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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

令和2年4月22日 臨時記者会見

      

 ●会見内容●

1.新型コロナウイルス感染症感染者の「外国船籍」における発生について(その3)

           

1.新型コロナウイルス感染症感染者の「外国船籍」における発生について(その3)

〇広報課長 それでは、只今から記者会見を始めます。よろしくお願いいたします。

○福祉保健部長 保健部長の中田と申します。只今から、昨日の検体検査の報告等をさせていただきたいと考えております。
 昨日の会見におきましても申し上げましたが、三菱重工業長崎造船所の香焼工場におきまして、検体の採取を行い、昨日、57検体を採取したところであるというのは、ご報告させていただきました。その後、長崎大学、熱帯医学研究所に搬入をいたしまして、検査を行い、本日0時ごろに、結果が判明いたしました。結果につきましては、57名のうち33名から陽性の結果がございました。その他の内訳は、23名が陰性、1名は、判定保留ということで、今、再チェックをかけているという状況になっております。こうした状況を受けまして、本日、知事、長崎市長、厚生労働省クラスター対策班、DMAT、大学の関係者と、今後の対策等につきまして、検討をいたしました。
 その内容につきましては、まず、知事よりご報告がございます。

○知事 本日、この対策会議で、さまざまなご議論をいただいたところであります。陽性反応を示された33名の方々の健康チェック、あるいは、その他のこの船の運営に携わっていただいております約130名のエッセンシャルクルー、こういった方々の健康管理等を含めて、どういう方向で取り組んでいくのかというご議論をいただいたところでありますが、まず、会議を通して私が強く感じましたのは、国、県、市を通して、目標を共有し、ゴールを決めて、しっかりと役割分担をしながら対策を進めていく必要があると考え、会議の途中でありましたけれども、菅官房長官にお願いをいたしまして、そうしたことをしっかり取り組んでいただきたいというお願いをさせていただきました。
 そして、2点目でございますけれども、船内で感染者が多数発生したということでありますので、先程申し上げた、まずは健康状況をチェックするに当たりましても、あるいは、船内ですみ分けを進めるに致しましても、医療体制が不足している。また、搬送体制も将来必要になってくるであろうし、すみ分けのためには、除染作業等も必要になってきますけれども、そうした機能も、県内で賄うにもなかなか難しい状況にあるので国の支援をお願いしたいと。いずれにしても、一刻も早く健全な形で帰国していただく必要があり、そのための支援をお願いしたいということで話をさせていただいたところであります。
 これに対して、国の基本的なご姿勢としては、先ずは、今乗船しておられる方々についてPCR検査を実施して、陽性が陰性かに分けていく必要があるという方針を、お示しになられたところであります。その結果、陰性の方々については、できるだけ早く帰国していただく。陽性の方々でまだ症状が出ていない方々、軽微な方々は船内に留まり健康観察を行う。そして、命にかかわるような重篤患者の方々については、所要の医療機関で引き受けていただくという基本的な方針が示されたところであります。
今後、そうした方針に基づいて、国、県、市、役割分担を図りながら一刻も早く安心していただけるよう、所要の対策を講じてまいりたいと考えているところであります。
 私からは以上でございます。

○福祉保健部長 本日は、昨日から、長崎県に来ていただきまして、感染症対策を実施していただいております、厚生労働省クラスター対策班(国立感染症研究所感染症疫学センター長)の鈴木基(もとい)先生に、ご見解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 今、ご紹介いただきました、私、厚生労働省クラスター対策班(国立感染症研究所感染症疫学センター長)の鈴木基(もとい)と申します。厚生労働省クラスター対策班での専門家、それから政府の専門家会議のメンバーとしても活動を行っております。  昨日から長崎に入りまして、現状は情報収集をしているところです。先程知事からお話がございましたように、先ず船内の流行の状況、感染症の拡大の状況に関して、しっかりと情報を集めていく、その体制を作っていくことを最優先に考えていきたいと思います。その上で、今回のクルーズ船で起こった感染症の事例に関して、どこにゴールがあるのかということをしっかりと見定めていく必要がございます。
これは、県、国の議論を踏まえて、決まっていくところだと考えておりますが、いずれにしましても、基本は船内にいるクルーの方々の健康状態をしっかりと守って、その上で、多くの方々は外国から来られている方と聞いておりますので、この方々が、健康状態に問題がないまま、ご帰国いただくというのが、恐らく我々としての共通認識だと考えております。その上で、現場レベルで何ができるのかといったことを、しっかりとプランを立てて行っていく必要があると考えています。細かいところに関しては、今まさに、専門家の間で詰めているところですので、そういったところがまた定まり次第、情報の方を提供できるのかと思います。
 私の方からは以上です。

○福祉保健部長 最後に、3月14日以降の船員の出入りの状況につきまして、三菱重工業長崎造船所から報告がございます。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 三菱重工の椎葉でございます。一昨日、私の方から、3月14日以降は一切人が出ておりませんという報告をさせていただきました。この件は、コスタ社から、正式にこれをもって下船させませんという通達がありましたが、その後コスタ社に事実確認をしたところ、実際には、3月14日以降も、船会社の判断、手配により乗務員の下船があったということが分かりましたので、コスタ社に詳細を聞き、その内容がきっちり分かった段階で皆様に別途ご報告したいとに思っています。誤情報で誠に申し訳ございませんでした。

○福祉保健部長 以上でございます。

〇広報課長 よろしいですか。それでは、幹事社の方から質問をよろしくお願いしたいと思います。

○記者(NHK) クラスターの発生ということで受けとめていいのでしょうか。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 結論から言いますと「はい」ということになります。クラスターの定義そのものが、国際的に決まっているわけではありませんが、厚生労働省のクラスター対策班としては、同じ場所で5例以上、5人以上の患者さんが発生した時点でクラスターと見なしておりますので、今回の数を考えれば自ずとクラスターの発生ということになります。

○記者(NHK) わかりました。ありがとうございます。この陽性が確認された方々、1人は継続検査ということですけれども、船内の個室に管理されているのか、症状、国籍、年代、性別について、分かる範囲で教えてください。

○福祉保健部長 症状につきましては、これから改めて確認をしていくこととなります。先程申し上げた33人の陽性の方の健康状態のチェックというのがこれからのミッションですので、先ずは現在どういった症状なのか見極めていく必要があると思います。 また、国籍は今手持ちがありませんので詳細には申し上げられないのですが、基本的には全て外国籍の方、乗船自体が外国籍の方ですから、国籍は多岐にわたっているという理解をいただければと思います。

○記者(NHK) 1人日本人の通訳の方がいらっしゃるという事だったのですけれども、この方は、33人の中に入っているのかどうかというのは分かりますでしょうか。

○福祉保健部長 そのお1人の事になってしまい、個人の特定に繋がりますので、回答は差し控えさせていただきたいと思います。

○記者(NHK) 入っている可能性もあるということですか。

○福祉保健部長 その点も含めて、回答は差し控えさせていただきたいと思います。

○記者(NHK) 特に、高齢の方の場合は重症化しやすいということで、年代というのをお聞きしたいのですけれども。

○福祉保健部長 今回陽性になった方の年代でしょうか。

○記者(NHK) 陽性になった方たちは乗員なので、リスクが高い人達ではないと思うのですけれども教えてください。

○福祉保健部長 陽性の方の確認については、先程申し上げた症状も含めて、そうした病気にかかわるような年齢の状況、持病で持っていらっしゃる病気、それは当然確認の範囲に入りますので、その時点で確認します。今、船全体のどういった方が乗船されているのかは、船会社に直接、全員分の年代等リストの提供をお願いしなければいけないと思っています。一般的には、高齢の方は少ないとは聞いてはいるのですが、その事実確認はしっかりとさせていただきたいと考えています。

○記者(NHK) 高齢の方は少ないということですね。あと、個室で隔離されている状況はいかがですか。

○福祉保健部長 既に個室隔離をされている状況になっています。

○記者(NHK) わかりました。自衛隊の災害派遣をする可能性もあるということをおっしゃられていたと思うのですけれども、今、現状、市から要請があって行う方針なのか、それともこれからまた検討なのかというところは教えていただけますでしょうか。

○知事 国に対する支援策についてお願いをさせていただいた段階で、国から自衛隊の派遣を考えていると。医療的な分野、あるいは患者搬送の分野を含めて、自衛隊に担わせたいというお話をいただきました。

○記者(NHK) 自衛隊の派遣について、基本的に、自治体からの要請に応じてということだと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。

○知事 手続については、所要の手続をこれから講じていきたいと思います。

○記者(NHK) 自衛隊の派遣を要請する方針ということでいいでしょうか。

○知事 はい。

○記者(NHK) わかりました。あと、先程の陽性を確認された方々ですけれども、人工呼吸器が必要か、重症の方がどの程度いるのか、目立った症状があるのか、発熱の症状がこの中に何人ぐらいいるのか、どのような状況になっていますでしょうか。

○福祉保健部長 現場の方に直接確認すれば、恐らく分かると思うのですが、今回の採取の仕方が、直接、我々職員が船に入って、検体を採取した訳ではなくて、船内にいらっしゃる専門の職員が、お一人お一人検体を採取されたという状況でございます。従いまして、そういった状況でございますので、お一人お一人の、その時点での発熱の状況というのは、詳細には、こちらでも把握できていません。ただ、現場からの情報によりますと、やはり一部発熱のような症状もあったような方もいらっしゃると聞いております。ただ、特に健康状態が悪くて問題になっているというような報告は受けておりませんので、今の段階では、そういう重症化した方がいらっしゃるというのは、確認されていないという状況でございます。

○記者(NHK) わかりました。ありがとうございます。PCR検査を今後実施していくということだったのですが、これの範囲と、他にも、近くに停泊しているクルーズ船あると思うのですけれども、その方々への検査をどの範囲で実施するのかということをお聞かせください。

