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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

令和2年4月20日 臨時記者会見

      

 ●会見内容●

1.新型コロナウイルス感染症感染者の「外国船籍」における発生について

           

1.新型コロナウイルス感染症感染者の「外国船籍」における発生について

○広報課長  それでは、ただいまから、記者会見を始めます。よろしくお願いいたします。

○長崎市長   では、まず、私の方からご報告をさせていただきます。長崎市長の田上富久です。
 本日、4月20日、長崎市香焼町に停泊中のクルーズ船、コスタ・アトランチカの船内において、新型コロナウイルス感染者1名を確認いたしましたので、ご報告いたします。
 ご本人は、外国籍の方で、船会社の社員の方です。4月19日、昨日の17時ごろ、帰国者・接触者相談センターに、船会社から相談があり、本日4月20日に、船医が4名の検体を採取し、長崎市保健環境試験所においてPCR検査を実施したところ、本日、16時半ごろ、1名の陽性が判明しました。残り3名のうち2人は陰性、1人は継続検査となっており、このお1人の方の検査結果については、明日判明します。
 検査を実施した長崎市からは以上です。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  三菱造船の常務をしております椎葉と申します。この度は関係の方々にご迷惑、ご心配をかけて申し訳ありません。
 コスタ・アトランチカの乗員は、現在623人の乗員、並びに海外からの工事業者、全員船内居住ということになっております。乗員の健康管理につきまして、船はコスタ社で管理し、我々グループは、それをバックアップするという形をとっております。具体的には、3月14日から、香焼門を入る皆さんに関しましては、全員体温計測をして問診票を提出するということを継続的に実施しているという状況でございます。コスタ様が来られた当初からコロナの対策、これを最優先事項という位置づけで対応してきましたが、本日、感染者の発見を受け、今後、長崎県、長崎市及び関係機関と連携して拡大防止に努めていきたいと考えております。
 以上でございます。

○知事  県から一つお話をさせていただきたいと思います。今回は外国船籍の船内で感染者が発生したということになります。これは非常に微妙な問題でありまして、直ちに長崎県内の感染者数になるのかどうか。関税法上は、この外国船籍のクルーズ船というのは、外国になります。ただ、ご説明いただいたような事例でありまして、地元、地域に対する影響が考慮されるということ、そして、船内において症状が出ておられるというような状況を鑑み、PCR検査をしていただき、本日このような結果になりましたので、ぜひその辺の微妙な課題についてはご理解をいただき、長崎県内での患者数になるのかどうか、微妙な考え方でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
 なお、陽性となられた方につきましては、県から長崎大学にお願いをいたしまして、感染症専門医が、明日診療を行っていただくということになりました。
 今後の取り扱いでありますが、ダイヤモンド・プリンセスの事例でありますように、今後は国の指導と支援をいただきながら万全の対応策を講じていかなければならないと考えているところでありますので、引き続き県民の皆様方にご心配をおかけすることがないよう努力していきたいと考えております。
 なお、このコスタ・アトランチカ号についてはご承知のとおり、三菱重工で修繕していただいた船でありますけれども、県においては、国内の感染者が拡大傾向にありましたことから、3月13日に乗員の皆様方の乗下船を控えていただくようにという連絡を差し上げたところでありまして、3月14日以降、同船からの乗下船者はいらっしゃらないという報告をいただいているところであります。
 長崎県からは以上でございます。

○広報課長  他にご説明はよろしいでしょうか。それでは、幹事社から質問をお願いいたします。

○記者(NHK)  お疲れさまです。まず、この船会社の社員の方の今の容体はどういう状況になっているのでしょうか。

○知事  お聞きしたところによると、症状は重たくないというお話を聞いております。一昨日ぐらいまで運動をされておられたというお話を聞いております。

○記者(NHK)  症状はどういった症状でしょうか。

○知事  咳、発熱が見られたということだと聞いております。

○記者(NHK)  重くないということは、軽症とか、中等症とか、どういう区分になるのでしょうか。

○知事  これは、具体的には、やはり明日の診断を待ってどう対応するか、検討していくことになるかと思っております。

○記者(NHK)  わかりました。重症ではないということですね。あと、国籍がわかれば教えてください。

○福祉保健部長  国籍については、船会社から公表についてはまだ確認をとれていない状況でございます。

○記者(NHK)  年齢、性別も言えないということですか。

○福祉保健部長  その辺も、今、船会社に今後の公開範囲を追加で確認しようと思っていますので、今の段階では公表を控えさせていただきたいと思います。

○記者(NHK)  わかりました。クルーズ船に623人が乗っていらっしゃるということですけれども、この方々は外国籍なのかということと、この方々の容態、何か症状を訴えたりする方たちはいないのかということをお聞かせください。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  まず国籍ですけれども、基本的には日本人ではないということです。容体は、船でずっと管理されていますので、詳細は、我々は承知しておりません。事実としては、今日4名の方がPCR受検をされて、1名が陽性で、2名が陰性、1名が審査待ちという状況でございます。

○記者(NHK)  症状があるのはこの4人だけと考えた方がいいですか。それ以外の情報を教えてください。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  ちょっと専門の方に調べていただいて、明日以降、水平展開すると思いますので、それを待って対応を考えて行きたいと考えています。

○福祉保健部長  私の方から補足説明をさせていただきます。最終的には、明日ドクターに行ってもらい、確認をしないといけないとは思っていますが、私たちが把握している範囲の情報といたしまして、今回、PCRの対象になっている方については、先ほど知事からお話もあったとおり、重い症状の方はいらっしゃらないという状況になっております。それ以外の方々については、陽性者1人を含んで、その周りの、例えば、濃厚接触をした方等については、今のところ57人と聞いております。それらの方については、明日また最終的にドクターに確認していただいて、PCR検査に回すように手はずは進んでおりますので、明日、この57人に対して検査を進める予定になっております。

