このページは、共通のメニューを読み飛ばすことができます。直接本文をご覧になるかたは「このページの情報へ」というリンクをクリックしてください。
サイト共通のメニューへ
このページの情報へ

長崎県ホームページ

 
ページの先頭へ

ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

令和3年6月22日 記者会見

 ●会見内容●

1.佐世保市を除く県下の感染段階をステージ3からステージ2へ引き下げ。佐世保市の感染段階はステージ3を継続。

1.佐世保市を除く県下の感染段階をステージ3からステージ2へ引き下げ。佐世保市の感染段階はステージ3を継続。

○広報課長 それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○知事 新型コロナウイルス感染症につきましては、前回、6月4日に会見の機会をいただき、県の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げ、外出自粛要請、飲食店等の営業時間短縮要請を終了させていただいたところであります。今日は、それから2週間余りが経過いたしましたけれども、改めてその後の状況等をご報告申し上げ、今後の対応策についてご報告をさせていただきたいと思います。
 今日、お話をさせていただきたいと思っておりますのは、3項目であります(資料「今回の会見のポイント」)。
その後の感染状況の推移を見極めまして、県下の感染段階を、これまでの「ステージ3」から「ステージ2」に引き下げてまいりたいと考えております。
ただし、佐世保市の感染段階は相変わらず厳しい状況が続いており、「ステージ3」の状況にありますので、これを継続することといたしました。
 そして、7月1日から、県民の皆様方に限定する形での宿泊割引キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を再開してまいりたいと考えております。ただし、佐世保市については、いましばらく感染の推移を見極めていく必要があるものと考えておりますので、1週間程度経過を見極めた上で、改めてこのキャンペーンを再開するかどうか判断してまいりたいと考えているところであります。
 それでは、新規感染者の推移の状況について、お話をさせていただきます(資料P1)。
 左にご覧いただいておりますのが、いわゆる第3波の山であります。およそ2か月間で、ピークから収束を迎えるという状況でありましたが、第4波については、収束に至るまでの期間が少し長くなっているという状況ではないかと受け止めております。直近1週間の新規感染者は、47名が確認されるという状況であります。
 指標の状況について、ご覧いただきます(資料P2)。
一番上の表は県全体の状況、その下の表が佐世保市の状況、さらにその下の表が佐世保市以外の長崎市を含むその他の自治体の状況であります。
 県全体の感染状況は、全ての指標がグリーン以下ということであり、県の感染段階「ステージ2」の基準を下回るという状況まで改善してまいりました。
 一方、佐世保市の状況でありますけれども、病床の逼迫状況並びに新規感染者は黄色の「ステージ3」の基準、療養者数はオレンジの「ステージ4」の基準ということで、まだまだ県の感染段階は「ステージ3」の状況にあるものと考えております。
 その他の地域は、全て色がついておりません。「ステージ1」の状況で推移してきているということであります。
新規感染者数、療養者、病床稼働率の状況をご紹介しておりますが(資料P3)、黄色のグラフである新規感染者の感染状況は、5月10日にピークを迎え、その後、減少傾向で推移してまいりました。その後、佐世保市において感染が拡大する状況が続き、新規感染者は若干増加し、まだまだ十分には下げ止まっていないのではないかという状況に至っております。
病床の稼働状況でありますが、5月18日に、64.4%とピークを迎え、その後、減少傾向で推移しておりますが、これも今は横ばいの状況であり、併せて療養者数もほぼ同様の状況で推移しております。
これをそれぞれの地域別に分けてグラフをお示しいたしました(資料P4)。
