このページは、共通のメニューを読み飛ばすことができます。直接本文をご覧になるかたは「このページの情報へ」というリンクをクリックしてください。
サイト共通のメニューへ
このページの情報へ

長崎県ホームページ

 
ページの先頭へ

ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

知事のページ - 長崎県知事 中村法道

令和3年6月4日 記者会見

 ●会見内容●

1.長崎市の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げ。6月7日をもって「緊急事態宣言」を解除。外出自粛・飲食店等への「営業時間短縮要請」(運動施設等への時短協力依頼)を終了。県下全域の感染段階「ステージ3」及び「警戒警報」は継続。

1.長崎市の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げ。6月7日をもって「緊急事態宣言」を解除。外出自粛・飲食店等への「営業時間短縮要請」(運動施設等への時短協力依頼)を終了。県下全域の感染段階「ステージ3」及び「警戒警報」は継続。

○広報課長 それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

○知事 新型コロナウイルス感染症の状況であります。前回は5月28日に記者会見の機会をいただき、長崎市を除いて県の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げ、それに伴い「医療危機事態宣言」も解除させていただきました。しかしながら、長崎市においては、依然として予断を許さない状況でありましたことから、「緊急事態宣言」は継続し、外出自粛要請並びに飲食店等に対する営業時間短縮要請を1週間延期させていただいたところであります。
 今日は、その後の状況をご報告申し上げ、今後の対応方針について考え方をご説明させていただきたいと考えているところであります。
 今日申し上げたいポイントを先にお話をさせていただきます。
長崎市の「緊急事態宣言」を解除し、感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げることといたしました。
これに伴い、長崎市内における外出自粛要請、飲食店等に対する時短要請、スポーツ施設や遊技施設等に対する営業時間短縮の協力のお願いも来週月曜日、6月7日をもって終了することといたしました。
しかしながら、一方、佐世保市では、夜の繁華街における感染事例が急増している状況であり、緊急的に包括検査を実施することとしたところであります。
 それでは、新規感染者の推移等をご覧いただきたいと思います(資料P1)。第3波の感染状況、4月以降の第4波の感染状況でありますが、急激に感染者が拡大後、低下傾向で推移し、新規感染者数も1桁台まで下がってきたところであり、このまま収束に至ることを期待しておりましたけれども、その後は、再度2桁の感染者が確認される日が続いているところであり、県全体でも若干下げ止まりという感じで推移しております。ここ1週間余りの新規感染者の動向も、微増傾向で推移しており、現在1週間で計77人という感染者の状況であります。
 主な指標の状況をご覧いただきたいと思います(資料P2)。表の一番上は県全体の指標、2段目が長崎市の指標、3段目が佐世保市の指標、4段目が長崎市・佐世保市以外のその他の地域の指標で県のステージ毎に色分けをしております。県全体でも大変深刻な状況でありましたけれども、その後、徐々に低下傾向を示し、現在ではほぼ「ステージ2」の指標が全てという状況になっております。
 長崎市の状況であります。危機的な状況が続いてまいりましたが、長崎市もその後、低下傾向で推移し、病床使用率、療養者数は「ステージ3」、新規感染者数が「ステージ2」のレベルまで落ち着きを取り戻してきたところであります。
 しかしながら、その一方で佐世保市のステージ判断としては黄色の「ステージ3」がほとんどでありますが、病床使用率も直近では少し増加傾向であり、新規感染者は昨日現在の数字で「ステージ4」のレベルを超える状況になっております。
 その他の地域の状況は、白色の「ステージ1」の状況で推移しているところであります。
 これまでの第4波の経緯をご覧いただいておりますけれども(資料P3)、新規感染数は5月10日をピークとして低下傾向で推移しておりましたが、5月末以降、若干右肩上がりで推移しつつあります。療養者数も下げ止まり、病床使用率も少し高いところで止まっているというような状況であります。
 これをそれぞれの地域で分解してご覧いただいております(資料P4)。長崎市の状況でありますが、4月に入ってから急速に感染者が拡大し、5月10日にピークを迎えましたけれども、その後、順調に低下してまいりました。現在、「ステージ2」のレベルまで下がっております。ブルーの折れ線グラフが佐世保市でありますが、長崎市よりも先行して感染者が若干拡大する傾向でありましたが、その後、横並びで推移し、5月末から感染者が急速に拡大しつつあるという状況であります。その他の地域については、全ての指標がほぼ「ステージ1」のレベルで推移しているという状況であります。
