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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

令和3年4月15日 記者会見

 ●会見内容●

1.県下の感染段階の切り替え(ステージ1からステージ2へ)県下全域に注意報を発令

1.県下の感染段階の切り替え(ステージ1からステージ2へ)県下全域に注意報を発令

○広報課長 それでは、ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○知事 今日は、お忙しいところ、本当にありがとうございます。
 新型コロナウイルス感染症の対応状況について会見の機会をいただくのは、2月26日以来でありますが、2か月足らずの間に、感染拡大の兆候が再度見られるような状況に立ち至ったところであり、今日は、その状況についてご報告申し上げ、改めて県民の皆様方、各事業者の皆様方のご協力を賜りたいと考えているところであります。よろしくお願い申し上げます。
まず、第3波以降の県内の感染状況の推移について、ご説明をさせていただきます(資料P1)。ここに日々の感染者の確認状況の推移をご紹介させていただいております。12月1日から2月末までは、いわゆる第3波と考えられる県内の感染状況であります。ピーク時には最大1日60名の感染者が確認されたところでありますが、その後、緊急事態宣言等の発令や県民の皆様方のご協力により、一定落ち着きを取り戻してきたところであります。しかし、3月下旬から、再度、県内に感染者が確認される状況に至っているところであり、直近では感染者数が上昇傾向に急激に推移しているところであります。
 資料1ページ目の下の表は直近の1週間の感染者数であります。4月9日2名、10日3名、11日7名、12日8名、13日6名、14日9名、そして、本日15日発表させていただく新規感染者は19名ということで、大きく拡大する状況に立ち至っております。このうち初発事例は4月6日1名、8日1名、9日1名、10日2名、11日4名、12日2名、13日3名、14日3名、15日6名と、初発事例も若干増加傾向にありますが、このうち、県外に感染源があると推定される事例を紹介しております。なお、初発事例の総数と内数である県外由来、不明の総数の差分については、現在、調査中というような状況であり、そのようにご理解いただきたいと思います。直近1週間で54名の感染者が確認されるという状況になっているところであります。
 県内の主な指標の推移であります(資料P2)。病床の逼迫具合でありますが、表の一番上に、最大確保病床に対する稼働状況の推移を記載しております。2%から4%台で一定推移してまいりましたけれども、4月10日以降、右肩上がりで推移しており、3.3%でありましたものが、本日15日現在6.4%まで上昇しております。現在、確保している病床数に対する割合は、その下に記載しており、本日15日現在、22.3%の病床稼働率となっております。
 なお、重症者用の病床については、入院されている方はいらっしゃらないという状況です。
 新規感染者の報告数であります。週10万人当たりの感染者数を括弧書きで紹介しておりますが、これも1.2名から1.4名で推移しておりましたものが、直近では4.07名というところまで拡大しております。
 また、1日10万人当たりの療養者数が直近では4.82人という状況となっているところであり、これからの推移を重大な関心を持って見極めていかなければいけないと考えております。
 新規感染者数の推移であります(資料P3)。赤いグラフは全国の感染者数の推移、緑のグラフが九州の感染者数の推移、青のグラフが県内の感染者数の推移であります。全国の感染者数の増加傾向に対し、本県はタイムラグが生じており、2週間から3週間程度遅れて感染者が増加する状況となってきているところであります。直近の感染状況についても、全国の状況から2〜3週間遅れて増加する状況となっております。グラフをご覧いただいてお分かりのとおり、本県の場合、第3波の感染拡大は、急激に上昇してきているという傾向も見られているところでありますので、今回の感染拡大を仮に第4波といたしますと、今回もこれから急激に拡大する可能性もあるということを念頭に必要な対策を講じていかなければいけないものと考えているところであります。