○福祉保健部長 先程、鈴木先生からもお話があったとおり、まさに、そのPCRの検査をしていくに当たっての範囲や、その方法というのをしっかりと注意して、しかも段階的にきちんとやっていかないといけない。それはなぜかと申し上げますと、きょうの議論でも、やはりこれだけ多くの方が陽性になっておられるという環境下で検査をするというのは、それなりの感染防御の体制をとった上でやっていかなければいけないというようなご指摘もありましたので、まず、自分の身を守るという段階でのきちんとした万全の体制を整えてからでないと、仮に検査するにしても、非常に難しい状況になりますので、そこを、体制を整えていくことを今後検討することになっております。  船の話については、今回は、まず当該アトランチカの船の状況について議論しましたので、他の2船については、まだ検討はしておりません。

○記者(NHK) ありがとうございます。災害派遣は要請はしたという認識ですか、それともこれからするという認識でしょうか。

○知事 まだ具体的な手続は行っておりません。

○記者(NHK) ありがとうございます。地元の方々から、長崎は医療資源、人材も限られる中で、今後重症化した人達が増えてきた場合にどのように対応していくのか、長崎の医療体制を守っていくのにどうして行くのかという不安の声も聞かれるのですけれども、その辺の方針について、知事からお話を聞ければと思います。

○福祉保健部長 よろしいですか。実は、今日もその点が検討のテーマの一つとなっております。ご指摘のとおり、県内の医療資源も有限でございますので、その中で仮に重症の方が出た場合に、どのくらいの容量で受け入れられるのかということを議論しております。 今の考え方としましては、基本的には、これまで軽症の方でも陽性であれば入院対応はしていましたが、クルーズ船の第1例目でもご存じのとおり、軽症であれば基本的にはまず、自室の個室で管理をいただくというような方針をとらせていただいております。 今後の対応としては、今後重症化になった場合に、どのようにして症状を把握して、感染の予防対策をとった上で搬送ができるのか。その搬送した上では、やはり容量の問題もあるのですけれども、多国籍で、言語の問題もあるだろうということでしたので、そういうような課題も、受け入れ施設での対応も必要になってくるという意見もいただいておりますので、ここは至急、専門家との間で対策を詰めていきたいと考えております。

○記者(NHK) ありがとうございます。以上です。

○記者(長崎新聞社) 冒頭で、知事、市長、厚労省のクラスター対策班、長崎大学、厚労省のDMATで対策会議をされたとおっしゃられたと思っているのですが、もう一度メンバー、開催時期、その対策会議の名称があれば教えていただきたいのですけれども。

○福祉保健部長 これは緊急事態でしたので、何か設置要綱に基づくものではなく、危機管理上速やかに開催する必要があると思いましたので、会議というふうにさせていただきました。開始時間は概ね8時スタートということでございます。当然、それ以前には、クラスター班初め、私共福祉保健部の中では早朝7時頃からは具体的な検討に既に入っておりまして、その整理した情報をもとに、8時から知事、長崎市長、厚生労働省のクラスター対策班、長崎県に来ていただいているDMATの方、長崎大学の関係者、一部はテレビ会議も含めて入っていただいて協議を行ったという経緯になっております。

○記者(長崎新聞社) クラスター班は、今ここにいらっしゃる鈴木さんが入られたということでよろしいですか。

○福祉保健部長 はい。

○記者(長崎新聞社) 先程知事が、船の運営をされている130名のエッセンシャルクルーの健康管理をしなければいけないということなのですけれども、この130という数字、確か620人か630人ぐらい乗組員がいたと思うのですけれども、この130人というのは、エッセンシャルクルーという言葉を初めて聞いたので分からないのと、何でこの130人に絞って健康管理をするのかというのと、この方達はいわゆる感染の有無の検査をするのかどうかということを教えてください。

○福祉保健部長 エッセンシャルクルーというのは、その船の発電等機能を維持するための業務を担う方という意味で申し上げております。この話が出てきた経緯といたしましては、今、船の中に、600数十人の方が個室管理されていますが、どうしても船自体の機能を維持させるために、最低限の方、要はエッセンシャルクルー、必要最低限の乗員ということで、一部の時間帯、一部の方に限って、業務に携わっているという状況になっています。従いまして、これも専門家の間でご議論いただいたのですが、完全個室という意味では、外に出ているわけですから、非常に好ましい状況ではないという状況でもある一方、その方が動かないと、そもそも船の中での機能維持ができないということもあり、まずはその130人のエッセンシャルクルーの状況を確認するのが優先すべきではないかというような意見がありましたので、そういった方々への対策が今、議論されているとご理解いただければと思います。

○記者(長崎新聞社) この方たちは、例えば検査をするというお話ではないのですか。そこまでは行っていないのですか。

○福祉保健部長 今後の検査のやり方、どういう優先順位でやっていくのかは、この後専門家の皆さんの見解を聞いて、決めていきたいと考えていまして、今の段階から、どこからするということは、決定しているわけではございません。

○記者(長崎新聞社) 仮に今後検査をするということになれば、今回のように長崎大学の熱研でやるという理解でよろしいでしょうか。

○福祉保健部長 大学にはこれまでも多大なご協力をいただいておりまして、協力のご了解はいただいております。ただ、段々数が増えてきた時に、大学以外の施設も使うのかどうかというのは、我々県も検討していく必要があるかと思っていますので、大学だけで全部やるかというのは未定になっております。

○記者(長崎新聞社) 状況によっては、県の機関であるとか、長崎市の検査機関も利用されることもあり得るという理解でよろしいでしょうか。

○福祉保健部長 実施するかどうかはわかりませんけれども、国からは、例えば、国の検疫所で持っているような施設、PCRを持っていらっしゃるんですけれども、そういったところも利用が可能であるというような報告もいただいておりますので、そういったところを使うかどうかも含めて、考えていくこととなっております。

○記者(長崎新聞社) 例えば、重症化した方の受入先を、先程所要の医療機関で受け入れることになるとおっしゃられたと思うのですけれども、長崎県内でも、重症化した人を受け入れられる医療機関というのは、長崎大学病院を初め、幾つかあるかと思うのですけれども、基本、県内の医療機関で、重症化した方を最初は受け入れるという形になるのでしょうか。今後、数が増えていった時にはどうするかということは別にして、その辺の見解をお願いします。

○福祉保健部長 重症化した患者の発生状況にもよるかと思うのですが、まずは、県内の感染症指定医療機関での対応を考えております。仮に、数が多くなってくる可能性があるということであれば、県内で受け入れる体制は非常に厳しい状況になってきますので、これは、相手の話もあるので、断定的に申し上げる訳にはいかないのですが、例えば、今回、国の支援もいただいていますので、そういった意味で、国等のご支援、例えば、広域的な連携が可能かどうかも、協議をすることは、将来的にはあり得るとは思います。ただ、今の段階では、まずは、県内の指定医療機関の施設を活用するというのが念頭にございます。

○記者(長崎新聞社) それとすみません、先程、厚労省クラスター対策班の鈴木さんが「どこにゴールがあるのかを見定めて」というお話でしたけれども、ゴールについてどういったものが想定されるのかというのを教えていただきたいのですけれども。

○福祉保健部長 このゴールの設定は、国とも良く相談しながら、当然考えていかなければいけない問題だと思いますが、ゴールの設定の仕方の考え方については、我々も、今回のこの健康観察をしていく際に、会社の考え方もあるかと思うのですが、例えば、もう症状がなければ、自分の国に戻られたいとかいうようなご意向もある場合には、ではそれが実現できるための、我々としての健康管理の仕方というのも当然あるわけでございますので、今乗船されている方が最終的にどういうことをもってこの問題の解決とするのかというところの目標の設定をするというのが極めて大事かなと。それによって、我々の医療の準備大勢が全部変わってきますので、まずはそこを国としっかりと認識の共有を持ちたいという意味で申し上げたところでございます。

○記者(長崎新聞社) 例えば、既に乗っているクルーの国から帰国についての申し入れが来ているということはあるのでしょうか。

○福祉保健部長 私の範囲には、まだそういった情報は届いていないです。

○記者(長崎新聞社) これは三菱の方にお尋ねしたいのですけれども。もう一度、3月14日以降の乗組員の出入りについて教えていただければと思います。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 再度ご説明させていただきます。まず、前回、3月14日以降は外には出ていませんと私は報告させていただきました。それは、コスタ社から正式に、壱岐の長崎での感染者第1号が出たことを受けて、コスタ社として外には出さないという通達が入りましたので出ませんというのを、三菱重工の我々としては受けましたので、理解し、その内容を伝えました。その後、実際、どうなのかという声もありましたので、私共の方から、コスタ社の方に具体的に実態はどうだったのですかということを確認したところ、14日以降も船会社の判断で、乗務員、並びに船会社の手配を、乗船の手配をしたことがあるということがわかりましたので、今現在、詳細な情報を集めて、具体的にやらなければいけないことを専門家に相談しながら、改めて分かったところでご報告したいということを、報告させていただきました。  以上です。

○記者(長崎新聞社) それは、14日以降も、船会社の判断で、乗組員がドックから出て、市内にも出ていたという理解でよろしいでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 ちょっと誤解を招くので、まだ控えていますが、基本的には、例と言いますと、市内に出て、観光とか食事とかいうことではなくて、病院に行かなければはならないので送ったとか、あるいは、クルーが満期を得たので、本国に帰るために空港に行くとかいうことがベースだと理解しておりますが、それを含め、全てが何なのかということを把握し、改めて皆さんにご説明したいと思っています。

○記者(長崎新聞社) 病院に行かないといけないというのは、どういうことで病院に行くのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 具体的には、歯痛ですとか。個別に、日常的に病院に行くケースが稀にございます。そういう時には、船会社が委託しているところにお願いをして、タクシーで連れて行くということはあります。そういうことでございます。

○記者(長崎新聞社) 今回、空港に行かれたとか、病院に行ったというお話ですけれども、タクシーで行ったという理解でよろしいでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 そこを含めて、我々もそう思っていますけれども、前回、私の判断でご説明をしましたので、そこはきちんと、再度コスタ社の方に確認をしまして、改めて移動の方法等をお伝えしたいと考えています。

○記者(長崎新聞社) すみません、医療機関というと、基本、長崎市内の医療機関という理解でよろしいのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 そのように理解しています。ただ、現状どこの病院に行ったかというのは把握していません。

