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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

令和2年12月23日 記者会見

 ●会見内容●

1.警戒警報発令について

1.警戒警報発令について

○知事 今日は、新型コロナウイルス感染症における本県の現状等について改めてご説明を申し上げ、年末年始を迎えるに当たり、県民の皆様方に改めて慎重なご対応をお願いしたいと考え、こうした機会をいただいたところであります。
 まず、12月の県内の感染状況について、私の方からご説明をさせていただきます。
 県内の感染者数の推移であります。前回12月9日に、これまでの状況をご説明申し上げ、帰省を抑える時期に当たって、県民の皆様方に慎重なご対応をお願いしたところであります。その後、9日に12名、10日に7名、11日に11名、12日に13名と、二桁台の新規感染者が確認される状況となりまして、14日に改めて現状を分析の上、感染段階を「ステージ1」から「ステージ2」に引き上げ、県民の皆様方に改めて慎重なご対応をお願いしたところであります。しかしながら、その後も、15日に7名、16日に7名、17日に18名、そして、19日には23名と、第2波の際に確認された感染者数と同様の状況となってまいりました。さらに、2日後の21日には26名という新規感染者が確認され、本県にとって過去最大の感染者数になっているところであります。
 ちなみに、この1週間の感染者数は112名ということになってまいりました。
 資料6ページでご確認いただきたいと思いますけれども、感染段階のステージの判定については、病床の逼迫状況、新規感染報告者数、療養者数、直近1週間の増減割合、PCR検査に基づく陽性率、感染経路が分からないという方々の割合、この6つの指標を用いてステージの判断を行うことにしているところであります。この6つの指標のうち、赤字で表示しております4つの指標がいずれも「ステージ3」の指標を上回る状況となってきたところであります。
 具体的には、確保病床数225床に対して現在63床が稼働中でありまして、確保病床占有率が既に25%を超え、28%という状況になっております。そして、新規報告者数でありますけれども、1週間で90名の新規感染者の確認数を上回る、1週間に112名の感染者が確認されました。療養者数でありますけれども、全体で163人という療養者が発生をいたしております。そして、また、直近1週間と先週を比べますと、増加する傾向で推移しているという状況にございます。
 一方、前回の会見において、長崎市内の夜の繁華街において包括的なPCR検査を無料で行いたいというお話をさせていただきましたが、その結果が取りまとめられましたので、ご報告をさせていただきます。資料2ページの左の方には、これまでの確認検査の経緯を示しておりますが、業種別の内訳は、右の方の表をご覧いただきたいと思います。
 まず、スナック、バー、クラブ等の、いわゆるお酒を伴う飲食店、中には、接待を伴う飲食店等も含まれておりますが、294店舗から検査のご要請をいただき、945名の方々の検査を実施いたしました。陽性者が確認されたのは6名であります。また、居酒屋等でありますけれども、61店舗255名の方々を検査させていただいたところ、3名の陽性者が確認されました。その他、和食・洋食等の食事を中心に提供していただいている飲食店や、カラオケ店からも検査のご要請をいただいたところでありますが陽性者は確認されていないところであります。
 合わせて1,485名の方々を検査させていただき、9名の陽性者を確認しました。陽性率は0.6%ということであり、この評価を専門家の皆様方のご意見等も伺ったところでありますが、「思ったよりも少ないというような印象を受けた。ただし、PCR検査の時期をもう少し前倒しで実施するということができたのであれば、場合によっては陽性者が少し多くなっていた可能性もあるのではなかろうか」というようなお話や、「全体的な陽性者の確認数は少なかったとはいうものの、本来は陽性の発生があってはならないものであり、潜在的なリスクがやはり存在しているということの現れではないか」というようなご評価をいただいたところであります。