 次に、病床の稼働状況であります(資料P4)。4月14日19時時点での確保病床に対する稼働状況と占有率をご紹介しております。占有率について長崎医療圏では26.3%、佐世保・県北医療圏では55%、県南医療圏が25%、五島医療圏が25%、県トータルで22.3%となっております。これは、現在確保しております病床数に対する割合をお示ししております。現在、本土地域においては「フェーズ2」の運用をいたしておりますが、今日「フェーズ3」に引き上げることといたしたところであります。上五島については、逆に「フェーズ3」から「フェーズ1」に引き下げるという方針を決定したところであります。本土地域の確保病床を「フェーズ3」移行により、92床から188床に増やしております。上五島は「フェーズ1」となり確保病床数は4床になりますので離島地域でトータル16床となり、県内トータルで本日から204床で運用しております。
 ちなみに、204床に対する入院患者数は27名で、本日4月15日現在の病床占有率は、13.2%となってくるところであります。
 なお、感染者の状況でありますが、重症の方はいらっしゃいません。中等症・軽症の方が27名入院していただいており、宿泊療養施設等にお入りになっておられる方々が37名おいでになるという状況であります。
 感染事例分析であります(資料P5)。3月1日以降90名の感染者が確認されましたけれども、初発と考えられる感染者の感染経路を調べてみますと、県外に旅行にお出かけになった方々が7名、県外に仕事で出張された方々が9名、県外から帰省された方々が5名、県内で県外からおいでになられた方々と接触された方々が5名、繁華街における飲食等関連の感染事例が1名という状況であります。ご覧いただくとお分かりのとおり、感染要因としては8割を超える方々が県外に由来する状況であり、ほとんどの方が県外の方との接触が感染要因になっているものと推定されるわけであります。
 一方、2次感染の状況でありますが、一番多いのは、仕事で出かけられた、あるいは旅行された後に家庭内で感染が拡大した事例が全体の半分を超えるというような状況であります。そして、福祉施設関連が20%程度、職場での感染拡大と考えられるものが11%、飲食関係が8%、病院関係が6%というような状況であります。
 第3波の感染状況を、もう一度振り返ってみたいと思います(資料P6)。第3波では、1,341人の感染者が確認されたところでありますが、初発事例の感染経路がどうなっているのかという分析であります。県外から帰省された方々に起因すると考えられる感染事例が約20%で一番多い要因でありました。県外旅行、県外に出張された方、県内で県外の方々と接触をされた事例を合わせると、半分近い感染要因が県外の方々との接触に伴う感染という状況でありました。
 しかしながら、前回もご紹介をさせていただきましたように、徐々に感染が拡大すると、感染経路が不明の方々が増えてまいります。そうなりますと、感染経路が分からないために、具体的な対応策が採りにくいという状況になっておりまして、第3波の場合には、県外の方々とほぼ同じぐらいの割合で感染経路不明者が発生しているという状況になっております。
 したがいまして、感染が拡大する傾向にある中で、できるだけ感染経路の究明に努めて、どういったところに要因があるのか、しっかり対応策を講じていく必要があるものと考えているところであります。2次感染の事例でありますが、福祉施設で2次感染が拡大した事例が277人で27.6%というような状況でありました。そして、前回は徐々に飲食店、福祉施設、病院関連でクラスターが発生し、その後、感染経路が分からない中で家庭内感染が増えるという傾向で推移しておりましたけれども、今回は少し状況が違う面があるという感じがいたしております。一つは、福祉施設関連ではモニタリングのためのPCR検査を継続して行っており、新規入所いただく際にもPCR検査を実施しているということで、一定抑えられている傾向にはあるのではないかと考えているところであります。
 それから、前回は飲食店関連が先行して拡大してきたわけでありますけれども、県民の皆様方、事業者の皆様方に感染拡大防止に向けてご協力をいただいているといったことも現在のような状況にある要因の一つではなかろうかと考えているところであります。