ピンクの折れ線グラフは、長崎市の状況でございまして、4月の下旬に急激に感染者が増加、5月10日をピークに低下し、今では「ステージ1」のレベルまで下がってまいりました。ところが、このブルーの折れ線グラフ、これが佐世保市の新規感染者の状況でありますが、一旦横ばいで推移してまいりましたものの、5月末から6月上旬にかけて感染者が拡大し、6月8日にピークを迎え、その後、下降傾向で推移しつつあるという状況であります。
次は、これまでの具体的な対応策をご紹介しておりますが、後ほどご覧いただければと思います(資料P5)。
病床の稼働状況であります(資料P6)。最大確保病床に対して、現在の稼働状況は、長崎医療圏が6.4%、佐世保・県北医療圏は39.8%とまだ高い状況が続いております。県央地域も6.8%で、本土が15.2%、県全体が12.1%という状況であります。
実は、この病床確保について、佐世保・県北医療圏を除いた長崎医療圏、県央・県南医療圏について、明日から「フェーズ4」を「フェーズ3」にそれぞれ引き下げてまいりたいと考えているところであります。
次に、各市町別の発生状況であります(資料P7)。従前は、長崎市の発生割合が極めて高い状況でありましたけれども、その後、佐世保市において感染拡大が見られたところであり、若干佐世保市において発生割合が高まっているという状況であります。
県全体の感染事例をご覧いただきたいと思います(資料P8)。
まず、上のグラフは初発事例で、直近1週間とその前の週の感染事例をご紹介しております。新規感染者数は29名から15名に半減をいたしました。特に飲食に由来する感染者の割合が小さくなってきているという状況であります。
下のグラフは、2次感染事例の状況であります。直近1週間とその前の週という状況でありますが、飲食店に関連する感染事例が相当低下してきているという状況であります。
次に、佐世保市の感染事例をご覧いただくと(資料P9)、この2週間の県全体の感染事例のうち、ほぼ半数が佐世保市で発生しているという状況であります。傾向は県全体の事例とほぼ同様であり、飲食店に関係する感染事例が相当少なくなってきているという状況であります。
そこで、現在の感染状況をまとめてみます(資料P10)。県全体での感染のステージは、全ての指標が「ステージ2」以下に該当するまでに改善されてまいりました。佐世保市を除外して考えますと、全ての指標が「ステージ1」になっております。
 一方、佐世保市の感染状況は、改善傾向にはありますものの、新規感染者数、病床使用率は相変わらず「ステージ3」の領域にとどまっているところであります。
 こうした状況を考えますときに(資料P11)、県全体の感染状況は「ステージ2」でありますが、特に変異株の割合が相当に高まってきておりますので、リバウンドを招くことがないよう、今後とも、感染防止対策を継続していかなければいけないと思っております。
 一方、佐世保市では、件数は少なくなりましたものの、飲食の場、職場などにおいて、感染が続いているという状況であります。これは特に佐世保市民の皆様方へのお願いでありますが、引き続き感染防止対策の徹底をお願いしたいと考えているところであります。
 そこで、改めて県の感染段階のステージの判断であります(資料P12)。
 県下の感染段階を、従前の「ステージ3」から「ステージ2」、「注意報」に切り替えてまいりたいと考えております。一方、佐世保市は「ステージ3」、「警戒警報」を継続して発令させていただくものであります。
 そこで、県民の皆様方へのお願いであります(資料P13)。
 これまでは県外との不要不急の往来自粛をお願いさせていただいてまいりましたけれども、他県の感染事例も相当改善傾向で推移してきております。したがいまして、今後は、特に緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象となっている11の都道府県との往来自粛を引き続きお願いしたいと考えているところであります。
 それから、最も感染リスクが高いと考えられる飲食の場面であります(資料P14)。リスクを回避するために、県民の皆様方には引き続き最大限の注意をお願いしたいと考えております。会食をされる際には、普段一緒にいらっしゃる方々と短時間でお願いを申し上げます。また、複数店舗の飲み歩きは控えていただきますようお願いを申し上げます。