○記者(NHK)  この57人というのは、今回、陽性が確認された方の濃厚接触者が57人ということでしょうか。

○福祉保健部長  はい、そのとおりでございます。その陽性発覚者を含んで57人ですから、濃厚接触者と言われている方は、いわゆる56という形になります。

○記者(NHK)  それは、他に検査した3人も含めた数字ということでしょうか。

○福祉保健部長  はい、今のところそのように理解していますが、また、今、船から、大人数になりますので、個別に押さえてチェックするのは、明日の段階になると思いますが、大まかな数字のイメージでいえば、私が申し上げた今の数字になるとご理解ください。

○記者(NHK)  この56人については、症状は出ているのでしょうか。

○福祉保健部長  今日船会社から聞いただけの情報なので、確たることは申し上げられませんが、重症の方はいらっしゃらないということで、単に、一緒の場所にいたというようなことを含んでの数であると聞いております。この方が、即ち、症状のある方であるというものではないと聞いております。

○記者(NHK)  症状のある方もいるということでしょうか。

○福祉保健部長  その判断については、船会社から、通訳を通じて確認している段階なので、具体的な症状は、明日最終的に長崎大学のドクターが入って確認をする予定ですので、まだ状況は見えていないところです。

○記者(NHK)  船会社の報告からは、症状があるという方もいるということですか。

○福祉保健部長  その症状についても、本当に熱が出ているだけなのか、単に倦怠感だけなのか。一人一人を正確に追っている情報ではかなったので、具体的に何人と分けることはできませんが、そういった方を含めての濃厚接触者と聞いていますので、そこは明日、精査をした上でPCR検査を実施する段取りになっております。

○記者(NHK)  ありがとうございます。この区分けというか、感染者として、統計上どこに置かれるのでしょうか。

○知事  その点に関しては、中央の方でも、クルーズ船関係ということで、別整理されて発表されるということがあるのだろうと思いますけど、恐らくそれと同様の位置決めになるのではなかろうかと思っております。

○記者(NHK)  わかりました。乗組員の方々の入国手続というのは済んでいたのでしょうか。

○知事  一旦入国手続を経て、長崎に入港され、物資の搬入等を行い、修繕に入ったという経緯であります。乗組員の方々は、入国手続は一応済んでいたという状況です。

○記者(NHK)  わかりました。ありがとうございます。

○記者(長崎新聞社)  陽性になられた1人の方を含む57人の方は、皆さん船内にいらっしゃるということでよろしいでしょうか。

○福祉保健部長  はい。

○記者(長崎新聞社)  船内にいらっしゃるということは、ダイヤモンド・プリンセスのときにも問題になりましたが、ゾーンニングは現在どのようにやられているのか教えてください。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  これは私の方から。これはコスタ様から聞いた話ですので、そのままお伝えします。通常クルーの方は、船の下の方のお部屋の密閉した所におられるのですが、発生してからは、いわゆる上の方のパックスキャビンと申しまして、ベランダが付いている部屋に全員移動をさせ、ベランダを開放し、換気のいい状態に配置換えをするということで、本日その移動を行われております。船内の換気等々がよくない可能性もあるので、それを止めてということでお話を聞いております。それから、今、まだ数字はよくわかりませんけれども、数十人おられるかもしれない濃厚接触者の可能性がある人は、あるエリアをゾーンニングしまして、そこに圧力を、マイナスといいますか、負圧をかけて、そこから空気が流れないようにというエリアを設け、はっきり判定が出るまでそこで管理するということをコスタ社からは聞いております。
 以上です。

○記者(長崎新聞社)  すみません、ちょっとよくわからないのですけれども、今、2回に分けておっしゃられましたけれど、最初の上の方のパックスキャビンにいらっしゃる方は、陽性の方1人ということですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  もう一度言い直します。通常、クルーの方は乗務員で、船の下部の方に住んでおられてます。上方はお客様の部屋なので空いています。今、お客様はおられませんので、それがベースです。今回、このようなことになったので、船としては換気のいい所にクルーを全員再配置をしてやるという考え方があって、普通お客様が泊まるところの上のベランダが付いている部屋に全員が移動して、窓をあけて生活するという環境を作っていくということでございます。

○記者(長崎新聞社)  濃厚接触者はどこにいるのですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  まず全般的な話がそれで、あと濃厚接触者を含めて、その嫌疑があるかもしれないという人は、船の、一つのあるゾーン、エリアに固めてあって、そのエリアが、空気圧でマイナスの、負の圧力といいますか、空気が外に漏れないようなエリアを設け、そこに集めて管理をしていると。そこで明日、先程ご説明がありましたように、どんどん検査をしていき、クリアになったら皆さんのところに戻す。こういうふうな設定のお話を聞いております。

○記者(長崎新聞社)  確認ですけれども、そうしますと、上の通常お客さんがいる所に、症状がない、濃厚接触者じゃないような人たちはそこに移動し、生活するようにして、濃厚接触者の人たちと、陽性の人については、ゾーンニングした別の区切ったエリアの中にいるというふうな理解でよろしいでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  陽性になられた方が船内に戻るかどうかというのは、恐らく専門家の方の意見が出てからと思いますが・・・失礼しました。今、言われたとおりで、現在陽性になっておられる方、それから、嫌疑のある方は、その区切られたエリアで管理されているというふうに理解しております。

○記者(長崎新聞社)  陽性者を含めて57人の人ですけれども、先ほどNHKの方も繰り返し聞いていたのですけれども、ちょっとはっきりしないのでもう一度。発熱をされているというようなお話も聞いているのですけれども、そういうところについてはどうでしょうか。繰り返しになりますけれども。

○福祉保健部長  その残りの方々の状態については、一部症状のある方もある可能性も当然ありまして、先ほどちょっと申し上げたとおり、具体的にそういった方が何人、どういう状態なのかの詳細はまだ聞けていない状況になっています。その点は、明日また確認をしたいと思っております。ということで、その57のうちの1人を除く56人は、具体的にどういった分布で、どういった症状なのかということは、今後、確認をとる必要があると考えています。