 第3波における集団感染の発生状況であります。(資料P7)。これまで「クラスター」という呼び方をいたしておりました。この「クラスター」については、用語の使い方に一定のルールがあり、同じ職場等で5人以上の感染者が発生した事例と言われておりますが、ここでまとめておりますのは「集団感染」で、例えばお一人が県外の方々と接触をされた後、家庭内で感染をし、職場内でも感染した等、同じ感染経路の中で、感染者が発生した場所が違い、それぞれに5名の数には至らないといった場合にも集団感染としてカウントし整理いたしております。したがって、これまで公表させていただいた件数と異なるところがあるということは、ご承知おきいただきたいと思います。この集団感染が発生したのが、飲食店関連28%で人数では161人でありました。福祉施設が23%で282人、病院関連が15%で128人というような状況でありまして、先ほど申し上げたように、繁華街から感染が拡大し、福祉施設や病院でのクラスターの発生につながり、家庭内での感染に拡大していくといった状況でありました。
 3月1日以降の県内の発生状況の分析であります(資料P8)。県内でも各地域で感染者の確認がなされている状況でありますが、最も感染者の発生割合が多いのが長崎、佐世保両市であり、5割を超える方々の感染が確認されているという状況であります。
 そこで、現在の感染状況の取りまとめをさせていただきますと(資料P9)、改めて申し上げますが、新規感染者数は増加中であります。先週の1週間が10名でありましたが、今週の1週間は54名ということで、感染者数が5倍に増えたという状況であります。そして、初発と考えられる感染事例のうち、県外由来が8割を超えるという状況であります。また、2次感染事例のうち家庭内感染が半数以上を占めるという状況であります。
 したがいまして、全国的に感染者が急速に拡大する中で、県内においての新規感染者が拡大中であり、また、初発と考えられる感染要因のほとんどが県外由来となっております。これからゴールデンウィークを迎え、県外との往来が特に活発となってまいります。したがいまして、感染拡大やクラスターの発生を防止するための対策の強化が求められているものと受け止めているところであります。
 そういった状況にありますので、改めて現時点でステージ判断をさせていただきました(資料P10)。直近の感染状況を踏まえますときに、県全体の感染段階は従前、一番低い「ステージ1」でありましたが、明日4月16日からステージを「ステージ2」に引き上げ、県下全域に「注意報」を発令させていただきたいと考えているところであります。
 具体的なお願いであります(資料P11)。県民の皆様方におかれましては、ほとんどの感染経路が県外由来でありましたので、改めて県外との不要不急の往来自粛をお願い申し上げます。必要な往来であっても、県外における会食はぜひお控えいただきますようお願いを申し上げる次第であります。また、これは県民の皆様方にお願いでありますが、県外にお住いのご家族の皆様方の帰省、ご親戚の皆様方のご旅行なども考えられるわけでありまして、県外にお住まいのご家族、ご親戚等に対しては、不要不急の来県をお控えいただけるよう、呼びかけをお願いしたいと考えているところであります。
 ご承知のとおり、国内においては、まん延防止等重点措置を講じておられる都府県、そうでない道県もあります。なぜ一律に県外の皆様方にこういったご協力をお願いしたいと考えているかといいますと、8割を超える感染経路が県外由来と申しましたけれども、本県においてはその中で8割以上が、まん延防止等重点措置以外の地域との往来の中で感染が確認されているという状況でありますので、特定の県に限ることなく、今の事態についてご理解をいただき、帰省や旅行等は極力お控えいただけるようご協力をお願いしたいと考えているところであります。
 そして、やむを得ず県外を訪問されて帰県された方、あるいは県外からご来県をいただいた方々は、会食などの感染リスクの高い行動を避けていただき、ご自身の健康管理を徹底していただきますようお願いを申し上げます。
 それから、会食であります(資料P12)。現在、10名以上の会食はお控えいただきたいというお願いをいたしておりますが、感染が拡大傾向にございます。大変厳しい状況でありますけれども、会食は5人以上の会食・長時間にわたる会食を避けていただき、普段一緒にいらっしゃるご家族の皆様方、同僚の方々との会食をお楽しみいただきますようお願いをさせていただいているところであります。
 なお、飲食店を利用されるに当たっては、アクリル板の設置や、十分な座席間隔が確保されているなど、感染防止対策がとられている店舗であるのかどうかということを事前に十分確認をしていただきたいと考えております。そして、会食される際には、席の移動や、大声での会話等を避け、お酌、返杯、食器類の共有は避けていただきたいと考えているところであります。
