このページは、共通のメニューを読み飛ばすことができます。直接本文をご覧になるかたは「このページの情報へ」というリンクをクリックしてください。
サイト共通のメニューへ
このページの情報へ

長崎県ホームページ

 
ページの先頭へ

ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

令和4年1月6日 記者会見

 ●会見内容●

1.県下の感染段階の切り替え(レベル0からレベル1へ)

1.県下の感染段階の切り替え(レベル0からレベル1へ)

○広報課長 それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。

○知事 新型コロナウイルス感染症について、こうした機会をいただきますのは、前回は10月5日ということでありました。ちょうど3か月目にまたこういう機会をいただくことになったところであります。
 この間の感染者の推移は、皆様ご承知のとおり、年末に至って、県内の感染状況は、ほぼ落ち着きを取り戻している状況であったと認識をいたしておりますが、年が明けた後、新たな感染者が毎日確認され、また、感染者数も急激に上昇している状況にあります。
 したがいまして、今日はそうした現状についてご説明を申し上げ、改めて県民の皆様方にご協力をお願いしたいと考えているところであります。
 それでは、資料をご覧いただきたいと思います。
 本日の会見のポイントであります(資料「今回の会見のポイント」)。
 県下の感染段階を「レベル0」から「レベル1」に引き上げさせていただき、「注意報」を発令させていただきたいと考えております。
 その要因でありますけれども、県内の感染事例においても、オミクロン株の広がりが見られますことから、感染不安を感じられる県民の皆様方、無症状の県民の皆様方に対し、無料検査をお受けいただけるようお願いをさせていただくものであります。
 これまでの感染状況の推移についてお話をさせていただきます(資料P1)。
 年明けの1月1日以降、毎日感染者が確認される状況でありまして、ここ3日間は6人、16人、10人という状況で推移してまいりました。この6日間の新規感染者数は35人。このうちデルタ株と確認された方が1人いらっしゃいます。また、オミクロン株として確認された方が8人、現在、ゲノム検査中の方々が26人おいでになられるという状況であります。
 この26人のうち、いわゆるPCR検査を行った際にデルタ株かどうかというスクリーニング検査を行っております。その結果、デルタ株マイナス(陰性)という結果が得られた方が、26人のうち17名いらっしゃいます。ということは、極めてオミクロン株の可能性が高いと受け止めております。残り9名の方々は、デルタ株のスクリーニング検査の結果がまだ得られてないという状況であります。
 ちなみに、この新規感染者35名の方々について、ワクチンをどういう形で接種されたかというのを調べてみました。ワクチンを接種されたかどうか、まだ確認が済んでない方が2名いらっしゃいます。2回接種された方々が30名いらっしゃいます。ワクチンを接種していないとおっしゃる方々が3名いらっしゃるということでありますので、35名の新規感染者のうち、2回ワクチンを接種されたということが確認された方々が30名おいでになられるという状況であります。
 地域別の感染者の確認状況でありますが、最も多いのが長崎市の19名、あとは離島地域を含んで県下各地域で感染者が確認されているという状況です。
 棒グラフのうちオレンジの部分は新規感染者と確認されたうち初発事例と考えられる感染者がどのくらいいらっしゃるかということをお示ししております。初発と考えられる感染事例のうち、感染拡大につながった要因を分析しているのが下の左側の表であります。県外におでかけになられてお帰りになった方々が3名、県内または県外へ帰省された方々が9名、不明・調査中の方々がそれぞれ1名ということで、県外由来と推定される感染事例が8割を超えるという状況であります。
 初発事例からさらに感染が拡大した2次感染事例を分析してみますと、15名の方々が飲食の場を通して感染拡大したと推定される事例が7割を超えるという状況であります。あとは家庭内、職場関連、あるいは友人関係の中で感染が拡大したと推定される事例などが確認されているというところであります。
 県内の病床使用率等の状況であります(資料P2)。
 一番上の段が県全体、2段目が長崎市、3段目が佐世保市ということで係数を整理しております。病床使用率については、県全体では3.7%、人口週10万人当たりの新規感染者数が2.6人、人口10万人1日当たりの療養者数が2.8人という状況であります。最も高い長崎市でも、病床使用率6.5%、人口週10万人当たりの新規感染者数が4.6人ということで、さほど実績として高い状況ではありませんが、他県の状況等見ましても、急速に感染拡大する傾向がうかがえますことから、十分な注意を払っていく必要があるものと考えているところであります。
 病床の状況であります(資料P3)。