 その次の資料(資料P5)はこれまでとってきた対応策をまとめたものであり、後ほどご覧いただければと思います。
 病床の使用状況であります(資料P6)。前回会見をさせていただいた際に、長崎市の病床使用率が3割を切る状況まで低下していくには、1週間程度かかるのではなかろうかということを申し上げておりましたが、現在、最大確保病床に対し27.1%の使用状況となっております。佐世保・県北医療圏では、感染者が拡大傾向で推移しており、病床使用率も少し高い状況となっております。本土全体で22.7%、県全体で18.3%の病床使用率という状況であります。
 重症者2名、中等症・軽症者75名、宿泊施設利用者の方々が46名という状況となっております。
 それぞれの各市町の感染者の発生状況であります(資料P7)。これまでは長崎市が非常に高い状況でありましたけれども、それが少し佐世保市にシフトしつつあるというのが読み取れる資料となっております。
 次に、これまでの感染経路の状況であります(資料P8)。直近の2週間と、その前の2週間の動向をまとめたものであります。上のグラフは初発と考えられる感染事例の状況、下のグラフは2次感染事例を分析したものであります。県全体として確認できますことは、初発の感染理由としては県外由来がほぼ半数、そしてまた、依然として感染経路不明の割合が高止まりの状況であるというのが見てとれます。ただ、その一方、新規感染者数と2次感染者数の総数は相当小さくなってきているという状況であります。
 2次感染の状況でありますが、飲食、家庭内感染、職場関連といった形で感染要因が確認されておりましたけれども、件数は大幅に下がりましたものの、飲食関係の2次感染拡大の割合が、直近の2週間の方が比率的高まっているという状況が見てとれるところであります。
 これをさらに長崎市と佐世保市に分けて分析をしております(資料P9)。
 長崎市においては、初発事例も大幅に少なくなっております。しかしながら、感染経路不明の割合は、相変わらず高い状況が続いておりますので、まだまだ市中感染についての警戒を怠るわけにはいかない状況にあるものと考えております。2次感染の状況でありますが、前の2週間は、既に飲食店等に対する営業時間短縮要請を行っており、ほとんどの飲食店の皆様方にご協力をいただいていた時期でありますけれども、2次感染の事例では、飲食関連に伴う感染事例が、件数は少なくなりましたものの割合が高まっております。
 これはどういうことかというと、飲食店はほとんど閉まっているので、友人とバーベキューを一緒に楽しんだといった事例、あるいは自宅に知り合いを招いて会食を共にされたような事例、そのような場で2次感染が生じているような事例が相変わらず見られるという状況であります。
 次に、佐世保市であります(資料P10)。佐世保市においては、1次感染事例、2次感染事例、件数がほとんど減っておりません。むしろ2次感染は増えているという状況であります。しかも、1次感染の飲食関連の感染割合が高まっておりますし、2次感染においては、前の週を大幅に上回る形で拡大が見られるところであります。
 こういった状況をまとめてみますと(資料P11)、県全体の感染状況としては、改善傾向で推移してきておりますが、直近では、その傾向が鈍化する状況になっております。
 長崎市については、新規感染者数等は減少傾向で推移しておりますが、相変わらずバーベキューや自宅などでの会食の感染事例も見られるところであり、感染経路不明割合も依然として高い状況が続いているということであります。
 次に、佐世保市でありますが(資料P12)、佐世保市においては、新規感染者が増加傾向にあります。特に飲食等を介した感染事例は約3倍に増加しているということで大きな課題となっているものと受け止めているところであります。
 したがって、総合的な評価としては(資料P13)、一定、対策の効果等も見られているところでありますけれども、もう少しの間、今後の経過に十分な注意を払う必要があるものと考えております。
 長崎市においては、全ての指標が「ステージ3」以下の水準まで改善をしてきているところでありますが、今後、リバウンドを防ぐため、引き続き警戒が求められているものと受け止めております。
 一方、佐世保市では、感染者が増加傾向にあり、飲食の場における感染事例が急増しておりますことから、感染者の早期検知、感染防止対策の徹底に力を注いでいかなければいけないものと考えております。
 そこで、県のステージ判断であります(資料P14)。長崎市の感染段階を「ステージ5」で留めておりましたけれども、今回、「ステージ3」に引き下げることといたしました。したがって、県下全域を「ステージ3」に引き下げてまいります。それから、6月7日をもって「緊急事態宣言」を解除、外出自粛要請、飲食店等に対する営業時間短縮要請も終了をさせていただきます。また、運動施設等に対する営業時間短縮の協力のお願いも終了をさせていただくものであります。