 なお、高齢者の方々、既往歴をお持ちの方々との接触をされる際には、感染防止に最大の注意を払っていただきますようお願いをいたします。
 併せて、外出される際には、場面の切り替わり、共用部分の接触に注意をしていただき、こまめな消毒をお願いしたいと考えているところであります。
 次に、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P13)。福祉施設、飲食店を始めとした職場におけるクラスター発生を避けるために、従業員の皆様方の健康管理を徹底していただきたいと思っており、N-CHATの活用等にご協力をいただきたいというお願いであります。また、業種別ガイドライン遵守の徹底をお願いしたいと考えているところであります。
 なお、飲食店における感染防止対策の徹底を図るために、特にお酒を提供しておられる店舗を先行する形で見回り調査を実施してまいりたいと考えておりますので、各事業者の皆様方には、ご協力をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。来週、4月19日から実施してまいりたいと考えております。アクリル板等の設置をしていただいているか、座席の間隔を十分確保していただいているか、消毒ができるような準備を進めていただいているか、換気はどうか、食事中以外のマスク着用をしていただいているか、そういった点で確認をさせていただき、ご協力をお願いしてまいりたいと考えているところであります。
 先程、県外由来の感染事例がほとんどであると申し上げましたけれども、できるだけ出張等の機会を減らしていただくための環境づくり、具体的にはオンライン会議等の活用などを積極的に進めていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
 以上、県民の皆様方へのお願いであります。
 なお、ご承知のとおり、現在、県内観光キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅」第2弾をスタートさせたところであります。まだ、スタートしたばかりでありますけれども、こういう感染状況にあります。しかしながら、まだ県内で市中感染が生じているような状況にはないものと受け止めているところであり、県民の皆様方には、感染拡大防止に細心の注意を払っていただきながら、県内での観光をお楽しみいただければ、大変ありがたいと思っているところであります。
 これからゴールデンウィーク等を迎えてまいりますと、様々なイベント等が計画されてくるものと思っております。このイベント等についても、基本的な考え方は、県内の感染状況を踏まえますときに、県外の方々との接触の機会をいかに減らしていくかということが重要なポイントになってくるものと考えているところであり、例えば聖火リレーが行われる、様々な会合が行われる、そういった場合に万全の感染防止対策が講じられているのかどうか。聖火リレーの場合等を例にとりますと、まん延防止等重点措置が講じられている地域から聖火ランナーとして入ってお見えになられる場合には、事前にPCR検査等をお受けいただいて、県内でランナーとして走っていただくということになっておりますので、そういった場合は、特別にお迎えする。しかしながら、できるだけ一般の皆様方におかれては、県外との往来は継続して自粛をお願いしてまいりたいと考えているところであります。
 なお、こういった取扱いについては、様々なイベントの開催等について、県にも様々なご相談をいただいておりますし、各市町においてもイベント開催に当たってご検討をいただいているものと考えているところであり、引き続き、こういった方針を踏まえて、各市町の皆様方とも相談をしてまいりたいと考えているところであります。
 以上、私からの現状報告とお願いをさせていただきましたけれども、全国の動向を見ますと、県内においても、これから急速に感染が拡大していくおそれが十分にありますので、ぜひ県民の皆様方、各事業者の皆様方におかれましては、感染拡大防止のために、引き続き、自らの健康と命を守るためにご協力を賜りますよう、改めてお願いを申し上げる次第でございます。
 以上、私からのご説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○広報課長 それでは、幹事社の方から、ご質問をお願いいたします。

