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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

令和3年7月21日 記者会見

 ●会見内容●

1.県下の感染段階の切り替え(ステージ1からステージ2へ)県下全域に注意報を発令

1.県下の感染段階の切り替え(ステージ1からステージ2へ)県下全域に注意報を発令

○広報課長 それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。

○知事 今日は、よろしくお願いいたします。
 前回は、7月12日に新型コロナウイルス感染症に関する会見の機会をいただき、県全体のステージ判断として、「ステージ2」を「ステージ1」に引き下げるという発表をさせていただいたところであります。
本日は、その後の経過を踏まえまして(資料「今回の会見のポイント」)、再度、県下の感染段階を「ステージ2」に引き上げてまいりたいと考えているところであります。
 本県を含め、全国的に感染が拡大傾向で推移しているところであり、県外との往来、あるいは飲食の場における感染防止対策を強化していただく必要があるものと考えております。
 併せて、県独自の「新型コロナウイルス感染段階対応の目安」を定めてまいりましたけれども、この目安を一部見直しさせていただいたところであり、そうした内容についてご説明をさせていただきたいと思います。
 その後の新規感染者数の推移であります(資料P1)。一旦、1週間の感染者数の合計は10人台まで下がってきたところでありますが、この1週間の新規感染者数は59名と、再度拡大する傾向になってきているところであります。
 県内の各指標の動向をご覧いただきたいと思います(資料P2)。最大病床占有率は最大確保病床に対する稼働割合を示しておりますが、ここにはまだ大きな変化は見られないところであります。新規感染者数はゼロが続いた日もございましたけれども、その後、1桁台後半から、2桁に至る状況で今日に至ったところであります。したがいまして、新規感染者数が県のステージ判断における「ステージ2」の基準を超えるという状況になっているところであり、そのほか、療養者数、最大病床占有率は基準を超えるには至っておりませんが、いよいよ明日から4連休を迎えてまいりますし、夏休みを迎えるということもございまして、現段階でステージ判断を再度やり直す必要があるものと考えております。
 下にご紹介しておりますのは、これまでの新規感染者数の推移をご紹介しております。赤の実線が全国の新規感染者数の推移状況であります。一旦ピークを越えて減少傾向で推移しておりましたが、ここにきて急速に拡大傾向に転じております。
 同様に、グリーンの実線は九州・沖縄の新規感染者数の推移状況であります。九州・沖縄の動向も、山を越えて減少傾向から上昇傾向に転じております。
 一方、長崎県はブルーの実線でありますが、県北地域の感染拡大等も経験してまいりましたけれども、一旦収まったかに見えた新規感染者数が、ここにきて同様に増加傾向に転じているという状況であります。
 県全体の感染事例の分析をさせていただいております(資料P3)。
 先週(7月14日から7月20日まで)の初発事例は、1週間で12名確認されております。先々週(7月7日から7月13日まで)と比べまして若干増えるという状況になりました。
 一方、二次感染者の割合が、先々週は6名でありましたけれども、これが先週に至っては47名ということで大幅に伸びてきているところであります。
 それぞれ飲食関係、家庭内感染、職場関係での感染が確認されているところでありますが、これをもう少し深く分析をしてみます(資料P4)。飲食事例、家庭内感染の数字は、先ほどご覧いただいた先週の初発事例と2次感染事例を併せた数字でありますが、もともとの感染要因について、飲食に由来する感染が家庭内に持ち込まれて家庭内感染を引き起こした事例、あるいは職場に持ち込まれて職場内の感染拡大に結びついた事例をピックアップしてみますと、この飲食に由来する感染事例がトータル59人のうち28人、約半数が飲食に由来する感染事例として確認されているところであります。
 一方、県外に由来する感染の割合でありますけれども、県外にお出かけになられて人と接触したことによって感染を県内に持ち込まれ、家庭内感染につながった事例、職場感染につながった事例を総じて見てみますと、県外由来の感染事例が19名で32%。
実に全体の8割が、飲食由来の感染と県外由来の感染という状況となっております。
 現状のまとめといたしましては(資料P5)、飲食の場、あるいは県外から感染が持ち込まれることが中心となって感染者数が大幅に増加してきております。