 そして、県下全域の感染段階については、前回、会見をさせていただいた際に「ステージ3」に引き下げたところであり、県全体としての「ステージ3」は継続をし、「警戒警報」を発令させていただくものであります。
 そこで、今回は、まず、佐世保市の皆様方へのお願いから始めさせていただきたいと思います(資料P15)。佐世保市では、飲食の場を中心に感染が急速に拡大しているため、飲食店の利用に細心の注意を払っていただきたい。以下、記載しておりますように、利用されようとしている飲食店が感染防止対応策を十分講じてあるのかどうか、十分な事前確認をお願いしたい。そして、飲食等を共にされる場合には、テーブルの分散化、席の移動を控えていただく、飲食時以外にはマスクを着用していただくいわゆる「マスク会食」と言われておりますけれども、そういった感染防止対策に最大限の注意を払っていただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
 併せて、夜の繁華街での感染事例が増加しておりますことから、早期に感染者を検知する必要があると考えており、佐世保市と相談をいたしまして、佐世保市においては、緊急的な包括検査を実施されるということとなっているところであります。来週から着手していかれるということになっております。
 引き続き、県民の皆様方へのお願いであります(資料P16)。不要不急の県外との往来については、今後とも自粛をお願い申し上げます。
 そして、会食、飲食をされる場合には、大人数の飲食、長時間にわたる飲食は避けていただき、マスク会食に努めていただきたいというお願いであります(資料P17)。
 マスク会食というのは、飲み物を口にされるとき、食事を口にされるときは、マスクを外さざるを得ませんけれども、会話を楽しまれるときには必ずマスクを着用していただきたいというお願いであります。私もお叱りをいただいたのですが、マスクを外すときには、マスクの本体部分を持って外すのは駄目だそうです。紐の部分を持って耳から外し、着用していただく際も紐の部分を持って着用していただく必要があるということであります。
 ただし、長崎市と佐世保市は、県下全域と比べますと感染ステージはまだ高い状況になっております。引き続き家族以外の方々との飲食は控えていただきますよう、ご協力をお願いしたいと思っております。
 そしてまた、最近もカラオケを介した感染事例が発生しているところであります。カラオケの利用は、引き続き控えていただきますようお願いをいたします。
 そして、これもいつもお願いしているところでありますが(資料P18)、大切なご家族、同僚の方々を守るためにも、マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避、特に、場面の切り替わりや共用部分の接触に注意をしていただき、こまめな消毒の徹底をお願いしたいと考えているところであります。
 それから、事業者の皆様方にお願いであります(資料P19)。市中感染が拡大するおそれが高まっているものと受け止めております。飲食等の場で感染された従業員の方々がその感染を職場に持ち込んでしまう事例が増えております。ぜひ従業員の皆様方の行動・健康管理の徹底をお願い申し上げる次第であります。
 そしてまた、感染状況が深刻な地域が数多くございますので、出張等で県外にお出かけになられる場合には、県外の皆様方との会食はいましばらく控えていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
 その他の事項について、ご報告をさせていただきます(資料P20)。
まず、ワクチン接種でありますけれども、県において「長崎県コロナワクチン接種センター」を設置し、6月12日から接種をスタートしたいと考えております。ぜひ、県民の皆様方の積極的なご活用をお願い申し上げる次第であります。
 予約の方法でありますが、高齢者の方々が対象になるということもあり、はがき予約が本日からスタートしました。6月14日必着でお申込みをいただきたいと思っております。来週6月7日月曜日からはW?B予約も受付けをスタートし、電話予約については6月12日からスタートしてまいりたいと考えているところであります。
 それから、飲食店における第三者認証制度をスタートさせてまいります(資料P21)。申請受付を6月中旬から開始したいと考えているところでありますので、ぜひ関係事業者の皆様方には積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。詳細が決まり次第、県のホームページ等で公表してまいりたいと考えているところであります。
 大きなピークを越えたとは申しますものの、長崎市の動き、佐世保市の動きが全く異なる状況で推移しているところであり、予断が許されない状況がいましばらく続いていくものと考えております。
 今後とも、県民の皆様方には感染拡大防止に向けて、引き続きのご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
 私からは以上でございます。後はどうぞよろしくお願いします。