 次に、12月以降の発生事例の中で、新規感染者の初発事例がどのような場面で生じたのか、感染経路の調査を行う中で推測しております要因であります(資料3ページ)。これまでもご説明させていただく機会がありましたけれども、改めて最新の状況をお話させていただきます。県外に出張等で出かけられ同僚・友人の方々と会食をされた、県外に旅行でお出かけになり友人・知り合いの方々と飲食を共にされた、県内において県外からいらっしゃった方々と接触をする機会があった。そういった要因による感染者の発生は、3つを合わせますとトータルで34%、約3分の1の要因が県外との接触による感染事例ということになってくるものと思っております。その後、皆様ご承知のとおり、接待を伴う飲食店等によるクラスターの発生等もありまして、茶色の部分、県内における接待を伴う飲食店の利用が感染の要因になったもの、接待を伴う飲食店ではないけれども、スナック、バー等、飲食店の利用によって感染が生じたと推測される事例が約半数に及んでいるという状況であります。なお、20%近くの皆様方は、現在、追加して感染経路を調査中、あるいは不明の事例ということです。
 右側のグラフをご覧いただきたいと思います。これは、初発事例に加えて、濃厚接触者、あるいは接触者等を含めて、どのような場所で感染が拡大して今の感染者数になっているのかという円グラフであります。トータルで173名ありますけれども、12月22日までの感染者数のうち、夜の街が感染の場になったのではないかという事例が47%でほぼ半数になっております。それから、ご承知のとおり、医療機関、あるいは福祉施設等でクラスターが発生してまいりました。そういった福祉施設等の施設内等が感染の場になったのではないかと推定される事例が21%ございます。それから、会社の同僚の皆様方との間で感染が拡大したような事例が3%。そして、県外の方々、県外にお出かけになられた・帰省をされた、飲食は伴わないが県外にお出かけになられたというような事例が7%程度あるものと考えています。このように、夜の街、福祉施設等の感染事例が全体の7割を占めるという状況になっているところであります。
 それから、最近の12月に入っての傾向であります(資料4ページ)。これは、感染された方々の年齢層によって分類をしておりますけれども、いわゆる7月・8月の第2波と言われているころの感染者数は50歳代以下の若い方々が中心でありました。しかしながら、先ほども申し上げましたように、福祉施設や、リハビリテーションを伴うような医療機関でのクラスターが発生したということもありまして、60代以上の感染者の割合が前回の第2波においては10%程度でありましたけれども、今回はこれが30%程度まで拡大してきているということであります。これは、医療関係の人材に留まらず、福祉介護等の職員の方々も、これから対応が求められているというような状況であります。
 一方、県内の病床の状況であります(資料5ページ)。現在の医療体制は、本土地区は「フェーズ2」、離島地域は「フェーズ1」で病床数の確保を図っているところですが、ご承知のとおり、長崎地域、佐世保・県北地域では急速に感染者が増加し、クラスターも発生いたしましたので、この両地域医療圏においては、「フェーズ3」の医療体制を整備してきたところであります。その結果169床の病床数を確保しているところでありますが、長崎地区は82床に対して40床が現在稼働中であり、佐世保・県北地区は39床の確保病床に対して21床が稼働中であります。全体として最大確保病床数395床を構えておりますけれども、この病床の占有率は15.9%ということで、徐々に上昇傾向で推移しているところであります。
 ちなみに、この感染された方々の状況でありますが、入院されております63名の感染者の方々のうち重症者が2名、中等症並びに軽症者が61名という状況であります。同時に、宿泊療養施設等で療養されている方々が100名いらっしゃるという状況であります。
 資料6ページは、先ほどご覧いただきました、感染段階毎の対応の目安を判断する際の指標でありますが、この赤い指標がそれぞれ「ステージ2」を超え、「ステージ3」の段階に至っているということであります。そのようなことから、本日、有識者会議の皆様方のご意見等もお伺いし、先程開催した、新型コロナウイルス対策本部会議において、県下全域を「ステージ3」に移行し、感染の警戒警報を発令させていただくということを決定させていただいたところであります。