○記者(長崎新聞社) 市長にお伺いしたいのですけれども。今回、感染したかもしれない方々が3月14日以降も長崎市内にタクシー等を利用して医療機関等に行っている状況がある中で、市民の安全や健康についてどういうふうにお考えですか。

〇長崎市長  今回のコスタ社からの報告の中で、そういった動きがあると言う情報を、今掴んでいます。その点については、先程椎葉専務からお話がありましたように、しっかりと事実関係を把握して、その中でどういった可能性があるのかといったことについて、専門家の皆さんのご意見などもお伺いしながら、対策を立てていきたいと、あるいは、市民の皆さんへの情報提供をしていきたいというふうに思っております。

○記者(長崎新聞社) 長崎市としてみれば、長崎市民の健康や命を守るということを考えれば、例えば、コスタ社や三菱に、もっと強く情報の提供を求めるべきだと思うんですけれども、そこについてのお考えをお願いします。

〇長崎市長  先程対策会議のお話もありましたけれども、そういった中でも、情報の提供についてはお願いをしていますし、それは、三菱でもきちんと調査をして、情報提供をしたいとお答えをいただいております。

○記者(長崎新聞社) 三菱さんにお伺いをしたいのですが。今回、コスタ社が、その前の段階では3月14日の段階では下船していないというお話があって、実は下船していましたということについて、どういうふうにお考えなのか、それについては、三菱社としては、全く知らなかったのか、今回、結果的に分かったということについて、三菱社として、コスタ社に対してどういう対応をされたのか、3点お答えください。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 まず、外に出て行ったのかということに関しての我々の考え方ですけれども。とにかく、外に出て、街に出て、市民の方に接するということは絶対ないよねということで理解をしていましたので、そこに重きを置いておりました。2点目に、そういうケースが出たということで、非常に申し訳なかったと思いますが、例えば、病院に行く時には、必ず、そのメーカーから、体温が37.5度以上ありませんという報告を得て出るという形はとっておりましたので、そこのフィルターまでであったということでございます。最終的には、いずれにいたしましても、不透明な部分はございますので、きちんと我々から、コスタ社に今請求をし、どのような動きをしていたのかというのを確認して、調査をしている段階でございます。以上です。

○記者(長崎新聞社) ちょっと私の理解が間違っているのか、たしか最初の、今回の件での会見の時に、県からも、壱岐で感染者が出たということで乗下船は控えるようにという通知もしくは、要請をされたということですけれども、結果的に出ていたということについて、県としてそのようなケースがあったということを把握していなかったのかということ。結果的に出ていたということについて、知事としてはどういうふうにお考えなのか2点お聞かせください。

○知事 元々、コスタ社の船は、早い時期に日本に入国をし、入国手続を経て、国内でずっと各港を入出港されてきた船であります。したがって、2週間以上、相当期間の経過が観察されている状況でありますので、こういった船舶の入港に際して、県としては、例えば、松が枝岸壁に接岸される際には、ターミナルビルから外に出ないようにしてもらいたい、これは一切出てはなりません、下船してはなりませんというのはなかなか難しい措置であります。したがって、そういった状況であるということで、県としては、ターミナルから出ないような措置を講じている、ぜひそういった点も配慮してもらいたいと。その結果、私共も、クルーズ会社、あるいは三菱重工様から、「乗下船はない」というご報告をいただいておりましたので、そういった実態があるというのは、全く聞いておりませんでした。大変残念です。

○記者(長崎新聞社) 今回、乗組員の国籍について、部長が手持ちの資料がないということでしたけれども、市中にも出ていたという話になればもう少し正確に、国籍などについて情報の提供をお願いしたいと思います。それは、市長の方からも強く、三菱社、並びにコスタ社の方に対して要請をし、市民の方にどういった動きをされていたのかも含めて、情報を求め、それを積極的に出してもらいたいと思いますがその件についてはいかがですか。

〇長崎市長  先程申し上げましたように、三菱重工でも、コスタ社と連携をとりながら、しっかりと情報を集めていただけるということですので、それを受けて、その対応とその状況等の判断、評価等については、専門家の皆さんの様々な見識もいただきながらしっかりと市民の皆さんにもお伝えをしていきたいと思っています。

○記者(長崎新聞社) 幹事社からは以上です。

〇広報課長 それでは、各社の皆さんから質問をどうぞ。

○記者(西日本新聞社) 三菱重工の方にお尋ねします。昨日の記者会見でもちょっと話題になったのですけれども。修繕工事を請け負った段階で2月の中旬ですけれども、乗員に感染者が確認されないけれども上陸させないということをコスタ社から言われているというようなことで、うちの記事でも書いているのですけれども、2月の時点でのコスタ社の対応で上陸をさせないということだったのに上陸していたというのはどうしてなのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 たしか、2月の後半に手前どもが発信させていただきました内容についてということでご理解します。非常に申し訳ございません。我々の表現がつたないところがあって誤解を生んだことでございますが、コスタ・クルーズ社の厳格な管理の下に、基本的にコスタにおられる方は船内居住をしておられますのでということをお伝えするがために、そういう表現をしたのですが、それが、申し訳ございません、十分説明できなかったために、「出ません」というふうに伝わったというふうに理解しております。管理の状況は、壱岐で感染者が発生する前は、基本的にはまず、街に単体で出ないように、バスで出ていきなさいという、コスタのクルーズの運営はもちろんしていました。それから、工場内部の作業なので、乗員の方が工場に出ると危ないので、むやみに出ないようにということで、制御をしていますということをお伝えしたかもしれませんが、それが、街の方に出ていないというふうに伝わったのかもしれません。申し訳ございません。そういうことでございます。

○記者(西日本新聞社) つまり、2月の時点では上陸させないということではなかったわけですね。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 はい。2月の時点で上陸させないということではないです。先程も申しましたが、それがしっかり決まったのは、壱岐での感染者の発生があって、コスタ社から、「もう上陸しない」という明言があってからということでございますが、私共の不行き届きがございましてご迷惑をかけております。申し訳ございません。

○記者(西日本新聞社) あともう1点、クルーズ船が残り2隻ありますが、この船の方々がそれぞれ何人いて、この人達の3月14日以降の下船状況がどうなっているのか。当該アトランチカの乗組員さんと他の2隻の船の人達が接触する機会があったのかどうか。ここをお願いします。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 そこはまだ、申し訳ございません、現段階でしっかりとした情報を持っておりませんので、確たることは言えませんが、今この他に2隻ございます。第3岸壁のところに、「セレナ」という船と、それから、修繕ドックの中に、「ネオ・ロマンチカ」。この2隻が入っておりまして、私の理解でいきますと、このネオ・ロマンチカという船は、入港した段階から、大体4月8日と思いますが、もう三菱が一切手を入りませんと言った段階以降に入ってきた船でございますので、私の理解では、ここからの動きは、多分ないのではないかなと理解しております。セレナに関しましては、アトランチカと同じ要領をしておりましたので、先程のアトランチカの実態も含めて調査し、改めてご報告をしたいと思います。

○記者(西日本新聞社) 人数は分からないですよね。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 人数は現状では、4月20日現在でアトランチカが623名、セレナが669名、ネオ・ロマンチカが393名という状況でございます。

○記者(西日本新聞社) 最後にもう1点だけ。通常のオペレーションの話で結構なので、通常のオペレーションの範囲内で、クルー同士の行き来があるのかというのは想定されるのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 これは私の私見ということで述べさせていただきますと、基本的にクルーの横移動というのはないと思っております。ただし、例えば、上位の船をオペレート、指揮する方の、例えば、キャプテンさんとかいう上位の指揮する人、マネージする人が横移動することはあり得るかもしれないなと理解していますが、これも実態を確認してご報告したいと思います。

○記者(NCC) 三菱の方にお伺いしたいのですけれども。3月14日以降の下船について、先程からお尋ねがあっていますが、乗船についてもお伺いしたいのですけれども。特に、国外、国内、何人ぐらい等、そういった話がもし分かっていれば、教えていただきたいです。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 先程申し上げましたとおり、調査中ですので確たる事は申し訳ございません、言えません。ただし、現象としては、そこの乗務員が、時期になって帰って行かれる方もおれば、また新しく入って来られる方もいるというのはあり得ると思っていますので、新しい乗務員が空港から船に入ってきたということはあり得るのではないかと今理解しておりますが、いずれにしてもその数も明確にし、ご報告したいと思います。

○記者(共同通信社) 三菱の方にお伺いしたいのですけれども、各メディアで2月には三菱重工の方で上陸させないと言っているという記事が出ているのですけれども、先程の説明ですと、そういった報道は全て誤りだったということでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 誤りというか、我々の表現が少なかったために、正確に伝えていなかったというのが事実だと思います。

○記者(共同通信社) それでしたら、なぜその記事が出た後に、そういう指摘はしなかったのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 申し訳ございません。そこまで私共の配慮が足りませんでした。非常にご迷惑をかけたと思っております。申し訳ございません。

○記者(共同通信社) 市民に対してうそをついていたということでいいのですかね。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 積極的に嘘をついていたという思いは全くないのでございますが、結果として、間違った情報が流れていて、それが制御できなかったということは深く反省しなければいけないと、申し訳ないと思っています。

○記者(共同通信社) 知事にもお伺いしたいのですが。昨日までも、知事ご自身のお口から「3月14日以降上陸はしていないというふうに聞いている」と、伝聞調ではありますが伝えて、一定安心している県民の方もいらっしゃると思います。ところが、それが誤りだったということがわかりまして、市民の中には、だまされたというふうに感じる人もいると思うのですけれども、そういう方に対して、知事の方からメッセージをお願いします。