○記者(長崎新聞社)  そうしますと明日、長崎大学病院の医師の方が入られて、そこで確認をされるということですよね。

○福祉保健部長  はい。

○記者(長崎新聞社)  それと、先ほど、この623人の乗員については、知事が、下船はしていないと確認をされているとおっしゃいました。3月13日以降は、ずっと船の中で生活をされていたという理解でよろしいですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  コスタ社からはそのように指示が出て、船の中で生活をしていたと理解をしています。

○記者(長崎新聞社)  今船はたしか3隻ほど泊まっているかと思うのですけれど、他の2隻の船の乗組員は、外に出ていたのではないかというようなお話も聞いているのですけれども、そういった人達と、今回の感染した船の乗組員達が接触したりとかはなかったのでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  これは、手順を追ってお示しした方がいいかと思うのですが、最初クルーの方が来られたときには、やはりストレスも溜まるということで、ある管理のもとで街に出るということはありました。ただ、長崎の壱岐で発生してから、コスタ社からも、もう下船はまかりならんという通達が来まして、それ以来は、船からの移動はやっていないと聞いています。

○記者(長崎新聞社)  最初街に出ていたというのは、今回の船の乗組員が街に出ていたということですか。それとも他の船の乗組員が街に出ていたということですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  今回の船も、他の船も含めて、街に出ていた時があったということです。3月13日までです。

○記者(長崎新聞社)  3月13日ですか。3月13日以降下船していないということは、それより前から船が入っていて、その時期で、船から出ていた時期はあるということですよね。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  はい。

○記者(長崎新聞社)  それと、仮に、この57人のうちどの程度の方に症状があって、PCR検査が陽性になるのかわかりませんけれども、仮にこの人たちが数十人規模で感染者が出た場合に、病院の受入体制等については、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。

○福祉保健部長  その点については、県内の大学の先生とも協議をいたしました。まず、基本的には、今後多くの患者が発生した場合に備えて、やはり軽症の方は医療機関ではなくて、施設の方で対応いただく。具体的に想定しているのは、できれば船内の個室で管理をしていくというような方向性で考えております。仮に、入院が必要な症状があった場合には、当然きちんと治療をして、回復したら船内での療養というようなことを想定していまして、長崎県内だけでも非常に病床は限られていますから、そこを有効活用できるような形で、体制をとれるように検討をしておるところでございます。

○記者(長崎新聞社)  先ほど、たまたまですけれども、迷彩服を着た自衛隊と思われるような方が上がってくるのをちょっと目にしたのですけれども、例えば、長崎市長から、知事に対して災害派遣要請をされて、知事の方で、例えば、搬送とかで災害派遣要請を自衛隊にするというお考えも現在あるということですかね。

○知事  これからの進展状況によりけりですけれども、自衛隊の皆様方のご協力等もいただく必要があるかもしれません。したがって、その際にはご協力をいただきたいというふうに考えております。

○記者(長崎新聞社)  それは搬送についてということでの理解でよろしいでしょうか。

○知事  いや、医療的な対応等、必要があればと対応していただこうと思います。

○記者(長崎新聞社)  それは、災害派遣要請という形になるのでしょうか。

○知事  そうですね。

○記者(長崎新聞社)  わかりました。幹事社からは以上です。

○広報課長  それでは、その他の社からお願いしたいと思います。

○記者(西日本新聞社)  2点お尋ねします。長崎市保健所に相談がある経緯がよくわからないのですが、もう少し、例えば、船会社の方から、熱が出ている人がいたとか、どういう経路で、どういう文言で、保健所に連絡があったのかということを知りたいのが1点。3月13日以前は外出ができたということですが、通常クルーの皆さんというのは、長崎市内や、県内、限定されたところにしか出られないのか、福岡でも、東京でも、どこへでも行けるのか、クルーがどこまで移動できたのかが1点。教えてください。

〇長崎市保健所長  まず、最初の質問は、長崎保健所からお答えをさせていただきますが、昨日の5時前後、5時過ぎに、実際には、この会社の通訳をなさっている方から、私どもの相談センターにご連絡をいただいたということで報告を受けているところでございます。船内で、4名の方が発熱を来して、過去に発熱をされていたり、現在は発熱はされていない方もおられるけれども、念のために、陰圧の個室で過ごしていただいているというご連絡をいただきまして、私どもの方で調整をさせていただいて、本日検査に進んだという流れでございます。ただ、このタイミングでお電話をいただいた理由ということについては、明確なものを今持っているものではございません。ただ、そうした時間でご連絡をいただきましたので、その対応を進めさせていただいたというのが現況でございます。
 以上です。

○知事  この乗船者の方々の行動につきましては、大分早く、日本国内に入国をされておりまして、世界的にいろいろなコロナ感染者が増える中で、寄港先がなかなか見つからないということで、長く日本国内に留まっておられたところであります。そういった中で、物資補給の必要性等がありまして、長崎港にも入港して来られたということでありますので、相当の期間、国内各地を入出港されて、長崎に入港してきた経過がありますので、特に行動制限等が必要であったというような状況ではありません。

○記者(西日本新聞社)  長崎に来る前の寄港先というのはわかっているのでしょうか。

○知事  個別に調べればわかるかもしれませんけれども、手元に資料はございません。国内各地域に入港された実績があるのだろうと思います。

○記者(西日本新聞社)  先ほどお尋ねした、下船した際の行動範囲を教えてください。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  下船した行動範囲は、特に、3月13日以前ですね。13日以降は出ないということになりますので、冒頭、私からご報告申しましたように、この客船の修理をする際に、このコロナ問題というものがじわじわとありましたので、コスタさんのみならず、我々も非常に重要視していた取り組みでありましたので、出るときには、コスタの管理の元でバスを仕立てまして、船の下にバスを用意して、そこで出るときに体温測定をして、37.5度ないよねということを確認して、街中に送ってという便が何便かあるというところで、その日のうちに帰っているというふうに認識していますので、基本的には、バスが通行していく流れですので、長崎市中に行ったのではないかなというふうに認識をしています。
 以上です。