 具体的には、資料7ページ記載の対応策を講じていこうとしているところでありますが、これから、直接、県民の皆様方、各事業者の皆様方にご協力をお願いしたい事項を取りまとめております。
 まず、警戒警報発令に伴って、県民の皆様方にお願いを申し上げたい事項として、感染拡大地域への訪問は、改めてその必要性を検討していただきますとともに、訪問される際には、飲酒を伴う会食は控えていただきたいというお願いであります。この感染拡大地域というのは、具体的にどういった地域かといいますと、直近1週間の10万人あたりの新規感染者数が15名以上の都道府県を感染拡大地域として整理されているところであります。現在、全国で12の感染拡大地域に該当する都道府県がございます。ちなみに、長崎県はどのくらいの数字かといいますと、15名に相当する数字が8.4人。全国で高い方から20番目の順位という状況になっているところであります。また、お出かけの際には、先ほど申し上げたような注意をしていただきたいと思います。
 一方、県内においても、ご家族以外の方々との会食については、5人以上の飲酒を伴う会食は控えていただきたいというお願いをさせていただくものであります。
 そしてもう一つ、飲食店を利用される際には、前回も具体的な形でお願いをさせていただきましたけれども、感染事例の多くが飲食店等から発生しているということもありますので、県民の皆様方には、最大限の感染防止対策を徹底していただきたいとお願いをさせていただくものであります。具体的には、これから利用されようとするお店が十分な感染防止対策がとられているお店であるのかどうかを、事前にしっかり確認をしていただきたい。その場に行って、席の間隔がどうか、食器の共用等がなされているのかいないのか、わかりにくい情報もあろうかと思いますので、ぜひこれから利用されるお店については、事前に十分な感染対策が講じられているお店であるのかどうかという確認をお願いしたい。併せて、会食等に際しても、席の移動、大声での会話等を避けていただく、お酌、返杯、食器類の共有は避けていただく。飲食時以外は、ぜひマスクの着用を心がけていただく。こういった感染防止対策について、お一人お一人が十分注意をして、徹底をしていただきたいと考えているところであります。
 一方、こうしたお客様をお迎えする側の、飲食店の皆様方へのお願いでありますけれども、引き続き営業を継続されるに当たっては、改めて、従業員の皆様方の健康管理に十分ご注意をいただきたい。また、繰り返し申し上げてまいりましたけれども、ガイドラインの徹底を図っていただきたいというお願いをさせていただくものであります。
 いよいよこれから帰省を計画されておられる方々もおありだと思います。前回は、感染拡大地域から帰省をご検討されるに当たっては、2週間程度前から、感染リスクを回避するための、十分慎重な対応をお願いしたいということを申し上げてまいりました。改めて、感染拡大地域から帰省をされるに際して、まずは、ご自分の健康状況を十分見極めた上で、現在お住まいの地方自治体からも様々な呼びかけがなされております。中には、県外への帰省は控えてくださいというようなメッセージも発せられている自治体もあるものと考えておりますので、そういった情報などを十分慎重に見極めた上でご判断をいただきたいというお願いでございます。特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方々と接触の機会がある方々については、ご家族の皆様方とよくご相談をいただきたいというお願いをさせていただくものであります。
 最後に、いつもお願いをさせていただくものでありますけれども、感染者になったということをもって、差別や誹謗中傷等は、厳にこれを慎んでいただくようお願いを申し上げる次第であります。誹謗中傷を受けた方々は、県の相談窓口にご相談をいただくよう、改めてお願いを申し上げる次第であります。
 最近の県内の感染状況については、予断を許さないような状況にありますけれども、何としてもこうした危機を乗り越えて、感染拡大を防ぐために全力を注いでまいりたいと考えているところであります。県民の皆様方の引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げる次第であります。
 私からのご説明は以上でございます。よろしくお願いします。

