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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

令和3年7月30日 記者会見

 ●会見内容●

1.県下の感染段階の切り替え(ステージ2からステージ3へ)県下全域に警戒警報を発令

1.県下の感染段階の切り替え(ステージ2からステージ3へ)県下全域に警戒警報を発令

○広報課長 それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○知事 今日もこうした機会をいただきまして、ありがとうございます。
 改めて、新型コロナウイルスの感染状況についてご報告を申し上げ、県民の皆様、事業者の皆様方のご協力を賜りたいと考えております。
 前回は、7月21日に会見の機会をいただきまして、感染段階を「ステージ1」から「ステージ2」に引き上げたところであります。それからわずか1週間余りという状況でありますが、改めて感染段階のステージを引き上げざるを得ないような状況になっているところであります。そうした状況についてご説明させていただきたいと思います。
 今日、ご説明をさせていただきますのは(資料「今回の会見のポイント」)、感染段階を従前の「ステージ2」から、「ステージ3」に引き上げることといたしました。
改めて、県外との不要不急の往来自粛をお願いさせていただこうというものであります。
 感染者の推移について(資料P1)、7月の下旬から徐々に感染者が増加傾向で推移し、本日は39名という新規感染者が確認されたところであり、この1週間の新規感染者は124名という状況であります。
 それぞれの指標についてご覧いただきます(資料P2)。県下全体の主な指標の数値をご紹介しておりますが、先日まではグリーンの「ステージ2」の状況でありましたが、本日、さらに新規感染者が増加し、県の感染段階「ステージ3」の基準を超えるという状況に至っているところであります。
 7月26日までは10人前後の数字で推移しておりましたけれども、27日、28日、29日と20人台の感染が確認され、今日は39人確認されているところであります。
 ちなみに下のグラフの、赤い線は全国の推移、そして緑の線である九州の推移をご覧いただいてもおわかりのとおり、ここにきて感染者が急激に増加する傾向で推移しており、このまままいりますと、長崎県も、この後、急激に感染者が拡大していくというおそれがあるものと受け止めているところであります。
 現在の入院の状況であります(資料P3)。
 入院患者数は66名ということであります。病床使用率は15%ないし20%台で推移しており、県全体で15.4%と、比較的まだ深刻な事態には至っていないところであります。幸いにして重傷者はいらっしゃいません。
 ワクチン接種率が相当高まってきているということも一つの要因ではなかろうかと考えているところであります。ワクチン接種の高齢者の最新の状況を申し上げますと、1回目接種完了をしていただいた方々は85%、2回目を終えていただいた方が69%という状況であり、その効果が見られるのではなかろうかと考えております。したがいまして、入院されている方々は、中等症、あるいは軽症の方々であります。その他、宿泊療養施設にお入りいただいている方々が86名いらっしゃるという状況であります。
 この感染者の発生状況をそれぞれの地域別に見てみますと(資料P4)、やはり大都市であります長崎市、佐世保市が多い状況であります。表をご覧いただいておわかりのとおり、ほぼ県下全域で発生するという状況であります。第4波については、長崎市が先行して急拡大し、大変憂慮される事態でありましたけれども、今回は少し前回と異なるような感染状況で推移してきているところであります。
 感染事例を分析いたしました(資料P5)。上段は先々週7月16日から7月22日まで、そして、下段が先週1週間7月23日から7月29日までの感染事例、さらに上は初発と考えられる感染事例、下は二次感染事例をそれぞれ要因別に分析したところでありますが、今回の最大の特徴は、やはり初発事例で確認されますように、県外由来の感染事例が非常に多く、そしてまた、急拡大しているという状況であります。先々週は、14人の初発事例が確認されましたが、先週は36人という初発事例の数でありました。
 二次感染事例でありますが、これまでは飲食、家庭内、職場が主な感染事例となって50人の二次感染者が確認されておりましたけれども、総数は、10人ほど増えて61名の二次感染者でありました。二次感染は家庭内で感染された事例が一番多いという状況であります。
 これをもう少し掘り下げて分析をしてみますと(資料P6)、これは初発事例と二次感染者を合計した感染の状況でございます。お一人お一人の感染の場がどこであったかということで分析いたしますと、県外の方々と接触して感染された方が27名、家庭内で感染されている方が29名、職場内が9名、その他グループの方々、友人関係の方々が一緒に行動され、その場が感染の場となったような事例等が確認されているところであります。これを、県外の方々と接触されて感染された方々、その感染が家庭内に持ち込まれて家庭内感染という形で拡大した事例、同じように県外の方々との接触によって感染され、職場内に感染が拡大した事例、こういった事例を含めて分析をしますと、実に、全体97名の感染者のうち、県外に由来する感染者の割合が80人で8割を超えるという状況でありますので、これは、そういった点に十分注意した対応が必要になってくるものと考えております。