○福祉保健部長  1点だけ補足、訂正をさせていただきたいと思います。先ほど、57人の方の健康状態について、明日長崎大学の先生が確認すると申し上げたのですけれども、正確に申し上げますと、明日長崎大学の先生が、この船に乗っていらっしゃる船医さん(シップドクター)に、きちんと感染状況等の指導をさせていただきます。直接乗船されている方の健康を確認されるのは、この船医さん、いわゆるシップドクターがされるということです。長崎大学の先生が直接確認するという意味で、誤解があってはいけないと思いますのでそこは補足をさせていただきます。
 以上でございます。

○記者(朝日新聞社)  基本的なことで確認なのですけれども、コスタ・アトランチカの船主になる船会社は、イタリアのコスタ・クロティエーレでよろしいでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  そのとおりでございます。

○記者(朝日新聞社)  総トン数を教えてください。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  8万6千トンですね。

○記者(朝日新聞社)  香焼に入っていたのは、2月20日からでよろしいですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  パターンがありまして、最初2月の上旬に入って来られまして、それから、岸壁に一時着いておられまして、それから、具体的な修繕は、20日からだったかな。それから3月25日の間で、我々の造船所の中のドックで修理工事を行っております。当初の修理工事はそこで完了し、その後25日にドックを出て海上運転に出ているという状況でございます。ただ、先方のご都合で、もうしばらくここにおりたいという話があったので岸壁を貸していた。こういう状況でございます。

○記者(朝日新聞社)  そうすると、修理自体は、3月25日に終わっていたということになるのですかね。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  はい、我々が契約している仕事は、3月25日で完了でございます。

○記者(朝日新聞社)  最初に入ってきた経緯は、中国の工場が使えなくなったので、長崎にという経緯でよろしかったですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  私どもはコスタ様の方からそのように聞いております。元々中国でやる予定だったのが、例のあの問題が中国で発生しているということで、大分迷われた期間があって、その間、うちの岸壁に停滞しておられて、決意して、うちのドックに入渠して修繕をされた。こういう理解をしております。

○記者(朝日新聞社)  3月25日に修繕が終わってから今まで停泊していたのは先方の理由ということですけれども、具体的にはどういう理由だったのでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  詳細は、コスタさんに中身を聞かないとわかりませんが、なかなか環境も厳しい状況のようで、うちの岸壁に停められないかというご相談がありましたので、特に大きく断る理由はないので、人道的に、そこはできる限りのサポートをして岸壁は提供しようということで対応していました。
 以上です。

○記者(朝日新聞社)  ありがとうございました。補足でお尋ねしたいことがあるのですけれども、今、疑わしい方は、陰圧室、負圧をかけたエリアで管理をされおり、この中に濃厚接触者も含まれているということだったのですが、何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  その話は、コスタの方から、そのようにするという話を伺っているだけで、具体的にそこに何人いてどうでというところまでは、申し訳ございません、私どもは、まだ情報はありません。ただ、そういう管理をするという話をされていて、私が今日の昼に確認をしたところ、通常いないベランダに、クルーが出てきておられたということを確認したところでございます。

○記者(朝日新聞社)  そうすると、疑わしい人の隔離というのは、まだこれからやるということなのでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  そこはまだ事実確認ができていません。ただ、コスタさんは、今日やると言われておりました。

○記者(朝日新聞社)  あと、4名の方がPCR検査を受けて、1人継続検査というのは、どういう事情なのでしょうか。

〇長崎市保健所長  長崎市保健所でございます。4名の方のうち1名は、結果が安定しないといいますか、確認が必要ということで、恐らくシークエンスで確認をするという手段に進む。リアルタイムPCRの場合に、多くのケースでは、ポジティブかネガティブかということはわかることが多いのでありますが、一部に、判定が難しいことがございますので、それの確認作業に入っているということになります。
 以上です。

○記者(NHK)  4名のPCR検査は、1人の陽性を確認と資料にはあるのですけれども、結果が安定しないというのは、その1人とは別ということですか。

〇長崎市保健所長  4名の方のうち1人は確実に陽性であったので、このプレスリリースに入っているというところでございまして、残りの3名のうち2名の方は陰性が確認されており、最後に残ります4名目の方が、今、申し上げた結果が安定しないために、確認作業に入っているというものでございます。以前のこうしたプレスでもお伝えしたところでありますが、今回、陰性であるということが、完全に陰性を約束するものではございませんので、一定数は偽陰性という、本当は陽性であるけれども、検査で検出し得ないものが発生するテストであることはもうわかっておりますので、そうした意味では、今後も、症状の状況等考えていく必要があるものということはお伝えしたいと思います。
 以上です。

○記者(NHK)  この4名の方は、負圧をかけて、空気が流れないエリアにいるという認識でいいのかと、それぞれ個室になっているのか教えてください。

〇長崎市保健所長  長崎市保健所でございます。私どもの方が報告、情報共有をいただいておりますところは、4名が4名とも、昨晩のご報告の段階で、陰圧の部屋に、個室の状態でおいでになると伺っているところです。
 以上です。

○記者(NHK)  船会社のコスタ・クロティエーレなのですが、これは、コスタ・クルーズさんとは別なのかということと、もし違うのであれば、どういう会社と認識しておられますか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  詳しくは私も存じ上げませんが、基本的には同じところと理解をしております。

○記者(NHK)  コスタ・アトランチカについては、入港は2月上旬でいいですしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  そうですね、岸壁についたのは2月上旬だったと思います。ドックに入ったのが2月20日だったかな。2月20日から3月25日までがうちのドックの中に入って、修繕工事をして、完了して出て行ったという事実でございます。

○記者(NHK)  今後、ウイルス検査は、県と市が、どのように行っていくのでしょうか。

○知事  PCR検査は、長崎市内は保健所設置市でありますので、市内の案件について、基本的には市で対応していただきます。県内は、長崎市と佐世保市が保健所を設置している自治体になりますので、市にお願いしている。その他の地域について、県の保健所の方で対応するという基本的な考え方であります。冒頭申し上げたように、今回はなかなか微妙な問題がありましたけれども、要請があって、長崎市の保健所でPCR検査をやっていただいたということです。