 したがいまして、これからの取組であります。全国的に感染が拡大傾向で推移しているところであり、これから人の移動が増える夏休み、お盆を迎えてまいりますことから、県外との不要不急の往来を減らし、飲食の場における感染防止対策の強化を図る必要があると考えているところであります。
 そうした状況の中で、ステージの判断を改めてさせていただきました(資料P6)。全ての指標が既に「ステージ2」を超える状況にはまだ至っておりませんが、連休を控え、これから人の流れが確実に増加してくるものと考えており、本日からこの県の感染段階を「ステージ2」に引き上げ、「注意報」を再度発令させていただくことといたしたところであります。
 そこで、改めて県民の皆様方にお願いであります(資料P7)。緊急事態宣言地域、あるいはまん延防止等重点措置の適用対象地域、こうした感染が拡大している地域との不要不急の往来については、ぜひ自粛をしていただきたいというお願いであります。こうした地域にお住いのご家族の皆様方等に対しては、不要不急の来県を極力お控えいただくよう、ご家族の皆様方から呼びかけをお願いしたいと考えているところであります。
 そういった中でも、どうしても帰省する必要があるという方々もいらっしゃるものと思っております。帰省される、あるいは来県される前後2週間程度は、会食などのリスクの高い行動を控えて、ご自身の健康管理の徹底をお願いしたいと考えております。
そしてまた、緊急事態宣言地域、まん延防止等重点措置の適用対象地域以外の地域との往来も、それぞれの地域の感染状況等を十分踏まえていただいて、慎重にご判断をお願いします。ご家族の皆様方とも、帰省等についてご相談をしていただいて、慎重な判断をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
 それから2点目は、感染事例のもう一つの大きな要因が飲食の場ということになります(資料P8)。飲食店等を利用される際には、改めて感染防止対策を徹底していただきますようお願いを申し上げます。県の第三者認証制度もスタートしたところであります。認証を取得した飲食店など、感染防止対策が徹底された店舗の利用をお願いしたいと考えております。
また、飲食中も、会話をされる時にはマスクを着用されるなど、飲食店を利用される際の感染防止対策に引き続きご協力をお願い申し上げる次第であります。
それからまた、飲食をされる際には大人数、長時間での飲食を避け、普段一緒にお過ごしの方々と飲食を楽しんでいただきますようお願いを申し上げます(資料P9)。
 それから、日常生活における感染防止対策も繰り返しお願いをさせていただいておりますが(資料P10)、マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避、そしてまた供用部分、場面の切り替わり等に十分ご留意をいただき、小まめな消毒をお願い申し上げる次第であります。
 次に、感染段階の対応の目安の一部見直しについて、説明をさせていただきます(資料P11)。後ほどご報告をさせていただきますが、県の病床確保計画について一部見直しを行い、最大確保病床の拡大を進めてまいりました。一方また、国の方でも分科会のステージ指標の改定が行われたところであります。こういった環境の変化、あるいは第4波における施策の実施状況等を踏まえて、この対応の目安の一部改正を行うことといたしました。
 病床のひっ迫具合については、これは従前から、最大確保病床の使用率を用いたり、現在運用中の病床数に対する稼働状況で判断をしたりという、いわゆる二重の基準を設けておりましたけれども、国に準ずる形で最大確保病床使用率で統一的に判断をすることといたしました。
 そして、第4波における平均入院期間について、従前は1週間程度入院されているだろうという想定のもと、病床稼働率なども計算をしてきたところでありますが、第4波における実績を確認しましたところ、入院期間は11日程度に及んでいるということになり、平均入院期間の見直しを行いました。また、最大確保病床をさらに積み増したということも踏まえて、各指標の見直しを行ったところであります。
 そしてまた、それぞれのステージ毎に実施する施策として目安を定めておりましたけれども、例えば、いわゆる県境対策でありますけれども、感染拡大地域との往来自粛等については、これは感染段階によらず、「ステージ1」の段階でも引き続き、県民の皆様方にお願いをさせていただく必要があるのではないかと考えているところであります。
 それからまた、第4波では、特に、県の「ステージ3」においても急速な感染拡大が見られた地域もあり、各市町単位で時短要請等、本来は「ステージ5」で予定しておりました対策を前倒しで実施するということもあり得ることとしたところであります。