 次に、飲食の場面以外の日常場面であります(資料P15)。これまでもお願いをしてまいりましたけれども、感染防止対策の徹底に引き続き最大限のご注意をお願いします。具体的には、マスクの着用、手指消毒の徹底、3密の回避をお願いしたいと思います。また、特に場面の切り替わり、共用部分への接触にご留意をいただき、その都度、小まめに消毒をしていただきますようお願いをいたします。
 次に、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P16)。先ほど、感染拡大地域(緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象となっている11の都道府県)については、不要不急の往来を自粛していただきますようお願いを申し上げましたけれども、特に、そうした地域へお出かけの際のその地域での会食は、引き続きお控えいただきますようお願いを申し上げます。
 なお、飲食店・宿泊施設における第三者認証制度をスタートさせました。県民の皆様方に安心してご利用いただくためにも、この認証制度の積極的なご活用をお願いしたいと考えているところであります。
 具体的な内容については、既に事業者の皆様方に資料をお送りさせていただいているところでありますけれども、県のホームページ等でご確認をいただければありがたいと思っております。
 それから、次に県の医療体制であります(資料P17)。
 これまでは、いわゆる変異株であるアルファ株(英国)について検査体制を整備しておりましたけれども、今般、デルタ株(インド株)についても検査体制を整備いたしました。県の保健所においては、6月11日から全ての感染事例について検査を行っているところであります。現在まで、デルタ株(インド株)についての確認事例は発生いたしておりません。
 それから、各企業の皆様方に取り組んでいただくワクチン接種がいよいよ始まっております。各関係皆様方からの相談窓口等も開設し、支援体制を構築しているところでありますので、ご利用いただければありがたいところであります。なお、現在の職域接種の状況でありますが、昨日6月21日現在、23会場が予定されており、約11万人の方々に接種を予定していただいているという状況であり、既に6月21日から順次、接種が開始されているところであります。
 それから、皆様方に大変ご心配をおかけしてまいりました高齢者のワクチンの接種状況であります(資料P18)。九州最下位ということでご心配をいただいてまいりましたけれども、徐々に改善傾向で推移してきており、現在は、全国の高齢者ワクチン接種率24番目ということで、ちょうど真ん中くらいまで改善してきたところであり、今後はさらに接種を加速化させていきたいと考えているところであります。
 それから、その他の事項であります(資料P19)。
 冒頭に申し上げましたように、県民の皆様方に限定する形で宿泊割引キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を7月1日から再開してまいりたいと考えております。ただし、佐世保市については、いま少し今後の推移を見極めた上で改めて再開の判断をしてまいりたいと考えているところであります。
 終わりになりますが(資料P20)、県民の皆様、各事業者の方々、医療関係者の皆様方には、長期にわたるご協力をいただき、県内の感染状況は徐々に落ち着きを取り戻しつつあるものと受け止めております。しかしながら、感染力の強い変異株が主流となっております現状を考えますときに、県民の皆様方には、今後も気を緩めることなく危機意識を持ち続けながら感染防止対策に取り組んでいただきますよう、改めてお願いを申し上げる次第であります。
 そうした一方で、今後は県内経済の回復に向けた取組もまた、多くの関係の皆様方からご要請をいただいているところであり、ワクチン接種の加速化、第三者認証制度の創設などに併せて、7月から県民限定の宿泊割引キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を再開してまいりたいと考えておりますので、今後とも県民の皆様方のご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
 私からは以上でございます。この後、よろしくお願いいたします。

