただきたいと。感染リスクが高まっているこの状況をしっかりと再認識した上で、そのような対応を促したいと思います。
 ただ、一方で経済活動はしっかり続けていくということもありますので、これまで基本的な感染防止対策は、県民の皆様にもだんだん浸透してきていると思います。それを改めてしっかりと徹底をするということを再認識した上で、連休もしっかり楽しんでいただくということをお願いできればと思います。

○記者(読売新聞社) 資料に「今後の感染拡大により、例えば、病床がひっ迫し一般医療が維持できなくなるような場合には、より強い要請を検討せざるを得ない」とありますが、その判断基準として数値的なものはあるのか。「より強い要請」というのはどのようなものを考えていますでしょうか。

○知事 まず一つ目、明確な数値があるかというところについては、現段階ではこれが、この数値に合致したらということはありません。その時の感染状況、場所や流行している変異株の特性等を包括的に評価した上で判断されるべきものであろうと思います。
 具体的な内容というところも、その状況を踏まえた上でしっかり検討するべきであろうと思いますので、状況に鑑みて、有識者等のご意見も参考にして、しっかりと検討していきたいと思います。

○記者(読売新聞社) ありがとうございました。

○記者(長崎新聞社) 7月8日の日に佐世保市だけ県内の感染段階のレベルを「2−機廚飽き上げましたが、今回県全体でレベル引き上げたというのは、長崎医療圏と県南医療圏でも病床使用率が上がってきたので、県全体でレベルを上げるという理解でよろしいのでしょうか。

○知事 おっしゃるとおり、先日、佐世保市のレベルを引き上げた際には、佐世保・県北医療圏の病床使用率が26.1%という状況であった一方で、県全体の病床使用率が12.6%という低い水準にあったことから、まず佐世保市のみに個別のレベル判断をいたしました。
 その後、県全体の感染者数が急増して、県全体の病床使用率も今は20%を超えている状況でございます。県全体で、エリアごとではなく、増加傾向にあるというところも踏まえて、今回は県全体でのレベルを上げるということを判断いたしました。

○記者(長崎新聞社) 例えば、今日、公表時点での病床使用率で言えば、離島についてはまだ10%台で、対馬医療圏については0%ですけれども、ここも併せてレベルを上げる理由というのは何なんでしょうか。

○知事 離島はまだ病床使用率は低い状況ではありますけれども、県全体の感染者が急拡大をしているということ、また、離島においても、一部で徐々に感染が拡大してきているという傾向が見られますので、今回は県全体を対象にレベルを上げるという判断をいたしました。

○記者(長崎新聞社) 県としては既に第7波に入ったという認識でいるのでしょうか。

○知事 波は非常に定義が難しいと思いますけれども、やはり感染者数が下がりきれない中でも、感染者が新たに急激に増加しているというところが見えますと、新たな波がきていると見てもおかしくないかなと思います。

○記者(長崎新聞社) 報道や、国の専門家は第7波に入ったと言っているのですけれども、県として第7波に入ったとはっきりと言えないのはなぜでしょうか。

○知事 第7波ということで新しい波といってよろしいかと思いますけれども。

○総務部長 基本的に、九州各県そうですけれども、感染者が下がりきらない中で上がっているという状況があります。例えば全国的な観点で言えば、一度、感染者が底を打ってから上がっているので、波の判断はしやすいと思われますが、県では感染者が下がりきらずに今回上がっているので、波として「6.5」というのか「7」というのかというところで、少し迷いがあるというところです。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。今日感染者数が861人ということです。これまでも長崎大学で、波の予測の推計が出されていました。今回のデータは、まだ入手されてないのでしょうか。

○福祉保健部長 長崎大学にはシミュレーションをお願いしており、先日お話を直接伺い、データを見せていただきました。先々週ぐらいのデータをもとにしたものになりますが、それと比べても、現在の感染と病床率の上がりというのは非常に急激なものになります。
 近日中に記者会見ということはお聞きしていますが、この数日の状況を見てどう判断されるかは、まだ確認はしていないという状況になります。
 いずれにしましても、先ほど申し上げた3回目のワクチンを打ってから、4〜5か月たったところで、今後、ワクチンの効果は減衰をしてきます。それから、オミクロンのBA.5への置き換わりは本県これから進みますので、今後、上がることはあっても下がる要素がなかなか見当たらないという状況ではございます。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」についてお尋ねします。まだ国から正式な地域ブロックの8月末までの延期についての発表があっていないということですが、明日で期限を迎えます。明日国から延長しますという発表があるのか、もしなければそのまま14日で終わってしまうのか。いかがでしょうか。