○広報課長 続いて、幹事社の方からご質問をお願いします。

○記者(長崎新聞社) 幹事社から3点、最初にお尋ねします。今回、長崎市内の緊急事態宣言と営業時間短縮要請などを解除された要因について、再度説明していただけますでしょうか。

○知事 県内では「ステージ3」の状況をクリアできていない状況でありますけれども、長崎市内においては非常に深刻な状況が続いていたところでありますが、人の往来が大きく拡大する大型連休を迎える時期にも差しかかっておりましたので、「ステージ3」の段階から、市民の皆様方の外出自粛要請、飲食店等に対しては営業時間の短縮要請を行ってきたところであります。多くの関係皆様方のご協力をいただき、ようやくピークを超え、感染者も少なくなってまいりました。長崎市内においても、新規感染者はまだ散発的な発生が少し見られるところでありますが、件数も減少傾向で推移してきたところで、一定落ち着きを取り戻してきているものと受け止めているところであります。

○記者(長崎新聞社) 次に、佐世保市では、夜の繁華街における感染事例が急増しているということで、緊急的に来週から包括検査を実施されるということですけれども、具体的にいつから実施されるのでしょうか。また、長崎市では、例えば銅座周辺の飲食店というところでしたけれども、佐世保市では三カ町、四カ町周辺の飲食店といった具体的なエリアはあるのでしょうか。

○福祉保健部長 地域については、佐世保市の方で調整を進めております。特定地域というイメージであります。開始時期につきましては、来週のできるだけ早い段階でスタートできるように、佐世保市と協議を進めているところであります。

○記者(長崎新聞社) 対象は、飲食店や遊興施設の従業員で希望される方になるのでしょうか。

○福祉保健部長 飲食店の店員、従業員、飲食店をご利用された方を想定しております。

○記者(長崎新聞社) 最後に、今回、長崎市において緊急事態宣言の解除等をされました。先ほど知事が最後におっしゃられていましたけれども、感染者が下げ止まっていて、まだ予断を許さない状況になっているということですけれども、下げ止まっている要因の分析はされているのでしょうか。

○知事 第2波、第3波は、感染者の発生状況が1桁台まで下がり、その中に感染確認ゼロの日というのが挟まり、徐々に感染ゼロの日が続いていくという状況でありましたので、第4派でも1桁台になって、これからゼロの日が間に挟まってくるものと期待をしておりましたけれども、なかなかそういう状況で推移しません。
これは、地域的な取組の差があるのだろうと思いますけれども、おかげさまで長崎市は営業時間短縮等にご協力をいただき、感染の場が少なくなったということもあり、落ち着きを取り戻しておりますが、これまで大きな感染拡大の状況になかった佐世保市で、営業時間短縮要請等を行ってきていなかったということもあり、増加傾向に推移しつつあるということでありますので、今後の現状を早急に把握した上で、必要な対策が求められるという状況であれば、対応策を講じていかなければいけないと考えているところであります。

○記者(長崎新聞社) わかりました。以上です。

○記者(NCC) 緊急事態宣言と営業時間短縮要請の期限を延長したことによる効果というのはどのように見ていらっしゃいますか。

○知事 5月末の時点では、長崎市の感染者も多く確認される状況で、長崎市、佐世保市の感染の動きも予断を許されないような状況でありました。これまでの経過等を踏まえ、長崎市をもっとしっかり押さえ込んでいく必要があり、その確認のための時間として、1週間の営業時間短縮要請、外出自粛要請は必要ではなかったかと考えております。おかげをもちまして、この1週間の時間の経過でもって、長崎市においては新規感染者の確認事例も少なくなっているところであり、一定安心できるような状況に近づいてきているのではなかろうかと思っております。

○記者(NCC) ありがとうございます。第三者認証制度について、導入は6月末から変わっていないでしょうか。

○知事 基本的には認証手続を進めて、運営を始めるのがそのぐらいのタイミングになってくるのではなかろうかと考えております。

○記者(NCC) 一方で、これを導入することによって飲食店から、制度の認知といいますか、利用する方への周知が必要ではないかという声も上がっていると思うのですけれどもいかがでしょうか。