○記者(NHK)  今後の、濃厚接触者は。

○知事  今度の50数名は、大学に依頼して、PCR検査を明日行っていただくということにいたしております。

〇長崎市保健所長  申しわけございません、長崎市保健所でございますが、ちょっと追加報告でございます。先程、再検査、確認検査を申し上げておりましたが、4人目の確認検査を行っているところと申し上げたものについて、陰性結果が出たということで報告がございました。ということで、4名の方の検査を行わせていただきましたが、陽性の方は、今報告をさせていただいております1名のみ。残り3名の方は陰性ということで、改めて報告をさせていただきます。
 以上でございます。

○記者(NHK)  今回、基本的には、重症とか、入院が必要にならない限りは、船内での対応を基本とするということでよろしいのでしょうか。

○知事  基本的には、先程部長が申し上げたように、シップドクターがいらっしゃって、看護体制もありますので、重篤で、医療的な対応が必要にならない限りは、船内の陰圧区域でその後の経過を見ていただくということになるのではなかろうかと思っております。

○記者(NBC)  よろしくお願いいたします。まず確認ですけれども、船医も乗っているということですが、船に乗っているのは、船医も含めて、全員で623人ということでよろしいでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  はい、コスタの船員全員で623人という理解でございます。

○記者(NBC)  クルー、船医も合わせて623人という理解でよろしいでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  コスタの管理下にある人間が623人ということでございます。

○記者(NBC)  あと、今回の陽性者1人も含めて57人という話ですけれども、濃厚接触者が56人ということでよろしいですか。その陰性だった3人もその56人に含まれているのでしょうか。

○福祉保健部長  その点については、最終的には確認をとらなければいけないとは思うのですけれども、そういった方も含めての数であると考えております。そこはまたちょっと詳細には確認する必要がありますが。

○記者(NBC)  分かりました。今回その4人のPCR検査をされたということですけれども、検査をされるに至った経緯。特に、陽性の方は、症状はいつごろから出始めたのかなというのはいかがでしょうか。

〇長崎市保健所長  この方の発熱症状が見られたのが4月14日ということで、お伺いしたところでございます。症状の詳細については、なかなかまだ許諾等がとれていないところもございまして、お伝えすることが、現在ちょっとはばかられるところで、お許しいただきたいところでございますが、一般的に言われるこういう疾患の、COVIT19の主要症状と言われるようなものの幾つかが14日に見られたということまではお伝えできるところであります。
 以上です。

○記者(NBC)  何度かとかも、そういうところもちょっとまだですか。

〇長崎市保健所長  はい。

○記者(NBC)  あと、その方の今日までの行動歴というところも、詳細については分からないですか。

〇長崎市保健所長  そちらについても、会社を通じて情報開示というのを求めているというところで、まだ調査途上であるというところまでしかお伝えできません。申しわけございません。

○記者(NBC)  分かっていることとしたら、4月14日に発熱をして、きのう、帰国者・接触者外来に相談し、PCR検査、検体採取したのは今日なんですかね。

〇長崎市保健所長  そうでございます。本日とっていただいたという状況でございます。

○記者(NBC)  そして、今日陽性が確認されたということですね。

〇長崎市保健所長  そのとおりです。

○記者(NBC)  先程知事の方から、3月14日以降は、船から下船されていないというお話がありましたけれども、だとしたら、今回は、その感染源というか、感染経路についてはどのようにお考えでしょうか。

〇長崎市保健所長  長崎市保健所長本村でございますが、まだ、そこについては調査を進めませんと仮説を立てるということも難しいと考えておりますので、今後の情報によって検討させていただきたいと思います。申し訳ございません。

○記者(NBC)  最後に、確認ですけれども、性別とか、今回の陽性の方以外も、教えていただくことは、やっぱり船会社の了解というのが必要になってくるんですか。

○福祉保健部長  今後の公開できる情報については引き続き、追加で、船会社の方からも得る情報もありますので、その一環としてまたしっかりと確認させていただきたいと思っております。

○記者(KTN)  2点あるのですけれども、明日以降の検査関連なのですが、今、香焼の方に船が停泊していると思うのですけれども、そのまま、香焼のままで行うのかということ、ほかのあと2隻についてはどうなのかというところを確認させてください。あと、4月14日に発熱が見られたということですけれども、対応としては、船医の方、船にいらっしゃるシップドクターと、三菱の方でのやりとりですとか、その後の保健所に相談するとかという流れというのは、想定とかあったのか、それどおりにうまくいっていたのかということを、ちょっとお伺いしたいです。

〇長崎市保健所長  長崎市保健所長、本村でございます。明日以降の検査につきましては、先ほど大学の方にも入っていただきまして、デザインをさせていただいているところで、今もそこは進捗を進めているところでありますけれども、船は、現地にとどまったままで行わせていただくと、それから、シップドクターと連携をとりながら、大学にも入っていただいて、大学病院のスタッフの方からも、そのシップドクターの方に、適切なとり方の確認ということもさせていただきながら、そういった検体採取を進めていただくという予定でおりますが、これも、まだ私どもの計画の段階でありまして、シップドクターや会社の方と細部を詰めている段階ではありませんので、あくまで、私どもの、今の計画、見積もりとしてお伝えするにとどまるものでございます。お許しください。
 以上です。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  あと1点ご質問がありました。いわゆる被疑者が出て、それから、これまでに至るプロセスでございますけれども、冒頭申しましたように、コスタさんと仕事をするときに、船内の情報管理はコスタということで確認をしておりますので、まず発生したら、シップドクターのもとで管理をされて、シップドクターのジャッジのもとに、公的な、地方のローカルなところにアタックが必要ということになれば、コスタの方から代理店の方に連絡をして、そして、連係をとるということで決められておりますので、そのプロセスどおりにいっていると。我々、三菱の方にも情報が入りましたので、できるだけサポートをしていると、このように理解をしております。

○記者(KTN)  確認ですが、三菱の方に連絡が入ったのも、長崎市の方の保健所に入ったのと、同じようなタイミングだったんでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  それ、ちょっと状況を確認してみないと分からないと思いますが、まあ似たような状況だったと思います。