○知事 私共も、県民の皆様方の様々なご懸念に応えて、やはりお客様をお迎えして、安心していただけるような体制づくりを進めていくことが極めて重要であると考えておりました。したがいまして、先程も申し上げましたけれども、特に新型コロナウイルス発生以来、外国船籍のクルージング船が長崎に入港する際も、市内には出られないようにということで、市民の皆様方にご安心いただけるような環境の中で、物資の搬出入などを進めていただいていたと。そういった中で、三菱重工岸壁に接岸されている船についても、当然ながら、そういった形で、慎重に対応していただけるものと思っておりましたし、その後のお話でも、乗下船はしていないというご報告でありましたので、安心をしていたところであります。結果として、今お聞きいたしますと、その間、乗下船の実例があるということに関しては、大変残念に思っているところであります。

○記者(共同通信社) 結果的に、コスタを三菱重工が管理できていなかったというわけですけれども、三菱重工の責任について、知事はどうお考えでしょうか。

○知事 それは、三菱重工様の責任というよりも、クルージング会社においても、そういうことを表明されていたわけでありますので、それをしっかりとして、乗員の管理をしていただくべきお立場ではなかったかと考えております。

○記者(共同通信社) 結果的に、こういう時期にクルーズ船を受け入れて、長崎の県民も危険にさらしている状況になっているわけですけれども、そのことについて、知事自らの責任はどうお考えですか。

○知事 それは、適正な管理がなされる前提でこういった業務も推進しているわけでありますので、そういう環境が守られるということが一番大切になってくるものと考えております。

○記者(共同通信社) 田上市長にもお伺いしたいのですが、三菱重工の責任についてどうお考えでしょうか。

〇長崎市長  これまで、長崎市の関係するコロナ関係といえば、病院、ホテル、商業施設等の例がありました。どこにとっても、その後の対応をしっかりと情報公開を積極的にされて、しっかりとした対応もしていただきました。そして、ぜひ三菱重工におかれましても、しっかりとした調査をしていただいて、そして、情報提供をしていただいて、市民の皆さんが安心できるような形に早くもっていっていただけるようにご努力をお願いしたいというふうに思っております。

○記者(共同通信社) 今回、この件では、会見、3回目ですけれども、1回目、2回目、3回目と、県と市が合同でやっております。県と市が合同で、これまでは、3月14日以降は乗下船がないと言ったわけですけれども、結果的に誤りであった。田上市長ご自身は、これについてどういうふうに責任を感じているのか教えてください。

〇長崎市長  この今回の件だけではなく、どの件についても、できるだけしっかりと情報をお届けしながら、市民の皆さんに、そのことによって、結果的に安心していただけるように、安全を保ちつつ安心していただけるようにという方針で臨んできました。そういう意味では、今回、情報が一部、適切な情報ではなかったということについては、大変申し訳なく思いますし、そういった、だんだん情報が明らかになっていく分というのはこれからもありますので、その情報提供の仕方、やはりしっかりと確認をして情報提供をするといったようなことを心がけねばならないと、改めて感じています。

○記者(NBC) 現状として、感染経路はどのようにお考えでしょうか。

○福祉保健部長 感染の経路については、まさにこれから調査をしっかりしないといけないと思っております。あとは、これに対する対処の優先度をどうするかということで、まずは今、33名の陽性の方が出て、この方の健康を守らなければいけないというのが第一優先と思っております。その優先順位を考えた上で、今後、濃厚接触者の調査も、この方の関係したところの調査も入っていきますから、そのような中でより詳細な行動歴によって判明してくる可能性もありますが、今の段階では確たる情報がまだ得られていないという状況ですので、お答えは今難しい状況になっております。  以上です。

○記者(NBC) 先程もお話がありましたけれども、ずっと国内をぐるぐるしていたということですが、乗組員の入れ替えの話もあります。そういったところの可能性というのも高いと見ていらっしゃいますでしょうか。

○福祉保健部長 今、そういった人の出入りの情報もしっかり入手していただけるということでしたので、当然それは我々の対策本部にも情報共有をさせていただいて、そういった情報とつき合わせて判断していくことは必要だと考えております。

○記者(NBC) 現在の県内の感染症の病床数というのは幾つあるのかというのは分かりますでしょうか。

○福祉保健部長 県内は離島も含めて、今102になっています。

○記者(NBC) あと、今回の33人については、個室で隔離されているということですけれども、その他の方々というのは、今どのようにされているのでしょうか。

○福祉保健部長 今回の乗船の方は全員個室と理解をしております。

○記者(NBC) 今回のこの件に関してなんですけど、今後の主導は、国になるのか、県になるのか、市になるのかというのはいかがでしょうか。

○知事 基本的には、国のご指導の下、県、市連係して、取り組んでいくということになるものと思っております。

○記者(西日本新聞社) 三菱の方にお伺いしたいのですけれども、3月14日以降も乗下船があり、新しく乗られる方もいらっしゃったというお話でしたが、新しく乗られる方に関して、乗る前に当たっての管理の状況や、乗るための条件等、何かしらの規制は設けてあったのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 これはですね、最初入った時から、まず指定国。最初は中国でした、それからイタリアでしたという、危険国が指定しておりましたので、「その指定国から離れて14日経っていますね」という話と、あと「体温が37.5度ありませんね」というのが、入国のための条件。指定の場所は、トランジットを含めてそこを通っていったらいけませんということで、ずっと管理をしていました。それが3月14日以前の、我々の、コスタが外から人を受け入れるための条件ということであります。

○記者(西日本新聞社) その管理で、適切に対応できたとお考えでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 我々が、当初、この船を曳き入れた時に、まず、当然検疫に入って来られまして、この船自体が大丈夫なんですかという調査をされております。その時に、やはり、その検疫のチェックと、やり方としては、該当国から2週間をまず切ること、それから、37.5度がないことというのを前提でということでやるということをお聞きしていましたので、それをしっかりやって、それの過程でやっていたということが事実でございます。

○記者(西日本新聞社) 新しく入ってくる場合、出る場合というのは、その都度三菱側の方には、情報提供等はあったのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 直接的には私共の方にはなくて、クルーが、コスタ社が考えたことを、そのコスタ社のある企業に伝えて手配をしているという状況でございます。我々は、出入りの情報としては、ここの国が今度はだめになりましたね、だめにりましたねということで、危険な国の確認ということはずっとしていたということでございます。

○記者(西日本新聞社) 県の回答になるかと思うんのすけれども、今後、乗船されている方達の検査をどこまで広げていくのか、優先順位をつけながらやっていくということになるかと思うのですが、現状での、県内の検査体制、1日当たり何件の検査が可能かということを確認できますでしょうか。

○知事 今の公式のPCR検査体制は、1日140件の検査体制があると聞いているところでありますが、その他にも、長崎大学の研究所、あるいは、研究資材として分析装置をお持ちでありますし、それから、新たに開発されたLAMP法という装置が、これは短時間で検査できるような機器の認可を受けているところでありますが、そういった機器の整備がこれから進んでまいりますので、これから大幅に増えていく形になるのではなかろうかと考えております。

○記者(西日本新聞社) LAMP法、PCR以外も含めて、現時点では1日当たり何件できるかというのは分かりますか。

○福祉保健部長 1日当たりの検体については、先程も知事が申し上げたPCRでは140。LAMP法については、結構回す頻度についても結構数が異なってきますので、一概には、申し上げるのは難しいかなと思っています。行政検査として140あり、大学の研究所にあるのが大体100ぐらいはできる余力はあると聞いていますので、大体、そういうものを総合的に鑑みれば、大体250ぐらいまではもっていけるのではないかなというふうには思っています。ただ、行政検査に使う分は、普段の、帰国者・接触者外来で来られた検査もかなりの数で回していますので、その分は常に使っていると理解をいただければと思っています。

○記者(長崎新聞社) まず、椎葉さんにお尋ねしたいのですけれども。今回、3月14日以降に出入りしていた方が基本的に、観光、買い物の類ではないということですけれども、ただ、今回の3月14日以降はないと言いつつ、やっぱり出ていましたという話もありましたし、今回、そのようにコスタ社が説明しているということですけれども、そこは間違いないと思いますか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 ご説明のところで先程言いましたけれども、それは私の中に入っている情報だけですので、コスタ社にきちんと確認をして、改めてご報告をするということでありまして、あくまでも全ての人が観光でうろうろしたのかなとご理解をしていただくといかんなというふうに思いましたので、概ねはそういうことですけれどもということをお伝えしたまでということですので、改めて、きっちりとコスタ社に確認をして、どうであったかというのはご説明したい、そうご理解をしていただきたいと思います。

○記者(長崎新聞社) 未確認情報ですけれども、4月以降も、コスタご一行様みたいな形で観光バスが走っていたとかいう話もあったりしたのですけれども、例えば、その観光バスが入っていた形跡とかは現段階で把握されていますか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 少なくとも、私共の情報では、そういう情報はございませんが、少なくとも、そういう声が市民の方から聞こえてくるということであれば、何かあるかもしれませんので、とにかく確実に調査した結果をご報告したいと思います。

○記者(長崎新聞社) そもそも、なぜコスタ社は、最初にないと言ったのか、どうしてこういう事態になったと思いますか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 これもコスタ社に確認したわけではございません。ただ、私の思いと共通するところがあるかもしれませんので、あえて報告させていただきますと、やはり我々造船所側も、コスタ社側も、とにかく街に出ていってご迷惑をかけてはいかんというのはありますし、14日は、コスタ社本体からも、それはするなという指示が出ていますので、まず、業務の期間で用がないのに、街に行って遊ぶだとか観光するというのはまかりならんというのは間違いない事実だと思います。ただ、クルーさんが移動するということになると、それは街中では基本的にあまり滞在時間はないという理解をされているのではないかと思いますけれども、そういうご理解であったのではないかなとは思いますけど、そういうことも含めて、やはりご本人の、会社から、そこはどういうマインドでしたかというのは、確認をして報告いたします。