○広報課長 それでは、幹事社からご質問をお願いします。

○記者(読売新聞社) 3点お伺いします。まず、資料7ページの警戒警報の発令についてです。記載されている「ガイドラインが遵守されていない施設等への事業自粛要請」や、「感染拡大状況を踏まえたイベントや観光施設等への入場制限」について何か具体的な方針というのはあるのでしょうか。

○知事 実は、ガイドラインが遵守されていないこと等を要因にする感染事例が拡大している現状にあるのかどうかということが一番大きな判断要素になってくるものと考えているところであります。先ほどご説明させていただきましたように、夜の繁華街を対象にした包括的な検査結果によると、比較的感染者数は少ない状況であります。これは、各事業者の皆様方含めて、感染防止対策に注意を払っていただいていることの現れではなかろうかと考えているところでありまして、特に、ガイドラインが遵守されていない施設等を確認するまでには至っていないということが一つあります。
 それから、イベントや観光施設等で大きな感染者の発生、クラスターの発生というような事例は見受けられないところであります。したがって、総合的なお話として、飲酒を伴うような会食の場というのがクラスターの大きな要因となっていますので、そういった点について、ご理解とご協力をいただこうと考えているところであります。

○記者(読売新聞社) 2点目です。10ページの、「帰省をご検討の皆様へ」の部分ですけれども、「感染拡大地域からの帰省に際しては」とありますが、今、長崎に住まれていて、県外に帰省する方は含まれていないという理解でいいのでしょうか。

○知事 県外への帰省をご検討の皆様方については、感染拡大地域へ訪問される際には改めてその必要性をご検討いただき、飲酒を伴う会食等は控えていただきたいといったご対応をお願いしたいと考えております。

○記者(読売新聞社) 分かりました。最後、3点目です。先ほど知事の発言でもありましたけれども、帰省自粛等をしている県もあるということで、今回、警戒警報の中身については、他県のように帰省自粛、時短営業の要請、休業要請までは踏み込んでいないという理解をしていますが、そこまでしなくていいと知事が判断された理由と、仮に今後感染者が増えた場合、そのような判断に踏み切る可能性もあるのでしょうか。

○知事 これは、感染段階毎の判断の目安として、資料の7ページに一つの考え方をお示ししておりますけれども、「ステージ4」になりますと、イベント等の開催自粛要請、休業要請等を含めて、その段階で具体的な対応方針を決定・実施していく方針であります。現段階では、まだ自粛要請までは考えていないところであります。

○記者(共同通信社) クラスター発生地域における包括検査において、1,485人のうち9人が感染したという数字が思ったより少なかったということ、感染経路不明割合が指標の50%に対して34.8%と、指標より少ないということは、いわゆる市中感染ではなく、感染経路をしっかり追えている状況ということで理解してよろしかったでしょうか。

○福祉保健部長 感染経路につきましては、今、保健所でも聞き取り調査等を行っております。直近に発生しているものは継続して調査を行っておりますので、今後判明してくる部分はありますが、概ね、飲食の場などでの接触があったという傾向が見られておりますので、そういった機会についてリスクがあるのではないかと考えています。したがいまして、ある程度は確認が済んでいると理解しています。

○記者(共同通信社) 確認です。資料3ページの感染経路で、3分の1が県外での接触でしたが、接触した場面としては、一緒に食事をしたということが大体の要因ということでよろしいでしょうか。

○福祉保健部長 これは12月に会見させていただいた内容も含めて分析しておりますので、県外に行かれた際に、アルコール類を含むような飲食の場に行かれていたというものであります。

○記者(共同通信社) ガイドラインが遵守されていない飲食店等のチェックについてです。定期的に行政でチェックをされているということでよかったしょうか。それとも利用者がその都度、個別に自分で確認するという対応でしょうか。

○総務部長 ガイドラインをしっかりと遵守していただきたいということで、複数回に渡り、通知を出しております。他に、抽出調査という形で、時折、遵守の状況や、守られていないところはどういう部分があるのかといったことをチェックさせていただいている状況でございます。

○記者(共同通信社) Go Toトラベルの関係で、お伺いします。現状、全国的に一時停止されていますが、西村大臣が会見で、1月12日以降、「ステージ3」に相当しているところまで達していなければ順次再開するという一部報道がありますが、県の場合は、今、「ステージ3」に達したということはどういう状況と見れば良いでしょうか。