 もう少し具体的に分析をしてみますと(資料P7)、県外から(県外へ)の帰省、出張、旅行、その他ということで数字を整理しておりますけれども、主な事例としては、県外から帰省された方々が地元のお友達と会食をされ、それが家庭内等に広がったといった事例。仕事をされている方が県外に出張され、仕事先で会食し、それが職場内感染、家庭内感染に拡大した事例。県外でのイベントや会食等に参加され、お帰りになられた後、さらに同僚、家庭内感染につながっているといった事例が見られるところであります。
 改めて、そういった状況をまとめてみますと(資料P8)、8割を超える方々が、県外に由来する感染を家庭内、職場等に持ち込まれ、急速に感染が拡大しているという状況ではないかと考えております。
 したがいまして、これからの対応策としては、県外の方々との接触の機会をできるだけ減らすような努力をしていく必要があるものと考えております。また、県外の方々との接触というのも、会食の場が非常に多くなっており、そういった飲食の機会をさらに縮減し、飲食等をされる際には感染防止対策のさらなる徹底をお願いしていく必要があるものと考えているところであります。
 そこで、改めてステージの判断であります(資料P9)。先ほど指標をご覧いただいたように、直近の感染状況を見ますと、新規感染者が「ステージ3」の基準を超え、なおかつ全国、九州の動きを見ましても、今後さらに急速に拡大していく可能性があると考えており、今日7月30日の段階で、県の感染段階を「ステージ2」から「ステージ3」に引き上げ、「警戒警報」を発令させていただくものであります。
 そして、県民の皆様方に対する改めてのお願いであります(資料P10)。
 繰り返し申し上げておりますように、県外由来の感染事例がほとんどを占めるという状況でありますので、県外との往来、特に緊急事態宣言の発令地域(東京都、沖縄県、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府)、あるいはまん延防止等重点措置の対象地域(北海道、石川県、兵庫県、京都府、福岡県)、ここにご紹介しております11の都道府県は、特にご注意いただきたいと思います。そうした都道府県以外でも、急速に感染が拡大する状況でありますので、不要不急の往来は、ぜひ、これから控えていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
 本日、39名の新規感染者が確認されております(資料P11)。1週間前がどういう状況であったかというと、ご承知のとおり、いわゆる4連休で、多くの方々の移動が見られた時期であります。人の動きが感染拡大に結びついているということであり、これからもぜひ、他県にお住いのご家族の皆様、ご親戚の皆様方に対して、不要不急の帰省、ご旅行などは極力お控えいただくように呼びかけをお願い申し上げる次第であります。
 それでもやはり、用事があって帰省されなければいけない、来県されなければいけないという方々もいらっしゃるかと思いますけれども、できるだけ事前にPCR検査、抗原定量検査等を活用していただければ大変ありがたいと考えているところであります。
 また、そうしたことが難しいという場合にも、前後2週間にわたっては、会食をされるなどのリスクの高い行動を控えていただきますようお願いを申し上げます。
 そしてまた、長崎から他県においでになられる際には、県外での会食は控えていただきますようお願いを申し上げます。
 会食につきましても、これも前々からお願いをさせていただいてまいりましたけれども、普段一緒に過ごしておられるご家族、同僚以外の方々との会食は、極力控えていただきますようお願いを申し上げます(資料P12)。
 そして、飲食店等を利用される際には、引き続き、感染防止対策を徹底していただきますようお願いいたします。
 これも従前から申し上げておりますように、県では、第三者認証制度を現在運用中であります。徐々に認証店舗数も増えており、昨日現在で、県内で301店舗の認証を取得していただいているところであります。認証を取得していただいた飲食店など、感染防止対策が徹底された店舗のご利用をお願いしたいと思いますし、また、飲食中でも会話を交わされるような場合には、ぜひマスクの着用をお願い申し上げます。
 それから、日常生活での注意事項としてお願いを申し上げたいと思いますが、ワクチン接種を済まされた方々を含めて、下に書いておりますように、基本的な感染防止対策の徹底を引き続きお願い申し上げたいと思います(資料P14)。
 2回ワクチン接種をしたけれども、再度感染されるというような事例も確認されているところであり、集団免疫を取得するまでにはもう少し時間がかかると思っておりますので、継続したご協力をお願い申し上げる次第であります。
 それから、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P15)。県外に出張される際には、県外の方々との会食を極力控えていただきますようお願いを申し上げる次第でございます。
 それから、併せて、県外から不特定多数の来場が見込まれるようなイベントについては、感染急拡大の状況を踏まえて、中止もしくは延期を含めたご検討をお願い申し上げる次第であります(資料P16)。
 以上、まだまだこれからどういう形で新たな感染の拡大が見られるのか、非常に危惧しているところであります。感染の山がさらに高くなっていくのではないかと思っております。デルタ株の割合が総体的に高まってきており、全国的な感染拡大の要因の一つでもあろうと思いますけれども、感染力が非常に強いという状況であります。
 今後とも、県民の皆様方、事業者の皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げる次第であります。
 私からは以上でございます。後は、どうぞよろしくお願いいたします。