○記者(共同通信社)  重複することになるかもしれないのですけども、事実関係をもう一回確認させていただきます。船は、イタリアの会社のコスタ・アトランチカという船でいいんですかね。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  はい、そのとおりです。中国の工場で修繕するはずだったけど、できなくなって、2月上旬に、長崎市の香焼のところに入ってきて、それで、修理は3月25日に完了して、その後も停泊している状況ということです。

○知事  ちょっとすみません、先ほども同じようなご質問をいただいたんですが、今、改めて、確認いたしました。1月29日に、松が枝岸壁に、物資補給のために入港接岸をいたしております。そして、1月31日に、先ほど重工さんの方からお話がありましたように、香焼の第3号岸壁に着岸。そして、修繕事業を終えられて、25日に、建造ドックを出渠されまして、その翌日から、また再度、物資補給のため、松が枝岸壁に接岸をしております。再度、4月1日以降、香焼2号岸壁に係留というふうに聞いております。

○記者(共同通信社)  では、1月29日から入っているということでいいですか。

○知事  はい。

○記者(共同通信社)  それで、船員の623人は、いずれもお客さんというのは乗っていないということでいいんですよね。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  お客様は一切乗っておられません。

○記者(共同通信社)  全員、スタッフが623人。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  いわゆるコスタのクルーの関係者のみでございます。

○記者(共同通信社)  この中に日本国籍の人がいるかは、分からないということですよね。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  先ほども申しましたが、私が知る範囲では、日本国籍の報告はありません。

○記者(共同通信社)  船は、3月14日以降は、乗下船していないということでしたが、食料補給するのに業者が入ったり、外部との接触はどの程度あったのでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  外部との接触という意味でいけば、3月13日以降は、ある一定量のミーティングは中でやっていたということでございます。ただし、コスタのレギュレーションがありますので、入る人はすべて体温をチェックして、37.5度以下であるということと、それから、自分の問診票を提出するということを全員に課して、船の中で、コスタの許可のもとで入っているという状況でございます。

○記者(共同通信社)  最後に外部との接触があったのはいつで、どういう内容だったのでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  最後に、アトランチカで、接触があっているのは、超間接的ですけど、4月8日ぐらいですかね。ただ、このときは、基本的には修繕工事は終わっていますので、私ども、基本的には入る予定はなかったんですが、どうしても入りたいということがありましたので、こちらの方も限定のメンバーだけで、船にはあまり近寄らないようにして、ごく10名弱ぐらいの人間で進めていたと、こういう状況であります。

○記者(共同通信社)  すみません、ちょっと聞き取りにくかったので、もう一回お願いしていいですか。4月8日に、どういう接触をされたのですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  4月1日に、アトランチカが、運転が終わって、もう一遍戻ってきましたと、これはもうお客さん希望で戻ってこられましたと。お客さんが、生活されますので、ごみを出したりだとか、物を積んだりだとか、そういう必要がありますので、そこで、そこに関係のある人間だけが、ある管理のもとに、船の中に入ってやりとりをしたという事実があります。ただ、我々も、当然しっかり管理をしていますので、その人間の体温だとか、通勤では、車を使わせるだとかいう、非常にハイレベルな管理をして、行っていると。4月8日以降は、もうその仕事はめどが立ったので、全く船にはうちは入らないというような状況になっております。

○記者(共同通信社)  確認ですけれども、4月8日以降は、アトランチカの内部との接触はなかったということでいいんですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  三菱関係者が中に入ったという事実は全くありません。

○記者(NCC)  発熱症状が4月14日にあったということですが、先ほど咳の症状もあったということですが、咳の症状はいつごろからあったんでしょうか。

〇長崎市保健所長  長崎市保健所長、本村でございます。すみません、先ほどの症状はお答えすることができかねます。すみません、お許しください。

○記者(NCC)  陽性者の方が、おとといは運動もされていたということなんですけれども、具体的にどういった運動をされていたのか、教えていただけますでしょうか。

○福祉保健部長  そこはもう、先方の船会社の担当の方から聞いただけですので、その詳細まではちょっと把握していないです。

○記者(NCC)  船はイタリアの会社の船だということなんですけれども、陽性者の方の国籍はどうなっているんでしょうか。

○福祉保健部長  すみません、そこの国籍については、まだ船会社とも確認をして、公開をできる範囲で公開をさせていただきたいというふうに考えています。今のところは、非公開という扱いでお願いをしたいということでございます。

○記者(NBC)  先ほどの件ですけれども、発症、症状が出始めたころ、症状が出始めた4月14日というのは、今回、陽性が確認された方だけなのか、それとも、PCR検査をした4人全員なのかというところはいかがですか。

〇長崎市保健所長  それぞれに、有熱であった時期があるという情報は得ておりますが、個別の事例について、陰性事例の詳細をお答えすることは、ここでは避けさせていただきたいと思います。

○記者(NBC)  4人とも発熱があったという認識。

〇長崎市保健所長  有熱の時期があったという履歴は聞き取れておりますので、ドクターがそういうふうに、検査が必要であるというご判断があったということが、背景情報が得られたというところが確認できておりますが、陰性の方々の個別の症状をつまびらかにすることは、ここでは、特に避けさせていただきたいと思います。

○記者(長崎新聞社)  まず確認ですが、2号岸壁というのは、香焼の南側、北側どちらになるのでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  3つございます、真ん中の岸壁でございます。

○記者(長崎新聞社)  今、2隻ありますけれども、そうすると、2隻のうちの。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  比較すると、南側になります。

○記者(長崎新聞社)  そして、足取りですけれども、先ほどの説明を聞いていますと、3月25日にドックを出て以来、4月1日に戻ってきたと。その間、どこに寄ったかは分かりませんか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  我々聞いているだけなので、確たることはございませんが、修繕が終わった後、推進性能等を確認するために、海上で、海上運転をしていたというふうに聞いております。

○記者(長崎新聞社)  どこにも寄港していないということですか、長崎以外に。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  海上運転ですから、長崎の沖の方の海をずっと回ったりということというふうに理解をしております。