○知事 実は、国の「ステージ3」と県の「ステージ3」とういのは全く異なるものであります。国で判断される「ステージ3」というのは、県の「ステージ3」よりも、もう少し感染状況は厳しい状況という前提の中でお考えになっているものと考えております。県内の状況については、感染事例を確認する中で、Go Toトラベルに起因するような、例えば、観光施設、宿泊施設、あるいは観光客の周辺の行動の中で新たな感染事例が発生した、あるいはクラスターが生じたということは極めて限定的であると理解をしております。県内の感染事例の中で、Go Toトラベルを利用してご来県いただいたというのは、これまで1件だけと聞いておりますので、そういう状況の中では、やはり地域経済の中で特に重要な意味を持つ観光分野については、継続して長崎県がこれを中止するというような状況にはないものと思っております。

○記者(共同通信社) ありがとうございます。今、こうやって会見はしていただいているとは思いますが、今後、帰省等を考えていらっしゃる方には、どのように周知されていくのでしょうか。

○知事 まずは、先ほども申し上げたように、これまで帰省をご計画いただいている方々は、感染リスクを避けるようにこれまでも生活をしていただいているものと思っていますし、県内の感染状況等も十分ご理解いただいた上で、ご家族の皆様方とご相談をいただき、特に、高齢者の皆様方と帰省されてお会いになられるような機会がある方々については、慎重なご対応をいただきたいと考えております。特に、県内にお住まいのご家族の皆様方からも、帰省される方に、そういったことをお伝えいただければありがたいと思っています。

○記者(共同通信社) 最後ですけれども、病床の状況で、西海市等クラスターが発生している地域がありますが、例えば、近隣の自治体で相互に協力し合うような体制整備は終わっているということでよろしかったでしょうか。

○福祉保健部長 今の質問は、圏域を超えての入院調整ということだと思いますが、既にそのような対応は行っており、適宜、必要な調整を行っているところです。具体的な事例としては、その圏域で発生した事案であったとしても、違う医療圏の医療機関で入院対応をしていただいたりということはもう既にやっております。

○広報課長 それでは、各社の皆様から質問をお願いします。

○記者(長崎新聞社) 資料1ページの県内の感染状況についての6つの判断指標の状況がありますが、PCR陽性率については12月21日時点となっていますが、その他の指標については何日現在の数字と理解すればよろしいのでしょうか。

○総務部長 12月22日時点です。

○記者(長崎新聞社)  PCR陽性率だけ21日時点ということですね。わかりました。

○新型コロナウイルス感染症対策本部事務局 すみません。資料ではPCR陽性率が12月21日時点ということになっておりますが、正しくは12月22日です。よって全て12月22日時点ということでお願いしたいと思います。申し訳ございませんでした。

○記者(長崎新聞社) 包括検査の実施状況の中で、スナック、バー、クラブ、キャバクラ等は陽性者6人ということですが、うち接待を伴う飲食店は、感染者はなかったということでよろしいのでしょうか。

○福祉保健部長 そこも含まれての6名ということです。この294件の中で、接待を伴う飲食店が34件入っているという意味です。

○記者(長崎新聞社) では、最後の陽性者の6名の中には、接待を伴う飲食店の人もいるということでしょうか。

○福祉保健部長 はい、そのとおりです。

○記者(長崎新聞社) そこは何人というのは、回答できるのでしょうか。

○福祉保健部長 それがバーなのか、クラブなのか、業態が明確に区分できないのでこのような表現になりました。いわゆるそのような飲食店から発生したということでご理解いただければと思います。

○記者(長崎新聞社) わかりました。先ほど、知事から、今回思ったより少ない印象を受けたということ、それに続いて、もう少し前倒しで実施していれば陽性者が多くなっていた可能性があるということですが、もう少し前倒しして実施していればなぜ陽性者が多くなっていた可能性があるということなのでしょうか。

○福祉保健部長 これは、有識者会議の意見交換の中では、今回の接待を伴う飲食店のクラスターの初発確認が12月9日でありました。その方が実際に感染して発症した段階を考え、12月の初旬からこの事件が発生しているだろうということを想定すると、検体採取スタートが17日ということで、事件発生から既に2週間程度経っています。例えば、1週間前倒しで検体を採取していれば、陽性者がもっと出る可能性があったのではないかというご意見でございました。