○広報課長 それでは、幹事社の方から、よろしくお願いいたします。

○記者(読売新聞社) 2点お伺いしたいと思います。
 今、全国で第5波の到来が懸念されています。今日の長崎の感染者数も、昨日から倍近くになっています。長崎でも第5波が始まりつつあるのかどうか知事のお考えを聞かせていただけますでしょうか。

○知事 感染者の推移のグラフをご覧いただいてお分かりのとおり、1桁台が10人台、20人台、今日は39人ということでありまして、通常の状態であれば、こういった感染者は確認されない状況であろうと受け止めております。まさに第5波の感染拡大の入り口に差しかかっているものと受け止めているところであります。

○記者(読売新聞社) 分かりました。
 もう一点が、今、県民限定の観光キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を実施されていますが、停止する必要性等どのようにお考えかをお聞かせいただけますでしょうか。

○知事 現在、県民限定の観光キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を展開中でありますが、このキャンペーンは国の支援措置を利用して展開しているところであり、事業前提条件として、国の感染段階の「ステージ3」以上になってくると支援措置が受けられないという形になっております。
 私どもも、「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」の状況を見ておりまして、感染事例が確認されるかどうかということに関心を持って停止の必要性を精査してきているわけですけれども、ご活用いただいた方々の中で感染者が発生したというのは、事例はございますけれども、全体でこのキャンペーン自体を停止するような状況ではないものと考えております。
 ただし、今後、感染経路不明者が高まって、市中感染のおそれがあるというような状況になってまいりますと、県民の皆様方の各地の観光によるご訪問も控えていただく必要があるものと考えており、いま少し事態の推移を見極めた上で判断していこうと思っております。

○記者(読売新聞社) 以上です。

○記者(共同通信社)  「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」の停止の判断についてお尋ねします。感染経路不明者の割合や、感染者数等、停止を判断する具体的な基準というのはあるのでしょうか。

○知事 具体的な判断基準の数値は設けておりません。先ほど感染事例の分析結果をご報告させていただきましたけれども、現段階では、ほとんどの感染経路が追えているというような状況であり、その要因のほとんどが県外由来の感染となっているということでありますので、県民の皆様方が県内を観光で移動されるということに関しては、まだ問題はないのではなかろうかと考えているところであります。

○記者(共同通信社) どうもありがとうございます。
 もう一点お伺いします。
 今日、冒頭の説明で、重症者は現在ゼロ人で、ワクチン接種によって、かなり重症化が抑えられているという認識を示されましたが、これまでの「ステージ3」の状況とは違うという認識でいらっしゃるのでしょうか。

○知事 そうですね。これだけ感染者が発生すると、当然ながら、高齢者の方々を中心に重症者の数が増えていく傾向でありましたけれども、先ほどご覧いただいたように、今の段階では重症者の方はおいでにならないということであります。
 ただ、だからといって安心できるような状況ではありません。数多くの方々が感染されるということになると、その中から重症化される方々もいらっしゃるわけでありますので、引き続き、緊張感を持って対応していかなければいけないと思います。