○知事 当然ご協力をお願いするわけでありますので、感染症対策について一般の飲食店と比べ特段のご尽力をいただいているお店として、安心してご利用いただけるお店であるといった制度内容等を含めて、県民の皆様方に十分説明をさせていただく必要があるものと考えております。

○記者(NCC) 最後に一点。緊急事態宣言解除によって、「Go to Eat キャンペーン」の利用自粛も解除という認識になるのでしょうか。

○知事 「Go to Eat キャンペーン」の解除は、今後の推移をもう少し見極めていく必要があるのではなかろうかと考えております。

○記者(NCC) 以上です。ありがとうございます。

○広報課長 それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。

○記者(西日本新聞社) 長崎市における県の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げる日にちは6月8日ということでよろしいでしょうか。

○総務部長 6月8日で結構です。

○記者(西日本新聞社) わかりました。緊急事態宣言も、7日をもって解除とありますが、7日までは緊急事態宣言が出ている状態で、8日からの解除に伴って外出自粛要請、飲食店への営業時間短縮要請も終了し、緊急事態宣言が出ていない状態になるという理解で間違いなかったでしょうか。

○総務部長 そうです。そういう形です。

○記者(西日本新聞社) ワクチン接種の予約方法について、今回、はがき・WEB・電話の3パターンを設けている中、予約開始時期をずらしていますが、その理由をお伺いできますでしょうか。

○福祉保健部長 ワクチン接種の詳細に関しては、この後の会見でご説明をさせていただこうと思っておりますが、日程をずらした理由につきましては、短期間で多数の予約が入ることを想定しており、なるべく重複を避けようということで、時期をずらしているものであります。

○記者(西日本新聞社) わかりました。ありがとうございます。

○記者(長崎新聞社) 長崎県へのまん延防止等重点措置の適用が見送られた際に、西村大臣が、長崎県の感染拡大の要因は「福岡県からのにじみ出し」ではないかというお話がありました。「にじみ出し」というのがとてもわかりにくく、「にじみ出し」というのが具体的に何なのか政府から説明を受けているのでしょうか。あるいは県としても分析をしているのか教えていただきたいと思います。

○知事 感染要因というのは、感染経路を解明する上で、個々の感染事例の中からその要因らしきものを調査・推定していくわけでありますけれども、初発の場合にはほとんどが県外の方々との接触により県内に持ち込まれたという事例であり、具体的に、例えば県外の方と会食をされる、県外から帰省される、出張でおいでいただいて会食を共にされる。いずれの場合も、その地域を探ってみますと、同じ九州内で福岡県の事例が一番多いということは、私どもも確認しているところであります。

○記者(長崎新聞社) そうしますと、今、感染者数は落ち着いていますけれども、次の波が来るのではないかとも言われていますし、福岡県からの感染事例が一番多いというところを県民にしっかり説明していく必要があるのではないかと思うのですがいかがでしょうか。

○知事 人の動き自体、九州内の動きとなると福岡が第一でありますので、そういった点をお感じいただいているのではないかと思います。九州知事会議でも、そういった流れを踏まえて各県で共同し、県境をまたぐ移動については、力を合わせて自粛していこうというような取組を継続してきたところであります。
 先ほど、県民の皆様方に対する協力のお願いの1番目に、今後とも県外との往来についてはできるだけ控えていただくようにというお願いをさせていただいたのも、そういう要因であります。もちろん一番割合が高いのは福岡県でありますけれども、近隣県との往来もありますし、感染事例もそれぞれ確認されている状況でありますので、特に県境をまたぐ移動については継続して注意をお願いしていく必要があるものと思っております。

○記者(日本経済新聞社) 外出自粛要請と飲食店への営業時間短縮要請の解除を決める中で、例えば営業時間を午後9時や、午後10時に短縮するという選択肢が議論されたのかどうか教えてください。

○知事 長崎県では、午後8時までということで営業時間短縮のお願いをさせていただきましたけれども、実を申しますと、一番厳しい形でご協力のお願いをさせていただいてまいりましたので、午後9時までという選択肢は、これまで考えませんでした。また、緩和の場面においても、午後9時まで緩和するということはあり得るのでしょうけれども、相当長期に及ぶご協力をいただいてまいりましたので、営業自体が成り立つかどうかという問題にも直結しかねない課題でありますので、今回は選択肢から外したところであります。