○記者(長崎新聞社) 2週間たって、既に消失していた人もいるということでしょうか。

○福祉保健部長 無症状陽性で、そのまま消えてしまったという人も中にはいらっしゃったのではないかというようなご意見でございました。

○記者(長崎新聞社) わかりました。県内では感染が拡大しています。本日も、長崎市内の複数の病院で感染者が複数出ております。西海市の病院でもクラスターが発生しておりますけれども、医療機関から次々と感染者が出ている状況についての受け止めと、今後、医療機関での感染をどのように食い止めていくのかという点について、対策があれば教えてください。

○福祉保健部長 今、医療機関の中でのクラスター発生については、例えば、今、感染症の専門家の方や、一部、DMATなどの方からも協力いただき、院内の感染がこれ以上広がらないための予防対策、あとは、この関係が、どういう経路で感染が広がってきたのかというようなことも、今、詳細な調査を進めています。やはり病院でクラスターが起こりますと、今、リスクが高い方が入院されていますのでそういった重症化リスクがあります。また、今後受け入れる可能性がある病院で感染が起こりますと、受け入れの制限がかかってきますので、地域医療への影響が大きいというように考えており、私達としても非常に危惧しているところでございます。これらに対する有効な対策としては、感染経路の解明をまずしっかりと行い、併せてそれに対する有効な対策というのも、専門家の意見も聞いて考えていきたいと考えております。

○記者(長崎新聞社) 今、最後の部分で言われた、感染経路の解明をしっかりというのは、西海市の病院ということだけではなくて、長崎市内で発生した感染についてもしっかり解明していくという理解でよろしいですね。

○福祉保健部長 こういった事案については、可能な限り解明していきたいと考えています。

○記者(長崎新聞社) わかりました。誹謗中傷対策で、誹謗中傷は厳に慎むようにお願いしますと、知事はおっしゃいましたけれども、長崎市内でも、病院の感染が相次いでおりまして、現状、日本医師会の会長も、医療従事者への誹謗中傷がひどいというようなことを会見でおっしゃられていたと思いますが、県内の医療従事者への誹謗中傷について、現状どのような状況にあるか教えてください。

○福祉保健部長 医療従事者について、私が医療関係者との意見交換で把握している限りでありますが、夏には、実際医療機関で感染拡大した事例があり、医療従事者への誹謗中傷が非常に多かったのですが、最近は、地域を支える医療関係者としての励ましの言葉等をいただいているということで、私が聞いている範囲では、今、誹謗中傷、差別などの対応が非常に多くなっているという状況ではないと理解しています。

○記者(長崎新聞社) わかりました。最後にもう1点、現在、長崎、佐世保を中心に感染が拡大していますが、県でも最近ホームページで、保健師の追加募集をされていました。現状、保健所の業務の疲労・疲弊状況はどんな感じなのか教えてください。

○福祉保健部長 今回の事件、特に12月からの感染増加を受けて、特に、地元である長崎市、佐世保市の保健所は、非常に厳しい状況になっておりますが、県の保健所でも、できる限りそのような保健所の支援ができるような体制をとってまいりました。実際に長崎市の保健所には何人かの応援部隊も送っております。今回、県管轄の保健所でも感染者が発生してきている段階ですので、なるべく県の各保健所の専門職、振興局の事務スタッフを含めて、協力体制をお願いしておりますので、何とかこの危機を連携して乗り越えていきたいと思っております。

○記者(朝日新聞社) 資料10ページの「長崎県への帰省をご検討の皆様へ」というところで、「慎重にご判断ください」とありますけれども、確認ですが、自粛要請ではないと考えていいものでしょうか。

○知事 自粛を求めているものではありません。常にご自身の健康状況にも目を配っていただいて、感染拡大のリスクはないのかどうかといった点、あるいは、お住まいの地域の求めもまた別途あるものと思っていますので、そういった点等を含めて、慎重にご検討をいただきたいというお願いであります。