○記者(共同通信社) ありがとうございました。以上です。

○広報課長 それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。

○記者(西日本新聞社) 分析では、県外由来の感染事例が多いということですけれども、具体的にどこの都道府県が多いのでしょうか。

○総務部次長 こちらのほうでお答えをさせていただきます。
 今回、資料5ページの中でお示しをさせていただきました27人の県外事例を調べてみますと、約52%は福岡県で、その次にくるのが東京都で2割程度となっております。それ以降は、佐賀県、熊本県、大阪府、広島県となっていますが、人数は少ないので、ほとんどが福岡県、東京都が主な県外由来の感染事例となっております。

○記者(西日本新聞社) 夏休みも始り、これからお盆を迎えるわけですけれども、県として水際対策、例えば、空港で検査をする、無料の検査をする等、何か検討されていることはありますでしょうか。

○知事 他県の事例等も参考にして議論をしているところでありますけれども、例えば、他県から県内に入ってみえた方々を空港などの場所で、検査キットを差し上げて、それを郵送していただいて検査の結果をまたお知らせをするというような仕組みが設けられている事例も確認しております。
 ただ、長期に渡って滞在していただく際には、一定の検査、それから結果の通知が、数日間にわたってお知らせできるということでも効果があるかもしれませんが、例えば、お盆の時期に帰省される際というと、既に検査結果が出る前に県内で色々な活動をなさっておられるという状況になる可能性もありますので、できれば出発される前に、都市部には非常に身近に、また、安価で検査ができるような機関などもあるということでありますので、そういったところをご活用いただいて検査などを済ませて帰省していただくというようなことになれば、ありがたいと思っているところであります。
 他の県の全ての事例を参考にしたわけではありませんけれども、例えば、1日当たり200件程度の検査件数を想定して対応策を講じておられる事例を拝見しておりますと、やはりお盆時の帰省などは、そのような数字では間に合わない形になるだろうと思いますので、これからもう少し、どういった制度設計等が考えられるのか、議論を継続して進めていきたいと考えております。

○記者(長崎新聞社) 先ほど、「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」の質問の中で、知事から、「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を活用した方の中から感染が発覚した事例があるとおっしゃられました。これは今回、7月1日(佐世保市は7月15日)に再開した以降の話でしょうか、それとも再開前の話でしょうか。

○観光振興課長 再開前の話です。

○記者(長崎新聞社) 現状では県外由来の事例が多いということで、飲食店の営業時間短縮要請等は考えていらっしゃらないということでしょうか。

○知事 確かに、人の流れを縮減するという意味では、営業時間短縮要請という手法も一つあるのかもしれませんけれども、飲食店が感染の場になっているということであり、クラスターが複数件発生して感染が拡大する要因になっているという状況であれば、早め早めの対応策として営業時間短縮要請等も検討する必要があると考えているところでありますが、現状ではほとんどそういう状況ではありませんので、飲食店の皆様方のご理解が得られないのではなかろうかと考えているところであります。

○記者(長崎新聞社) わかりました。
 今年の春先の第4波のときには、長崎大学などがシミュレーションで、ピーク時の1日当たりの感染者数について推計値を示していましたけれども、今回は感染拡大の勢いが第4波以上に早いような気もします。例えば、ピーク時の1日当たりの感染者数の推計はされてはいないのでしょうか。

○医療政策課長 新型コロナウイルス感染症対策調整本部の中に、疫学解析チームがございまして、長崎大学で分析をしていただいております。分析結果について、色々な仮定や条件を与えることによって推計値が異なってまいりますので、いつの時期に何人というところの情報までは、まだ今の段階ではお話しする状況ではないかと思っております。

○記者(長崎新聞社) わかりました。
 これはまだ先の話だと思いますが、まん延防止等重点措置の適用を国に対して求めていくという想定などはあるのでしょうか。

○総務部長 国の感染段階「ステージ3」から適用の範囲には入って来ますけれども、実態として国の感染段階「ステージ3」で認定されたところはほとんどありませんので、事実上、国の感染段階「ステージ4」での判断基準になろうかと思っております。

○記者(長崎新聞社) ありがとうございました。以上です。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

○知事 どうもありがとうございました。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

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