○広報課長 それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。

○記者(NCC) 感染者数の推移についてお尋ねします。新規感染者は、ここ最近、1桁、2と上下していますけれども、知事の中で第4波は、いまだに続いているという認識なのか、終わりつつあるのか、いかがお考えですか。

○知事 この感染者の動向を見てまいりますときに、大きな峠を越えることができたのではなかろうかと思っておりますが、なかなかゼロの日が出てまいりません。ということは、市中にまだ感染のリスクが残っていると判断せざるを得ないものと思っております。そういう意味で、県民の皆様方に、感染リスクを回避するための細心のご留意を、そしてまた、ご協力をお願いしていかなければいけないものと考えているところであります。

○記者(NCC) ありがとうございます。
 県の感染段階を佐世保市以外は「ステージ3」から「ステージ2」に引き下げ、佐世保市は「ステージ3」を継続ということで、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」も再開されるということです。「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」は、県民からも大好評で、再開されるに当たっての知事の所感をいただきたいということが1点。
 あと、佐世保市について、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を「今後の推移を見極めた上で改めて再開の判断をする」というのは、佐世保市の方が利用できないのか、佐世保市に行き先を設定することができないのか、どういった意味なのかというのをお伺いできますでしょうか。

○知事 はい。「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」については、この間、人の流れを抑制すべくご協力を要請してきたところでありまして、関係業界の皆様方も大変再開を熱望しておられる声が届いているところであります。
 本県にとりまして、観光関連産業というのは重要な基幹産業の一つでありますので、それぞれの地域の活性化を占う上でも重要な分野であると考えております。
 したがって、一定、県民の皆様方の安全が確保できるような状況になれば、一刻も早く再開したいと考えてきたところであります。
 佐世保市の状況を見ますときに、最も懸念された事項として、飲食店等における感染事例が続いてきたところでありますけれども、ごく最近、その飲食店等を介した感染事例も減少しつつあるということでありますので、いま少し推移を見極めた上で、佐世保市民の皆様方のご協力をいただいて、もう一段、感染を抑え込んでいただけるような状況になれば、安心してこのキャンペーンもスタートできるのではなかろうかと思っているところであります。
 当面、佐世保市については、「今後の推移を見極める」と申しましたけれども、現段階で、他の地域で予約がスタートしてまいりますが、佐世保市民の皆様方のお出かけ、あるいは佐世保市内の宿泊施設等へのお出かけはしばらく様子を見させていただく必要があるものと考えております。

○記者(NCC) わかりました。ワクチンの接種が進んできているとはいえ、7月1日からキャンペーン再開ということで、感染が完全にゼロではないという状況から見ると、人の流れが活性化することによって、感染拡大の要因の一つにもなりかねないという部分はあると思うのですけれども、経済を前に進めるためには余り言い過ぎることもできないと思います。その辺について知事はどのようにお考えですか。

○知事 これまでも、度々、県単独の観光キャンペーンを積極的に推進しようということで取り組んできたところでありますけれども、これまでの感染事例を分析してみるときに、「Go Toキャンペーン」、県単独のキャンペーン、宿泊施設や観光施設が感染の場になった事例というのは、ほとんどありませんでした。
 なおかつ、既に、「team NAGASAKI SAFETY」という宿泊施設の第三者認証制度も先行してスタートしていただいたということもあり、何としても、そういった場所で感染が発生することは、避けていかなければならないとの思いの下、宿泊施設、観光施設の皆様方には、感染防止対策に徹底して取り組んできていただきました。そしてまた、行政もそうした動きを現地で確認させていただき、受入体制に万全の配慮をお願いしてきたところであります。
そういうことを総合的に考えますときに、県内の事例から考えますと、これが感染者の拡大に直結するというようなことは、あまり考えにくいのではないかという思いも一方で持ってまいりました。
したがって、改めて、この第三者認証制度を幅広くご活用いただくことによって、より安心していただけるような形でご利用いただくことができるのではなかろうかと思っているところです。

○記者(NCC) ありがとうございます。私からは、以上です。

○記者(長崎新聞社) 県の感染状況の判断についてお尋ねします。佐世保を切り分けて「ステージ3」に残したまま、県下全体を「ステージ2」にするということですけれども、佐世保市を除くと「ステージ1」の水準にあるという説明でした。例えば、佐世保市以外は「ステージ1」に引き下げるという考え方もできるのかなとも思いますが、県全体の数字を見た上での判断ということでしょうか。

○知事 県全体の感染段階は、全体でもって一つの段階としてどこに該当するのか判断をお示ししてきているところであります。その中で、特に注意を要するような区域、従前は長崎市、現在は佐世保市、そういったところについては特別の注意喚起を行う必要があるということで、そういった区域を特別に別のステージに残して、例えば緊急事態宣言という形で市民の皆様方のご協力をお願いしてきたところであります。
 したがいまして、県全体は、佐世保市を含めたところで感染段階「ステージ2」という整理を行っているところでございます。