 現在、入院されている方々が21名おいでになります。病床使用率が最も高い壱岐で9.1%、本土部が4.1%、県トータルで3.7%という状況であります。入院患者数、宿泊療養施設、自宅療養者の状況等については、ご覧のとおりであります。
 次に、全国、九州・沖縄、本県における新規感染者の推移を12月29日までの1週間と1月5日までの1週間を比較してみました(資料P4)。
 全国では、週10万人当たりの新規感染者1.48人が、翌週には4.85人で3.3倍に拡大しております。九州・沖縄では1.79人が9.64人と5.4倍に拡大、本県は0.3人が1.88人ということで6.3倍に拡大しているところであります。グラフをご覧いただいておわかりのとおり、全国、九州・沖縄、本県いずれにおいても、これから右肩上がりで増加していく可能性が高いのではなかろうかと考えております。
 全国におけるオミクロン株の発生状況であります(資料P5)。
 全国の状況は、昨日1月5日時点の資料に基づいて記載をさせていただいております。ただし、本県は、本日1月6日時点で表記させていただいております。
 オミクロン株の感染が確認されている都道府県がオレンジの色で塗っている都道府県で、うち市中感染と公表されている都道府県が23都府県ございます。この中に本県の感染事例からしても、感染経路が十分確認されてない事例も発生しているところであります。
 それから、年末年始の人の流れをグラフでお示ししたものであります(資料P6)。
昨年8月のお盆休み前後の人の流れと年末年始の人の流れを比較しますと、昨年のお盆時期のほぼ2倍の方々が年末年始に県内にお入りになっているという状況であります。
 このグラフからご覧いただけるように、やはり人の流れが大きく拡大するにつれて感染者数も増加するというような傾向にありますので、こういった人の流れが大幅に拡大した後、やはり感染者が増加していくのではなかろうかと考えているところであります。
 現状のまとめであります(資料P7)。
1月以降35人の感染者が新たに確認されたところであり、そのうち8人の方々がオミクロン株でありました。その中に感染経路が特定できない人が含まれている状況であります。
 また、現在検査中の方々の中にもオミクロン株の可能性のある方が多く含まれているところであり、こうした状況を総合的に勘案いたしますと、県内で市中感染が始まりつつある状況であろうと推定をいたしております。
 年末年始には、県外から多くの方々が来県されたところであり、今後、さらなる感染拡大が懸念されることから、基本的な感染防止対策の徹底についてご協力をいただく必要があるということに併せて、早期の感染把握によって市中感染を抑制していく必要があるものと考えております。
 感染のレベル判断であります(資料P8)。
オミクロン株の市中感染、新規感染者数の急激な増加等を踏まえて、今回、県全体の感染段階を「レベル1」に移行し、県下全域に「注意報」を発令させていただくものであります。
 そこで、県民の皆様方にお願いをさせていただきたいと思います(資料P9)。
 県内では、オミクロン株の市中感染が始まりつつあると考えられることから、感染不安を感じる無症状の県民の皆様方は、ぜひ無料検査の受検をお願いしたいと考えております。特に、県外と往来をされた方、普段会わない県外・海外の方々と食事をされたり、長時間過ごされたりした方々などにおかれては、無料検査の積極的な受検をお願い申し上げる次第であります。
 ただし、無料検査は無症状の方々にお願いするものであり、発熱やせきなどの症状がある方々は、医療機関を受診していただきますようお願いを申し上げます。
 なお、この無料検査をどこでやれるかということは、県のホームページに具体的に記載しております。県内46か所で検査をお受けいただくことができます。ただし、お近くの検査場所にお越しになる場合には、事前にご連絡をいただければありがたいと考えております。予約不要で受検は可能ですけれども、長時間お待ちいただくということであったり、その当日に検査を受けていただくことができなかったりという場合も想定されますので、無料検査を受検される際には、事前に電話でご連絡をいただければ大変ありがたいと考えているところであります。
 それから、これは基本的な項目でありますが(資料P10)、感染防止対策として「マスクの着用」、「手指消毒」、「密の回避」、「定期的な換気」等についてご協力くださいますようお願い申し上げます。
 飲食をされる際も、会話をするときにはマスクを着用し、いわゆる「マスク会食」の徹底をお願い申し上げる次第であります。
 それから、少しでも体調が悪いとお感じになられたときは、すぐにかかりつけ医、あるいは診療・検査医療機関へ相談をしていただきたいということであります。そういった場合には、検査結果が出るまでは外出や会食を控えて、極力人とお会いになる機会を減らしていただきますようお願いを申し上げる次第です。
 それから、県外との往来であります。県外との往来による感染事例がほとんどでありますので、往来を計画されるに当たっては、慎重なご検討をいただきますようお願いを申し上げる次第でありますが、特に、感染が拡大している地域との往来については、延期等を含めてご検討をいただければありがたいと考えております。