○記者(NBC) 直近でかなり感染者が増加しています。知事として、今回のこの状況は、第4波が来たという捉え方をされているのでしょうか。

○知事 まだ公式に第4波と言うかどうかというのは定まっておりませんけれども、心情的には、まさに第4波の入り口に差しかかっているのではなかろうかと、危機感を強くしているところであります。

○記者(NBC) 今日から、県内での観光キャンペーンなども始まりましたけれども、これはしっかりと感染防止対策をすれば、利用しても大丈夫で、積極的に利用して欲しいということでしょうか。

○知事 現時点では、県内由来の感染事例は、ほとんど確認されておりません。県外由来の感染事例も、PCR検査で、接触者、濃厚接触者を把握した上で経過観察等を行っているところでありますので、第3波のときに申し上げたように、県内での市中感染が拡大している状況には、まだ至っていないものと考えております。
 ただし、これからの推移で、感染者が急激に増えていくということになると、どうしても感染経路が十分に追えない場合も想定されるわけでありますので、そういった場合には、このキャンペーン自体の中止も含めて検討をしなければいけないと考えているところであります。

○記者(NBC) ありがとうございます。

○記者(毎日新聞社) 2点お伺いします。まず、感染拡大防止のお願い部分で、県民向けに会食の人数を5人以上とされているのは、今回の感染拡大をもって10人から5人に変更されたという理解でよろしいでしょうか。

○知事 そう考えております。

○記者(毎日新聞社) もう1点。事業者へのお願いの中で、出張機会の低減というのは、従前からお願いされていることでよろしかったでしょうか。

○知事 従前は、リモートワーク、オンライン会議等の環境を整えて積極的なご活用をお願いしたのですが、今回は、特に初発事例の感染経路の分析の際に、県外に仕事で出張され、それが要因となって感染拡大につながっている事例が一番多い状況にあります。できるだけ会議等への直接のご参加を避けていただくという意味で、そういったツールのご活用等も積極的にご検討いただければと思っているところです。

○記者(毎日新聞社) ありがとうございました。

○広報課長 それでは、各社の皆様から、ご質問をお願いいたします。

○記者(NCC) 先ほど知事のお話の中で、心情的には第4波の入り口に差しかかっているというお話でした。このような状況になったのは、県として、何が一番の要因だとお考えになっていますでしょうか。

○知事 県内の感染事例は、これまで第1波、第2波、第3波と経験をしてまいりましたけれども、その都度感染経路を調査する中で、最大の要因は、県外で感染が拡大し、そういった地域の方々との接触によって感染者が生じ、県内への感染拡大につながっています。全ての場合にこういった動きにありましたので、全国的に感染者が急激に拡大しつつあり、接触の中で、県内での感染事例の拡大につながっている。ほぼ同じような動きにあるものと受け止めているところです。

○記者(NCC) この年度末、年度初めの人流の増加などが要因であるとお考えということでしょうか。

○知事 それもあるものと考えております。年度末で、新たに帰省をされた方、新たに職場に赴任をされた方々との人の流れが大きく拡大してくる時期であったということも主な要因ではなかろうかと思っております。

○記者(NCC) もう1点お尋ねします。県内で変異株が特定されている人は、国の発表では現時点で5人ですけれども、今回のこの感染者増加の要因に変異株が何か関係しているとお考えでしょうか。

○福祉保健部長 変異株の影響につきましては、専門家にもお伺いをさせていただきました。今回の特徴といたしましては、3月から感染者がかなり減りまして、市中でのウイルスがほとんどなくなったような状況から、県外等からの持ち込み等により広がってきたということで、変異株の割合が高いという状況であります。本県だけではなく、他県でも同じように変異株の割合が母数に対して高いという状況もあります。元々変異株は感染力が強いと言われていますので、そういった影響も出ている可能性は十分考えられるのではなかろうかと思っています。

○記者(NHK) 今回の「ステージ2」への引き上げというのは、1日当たり7名の感染者が、1週間連続で確認されたとする基準に相当するという判断での引き上げということで間違いなかったでしょうか。

○知事 基本的には、早目の対応を進める必要があると考えてきましたけれども、予想を超えて、本日19名の感染者が確認され、これは「ステージ2」の判断基準を上回るという状況に立ち至ったところであり、今回、「ステージ2」への移行を判断・決定したところであります。

○記者(NHK) 資料の12ページの「会食は5人以上・長時間を避け」というところですけれども、この「5人以上・長時間」というのは、5人以上、かつ長時間と読むのか、切り分けて考えて、4人以下であっても長時間になってはいけないということなのか、その点を教えていただけますでしょうか。