○記者(長崎新聞社) あと、鈴木さんにお尋ねしたいのですけれども。今回、実際検査したのは一部ですけれども、乗組員全員を検査する必要はあると思いますか。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 検査をする目的次第です。まず、最初に申し上げましたけれども、とにかくまず大事なことは、船内のクルーの方々を個室隔離するということ。しっかりと個室隔離をした上で、その方々の体調が悪くならないかどうかということをしっかりと健康監視をする体制を作る。この個室隔離、健康監視、これが最優先事項です。これは、PCR検査が陽性であるか陰性であるかは全く関係なく、全員が個室隔離、そして健康監視できる体制を作るというのが最優先事項です。では、PCR検査の意味が何にあるかというと、それは、船内でどれだけ感染が広がったかということをしっかりと把握するためにとても重要な情報です。そうした意味で、PCRの検査というものは、船内で今回のこの新型コロナがどのタイミングで入ってきて、どのようなタイミングで拡大していったのか、それを把握するためにPCR検査は重要です。ということで、目的に応じて、このPCR検査をどのタイミングでこのPCR検査を行うかということが大事になってきます。では、例えば、今日、明日で、600人全員のPCR検査をする必要があるかというところは、ちょっとここは難しいところで、先程部長の方から話もありましたけれども、サンプルをどうやって採るかといったところがとても大事です。一気に数百人の方々からサンプルを採るというのは、サンプルを採取する側にとってもリスクのあることになりますので、経験のある医療従事者が、しっかりとした個人防護具をつけた上でサンプルを採っていくと。一人一人からサンプルを採るというのは、場合によっては、1人につき15分とか30分かかります。そういうことを考えますと、例えば、1人、2人では、1日で数百人サンプルをとることはできなくなりますので、しっかりとサンプルを採る体制ができているかどうかという前提の上で、1日何サンプルこなすことができるかということが決まってきます。という点から考えますと、いきなり、今日明日、600人全員分サンプルをとることができるかどうかというのは、私の個人的な見解としては、現実的には難しいのではないかなと考えています。ただ、現場レベルでは努力をしているところだと思いますので。という状況です。

○記者(長崎新聞社) あと、今回、乗組員が出入りしていたことによって、それによっていわゆる市内での蔓延とか、あるいは他の人への感染とか、そういったことについての懸念、心配、あるいは可能性、このあたりについては、今どのように考えていらっしゃいますか。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 現状では、正直言って、そういうことについて物が言える情報が全くありません。なので、早急に情報を収集していく必要がございます。ただ、今回のケースとは切り離して、我々が経験している例としては、ダイヤモンド・プリンセスのケースがあった訳ですけれども、ダイヤモンド・プリンセスに関しては、しっかりと検疫が行われたということもあって、検疫が終わってから、船外に降りた方々から、7例陽性者は出ましたけれども、そこからの二次感染は起こっていません。一般論としまして、これまで国内で発生したクラスター。様々な状況でクラスターが発生しています。院内感染、施設内感染、あるいは、ライブハウスとか、フィットネスジムとか、大規模なクラスターが発生しましたけれども、多くの場合、その場で発生したクラスターから外に飛び散っていくケースというのは、極めて限られています。これはこの新型コロナの特性で、クラスターというものは発生しやすいのですけれども、クラスターが発生する場所とは別のところでの二次感染というのは比較的起こしにくい感染だということが分かっています。ということで今回のコスタ・クルーズの事例において重要なのは、船内にどのようなプロセスで持ち込まれて、クラスターが発生したのかということがとても重要です。船外から二次感染を起こしているかどうかは、もちろん追跡することは大事ですが、恐らくそのリスクは極めて低いというふうに考えています。あくまで、一般的な、我々の知見に基づいての解釈ですけれども。一般的なことを言えば、クラスターから市中に二次感染を起こす可能性は比較的低いというふうに考えてよいと思います。

○記者(長崎新聞社) あと、すみません、知事にちょっとお尋ねしたいのですけれども。陰性だった人については、帰国してもらうことも今後検討しているということですけれども、例えば、チャーター機とか、具体的にどういう手法で帰ってもらおうと考えていらっしゃいますか。そこを教えてください。

○知事 それは、国の方で、諸外国との調整を進めていただき、また、クルーズ船社との調整を進めていただく中で、具体的な方策はご検討いただけるものと考えております。

○記者(長崎新聞社) 当然コロナというのは自然発生するわけではないと思うので、どこかからか持ち込まれたのではないかとは思うのですけれども、飛行機で来た人が、途中から船に乗って、実はその人がコロナにかかっていて、船内に広がったのではないかという話もあるのですけれども、そういう情報があるのかどうかというのと、あと、国の機関への照会も含めて、その辺の可能性の調査というのはされているのでしょうか。

○福祉保健部長 今、現状を申し上げますと、そこまでの調査は着手しておりません。今後、そこまでやるかどうかというのは、また専門家の知見もいただきながら、考える必要があると思っています。

○記者(共同通信社) 三菱造船の椎葉様にお尋ねします。先程乗下船があった乗組員の方々の行動については、今後調査すると言われている一方で、何例かは把握されていて、ただ病院に行ったりとか、空港に送り迎えとかいう話ですが、現時点で把握している乗下船の規模、場所、人数はいかがでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 それは、ちょっとこの場では控えさせてください。精度が高くないと思いますので、きちんと説明して、一つでも変な行動があった場合、それはしっかりと追及しないと、皆様にご迷惑をかけると思いますので、それは、きちんと調べた後に、報告させていただきたいと思います。

○記者(共同通信社) わかりました。先程、クラスター対策班の専門家の方は、早急に情報収集しなければいけないというのは、そういった方々の行動歴も含めてだと私は理解したのですが、これからどういうスケジュール感で調査を進めたい、あるいは進める計画があるのか。もし決まっていれば教えてください。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 具体的に情報は既に言っているところでございますが、早急に、コスタ社に具体的にどうでしたかという聞き方と、それから、それを手配する企業がおられますので、そこがどうでしたかというところで情報をとって合わせて、我々が納得いくになった時点で皆さんにご報告するという形が、一番確実な情報の整理かと思っております。

○記者(共同通信社) じゃ概要が判明したら、また発表していただけるということでいいですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 はい、状況がわかりましたら、きちんとご報告したいと思います。

○記者(共同通信社) ありがとうございます。あと、すみません、知事にお伺いしたいのですが。昨日に続いて、大変恐縮ですが、今日、多数の感染者が客船から確認されたということで、クルーズ船の感染者の方を県内の感染者とカウントするかどうかということに結論はまだ出ていないでしょうか。

○福祉保健部長 私の方から。昨日会見いただきまして、私ももう一度厚労省に、その点確認しました。結論からいうと、厚労省は、まだ協議しているとおっしゃっていましたので、今、ちょっとそこの段階の結論が得られていないと理解しています。

○記者(朝日新聞社) 三菱造船の椎葉常務にお尋ねします。造船所の香焼工場を出入りする際、誰が通っているのかというのは把握していらっしゃらないのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 香焼工場の造船所の出入りは、工場の正門がございまして、そこで専門のガードがおりまして、全部把握をしております。3月13日か、14日ぐらいですか、いわゆる、長崎で感染者1号が発生したということで、さらにレベルを上げなければいけないということになってから以降は、全員門のところで、非接触型の体温計で温度の計測をし、個人には、2週間以内に外から入ってきていませんという、いわゆる問診票といいますか、熱がございません、というのを出していただく。この2つのセットで、全員に対して24時間やるということを、3月のミドルだったかと思いますが、今現在も続けておりますという状況です。ただし、非常に申し訳ない、コスタの状況が、はっきりお伝えできないのは、コスタに関してはそもそも集団で動くことがあるという理解を最初に我々はしていましたので、船の前に専門のバスを仕立てて、コスタ社の責任で通過するということにしていました。そのバスに関しては、門は通過させていいよというような運用をしていました。そこはちょっと、我々としては、何か手が必要だったかなと現在思っている次第であります。  以上が、もともとの門の管理と、現在の門の管理状況でございます。

○記者(朝日新聞社) 3月14日以降でよろしいでしょうか。工場出入りする人全員の体温を測って問診をするというのは。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 3月14日からです、はい。

○記者(朝日新聞社) コスタの乗員に関しては、船からスルーということだったのですけれども、乗員の出入りがある場合というのは、工場に来られるのでしょうか、それとも、また別の岸壁に止めて、そこで出入りがあるのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 船から出るところは、基本的には、もう工場から出て国に帰られるというような方です。船間で移動しなければならない人は、基本的にミニマムとは思いますけれども、これは、先程も申しましたように調べてご報告しますが、基本的に、クルーの方が任意に動けるという環境はないという理解をしており、ただ、そこのそれぞれの船を管理していかなければならない立場の人がおられますので、その人たちの横移動はあったかなと思いますけれども、先程ご報告しましたとおり、これもしっかり調べて、報告したいと思います。

○記者(朝日新聞社) そうすると、外からバスに乗ってノーチェックで入ってくる方の中に、これまでとは全く違う新しい乗員の方が含まれている可能性があるということなのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 今ご質問されたのは、例えば、外から入国されて新しいクルーが入ってくるケースを想定されていると思います。その方に対するフィルターの仕方は、先程申し上げました、その方が、4日以前に問題の国から来ていませんねというフィルターが1つと、それから、熱が37.5度以上ありませんね、もちろん自覚症状ありませんねということを確認した上で、まず、船の入り口まで来る。乗船する時には全員に対して、船の入り口で直接的に体温を測って、宣言書を出させるというのが100%やられております。そこで入っていくので、我々としては、その管理で、コロナに対するストッパーができていたと理解してやっておりましたが、今回の事象を受けて、専門家のアドバイスを受けながら、感染ルートも確認して、そこをちょっとまたレビューしていきたいと思っております。

○記者(朝日新聞社) その乗船前のチェックというのは、コスタ社の方でやっていて、三菱サイドはどういう方が新しく入っているかというのは関知していなかったということなのですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 コスタ社の方が確認し、コスタの下の専門のところがおられます、車を手配するところ。そこのところが必ず、我々も行って、この国がだめで、温度はこれですよね、それで入れてくださいというところでございました。

○記者(朝日新聞社) 条件の提示はしているけれども、実際に誰が入ってきているのかというところまでは、情報が三菱側には上がっていなかったということでいいのですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 そこもちょっと確認しますが、確実に、毎回、毎回上がっていたかというのは、ちょっと確認する必要があります。