 それから、二次感染は会食の場が非常に多いということになってまいりますので、会食の際は感染防止対策が徹底されたコロナ対策認証店をご利用いただき、できるだけ大人数や長時間にわたる会食を控えていただきますようお願いを申し上げます。
 飲食事業者の皆様方へのお願いであります(資料P11)。
飲食店の皆様方におかれましては、これまでもお願いさせていただきましたけれども、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度(team NAGASAKI SAFETY)」の積極的なご活用をお願い申し上げます。
 また、ワクチン・検査パッケージ制度のご活用をいただくことによって、人数制限等が緩和できる選択肢も残されているところでありますので、ぜひこの第三者認証制度の取得、ワクチン・検査パッケージ制度のご活用をお願い申し上げたいと存じます。
 それから、保健・医療提供体制の強化について、その後の状況をご報告申し上げたいと思います(資料P12)。
 診療・検査体制の強化でありますが、診療・検査医療機関が第5波の時点までは399施設でありましたけれども、現在425施設まで増やしております。
 それから、経口薬としての投与体制の整備が進んでまいりました。現在、医療機関、薬局等を含めて78施設で、「モルヌピラビル(ラゲブリオ)」の処方並びに投薬が可能になってまいります。
 それから、中和抗体薬「ゼビュディ」は中和抗体薬の中でも、新たな変異株に効果があると言われている抗体薬でありますけれども、67施設で投与が可能になっているところであります。
 それから、病床の確保状況でありますが、第5波の時点においては549床でありましたけれども、さらに拡充をいたしまして、現在、緊急時対応を含めて561床まで対応できる体制を整えております。
 宿泊療養施設については535室から920室に拡大をいたしました。
 そしてまた、自宅療養をされる方々をサポートされるサポート医の確保でありますけれども、107名から124名にご協力をいただけることとなっているところであります。
 それから、オミクロン株への感染が確認された方々等への対応であります(資料P13)。
 これまでは、このオミクロン株に感染された方々は全員「原則入院」という取扱いとなっておりましたけれども、明日1月7日から、従来のデルタ株と同じように、症状に合わせて「入院」、「宿泊療養施設・自宅療養」の中から対応をしていくことにいたしております。
 それから、オミクロン株感染者の濃厚接触者については、全員宿泊療養施設に入所していただくということにいたしておりましたけれども、感染者が急激に拡大し、施設が満床状況となるということも懸念されますために、今後は従来と同じような整理をし、自宅で療養をしていただくということに変更してまいります。
 それから、経口薬の投与等については、先ほどご説明したとおりであります。
 サポート体制の強化、健康観察体制の整備は従前と変わりはないところであります。
 それから、ワクチン接種の推進についてであります(資料P14)。
いわゆるワクチンの3回目の接種であります。新型コロナワクチンについては、感染予防効果、重症化予防効果がありますが、この効果といいますのは、2回目接種後、時間の経過とともに低下していくとされているところであります。したがいまして、各市町から追加接種(3回目接種)の接種券が届きましたら、積極的に接種を進めていただきますようお願いを申し上げます。
 それからまた、県の大規模接種センターの設置についても検討を進めているところであります。
 それから、追加接種時期の前倒しであります。これまで、2回目接種後8か月にするのか、前倒しが可能として6か月にするのか、様々な議論がありましたけれども、一定考え方が整理されました。
 医療従事者、高齢者施設等の入所者・従事者の方々、病院等の入院患者の皆様方は、基本的に3回目の接種時期は2回目接種から6か月経過後に接種を受けていただく。それ以外の高齢者の方々は7か月経過後に、その他の方々は8か月経過後に3回目の接種をお受けいただくということにいたしたいと考えております。
 初回接種についても、まだお受けになっていらっしゃらない方々は、引き続き接種が可能であります。詳しくは各市町にご相談をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
 これまで、第5波に至る感染の波を経験してまいりましたけれども、県民の皆様方、各事業者の皆様方のご協力、医療関係者をはじめ関係者の皆様方の大変なご努力をいただきまして、これまで長崎県においては、人口当たりの感染者数は九州の中でも最も少ない状況となっているところであります(資料P15)。
 しかしながら、今後、オミクロン株の感染拡大により第6波の到来も懸念されるところであります。感染拡大の波をできるだけ低く抑えることができるように、県といたしましても、感染予防・拡大防止対策に全力を注いでまいりたいと考えておりますので、どうか県民の皆様方にも、基本的な感染防止対策を含めてご協力を賜りますよう、お願いを申し上げる次第であります。
 私からの説明は以上でございます。あとはよろしくお願いいたします。