○知事 4人以下であっても、長時間にわたる会食というのは非常にリスクが高まる場面であると受け止めてとおりますので、ご協力をいただきたいと考えております。

○記者(長崎新聞社) 観光キャンペーンが今日から始まったということでした。予算をつけた時の理由に、県内観光産業の回復を図るためということで、国の支援策を活用されてのキャンペーンで、今日からという時にステージが上がるという話ですけれども、アクセルとブレーキを同時に踏まなければいけないという状況で、かなり苦しい判断もあろうかと思うのですが、先ほど知事から感染がこれ以上拡大した場合は、中止も検討せざるを得ないというお話がありました。具体的に、どの程度広がったらとか、支援もしたいけれども、感染防止もしなければいけないという非常に苦しいお立場の中で、もしよければ、心情的なものをもう少し詳しくお話しいただければと思います。

○知事 感染のステージは県下一律に判断する指標もありますし、状況によっては、それぞれの地域によって差が出てくる場面もあるものと考えております。
 第3波においては、長崎市が特に深刻な状況であって、地域限定の緊急事態宣言も発令させていただいたところでありますが、そういった状況をつぶさに分析しながら、例えば、この地域では市中感染が始まっているというような事態が想定されれば、場合によってはその地域を除外させていただく、あるいは県全体を含めて中止をさせていただくという判断もあり得るものと考えております。今後の事態の推移に応じて、対応策を検討していきたいと思っております。

○記者(長崎新聞社) 会食について長時間というところですが、これまでは2時間という明確な時間が示されていましたが、今回の長時間とは具体的にはどれくらいの時間でしょうか。

○総務部長 基本的には2時間という形で考えております。

○記者(長崎新聞社) ありがとうございます。聖火リレーについてお尋ねします。他自治体では、感染が広がっている一部の市を除いて実施するというような事例も出てきていますけれども、今後、感染が拡大した時に県内の聖火リレーはどのように対応されるのでしょうか。

○知事 今後の感染の拡大の状況・推移を見極めながら、特に感染拡大が深刻な地域が発生するのかどうか、非常にリスクが高まるというような状況であれば、聖火リレーの中止を含めて、組織委員会と協議をし、決定していきたいと考えております。

○記者(長崎新聞社) 「ステージ2」への移行の時期と注意報の発令の時期を教えてください。

○知事 明日から、注意報を発令し、明日以降「ステージ2」に移行すると整理いたしております。

○記者(長崎新聞社) ステージの判断基準について今後変更の可能性もあるというお話もありましたが、今回のステージの判断は、従来の基準で判断しているということでよろしいでしょうか。

○知事 そうです。これから様々な指標を活用し、先行的な対応策が求められるような場合もあると思います。国でも、別の指標の活用等についても検討が進められているものと理解しており、情報がいただけるような状況になれば、このステージ判断も県としても検討していく必要があるものと思っております。

○記者(長崎新聞社) 現状、国のステージでは、長崎県は「ステージ1」でしょうか。

○知事 国のステージ判断の指標は「ステージ3」からしか設定がないため、本県は国の「ステージ2以下」ということになります。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。先ほど、変異株の質問が出ましたが、現状、4日までのスクリーニング検査で、5人の方が変異株で確定ということでした。基本、毎週火曜日に変異株の発生疑いについて県から公表されていますが、その後のスクリーニング検査で変異株疑いの方がどの程度出ているのか可能であれば教えてください。

○医療政策課長 変異株の検査につきましては、陽性者に対して検査を行いますが、結果が出ていない事例が多い状況でございます。現状では、件数としては発表できない状況でございます。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。変異株のスクリーニング検査の件ですけれども、現状、長崎県では環境保健研究センターで、陽性者の方について100%検査を実施しているということですけれども、今後、感染者が増えてきた時に、変異株のスクリーニング検査を100%実施できる態勢にあるのかどうか教えてください。