○観光振興課長 私どもも国に問い合わせをしておりますけれども、今のところ明確なお答えはいただけていないという状況でございます。
 ただ、先ほどおっしゃったとおり、明日までが期限となっておりますので、明日のうちには国から何らかの連絡があるものと考えております。万が一ない場合、財源は国の財源を活用している事業でございますので、そこでどうなるかというところは、少し検討が必要になろうかと思います。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。以上です。

○記者(西日本新聞社) 知事は、お医者さんでもありますが、今回の感染者数の急増の要員を分析されていますか。

○知事 非常に難しい質問ですけども、先ほど福祉保健部長からも話がありましたけれども、ワクチンの3回接種から少し時間がたってきているというところもあります。また、暑さゆえの感染防止対策がし辛いというところもあろうかと思います。色々な副次的なものがあろうと思いますので、これだというものを挙げるのは非常に難しいと思っています。

○記者(西日本新聞社) 今、感染者が急激に増えています。その中で例えば入院する割合というのは、これまでの経験上、想定されるものはあると思います。長崎の医療というのは、1日どのくらいの感染者まで耐え得るとシミュレーションされているのでしょうか。

○福祉保健部長 具体的にどれくらいまでというシミュレーションはしていませんが、入院率自体は下がってきています。資料「現在の感染状況等について」7ページのところを見ていただきますと、入院率の推移がございます。3月で言えば入院率が4.5%、5月は3.4%で、現在2.7%ですので、入院率は下がってはおりますが、医療圏によっても差がありますし、さらなる効率化ということを求められるだろうと思っています。今日も全保健所長と話をしましたが、当然必要な方が入院しているわけですが、この入院率をより抑える、より回転をよくするということをするために、どのように医療機関の方々にお願いしていけばいいかということについて、今、取組を進めているという状況でございます。

○記者(KTN) 過去のケースで見ると、病床がひっ迫し、医療圏を越えて患者を運ぶという事例もありましたが、現在の状況はいかがでしょうか。

○福祉保健部長 今現在では、ございません。ただ、現在、1か月以上、重症患者は出ておりませんが、重症患者や、小児の患者に関しては、病床使用率に限らず広域搬送することはございますが、そういった広域搬送に関しては第4波の際、去年の4月の下旬から2週間程度はありましたが、それ以降はないという状況でございます。そのときには、長崎医療圏で80%超えてから行ったという状況になります。
 今後の課題としては、知事も申し上げているとおり、感染者数ではなく、病床使用率になります。病床使用率を抑えるといいますか、一般医療の制限をなるべく低減するためには主に3つあると思っております。
 1点目が診療・検査医療機関をいかに広げるかということになります。現在、約3割の医療機関がご協力いただいていますが、より多くの医療機関にご協力いただく必要があると思っています。
 2点目が、自宅療養でございます。自宅療養サポート医のみではなかなか対応が難しい状況であります。現在、健康観察は保健所が行っていますが、かかりつけの先生ができる範囲で、通常の医療と同じような形で、ご自分の患者さんで診察をした方は、その後もフォローいただけないかということで医療をお願いしているという状況でございます。
 最後、3点目が入院医療機関のより一層の効率化でございます。例えば軽症の方はある程度のリスク因子がある方においても、症状悪化時には速やかに医療機関に運ぶという前提でございますが、自宅療養の体制を強化するということ。それから、1日、2日、様子見で入院することもありますが、その場合には早めにご自宅や高齢者施設等にお戻りいただくといったようなことで、入院医療機関をより効率的に動かすということも検討していきたいと思っています。

○記者(KTN) ありがとうございます。かかりつけ医での診療に当たっては、動線の確保等ハード面での難しさというのもありますが、課題解消に向けた対策・支援策というのはありますでしょうか。

○福祉保健部長 かかりつけの先生方と、直接話しております保健所からも情報を聞いておりますけれども、厳しい中で対応いただいている先生も少なからずいらっしゃいます。一度診察を診療・検査医療機関を中心に行った後については健康観察になりますので、いわゆる保健所もハーシス(HER-SYS)を使ったり、電話をしたりということになります。そういった中身であれば、電話等であれば、特に受診を再度していただく必要はありませんので、そういった形で対応いただくというのが現実的かなと思っています。

○記者(KTN) ありがとうございます。あと、BA.5に関して、何か具体的な症状や特徴があれば教えてください。

○福祉保健部長 特にBA.2と比べてBA.5の特徴はこうだというような明らかなものはないというふうに認識しています。

○記者(KTN) ありがとうございます。県民割に関して、現時点では沖縄を除いた九州全体が対象になっていますが、九州全体で感染者が増えている中、条件の見直しというのも併せて行われる可能性はありますでしょうか。

○観光振興課長 現状では、そこの条件を変えるということは考えてないという状況です。

○記者(KTN) ありがとうございます。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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