○広報課長 では、幹事社の方からご質問をお願いいたします。

○記者(NCC) よろしくお願いいたします。まず確認ですけれども、新型コロナウイルス感染症に関して3か月ぶりの会見の場であると知事は最初におっしゃられましたが、県内の感染段階が「レベル1」になるというのは、10月以来3か月ぶりと考えてよろしいのでしょうか。

○知事 この県の感染段階については、国のレベル判断に合わせて見直しをしてまいりましたので、従前の感染段階と今回の感染段階は同じ水準ではないとお考えいただきたいと思います。これは、国の新たな判断レベルに合わせて県の判断基準を改正しているところであります。

○記者(NCC) 注意報を発令するのは、今回が初めてということになるのでしょうか。

○知事 そうですね。

○記者(NCC) わかりました。
 無料検査についてお尋ねします。ワクチン・検査パッケージを利用していなくても、誰でも無料で検査を受けられるのでしょうか。

○福祉保健部長 はい。今、ホームページは更新しているところでございますが、これまではワクチン・検査パッケージということで、各機関で検査が受けられる形になっていましたが、明日からは、ワクチン・検査パッケージとはまた別に無料検査という形になります。それは全ての医療圏域で受けられる形になりますけれども、ワクチンを打っている方も含めて、不安がある方は受けられる状況になります。

○記者(NCC) ホームページを開かせてもらったのですけれども、検査実施場所として、専用ブース、民間検査機関、薬局と3つありますが、箇所数を開いたら専用ブースが6か所あり、合計47か所になりますがどうなっていますでしょうか。

○福祉保健部長 今、ワクチン・検査パッケージと無料検査場所がほぼ同じになると思いますけれども、それも含めて今、調整中になりますので、今夜中にはそこは修正をさせていただく予定です。

○記者(NCC) 明日以降、運用するのは県内で46か所と言って大丈夫でしょうか。

○福祉保健部長 今のところ、46か所になります。

○記者(NCC) わかりました。
 知事にお尋ねします。先ほど、第6波の話もありましたが、今日、日本医師会の会長が会見され、全国的に第6波に突入したとおっしゃっています。知事としては、今、県内は第6波に既に入っているのか、その入り口なのか、どのように見られていますか。

○知事 もう既に1日当たりの感染者が、2日間続けて2桁発生しているという状況でありますし、他県の事例等を拝見すると、急激な感染者数に上っているということを踏まえますと、まさに第6波の入り口に差しかかっているのではないかという思いがいたしております。

○記者(NCC) ありがとうございます。

○記者(読売新聞社) オミクロンの感染者が8名で、その中で感染経路が追えていない方もいらっしゃるということでした。感染経路が追えていない方の数はどれくらいでしょうか。

○福祉保健部長 確定した8人のうち1名の方が、現時点では感染経路不明ということになります。その1名の方については、現在調査を進めている段階でございます。

○記者(読売新聞社) わかりました。資料5ページの日本地図の中で、市中感染が起きている地域として長崎県に色がついていましたけれども、ということは、この1名の方を追えていないということを踏まえて、長崎県でも市中感染が起きたという認識でよろしいのでしょうか。

○知事 そう考えております。

○記者(読売新聞社) ありがとうございます。
 それから、今、山口県などでは米軍基地から感染が拡がっているというケースが見受けられています。長崎県内にも佐世保に米軍基地がありますが、長崎県から米軍に対して何か申し入れをしたり、情報共有を図るといったような、何か対応をしたりということはされていらっしゃるのでしょうか。

○知事 佐世保の米軍基地においても、コロナ感染が確認されたところでありまして、オミクロン株のリスクが指摘されている状況の中で、濃厚接触者に対する措置を含めて国内対策と同様の措置を講じていただきたい。具体的には、入国水際対策として2週間の経過観察などの期間が設けられているわけでありますけれど、米軍関係では施設内外を出入りされる方々が数多くいらっしゃるということでありますので、ぜひ、この外出自粛をしていただき、基地内待機などの措置を講じていただきたいというお願い。あるいは、基地内で新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生した場合には、速やかにオミクロン株であるのかどうかという特定のためのゲノム解析なども進めて、早急に保健所当局と情報共有を図っていただきたいというような要請については、昨年の12月に、私と佐世保市長の連名で要請を行ったところであります。その後、全国の基地を抱える都道府県と共同で、国に対する要請活動も行ってきたところであります。