○福祉保健部長 長崎大学にもいろいろご協力いただけるというお話もいただいておりますので、熱帯医学研究所と相談し、対応方針を考えているところであります。

○記者(長崎新聞社) 現在、全てやっていく方針ということでしょうか。

○福祉保健部長 今のところは、できる限りその方針を堅持したいと思っています。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。最後に、先ほど、知事の説明の中で、県外由来の8割以上は、まん延防止等重点措置がとられている以外の地域ということだったと説明がありましたが、今回、県外由来とされる初発事例の中で8割以上が、まん延防止等重点措置がとられている都府県以外の方との接触により感染したということでよろしいでしょうか。

○知事 そうです。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。以上です。

○記者(西日本新聞社) 飲食店の見回り調査について教えてください。県内酒類提供飲食店は、何店舗を想定していらっしゃるのかということと、市町と一緒に実施されるのかということ。現段階では、県として営業時間短縮要請や、休業補償は考えていらっしゃらないという理解でいいのか教えてください。

○県民生活環境部次長 現在検討中ではございますけれども、主に長崎市、佐世保市の県外からのお客様が多く見込まれる地域を中心に対応しようと考えておりまして、店舗数でいいますと、約1,700軒という状況でございます。

○記者(西日本新聞社) それは市と一緒にやられるという理解でよろしいでしょうか。

○県民生活環境部次長 基本的には、県を中心にと考えておりますが、長崎市、佐世保市のご協力もいただきながら進めていきたいと考えております。

○総務部長 協力金の関係でありますけれども、今回、資料に書かせていただいておりますのは、各店舗を確認させていただくという段階でありますので、特段協力金や補助金という形のものは考えておりません。

○記者(西日本新聞社) 確認内容について資料には4項目記載がありますが、これを満たしていなかった場合は、注意程度で留まるという理解でよろしいでしょうか。

○総務部長 それぞれ確認をしてやっていただけるような形でお願いをしてまいるという形になります。

○記者(共同通信社) 聖火リレーについてお尋ねします。昨日の段階では、このままの状況であれば実施は大丈夫という話をされましたが、今日、感染者が19人と急増しました。リスクが高まる状況であれば、中止を含めて協議をしていきたいということですが、リスクが高まる状況というのは、具体的にどのようなことを想定しているのでしょうか。

○知事 いわゆる市中感染が増加する状況であり、沿道、周辺地域に数多くの県民の皆様方がお集まりになることによって感染リスクが拡大する、そういう判断をしていかなければいけないものと考えております。現状では、市中感染が拡大しているまでには至っていないのではなかろうかと考えておりますし、県外からおいでなられる方々についても、一定PCR検査等を念頭に安全な形でお入りいただくことになっておりますので、現状では開催できるのではなかろうかと考えております。

○記者(共同通信社) 仮の話で恐縮ですけれども、緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置に長崎県も含まれれば、公道の使用を制限するという方針で変わりはなかったでしょうか。

○知事 その点について、方針を定めているわけではありませんけれども、リスク評価をどうするかという話だろうと考えておりまして、これから感染が拡大する中で、感染経路不明者が相当数に上ってくるというような状況であれば、聖火リレーは市中感染の契機にもなりかねないイベントになってまいりますので、開催の是非についても検討を進めていく必要があるのではなかろうかと考えております。

○記者(共同通信社) 聖火リレーの実施が5月上旬で、実施までに半月あまりとなりました。感染者が急増した場合、どのタイミングが聖火リレー中止判断のタイミングになるのでしょうか。

○スポーツ振興課長 明確な期間はありませんが、リルタイムで組織委員会と常に情報を共有しながら、特に組織委員会の中では、先ほど知事も申し上げましたが、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置、不要不急の外出自粛要請が発出されている場合は、必要に応じて判断ということになっており、その段階で密が出る、ないしは沿道で人が集まることは危険だということが想定されれば、直ちに判断を進め、聖火リレー自体の中止を決定するということになっております。

○記者(共同通信社) ありがとうございます。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。ご質問はありませんか。よろしいでしょうか。それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

○知事 どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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