○記者(朝日新聞社) 一度でも上がっていたのかというのは、わかりますか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 入っている人の情報というのは、ゼロではないですが。それについても、確認させてください。また間違った情報を言ったらご迷惑をおかけすると思います。とにかく、三菱としての感染を広げないための対策は、間違った国から入れないこと、そして、体温がいいことという条件を設定して入れて、船の直前でもそれを確認して、そして入るということで運用していたということが現実でございます。

○記者(朝日新聞社) 工場は、きわめて重要な施設で、出入りをチェックされていたと思うのですけれども、クルーズ船に関しては、ノーチェックで通していたという対応については、今どのようにとらえていらっしゃるのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 門で我々がチェックするのと同じことを、船のゲートでやっていますので、ダブルチェックは必要がないという理解をしております。我々の門でも体温を測ります、問診票を出させます。船の方は、船の前につきますが、乗船口で、体温を測ります、直接問診票を出します、ということですので、同じことをやっているという理解で、移動される方が、数が多いと、バスとかになりますので、そこを、わざわざ正門のところで、がちゃがちゃするよりもという理解もございまして、そういうふうにさせていただいたということも現実にございます。

○記者(朝日新聞社) ありがとうございます。もう1点ですが、4月9日以降、三菱のグループ企業の方は、アトランチカには入っていないということですが、どうしてこのタイミングだったのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 はい、それは事実でございます。この背景は、当初3月の後半25日に、アトランチカが修繕工事を完了して海に試運転に出ました。その時、コスタ社の方から発せられたのは、4月10日を目処にすべての船は中国に動くという情報で動いています。その影響で、このコスタ社の船、該当のアトランチカは、4月9日にこの岸壁を出て、目的地に向かうという話がありましたので、我々としては、修繕が終わって帰って来ても、4月上旬から幾ばくか日にちがあるということがありました。ありましたので、もう仕事は終わっているので、生活の必要な物資を提供させていただくことになるので、限られた人間にしようということと、それは、4月8日で終わるので、もうそれ以降はないということで動いていました。しかし、残念ながら4月6日試運転から戻ってこられて、コスタの事情もございまして、残念だけど4月30日まで延ばさせてくれという相談が来まして、我々としても、それをサポートできる環境がございましたので、分かりましたと。ただし、仕事はもう完了しているので、中で実際、我々が本来はしなければいけないと思っていることがあるのですが、それは、公的な専門機関に聞いて、こうすればいいですねという確認をして、もう一切船には入らずに、我々が中で一部やっていたことは、船の中でしていただいて、お互いの責任でやるということを決めてやったということでございます。したがって、4月9日からは全く入っていないということでございます。

○記者(朝日新聞社) ありがとうございます。それから、対策についてお尋ねしたいのですけれども、現在、船内の隔離の状況については個室で隔離されているということだったのですけれども、この状況というのは、国、県、市、どなたか実際中に入って状況を見ているという状態なのでしょうか。

○福祉保健部長 中には入っていません。感染のリスクがありますので、そこは慎重に考えています。

○記者(朝日新聞社) そうすると、今、個室で隔離しているとか、陰圧で管理しているというのは、コスタ社の説明によるとということなのでしょうか。

○福祉保健部長 そのとおりです。

○記者(朝日新聞社) 今後、中に入って確認する作業というのは、当然発生していくという理解でよろしいのでしょうか。

○福祉保健部長 そこはまだ結論が得られていません。今日も専門家の間では、そこはまだ議論が割れていまして、感染のリスクをどう見るのかというところをしっかりと評価した上でないと、当然入れないと思いますので。そういったところを今後慎重に検討した上で、入るのであれば、それ相応の対策を採って入るということになると思います。

○記者(朝日新聞社) コスタ社の方からは、船内の写真とか、映像とかの資料というのは提供されているのでしょうか。

○福祉保健部長 これから、コスタ社の方ともパイプを作って、情報を得ていこうと思っていますので、そういう船内の感染管理を行う上での必要なデータは提供いただきたいと考えています。

○記者(朝日新聞社) ありがとうございます。あと、船内の発熱の症状のある方というのは、最初に陽性になった方は14日からだということだったのですけれども、他の方はいつからだったのかということは、現在分かっているのでしょうか。

○福祉保健部長 これから調査をしたいと思います。いずれにしても、陽性の方は調査の対象になりますので、そこはしっかりと調査をして、それらの濃厚接触の範囲も調査の対象として把握して行くことになると思います。

○記者(NCC) 2点お伺いしたいのですが。今回調べた濃厚接触者は、これまでの定義で調べられたものでしょうか。新しい定義が出ていると思うのですけれども、その新しい定義で濃厚接触者を調べ直すということもあり得るのでしょうか。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 今回、今、濃厚接触者と言われている人達は、コスタ社からそのように言われているものという以上のものではありません。長崎の保健所の方で評価した訳でもなく、我々が評価したものでもありませんので、実際にどのように定義されているものなのかは、現状では当方承知しておりません。いずれにしましても、陽性の方々が出ていますので、その方々の濃厚接触者というものを改めて検討していく必要があると考えております。今、保健所の方々、非常に多忙を極めていますので、私共としては、感染研、FETPの方から人材を少し補強して濃厚接触者の洗い出しを開始していきたいと考えています。

○記者(NCC) ありがとうございます。もう1点、今回、陽性の方と陰性の方といらっしゃると思うのですけれども、陽性の方は皆さん個室にいらっしゃると思うのですけど、例えば、フロアを分けたり、どのくらい離れるような対処をとられていたりというのが分かっていたら教えてください。

○福祉保健部長 今のご質問は、例えば、このデータをもって陽性者と陰性者を分ける等の対応は考えられないのかという趣旨の質問でよろしいでしょうか。このデータを見てすぐに部屋を入れ替えるリスクも当然あると思いますし、今検査値で陰性というのも、当然、基本的には、健康観察を続けていく中で、当然症状が出る場合もありますので、これは、専門家にも確認しなければいけないのですけれども、ある程度船内の状況等が分かって、それをやった方が安全だというのであれば、そういう考え方はあり得るのかもしれませんが、今の段階ですぐに動かすといっても動かした時にまたそのリスクが発生しますので、そこはしっかりと、これから専門家で検討する必要があると思います。

○記者(NCC) ありがとうございます。あと1点、今日の朝の会議ですけれども、先程会見が始まる前、10時半前ぐらいまで会議をされていたという認識でよろしかったでしょうか。

○福祉保健部長 はい、会議につきましては、8時ほどから9時半過ぎ頃は行っております。その後、議論した経過を踏まえて色々整理等を行いこの会見に臨みました。

○記者(読売新聞社) 2点あります。1点目は、今回の検査で、33人陽性、22人陰性で、1人保留の方がおられると思うんですけれども、改めて、保留になった経緯と、今後の方針について教えてください。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 私自身が検査しているわけではありませんけれども、今回、LAMP法で検査をしているものと聞いています。LAMP法は、通常のPCR法に比べると、やや精度は落ちます。そうした時に、判定が難しいケースが出てくる時はままあります。そういった場合には、もう一回別の方法、例えばPCR法を使ったり、あるいは、シークエンスといって、遺伝子配列そのものを読み込むといった検査をして、本当に陽性なのか、陰性なのかということを判定し直すことがありますので、ちょっと今回の事例がどういったものなのかというのは承知しておりませんけれども、恐らく、今、別の方法で再検査を行っているものと考えます。

○記者 もう1点、一応確認ですけれども、今回の感染の時期の収束が見られるまで、とりあえず船は、今月末で元々出る予定でしたけれども、その予定はどうなっているのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 もちろん、前々回ご報告しましたように、現状の予定では4月30日というお話は伺っておりますが、この状況は、とてもとてもそういう状況ではないと認識しております。したがって、確認をいたしまして、この状況を受けて、船をどうこうするのかということは、私共の方からコスタ社の方に確認を一旦しまして、また、説明していきたいと思います。うちの岸壁の状況というのは、急いでこれを動かさなければいけないという環境には当面ございませんので、とにかく、まず専門家によるきちんとしたレビューと対策というものを第一優先にして、それから物事は進めていくという理解をしています。

○記者(NHK) 4月8日以降の物資の搬入は、船にはされていないということなのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 はい、4月8日以降も物資の搬入はしています。従来は、先程も申しましたように、4月8日まで出るよということの元に、すべて、陸側のハンドリングも、船のハンドリングも、限られたメンバー、限られた場所で三菱側がするとしていました。9日以降は、うちは船には入りませんと。したがって、陸のオペレーションはしますが、船側はクルーがやってくださいと。仕事はこういうやり方をしてくださいと。具体的には、必要なものをクレーンで移動して、落として、そしてそのワイヤーを緩めて、また戻してもらうということですので、きちんと教育をすればできると判断しましたので、その教育をして、船側の仕事はすべてクルーの方でやっていると。対面の10メートル程度離れた岸に我々がおりますので、そこで指揮をしながらやっているということで、当初は、おっしゃるとおり、けが等のリスクはあるかなと心配はしていましたが、現状までそれは続けてきておりまして、今のところ問題はないので、その要領で今後もやっていきたいと考えています。

○記者(NHK) 4月8日に、そのような形に変わったのは、なぜでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 先程ちょっとご説明しましたが、もう一度ご説明しますと、3月25日に、アトランチカが出ていく時に、4月10日をもってすべての船は中国に集まるという指示が出ました。アトランチカは4月9日に出ますということで、行きました。したがって、我々としては、港に帰ってきてから数日間はいるよねという理解をしましたので、もう我々の仕事は終わっているので。ただ、そういう物資の提供はしなければいけないから、限られた人で仕事をしようねということで、けじめをつけていました。残念ながら延びたのだけれども、それは、いつまでもだらだらすることではないねということで、延びる条件として、私達はもう入りませんよと、いいですねと、それがイエスだったらば、30日で理解しましたということで、先方も、理解して、そういうふうに移ったということでございます。

○記者(NHK) すみませんでした。試運転ではなくて、そうなると、上海に戻れなかったから戻ってきたということになるのですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 その事実はないと思います。あの船はうちのドックに入った後、いわゆる船の推進するところの手入れもやられておられますので、それが正規に性能を果たすのかということを、必ず外洋に出る前には、試運転、いわゆる運転の検査を行って、大丈夫だねという確認をして、我々の商船も普通行います。そのことをやられて、戻ってきたというふうに認識をしております。