○記者(読売新聞社) わかりました。ありがとうございます。

○広報課長 それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。

○記者(西日本新聞社) 米軍から、外出について、基地外に出られているような状況があるか、ないか聞いていらっしゃいますでしょうか。

○知事 恐らく、他県の状況などを拝見すると、基地内外に出入りなさっておられる事例もあるのではないかと思っております。また、基地従業員の方々も、基地外にあるご自宅から仕事場として基地内にお入りになっておられるというような事例もあるものと考えております。

○記者(西日本新聞社) それは、佐世保基地に確認したわけではなく、全国の状況を見ると、ということでしょうか。佐世保基地でどうだったかというのは、聞かれたりはされていないのでしょうか。

○知事 佐世保基地でも、従業員の方が基地外から通勤されている事例はあるものと確認をいたしております。

○記者(西日本新聞社) すみません、従業員の方ではなくて、米軍の方が基地の外に実際に出ていたかどうかというのは、わかっているのでしょうか。

○医療政策課長 直接、米軍からそのような情報の提供はございません。確実にそういう情報があるかということを聞かれますと、そういう情報は提供されていないということになります。

○記者(KTN) 無料の検査のことでお伺いします。1日どれぐらいの方が受検可能で、この期間中どれぐらいの検査を受けられることを想定しているのか。キャパシティをお伺いしたいのですけれども。

○医療政策課長 今、順次、無料検査のできる箇所を拡充・拡大しているところでございますが、現状では、1日約500件程度ということで考えております。今後、1日1,000件以上検査ができる体制に拡充していきたいと思っております。

○記者(KTN) 状況に応じて、この1月31日より延長するような可能性もあるのでしょうか。

○福祉保健部長 はい。状況によりましては、延長する可能性はあります。

○記者(KTN) 宿泊キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」などは、今後どのように検討されていくんでしょうか。

○知事 それは、今後の感染状況の推移を十分見極めながら判断していかなければいけないと思っております。

○記者(KTN) 先ほどから話に出ている米軍についてお尋ねします。米軍の中では、オミクロン株、変異株のスクリーニング検査はできずに、外に検査を依頼するような形です。今、佐世保基地の中で感染者が出ても、それがオミクロン株なのかというのはわからない状況で、佐世保市民はやきもきされている方も多いと思います。率直に今、米軍で多くの感染者が出ていることについて、知事としての受止めを教えてください。

○知事 定期的に米軍から情報提供がなされております。他県と比べると、佐世保は、感染者数も少なく推移しているのかなと考えておりますが、まだ予断が許されないような状況でありますので、基地が所在することによって、そういったリスクによって市民が影響をこうむるようなことがないように、今後とも国に対して要請をしっかり行っていく必要があるものと思っております。

○記者(KTN) 最後に、この基地絡みですけれども、山口県や沖縄県では、今、爆発的に感染者が増えています。もちろん県としては、佐世保市と連携しながらというところはあると思いますが、在日米軍に働きかけていく中で、都道府県単位での連携というところで考えているところや、実際に動きだしているところがあれば、教えてください。

○知事 基地が所在する都道府県で会議等も設けておりますし、要請活動も既に行ってきております。今後の推移を見極めて、必要な対策等については十分協議しながら、力を合わせて取り組んでいく必要があるものと思っております。

○記者(NBC) 県全体の感染段階のレベル判断について、国の基準に合わせて基準を改めたという話がありましたが、これはいつ改められて、いつから運用されているのでしょうか。

○総務部次長 私のほうから回答差し上げます。7月21日に知事会見をさせていただきまして、それ以降、今回の感染段階対応の目安を活用しているということでございます。

○総務部長 申し訳ございません。今のご質問は、改定の時期ということでしょうか。今ご回答を申し上げたのは設置の時期であり、改定したのは11月29日という形になります。

○記者(NBC) 11月29日以降、新しい基準による注意報が発令されたのは初めてということでしょうか。

○総務部長 初めてです。

○記者(NBC) ありがとうございました。

○記者(毎日新聞社) 宮崎県が沖縄県を感染拡大地域と指定して、県民に往来自粛を求められているのですが、本日の対策会議においては、特定の地域をこうした感染拡大地域として捉えて往来自粛を求めるような、専門家の声などがあったか、お伺いできますでしょうか。

○総務部長 具体的な地域を名指しということではないですけれども、先ほどご説明申し上げました資料10ページ目で、特に感染が拡大している地域との往来は延期等の検討をということでございますので、そういった地域には当たるところなのかなと思っております。

○記者(毎日新聞社) ありがとうございました。

○広報課長 よろしいでしょうか。
 それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

○知事 どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