○記者(長崎新聞社)  そして、4月1日に、2号岸壁に係留された後、次に接触したのは4月8日だけですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  接触という意味では、2日から、毎日、水を補給したり、ごみを出したりといった軽作業はありますので、ごく限られたメンバーで、連係はあっています。

○記者(長崎新聞社)  その4月2日から4月8日までに入ったという方は、先ほどのお話からすると、体温を測ったり、これは、三菱側、社員とか、パートナー企業とか、警備員さんとか含めて、すべて三菱側で把握できる、体温とかも問題ないというふうに、乗船後も、下船後も確認できる、問題ない、確認できているということでよろしいでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  はい、そのように確認していますし、もちろん、そういう船の中に入るんですから、非常に管理が要るというのは、我々分かっておりますので、まず、通勤は必ず自分の車で、バス通勤は選ばないこと、そして、朝と昼の体温は測定すること、それから、できるだけマスクは着用することというようなレギュレーションは決めまして、限定的にやっております。それも、めどが立ったので、8日をもって立ち入ることはやめたと、こういうことでございます。

○記者(長崎新聞社)  そうすると、この乗っている乗員以外は、日本人の方、また県民の方で、この船に起因して感染しているということはないということでよろしいんでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  こちら三菱の方は、基本的にはない、今日現在でも全員裏をとれていまして、体調等に問題のある人はいないという情報でございます。

○記者(長崎新聞社)  さらに、2月26日あたり、以前ということですけれども、買い物をバスで行かれていることもあったということですけど、ここら辺で、市民と接触して、罹患している可能性が全くないとは言えないんでしょうか。これは、保健所さんでしょうかね。

○福祉保健部長  結論から申し上げますと、ちょっと、どういった経緯で感染したのかというのは、しっかりと、行動調査の結果を踏まえて判断したいと思います。2月の行動は具体的にはどうなのかということと、今回の症状が出ている期間、ここは、専門家にもきちんと判断してもらわなきゃいけないと思っております。今の段階では、何とも言えないという状況かと思います。

○記者(長崎新聞社)  では、追跡対象になるわけですね。しなきゃいけないということに。

○福祉保健部長  この方の症状をよく聞きとった上で、実はもっと前から症状があったかも分からないんのすけれども、そういった症状の発症時期から、どこまでさかのぼるのかという判断になってくると思いますので、そこを含むか、含まないかも、しっかりと判断していきたいと思っています。

○記者(長崎新聞社)  この陽性の方ですけれど、4月14日からは何をされていたのですか。もちろん、船内にいたのは船内にいたのですけれども。

○福祉保健部長  何をというのは、仕事をされていたかどうかということですか。詳細に、そこまで今日聞きとったわけではないんですけれども、私の理解としては、シップドクターがいらっしゃって、管理下にあったというふうになっていますので、そういった療養体制に入られたんではないかというふうに考えています。

○記者(長崎新聞社)  ということは、陰圧室みたいなところにいたということで、仕事には就かずということですね。

○福祉保健部長  私の理解では、そのように理解しております。

○記者(長崎新聞社)  動き回ってはいないということですね。

○福祉保健部長  私の理解では、そのように理解しています。

〇長崎市保健所長  長崎市保健所長でございます。その日からアイソレーションに入られたと。要するに、陰圧個室での管理に入られたという情報は得ているところです。船側でも、そういう有熱症状にあるとか、今回、この方が有熱状況かどうかということは避けますけれども、一般的に、COVIT19が疑われるような症状が発生した方は、そうしたアイソレーションの対応をされているということで、情報をいただいているところです。また、確認が必要とは思いますが、そういった情報をいただいていることは事実でございます。  以上です。

○記者(長崎新聞社)  未確認だと思うんですけれども、すごい神経を使って、船主側も対応しているということはすごく分かるんですけれども、なぜ、50数人にも、濃厚接触の疑いのある方が増えたのかなという素朴な疑問を抱いたんですけれども、いかがでしょうか。

〇長崎市保健所長  長崎市保健所長、本村でございます。私も、そうしたところは、強い関心といいますか、そこを調べる必要があると思っておりますが、今、濃厚接触者という言葉でまとめられておりますけれども、これは、濃厚接触者という国が示した定義に合致したものを指すものではなく、船会社を含めた、この管理体制の側の方たちが、そういう取り扱いをするのが望ましいであろうと考えられた方々の数がそういう形でまとまったのであろうと推定しているところです。ですから、そうした57名の内訳というものを、もう少し詳細を調べる必要があるというところでありますので、国が濃厚接触者と同じ表現で、これを市民の方にお伝えすることは、若干の支障があるものかもしれないとも考えているところです。まだまだ情報が不足しているという点は認識しているところであります。

○記者(長崎新聞社)  最後に1つ、椎葉さんにお尋ねしたいんですけれども、三菱重工としては、本業が厳しい中で、メンテナンス事業に期待するところは多分大きかったと、私自身もそうなんですけれども、最初に、この感染の状況を伺ったときの率直な思いというのはどういったことだったんでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  これはもう、我々としても、ダイヤモンド・プリンセスのイメージがありますので、とにかく、我々のビジネスより何より、とにかくきちんと専門家の方に見ていただいて、しっかりした対応をして、まち、県、市としっかりと協力しながら、然るべき手をしっかりと打っていかんばいかんというのが、第一思い浮かんだことでございます。

○記者(長崎新聞社)  長崎大学病院で検査をされる、これはPCR検査でよろしいんですか、LAMP法ではなくて。

○福祉保健部長  PCRです。

○記者(長崎新聞社)  PCR。検査結果は、50数人の結果はいつごろ出る予定なんでしょうか。

○福祉保健部長  今、大学の方と確認して、PCRを使うのか、LAMPを使うのかは、これから調整というふうに聞いています。結果が分かるのは、一般的に検査を始めて、PCRだと5時間ぐらい、LAMPだったら数時間という形になると思います。