○記者(NHK) 船の前までバスで通過していたというのは、3月14日までの対応ということでよろしいですよね。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 そうですね。ですから、3月14日前までは、街等に出ていく時には、バスとかに乗ってというのはあったのだけれども、14日から出るなと言ってからは、基本的に、残念ながら、ゼロと言ってしまいました、事実とは違うのですが、例えば空港に帰られる方とかいうのがおられて、そういう方は、バスでダイレクトで目的地に行かれていたという状況でございます。

○記者(NHK) そうなると、3月14日以降は、工場内に戻ってくる時も、どこに帰るのかとか、どの所属の人なのかとかという正門でのチェックがあると思うんですけれども、それでは把握はできなかったのですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 話の整理をさせてください。まず、香焼門でのチェックの話と、それから、船に入る乗船口でのチェックの話と、2つございます。香焼門の方は、先程ご説明しましたように、3月14日から、すべて入ってくる人は、門に人を置きまして、そこで体温を非接触型で測って、37.5度ない、それから、問題のところから来ていないという問診票を提出することでセルフチェックをするということをお伝えしました。若干ちょっと修正させていただきますと、3月12日から通知をしまして、3月14日の土曜日に内部でリハーサルをしまして、やり方を固めて、全数きちんと始めたのは3月16日からということでございます。それが香焼門の方でございます。一方、船の方は、先程申しましたように、それ以前から、船があって、そこで体温を測って、問診票を出してということはきちんとやって、そして、バスに乗られた方が移動される。こういうことで動いていたということでございます。

○記者(NHK) バスの移動が、壱岐で感染者が発生したことを受けて、バスも運行を止めた訳ですよね。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 壱岐で感染者が発生する前は、バスで、もちろん国に帰られる方もおられました。この時は、街中にいろいろ買い物に行かれる方もおられました。ただ、壱岐で感染者が発生したので、これは、リスクがあるということで、もう街中に行くのはまかりならんということで、ゼロという表現になったということです。ところが、実際は、クルーの方が外国に戻られるとかいうことがありましたので、この点は、しっかり調べて、また別途報告させていただくと、こういうことでございます。

○記者(NHK) なので、クルーの方がタクシーなどで門を入る時に、3月16日以降は、門でのチェックを受ける必要があったのではないかと思うのですが、それは受けていないのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 それは、あくまでも、船から乗り物に乗られて、専用バスで動くものはフリーパスにしていますが、それ以外のタクシー等々はすべてチェックをしているという姿になっていますので、おっしゃられるとおり、バス以外はチェックをしているということでございます。

○記者(NHK) となると、外国籍のクルーの方が出入りをしていたというのは、正門でのチェックができたのではないかと思うんですが、それはどうなっているのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 調べますけれども、基本的には、ある一定量の方が動かれますので、基本、バスで動かれるというのがベースというふうに、我々理解していますの。

○記者(NHK) 16日以降もということでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 そうですね。船からの乗下船の話ですね。

○記者(NHK) 街中に、個人的に病院にタクシーで行ったりというようなお話だったので、ちょっと混同しているのですが。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 ちょっとしっかり話をさせてください。まず、出る必要がある人は誰ですかという話があって、新しく故郷に帰れるクルーの方、あるいは新しくクルー入って来られる方。基本的にこれはあるグループで来られますので、バスで入って来て、バスで出るものという認識をしております。次に、計画的ではなくて、たまたまハプニング的に体調が悪い、病院に行かなければいけないという事情が発生したらば、コスタ社さんが使っておられる会社さんに頼んで車を手配していただいて、そのかわり、下船する時には、間違いなく熱がありませんねと、そして、帯同して病院に行って帰って来るという運営をしていたと理解をしていますけれども、先程言いましたように、これはきちんと後ほど説明をさせていただきます。

○記者(NHK) 壱岐で感染者が発生して以降、クルーの方の出入りは禁止ですという周知がもちろん門の方の守衛にされていれば、こういった事態はなかったのではないかと思うのですが、そのあたりは周知がされていたのか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 それはもうきっちり周知はされていまして、要するに、船の前のバスに乗った者はノーチェックで通しますという決め事をしましたので。なぜかとなれば、門でチェックをすることと船を出る時同じことをしていますので、そういう理解でございます。

○記者(NHK) ということは、バスは16日以降もチェックを受けずに運行していたということになるのですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 ということになると思いますが、その点は、僕がちょっと、ゼロだったという話をコンヒューズしておりますので、しっかりと確認をして、改めて先程のように、実態がどうであったのかということをご説明したいと思います。

○記者(NHK) その確認と公表が、このクルーの皆さんは、全ての方が陽性という訳ではないと思うのですが、そうした市内とか、工場外への移動については全て公表される方針なのか、また、いつごろまでに調査を終える予定なのか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 まずは、先程も申しました、とにかく、コスタ本体に、実態はどうだったかというのを確認する必要があると思いますので、これを早急にということと、運行している会社が、それは確実に知っているはずですから、それがどうだったのだということの2つを確認して、そして、我々の目で見て、間違いなくそうだという確認ができたら速やかに報告したいと考えています。

○記者(NHK) 改めてで申し訳ないのですが、バスもタクシーも、3月16日以降もあったと見ているということでいいんですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 恐らくそうであろうというふうに考えています。この点に関しては、とにかく曖昧なことを今申し上げますと、前回のことで大分誤解を招いてご迷惑をおかけしましたので、しっかりと実態を調べた後にご報告をさせていただきたいと思います。

○記者(NHK) 船の中の件ですが、600人あまりのクルーがすべて個室に入ったのはいつからになるんでしょうか。

○福祉保健部長 日曜日の14日。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 私共の方にも一応20日の朝から移動にかかったという情報を得ていて、昼時点で、いつもいないベランダにクルーさんが動かれている姿を確認しましたので、月曜日から移動したのは間違いないと思います。管理状態は、中には入れませんのでまだ不透明でございます。

○記者(NHK) 長くなってすみません。鈴木センター長にお伺いしたいのですけれども。これまでの県、市、あるいは長崎大学、船会社の感染予防対策の評価というのは、今分かっている、聞き取っている範囲で良いのですけれども、どのように見ているのかお聞かせください。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 すみません、私、昨日の夕方から来たばかりですので、ちょっと各自治体、県や市の方々がどのように対応されているかということは、全容承知しておりませんので。加えて言いますと、それを評価するために私共来ているわけではございません。今回のクルーズ船の事例の全容を解明するということ、今回の問題を解決することを目的としてやっておりますので、自治体の方々がどのように活動されているのかということを評価するために来ているわけではありませんので、ちょっとそのご質問にはお答えするのは難しいと思います。

○記者(NHK) LAMP法など使って、迅速に検査を行っている点などはどう見ていらっしゃいますか。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 もちろんそうした点では、しっかりと速やかに情報を、可能な限り集めた上で検査対応をされているという点では、迅速に対応されていると考えております。

○記者(NHK) 先程、保健所の方が多忙になっているというところがあると思うのですけれども、今の体制、私達も取材していて、非常に少ない人数で、クルーズ船が来る前までも非常に手いっぱいの状況だったんですけれども、その辺を踏まえて、課題というか、どういったところが一番今後問題になってくるかということを教えてください。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 先程も少し申し上げましたけれども、まず、今回のクルーズ船の事例において、どのタイミングで船内に感染が持ち込まれたのか、どのようなタイミングで感染が拡大しているのかということをしっかりと把握していく必要があります。さらに、濃厚接触者の洗い出しといった作業も必要になってきます。通常、例えば、市内で、そういった感染事例があって、濃厚接触者の洗い出しをするというのは、保健所の保健師の方々の仕事ということになります。既に、長崎市内、県内において、保健師の方々の仕事が非常に多忙極めているという中で、今回、クルーズ船というもう一つの事例が発生したわけですので、このクルーズ船への対応に、さらに保健師の方々の労力を割いてもらうというのはちょっと極めて酷であり、現実的でないと、私達は承知しています。そうした意味で、私自身はあくまで、国立感染所研究所の感染症疫学センターを担当しているだけです。ある意味、国のデシジョンメイキングにかかわる訳ではなく、あくまで専門家という立場ですけれども、私の限られた立場としてできる範囲として、私共の疫学センターのスタッフを使って保健師の方々の労力を可能な限り労力を割かないで、先程申し上げたような疫学調査を行ったり、情報収集をしたりといったことへのサポートは、可能な限りしていきたいと考えております。

〇広報課長 時間の関係で、最後の質問でお願いしたいと思います。今、挙手された2社。

○記者(朝日新聞社) 椎葉常務に、重ねて恐縮ですけれども。先程のNHKさんの質問の関係ですけれども。3月16日以降も、バスとタクシーによる出入りはあったと見ているわけですよね。タクシーは、門の前でチェックをしているのですよね。そうすると、三菱側で16日以降出入りがあったということは、もう把握されていたということになるのではないのですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 3月16日以降の全数チェックというのは、とにかく、入場者の体温が37.5度以上あるか、それは絶対はねなさいと。それから、入国エリアが、間違ったところに行ったことがある人はいないのか、この2点をとにかく全数チェックするということをしていましたので、その時点では、どこから来た人がどうだというところまでは、フィルターをかけていませんでしたので、そういった見方はしていませんでした。

○記者(朝日新聞社) 通る人がクルーズ船の乗員なのかどうかということは、門ではわからないということでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 いや、門で見て分かりますけれども、我々の指揮は、とにかく入る人は37.5度の熱と、それから、異国のところから来た人は絶対入れないよというために、フィルターかけていましたので。ですから、我々が、門の方に、クルーズから出たらだめというフィルターをかけなさいという明確な指示はしていなかった、タクシーに関してですね。バスに関してはオールマイティで行かせる、通っていいという定義をしていたということでございます。