 併せて、医療危機事態宣言の発令、まん延防止等重点措置の適用要請、緊急事態措置の国への適用要請等を「ステージ5」に追加をいたしたところであります。具体的には、次の表 (資料P12) をご覧いただきたいと考えております。
 大幅な見直しは行っていないところでありますけれども、若干、この数値が微妙に異なるところがあります。しかしながら、一番、見直しで柔軟な対応を図っていく必要があると考えてまいりましたのは、例えば、先ほど申し上げました感染拡大地域との不要不急の往来自粛要請はステージにかかわらず、その必要性に応じてこれを実施することといたしたところであります。
 それからまた、例えば県独自の緊急事態宣言の発令、あるいは営業時間の短縮要請などについては、当初は県全体のステージ判断に応じて、県全体に措置を講じるということを念頭に置いて定めた基準でありましたけれども、第4波等においては、ご承知のとおり、県全体ではさほど感染が拡大する状況ではありませんでしたけれども、例えば長崎市においては急速な感染拡大が見られて病床がひっ迫するような事態にも直面したところであり、県全体は「ステージ3」でありながら、長崎市の事業者の皆様方に対して、飲食店等の営業時間短縮要請などをさせていただくという事態も体験したことでありますので、比較的柔軟に必要な措置を講じられるよう、対応の目安の見直しを進めたところであります。詳しくは、後ほどご説明をさせていただきます。
 次に、医療体制の見直しについてであります(資料P13)。
 まず、デルタ株への対応であります。本県においても、デルタ株の疑い事例が発生いたしました。これは、感染拡大地域へ訪問された経歴をお持ちの方でありました。したがって、特に県外との往来等に際しては細心の注意を払っていただき、なおかつ慎重な対応をお願い申し上げたいと考えているところであります。
 なお、全ての新規感染事例について変異株検査を継続して実施し、感染拡大防止に引き続き力を注いでまいりたいと考えております。
 それから、第5波に向けての対応であります。これまでの感染状況を踏まえて、各フェーズにおける確保病床数を見直し、確保病少数の拡大を図ってきたところであります。本県では、最大確保病床は、フェーズ4の体制で421床を確保しておりましたけれども、さらに7床を積み増しして最大確保病床数として428床を確保することにいたしました。
 そしてまた、緊急時の病床として、トータルとして490床、フェーズ4にさらに62床を加えて確保することにいたしました。これは第4波において、長崎医療圏域においての実質的な受入機能が不足するということで、広域的な受入体制の確保を図ったところであり、その際にも、この緊急時の確保病床を積み増したところでありますが、62床をこの最大確保病床に上乗せしていくという体制を構築したところであります。
 それから、同じく宿泊療養施設の確保状況であります(資料P14)。最大時確保室数は384室でありましたけれども、規模の大きい宿泊施設に借り換えをし、あるいは管理用スペースを縮減するという形で、確保部屋数を49室拡大し、433室確保することとしたところであります。
 なお、これまでも同様の取扱いを行ってまいりましたけれども、入院病床の効率的・効果的な活用を図ってまいりますため、県調整本部体制を強化して、コロナ患者の後方支援病院への転院支援の推進をさらに積極的に推進してまいりたいと考えているところであります。
それから、コロナワクチン接種後の留意点について、これはぜひ、県民の皆様方にお願いを申し上げたいと存じます。
 ワクチンを接種していただくと、いわゆる発症、あるいは重症化を予防する効果があると言われているところでありますが、そうした一方で、県内にはまだまだワクチン接種を済まされていない方々が数多くいらっしゃいます。したがって、ワクチン接種後もぜひ基本的な感染防止対策として、マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避といった基本的な感染防止対策について、引き続きご協力をお願いしたいと考えているところであります。
 感染者の中には、ワクチン接種を済まされた方も感染される事例も生じているところであり、現在のワクチン接種状況について、ワクチン接種記録システム(VRS)ベースでの進捗率でありますが、県人口全体に対し35%が1回目の接種を済まされているという状況であります。ちなみに、これは全国で高いほうから9番目になっておりますが、なお集団免疫を獲得するには至っていない状況であります。したがって、ワクチン接種を済まされた方々も、ぜひ、自ら感染しない、そして、人に感染させないためのご協力を引き続きお願い申し上げる次第であります。
 私からは、以上でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