○記者(長崎新聞社)  明日中には大勢が判明するというような状況でもないんですかね。

○福祉保健部長  今、大学の方と調整していたのは、午前中に、向こうのシップドクターの方と調整をして、とる段取りをつけて、検体をとっていくというようなことで、調整が進んでいましたので、そのような段取りでいけば、明日の夜なのか、深夜なのか分かりませんけれども、結果は、そういった時期に判明するんではなかろうかというふうに予想しています。ただ、どうしても、相手があることですから、きちんと順々にとれるかというのは、明日、調整して話し合っていく必要があるかなと思っています。

○広報課長  時間の関係もございますので、最後の質問にさせていただきたいと思います。

○記者(読売新聞社)  改めての確認で恐縮なんですけれども、1月に物資補給で最初入っていて、もう一回、修繕で入った時期だけ、もう一回教えてもらいたいんですけど。

○知事  ずっと長崎港に入港している状況だったと理解しておりまして、1月29日は、松が枝岸壁に物資補給のため、そして、31日は、香焼の岸壁に移られた。そして、修繕事業に入られて、その後、先ほど申し上げたように、ドックを出た後、もう一度松が枝岸壁に物資補給のために接岸をされた。そして、その後、香焼の岸壁に戻って、接岸をされていると、そして、今日に至っていると、理解をしています。

○記者(読売新聞社)  3隻のうちの、最初に入っていた1隻という認識でいいのでしょうか。分かりました。あと、最初の方ですが、このコスタ・クルーズと、コスタ・クロティエーレと同じ会社という認識でいいということだったのですが、何が違うというふうに考えたらいいんでしょうか。ブランドとかっていうことですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  申し訳ない、そこは私は、詳しくないのですが、基本的には同一の企業として、我々は考えております。

○記者(NHK)  すみません、3点ほどあるんですけど、三菱さんになんですけど、試運転ですかね、海上から帰ってきて、ごみとか、食料とかを入れたりしたと思うんですけれども、そのとき関わった人たちは何人ぐらいいて、今、どのような管理下にいるんでしょうか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  それにかかわったのは、たしか10数名で、全員、今日の時点で、体調問題なしというのを、一応確認をしております。もちろん、やるときには、先ほど申しましたように、特別管理状態で、船に入るときには入らせているという、こういう状態でございます。

○記者(NHK)  今後、念のため検査を実施したりとか、そういったこととかはないんですかね、健康管理とかは、今のところは。中田部長かな、社員の方たちは、どういう取り扱いに。

○福祉保健部長  ごみを出したりした人は、健康観察をしただけですね。要は、PCRとかはかけているわけではない。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  ですから、それも、最後までいた人間も8日までですかね、7日ぐらいまでですかね、ということで、2週間たっていると状況になってきていますので、あとは、専門家のジャッジをいただいて、必要とあれば、もちろん診ていただくということを思っておりますが、今、我々の判断でいけば、発熱状況もないし、体感もないし、問題がないので、そのまま観察でいいのかなと。ただ、2週間は、あと数日残っている方がいますので、それは自宅待機せよという指示は出しております。

○記者(NHK)  それは、何人ぐらい、自宅待機というのは。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  数名、4、5名ぐらいのイメージです。

○記者(NHK)  わかりました。了解です。あと、中田部長なんですかね、56人濃厚接触者の疑いがある、特に、船内ということもあって、クラスターになる可能性っていうのはどの程度あるというふうに、船医からの報告も含めて。

○福祉保健部長  可能性は、今の段階ではちょっとわからないです。今日も、この会見の前に、大学の教授とも、今後の対策について協議した上で臨んでおります。やっぱり、船側が、濃厚的な接触をした方であろうということの検査がまず優先であるというようなご指示をいただいておりますので、この方を対象にまず検査をすると。この結果次第で、やはり船内の感染状況というのが見えてくる可能性が高いので、それを見て、そういう、今後の発生状況、クラスターというのを判断する必要があるんじゃないかという意見をいただいております。

○記者(NHK)  可能性としては、判断できない状況ということ。

○福祉保健部長  可能性の問題だけであれば、それは、当然否定できないと思います。ですから、万全の体制を敷いてやっているわけでございます。

○記者(NHK)  それと、あと、万全の体制ということだったんですけれども、今後、いろいろな対応があると思うんですけれども、だれが主になってやるのかというのと、あと、市や、県や、病院とかで対策チームをつくるとか、あとは、自衛隊の応援だとか、厚労省のクラスター対策班とかいろいろあると思うんですけど、そういったところの体制はどういうふうになっていく見通しなのか、教えてください。

○知事  それは恐らく、これからのPCRの検査結果、あるいは、その他の乗船者の方々の状況等を見きわめた上で判断していかなければいけない。ただ、冒頭申し上げたように、今回は、外国船籍の船内で起きたことでありますので、まずは、やはり国の積極的な指導、支援体制をお願いしていかなければいけないものと、こう考えております。そのときどきの状況に応じて、医療体制の整備、さらなる検査体制の拡充などにも取り組んでいく必要があるんではないかと思います。

○記者(NHK)  今、連絡をとっている、国と連絡は、どちらととっているんですか。

○知事  それはまだ。厚生労働省あたりとは、事務的な連絡はとっておりますけれども、まだ、状況が動きつつありますので、これから打ち合わせをしながら、体制づくりを進めていかなければいけないと思っております。

○記者(NHK)  ありがとうございます。あと細かいところですけれども、椎葉さんの肩書は、今どういう肩書ですか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  本船は、三菱造船で受注していますので、三菱造船の常務ということで、答弁させていただきたいと思います。

○記者(NHK)  あと、このクルーズ船はいつまでいる予定だったのかというのは分かりますか。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  現在お客様から聞いているのは、4月エンドまで何とか岸壁を貸してくださいという話は伺っておりますが、昨今の状況を見ると、なかなか厳しい状況なのかなというふうには感じております。

○記者(NHK)  予定としては4月末まで。

〇三菱造船(株)椎葉常務執行役員  お客さんから言われているのは、現在は、4月末までです。

○広報課長  以上をもちまして、会見を終了させていただきます。

○知事  どうもありがとうございました。

 

     
      ★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。      
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