○記者(朝日新聞社) ちょっと最初の説明で、コスタ社から出入りは一切ないですと報告を受けて発表したのですけれども、よく聞いたら、出していましたということだったので訂正しますということだったんですけれども、今の経緯を伺っていると、三菱側でも、少なくともタクシーについては、コスタの乗員が出入りしていたというのは把握できていたんではないかなと思ったのですけど。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 その点に関しましては、我々は、体温が出る時に37.5度以下であるということと、保護者がついて、病院にやるとしていましたので、いわゆる出ていませんというのが、街中にうろついて、人に色々やらないという眼点で見ていたので、申し訳ございません。我々のフィルターの中では大丈夫だと思っていましたので、なかったという表現を言ってしまいました。

○記者(朝日新聞社) 下船もしていなかったという表現だったと思うのですけれども、工場の外に出ていることは分かっていたということですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 外に出る時は必ず体温の報告があって、これだから出しますという情報は来ています、病院に行く時に。

○記者(朝日新聞社) だから、20日に会見された時も、16日以降にクルーが外に出ていたということは、分かっていらしたということですよね。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 だから、今、思えば、そういうことですけれども、私の頭の中は、とにかく、外に出るということは、街中の中にその乗務員を外に出して、危険な状態にさらすということがないという理解をしていたということで、ああいう表現をしてしまいましたので、したがって、冒頭、適切な話ではなかったので、しっかり説明を、中身を調べ直して、改めてご報告したいと思っています。

○記者(朝日新聞社) ちょっとその説明に関しては、適切にお願いしたいと思います。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 非常に申し訳なかったと思っております。失礼しました。

○記者(朝日新聞社) 県にお尋ねしたいのですけれども、知事のお話の中で、搬送体制への懸念のお話があったかと思うのですが、仮に、クルーズ船で重症化した方が出た場合というのは、搬送は救急車を使って、いわゆる救急医療の体制で回していくことになるんでしょうか。それとも、何か別の手段というのを考えられているのでしょうか。

○知事 救急医療で対応できるのか、件数、推移にもよりけりだろうと思いますけれども、多くの医療的な対応を要する方が出てくるということになると、これは自衛隊の搬送支援をいただく必要が出てくるのではなかろうかと考えております。

○記者(朝日新聞社) 知事の自衛隊への要請というのは、搬送体制というのに主眼を置いているという理解でよろしいでしょうか。

○知事 色々な面での依頼の可能性が出てくるのではなかろうかと思っております。

○記者(朝日新聞社) 仮定の話で恐縮ですけれども、自衛隊の車両で医療機関まで搬送するということがあり得るかもしれないということでしょうか。

○知事 いやいや、搬送だけではなくて、その船内の、例えば、除染作業でありますとか、そういった面も、自衛隊の支援をいただく必要があるのではなかろうかと。そういった多様な面にわたっての、自衛隊の支援をいただきたいと、今考えているところであります。

○記者(朝日新聞社) ちょっと混乱してしまったのですけれども。救急車を使って救急医療の体制で重症者を対応するんですかという質問で、自衛隊の話が出てきたのですけれども、重症化した患者の搬送に、自衛隊の協力を要請することがあり得るということでいいのでしょうか。

○知事 はい。

○記者(朝日新聞社) わかりました、ありがとうございます。

○知事 いわゆる防護体制をしっかりとって、患者搬送をする必要がありますので、そういった体制をしっかりとれるような形で、自衛隊の協力をいただく必要があるものと思っております。

○記者(共同通信社) 三菱の方に事実確認をさせてください。3月16日以降の門でチェックしていたというのは、37.5度以上あるかということと、渡航歴があるかという2点を聞いていたということでいいんですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 はい、そのとおりでございます。

○記者(共同通信社) それは、何か紙に残したり、誰が37.5度以上なかったとか、どこまで管理していたのですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 一応、本人が申請される方は全部、自分の問診票を提出していただきます。その時名前を書いていただいて、熱がありますかというインタビューがあって、そのシートがあって、そのシートを門で受け取って、そのご本人さんを非接触型で測って、37.5度以下であればよしで、そのシートはうちで受け取ってありますので、それはずっとうちに保管されてあります。

○記者(共同通信社) 3月16日以降、門を出たり、入ったりした人については、誰が出たり入ったりしたかというのは、全部三菱の方でも持っているということでいいのですよね。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 そういうことになります。

○記者(共同通信社) それ以前、バスでクルーズ船から移動する場合も、乗船口で同じことをやっているということでしたけれども、それは、コスタ社が自分達でやっていたということですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 はい。船内からの管理、出るよとか、一応コスタ社さんがされていますので、そちらはコスタ社さんが持っているということになります。

○記者(共同通信社) それは、三菱に提出されたりとかは、されていないのですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 100%提出しているという事実はないと思います。ただ、手配をしている運行会社というか、そちらの方には間違いなくあると思いますので。という意味で、先程申しましたように、コスタ社に確認をします、それから、運行会社に確認して、そのデータが一緒かということを確認していこうと思っております。

○記者(共同通信社) 概要が分かったら、また報告するということですけれども、こういう事態になってしまって、市民が実際に身の危険を感じる方も多いと思います。いつ、どのようにして公表していくのかということを、この会見は中継もされているでしょうから、この場で市民の方々に対して約束していただきたいのですけれども。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 事実関係を掴まないことには、いい加減なことは言えませんので、とにかく、今もコスタ社の方にはそれを提示してくれと言っておりますので、とにかく、わかり次第速やかにご報告するということで、今回のことはよろしくお願いしたいと思います。とにかく、分かる最大のスピードで調べて、実態がどうであったかというのをご報告したいというふうに思います。

○記者(共同通信社) 具体的な時期は言えないということですか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 何があるかちょっとわかりませんので、きちんと我々が納得する形で調べて、そして、今回は皆様に誤解がないように、きちんとしたご説明をしたいと思っております。ここら辺でご容赦ください。

○記者(共同通信社) その納得した形でということは、1週間後とか、2週間後となると困るわけですけれども。確定ができた範囲で逐次情報を出していくようにしていただきたいのですが、そのあたりはどうでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 もちろん、1週間とか、2週間とかいう単位ではないと思っております。したがって、速やかに話をするつもりでございますが、調べる過程において、何かいろいろとまた深い話が出てきたとすれば、そこは一旦中間報告になるということで、とにかく情報をこちらから発信させていただきたいと思います。

〇広報課長 先程最後の質問と申し上げたのですが、ご質問ですか。簡潔にお願いいたします。

○記者(長崎新聞社) 椎葉さんにお尋ねしたいのですけれども。1日以降は、一部の作業で三菱側、グループ企業等含めてなのですけれども、関係者の方10数人の方が船内に入ったということで、9日以降は、接触はないということですね。この前提は崩れていないのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 それは、9日以降は入っていませんという前提は崩れていません。4月1日から8日の間に、10名程度行ったというのが、1日当たり10人程度なのですが、チームを組んでいて、前日もやっていますので、延べ人数の人員でというと変わってきますので、その点もまた、コスタ社の、今ご質問がありました、3月14日以降はどうだったかということをご報告する時に、きちんとご報告したいと思っております。

○記者(長崎新聞社) 前提はこれからまたさらに確認するということですけれども、日本側の関係者の方への感染拡大はないと見ていらっしゃっているのですけど、その辺は、また改めて確認しなければいけないなと考えていらっしゃるでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 ここはちょっと内部の話なので、最悪、一番遅く出られた方が4月8日。14日経つのは、たまたま今日になるのですが、今日で全ての人になります。今現在で、その人達が、少なくとも体温だとか体調だとかが不調ということはございませんので、今日をもって最終確認をするということになりますが、どういう人員のチームで仕事をしていて、こういうことだったので、こういうことでございましたという報告は、しっかりしたいと思っておりますが、今の時点で、その当該者が、この感染して色々ご迷惑をかけるという状況にはないと個人的には判断をしております。ただし、専門の方々が来られて、その時に、やはりしっかり検査をするべきだというお話があるようであれば、それはしっかり専門家の判断に従って動きたいと思っております。

○記者(長崎新聞社) 椎葉さんにもう一つ。チェックの方は、健康チェックも、出入りも含めてコスタ社の方がするということですけれども、そうすると、空港にタクシーからダイレクトで帰ったり、バスでということですけれども、実際にそうしていたか、街中に寄ったりしていたか、そういう行動についてはもう三菱側としては把握できない。つまり、何かというと、工場外で市民の方と接触したところまでは把握できていないということになるのでしょうか。

○三菱造船(株)椎葉常務執行役員 今現在では、おっしゃるとおり把握していませんということになるので、先程申しましたように、コスタ社本体からのヒアリング。そして、運行したところのヒアリング、それをしっかりやって、それがどうだったのかというのを確認したいと思っております。私が認識するのは、とにかく船から出る人は、どういう条件であれ、体温が37.5度ないと、そして、外から入ってくる人は、危険指定区域ではないと、この点は守られているというふうに理解しておりますけれども、実態をしっかり確認して、報告します。

○記者(長崎新聞社) 最後に1点だけ、鈴木さんにお尋ねしたいのですけれども。今のお話も踏まえて、先程、クラスターから横の方に拡散するというのはなかなか考えにくいと、むしろ、感染内の方が大事だということをおっしゃったんですけれども、今のを踏まえて、工場内の三菱関係者の方、そして、工場外の市民の方、これはバスとか、タクシーの運転手とかも含めて、そちらの方に感染が拡大している可能性というのはいかがでしょうか。

〇厚生労働省クラスター対策班 鈴木センター長 先程申し上げましたように、可能性というのはもちろんゼロではないのですけれども、相対的に、クラスターの外に二次感染を起こすという可能性は、クラスターを起こすこと自体に比べると低いということは事実としてありますので、今回の事例において、本当に二次感染が起こったか、起こっていないのかということに関しては、これから調査をして、検討していくしかないと思っています。ただ、一方で、市中で誰から誰に感染を起こしたかということを証明するのは、極めて難しいということも一つ理解をしておく必要はあるかと思います。

〇広報課長 以上をもちまして、会見を終了させていただきます。

 

     
      ★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。      
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