○広報課長 それでは、幹事社からご質問お願いします。

○記者(読売新聞社) 2点お伺いいたします。1点目は感染者数について、現在、拡大傾向で推移ということですが、知事のご認識として、第5波に入りつつあるのかどうか。認識としてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。
 2点目は、今週に入って小値賀町で感染者が相次いでいますけれども、小値賀町での医療体制はどのようになっていますでしょうか。

○知事 今の感染状況が第5波に向けた動きであるのかどうか、これはなかなか難しい問題だと思います。特定の飲食店を利用された方々でクラスターが発生しておりまして、それが家庭内感染、職場感染につながっている事例が20名を超える規模になっておりますし、一方、県外にお出かけでお帰りになられて家庭内感染、あるいは職場感染につながった事例、両者合わせて8割ぐらいのウエートを占めているところであります。
 このにじみ出しがない状況であれば、これから収束に向かうものと理解しておりまして、そのほかにも、いわゆる市中感染が危惧されるような事例が多数生じてくるということになれば、第5波のまさに入り口に近づいているのではないかと考えておりますが、今の段階では、そこの判断はなかなか難しい状況にあるものと考えております。

○福祉保健部次長 小値賀の医療体制について、私からお答えさせていただきます。
 小値賀町で陽性者が確認されておりますけれど、こちらは上五島医療圏内の上五島に搬送いたしまして、上五島病院及び上五島の宿泊療養施設で療養されております。

○記者(共同通信社) 今回、感染段階が「ステージ2」に引き上げられましたが、現在行われている県民限定観光キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」は予定どおり進められるのでしょうか。また、県民限定観光キャンペーンを中止にする基準の目安があれば教えてください。

○知事 現在、県民限定観光キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を再開いたしているところでありますが、県の感染段階を「ステージ2」に引き上げたことによって、これを現段階で中止するということまでは考えていないところであります。
 今の状況は、感染の要因等も把握されているところであり、一定大きなクラスターが生じているといったことなどが主たる要因であります。これが、再度、感染経路が不明な方々が増えていき、市中感染が懸念されるというような状況になれば、中止を含めて検討をする必要があるものと考えておりますけれども、これまでの運用の中で、「ステージ3」以降、そういった情勢分析をした上で判断してまいりたいと考えているところであります。

○記者(共同通信社) ありがとうございます。「1回目のワクチンを接種していても感染する事例がある」というご発言がありましたが、何件事例が出ているのか教えてください。

○知事 県内での感染事例を確認したところ、数件確認されており、2回接種をされた方も感染される事例があったというところであります。

○広報課長 それでは、各社の皆様から、ご質問お願いいたします。

○記者(長崎新聞社) 1点質問です。資料14ページにある「入院病床の効率的・効果的な活用」部分で、「県調整本部体制を強化し」とありますが、「強化」の部分について、具体的に教えてください。

○医療政策課長 調整本部の強化の関係です。第4波のときにも、実際、体制を強化したのですが、県の職員だけではなく、DMATを早めに県調整本部に招集をいたしまして対応したいと思っております。体制の強化といたしましては、そのようなことを考えております。

○記者(長崎新聞社) DMATは、近々召集されるのでしょうか。

○医療政策課長 まだ、現状では、「ステージ2」、「フェーズ2」の段階ですので、今そのような状況にはございません。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。以上です。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。
 それでは、以上をもちまして記者会見を終了します。ありがとうございました。

○知事 どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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