○記者(長崎新聞社) 現在、感染状況が落ち着いてきたということですけれども、第4波を振り返ってみると、病床がかなり逼迫し、緊急時対応で病床を増やしたり、長崎医療圏では、発症から10日経過したら感染力が低下したということでバックアップ病院に転院させるシステムを稼働させてみたりと、幾つかの新たな試みがなされました。第4波を振り返るのはまだ少し早いかもしれませんけれども、次の第5波に向けて医療体制について課題や改善点について分析が一定できていれば教えていただきたいのですけれども。

○福祉保健部長 今、長崎医療圏がピークを超えたところで、医療関係者とも振り返り及び検証を進めているところであります。今後さらに詰めていかなければいけないところがありますが、まず一つは、今回長崎医療圏で受けきれない患者について、他の圏域でも受け入れていただきました。長崎医療圏での今回の経験を踏まえ、さらなる受入病床、また、コロナ患者を受入れていただくような医療機関のさらなる協力要請ということをお願いする必要があると考えており、今後に向けた、さらなる積み増しの病床等も検討を進めているところであります。
 また、地域間連携については、今回、他の医療圏の協力をいただき、非常に積極的に対応いただいた点については、本当に感謝申し上げたいと思っております。
 なるべく、その医療圏の中で対応しきれるように、今後準備を進めていきますが、併せて、不測の事態に備え、広域連携も今後スムーズに進むよう、さらなる体制強化をしていきたいと思っております。

○記者(長崎新聞社) 今回、緊急時対応で病床を増やしたときには、これが目いっぱいだというお話でした。今後、ワクチン接種が進めば、感染が今回ほど広まらない可能性もあるかもしれませんが、最悪の事態を想定し、例えば、昨年一時期、コロナに特化したような病院を用意するといった話も一部でありましたけれども、今後検討されていくご予定はないでしょうか。

○福祉保健部長 今の段階で、専門の方に意見を伺う中で、一つの病院そのものをコロナの専門病院にするというのは、非常に対応として難しいだろうというお話があります。
 したがいまして、今、想定しているのは、受入れに協力いただけるような医療機関を増やすことによって、さらなる病床の拡充を図る必要があるのではないかという方向で検討しています。確かに、ワクチン接種が進めば、今後、感染者の減少というのは期待されるところでありますが、新型コロナウイルスは変異をするウイルスと承知していますので、将来の新たな変異株に備え、体制はしっかりと検討しておく必要があると考えております。

○記者(長崎新聞社) わかりました。以上です。

○記者(西日本新聞社) 4月に、宿泊の補助を県民向けに県内の旅行を楽しんでいただくということで「第2弾 ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を開始されていましたが、現状、佐世保市において感染者がまだ若干出ているという状況ではありますけれども、キャンペーンの再開を考えていらっしゃるのかどうか。また、現時点でもし考えていないということであれば、どの程度の指標を目安に再開させるお考えなのかお伺いできますでしょうか。

○知事 感染者が収束の方向で推移し、県の感染段階の「ステージ3」から「ステージ2」、「ステージ1」へ順次移行していくであろうという想定ができるような状況にならないと再開はなかなか難しいのではなかろうかと思っております。
 特に、今回の第4波においては、地域によって感染の動きが異なるような状況であり、例えば、長崎市が危機的な状況であったわけでありますけれども、では、長崎市を除外して、その他の地域だけでやれるのかというと、これもなかなか難しい面があります。お客様も長崎市からお出かけになられる方々も数多くこのキャンペーンを期待しておられるわけでありますので、やはり県全体が、どこにおいでになられても安心していただけるような状況にこぎ着けるというのが大前提になってくるものと考えているところであります。

○記者(西日本新聞社) 「ステージ2」を目安にですとか、そういった指標での目安というのは、考えていらっしゃいますか。

○知事 「第2弾 ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」は、今、中断中でありますけれども、どの段階になったら再スタートするのかということを決めているわけではありません。その時々の、それぞれの地域の状況等を踏まえて判断していく必要があるものと考えております。いずれにしても、県民の皆様方が、それぞれの地域にお出かけになっても感染拡大につながることがないような状況にならないといけないと考えているところでありますので、再開は「ステージ1」が視野に入ってきたような時期ではなかろうかと思っております。

○記者(西日本新聞社) わかりました。ありがとうございます。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
 ありがとうございました。

○知事 どうもありがとうございました。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