○記者(長崎新聞社) 佐世保市ですけれども、長崎市から遅れて急激に感染者が増えた要因の分析はできているのでしょうか。

○知事 経過については、ご承知のとおり、長崎市で感染が急拡大をいたしまして、飲食店等でのクラスターなども確認されたところであり、その段階では、まだ佐世保市はそういう状況ではありませんでした。したがって、長崎市に限定する形で、県独自の緊急事態宣言を発出させていただいて、飲食店等の営業時間短縮要請も行ってきたところであります。
 したがいまして、長崎市の皆様方には、緊張感を持って外出自粛であるとか、飲食店のご利用を控えていただくといったことなどで協力をお願いしてきた結果として、感染者も減少傾向で推移したところでありますが、実は、佐世保市の皆様方には、長崎市のような状況ではなかったということもあり、飲食店等の営業時間短縮要請を行ってきませんでした。長崎市が下降線に転じ、減少傾向で推移する終わりの時期に、佐世保市の方では逆に感染が拡大し、少し感染の山が異なる形で推移してきたという状況であります。

○記者(長崎新聞社) わかりました。ありがとうございました。幹事社からは以上です。

○広報課長 それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。

○記者(NHK) 「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」の再開についてお尋ねします。7月1日から佐世保市を除いて再開するということで、7月1日以降の宿泊についての予約受付を、例えば、今日、明日から再開するということでよかったのでしょうか。
 もう一つは、佐世保市の宿泊施設を予約する場合、7月1日までは少なくとも対象にならないという考えでよかったのかお聞かせいただければと思います。

○観光振興課長 予約の再開時期につきましては、周知期間を2日程度置きまして、6月25日金曜日の午前10時から予約を再開するということで予定をいたしております。
 佐世保市については、今日から1週間程度様子を見るということでございますので、来週の火曜日、6月29日あたりまでは、キャンペーンを利用した佐世保市民の方の予約や、佐世保市内の宿泊施設に対する予約につきましては、控えていただくということで考えております。

○記者(NHK) ありがとうございます。

○記者(NBC) 今回、感染者数が一定抑えられてきて、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」の再開なども打ち出せたというところもありますが、一方で県内の高齢者ワクチン接種率も上がってきています。知事ご自身もワクチン接種をされて、今後は前向きに経済回復という気持ちで進んでいくという期待が大きいのか。それとも、ワクチンを打ったことで多少気の緩みが出てしまう心配というのもあるのか、率直なお気持ちを聞かせてもらえますでしょうか。お願いいたします。

○知事 それはどうなんでしょうね。ワクチンを2回接種された方は、一定安心感はお持ちいただいているのではないかと思いますけれども、ただ、継続してお願いを申し上げているように、2回接種を受けられたから感染は一切ないのかというと、決してそういう状況ではないわけであります。引き続き、マスク着用、手指消毒、密の回避、そういったご協力は継続してお願いしていく必要があるものと考えているところであります。
 ただ、ワクチン接種が進む中で、重篤化しないでありますとか、感染者数が少数で抑えられるということになると、経済活動は活発化していくものと考えているところであります。海外の実例などもお聞きして、そういう状況にあるものと受け止めているところであり、我々も、一刻も早く接種率を高めて、ご安心いただく形で経済活動の再開につなげられるよう努力していかなければいけないと思っております。

○記者(NBC) ありがとうございます。やはり今後については、ワクチンの接種率というのは、施策の判断の材料になってきますでしょうか。

○知事 そうですね、今日は触れておりませんけれども、様々なイベントを開催したり、海外を含めてお客様をお迎えしたりというような場面も出てくるものと考えておりまして、そういった際にはワクチン接種率というのは、一つの判断の要素になってくる可能性はあるのではなかろうかと思っております。

○記者(NBC) ありがとうございました。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

○知事 どうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