○記者(朝日新聞社) それは、長崎県への帰省も、長崎県からの帰省も、いずれも自粛を求めるものではない、そこまでではないということで理解していいのでしょうか。

○知事 先ほど申し上げたように、長崎県から感染拡大地域へ帰省される場合は、改めてその必要性をご検討いただき、特に、会食等については慎重にご対応いただきたいと思います。したがって、帰省を自粛してくださいというところまでは申し上げておりません。

○記者(朝日新聞社) 資料7ページの「ステージ3」にある、ガイドラインを遵守されていない施設等への事業自粛要請と、イベントや観光施設の入場制限、この2つは、先ほどのお答えでは、敢えて行うまでは至らないと認識してよろしいでしょうか。

○知事 現段階の認識としては、そう考えております。

○記者(朝日新聞社) 「ステージ3」というのは、感染者、あるいは確保病床の逼迫度合いから、数字が一定のところに達したから「ステージ3」には上げるけれども、ここに記載してある2つの対応を行うには至らないという認識でしょうか。

○知事 具体的には、飲酒を伴う会食の場というのが感染拡大の要因になっていますので、そういった場に十分ご注意をいただきたいという要請をさせていただきました。

○総務部長 補足しますと、夏に目安を作りましたが、当然その時点で将来どのような発生状況になっているかというのはよく見通せないというところであります。ですので、ここで書いておりますのは、あくまで、国における対応の例示の中から、このステージにおいてやるものとしてはこういうものがあるだろうという想定を置きながら作りました。ただ、当然ですけれども、現状、足元の感染状況をしっかり見て、それに対する対応を打っていくものというものですので、特段、これがやらないことになったとか、そういう性質というものというよりは、現状、その足元の感染状況に対応した対応を行っていくというものでございます。

○記者(朝日新聞社) 資料1ページの、病床の逼迫度合いの中の病床全体の下部にある確保病床数の225床というのは、これはどのような計算による数字になるのでしょうか。

○総務部長 これも、実は目安をつくったときの数字でありまして、本土が「フェーズ3」で、離島が「フェーズ2」という仮定を置きまして、そこから算出しております。病床は常日ごろ動いていくものでありますので、一定固定点を決めないといけないという趣旨であります。

○記者(朝日新聞社) 最後に、知事に伺いたいのが、このステージという考え方は、9月ごろに導入されたと記憶しておりまして、「ステージ1」から「ステージ2」に上がったのが12月14日で、「ステージ1」から「ステージ2」までの移行は3〜4カ月かかっていましたが、「ステージ2」から「ステージ3」までは10日足らずで上がりました。つまりそれぐらい感染拡大のスピードが早いということだと思うのですが、そこについての受け止めをお願いしていいでしょうか。

○知事 まず、「ステージ1」から「ステージ2」に引き上げたのが12月14日でありました。今回、「ステージ2」から「ステージ3」に引き上げたわけでありますけれども、最大の要因は、クラスターの複数件の発生。これによって、感染者数が一挙に増えてきたということが最大の要因であろうと思っているところであります。そういった意味では、積極的に疫学調査を進め、濃厚接触者、接触者を追いかける中で、PCR検査を積極的に増やし、感染者が無症状の状況でも確認されているという状況の一つの現れではなかろうかと考えているところであります。継続して、感染経路究明に力を注ぎ、これ以上の拡大防止に向けて、全力を注いでいく必要があるものと思っております。

○記者(NBC) 知事が、先ほど資料8ページのところで、家族以外の方々との5人以上の飲酒を伴う会食は控えるようにと要請されましたが、この5人以上という人数の根拠を教えてください。

○知事 県の有識者会議等でも、ご議論・ご提言等がなされていると考えておりますけれども、やはりこれも、有識者会議の皆様方との意見交換の場で、本来であれば、会食自体を控えてもらいたいのですけれども、そういった大人数での会食等が、感染リスクが高まる要因になっておりますので、できるだけ会食されるにしても小人数でというような考え方を踏まえ、国の考え方も参考に、決定をさせてもらったところであります。

○広報課長 では、最後の質問でお願いしたいと思いますが、ございませんか。
ないようですので、以上をもちまして、終了させていただきます。ありがとうございました。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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