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平成31年2月13日 定例記者会見

      

 ●会見内容●

                              
                   

1.ミライon図書館の開館について
2.千葉県における児童虐待死亡事案について
3.長崎-ソウル間航空便の運休について
4.玄海原発について
5.特定複合観光施設(IR)について
6.松が枝埠頭のツーバース化について
7.九州新幹線西九州ルートについて
         

     
           

1.ミライon図書館の開館について

○広報課長  それでは、ただいまから定例記者会見を始めます。

○知事  よろしくお願いします。
 まず、1点だけご報告をさせていただきたいと思います。
 「ミライon図書館」の開館についてであります。
 平成29年4月から大村市で整備を進めてまいりました長崎県立・大村市立一体型図書館「ミライon図書館」でありますが、去る1月末日に完成をいたしました。
 開館日は本年の10月5日を予定しているところでありまして、今後、開館に向けて資料の移転作業等の準備を進めていくことといたしております。
 「ミライon図書館」では、全国でもトップクラスとなります202万冊の収蔵能力を生かして、一般書から専門書に至るまで幅広く、そして体系的に資料を整備することで、県民の皆様方の多様なニーズにお応えできるものと考えております。
 開館後は、県立図書館と市立図書館の施設区分や蔵書区分などのない一つの図書館として、合築による効果を十分に発揮しながら、県・市共同で運営し、質の高い、内容に富んだサービスを提供してまいりたいと考えておりますので、県民の皆様方には開館をどうぞ楽しみにしていただきますようお願いを申し上げる次第でございます。
 以上、私のほうから報告とさせていただきます。あとはよろしくお願いいたします。

○広報課長  それでは、幹事社の方からよろしくお願いいたします。

 

     
         

2.千葉県における児童虐待死亡事案について

○記者(NCC)  千葉の虐待事案を受けての質問をさせていただきます。
 千葉の野田市で両親から虐待を受けていた10歳の女の子が死亡して、両親が逮捕される事件が起こっております。市教委や児童相談所の対応が問題視されていますけれども、本県でも同じ事例が起こらないために、どのような対策、これを受けての対策があるのかどうなのかお伺いしたいと思います。

○知事  今回の件については、子どもが具体的にSOSを発し、関係機関が対応していたにもかかわらず、子どもの尊い命が失われたということに関しては、大変痛ましく残念に思っているところであります。今回の件を自らの課題として、危機感を持って受け止めていく必要があるものと思っているところでありまして、改めて子どもたちの命を守るという強い意識を関係機関で共有する必要があるものと思っております。
 そして、これまで以上に地域一体となって、この児童虐待の根絶、そして関係機関の適切な連携と対応、これに全力を注いでいく必要があるものと考えているところであります。

○記者(NCC)  具体的には、何か本県で動きがあったとかというものはございますか。

○知事  今回の事案を受けまして、県内の全市町、そして学校に対して、改めて通知を行ったところでありまして、虐待の兆候の把握、早期の安全確認、個人情報の適正な取り扱い、あるいは関係機関での情報共有の徹底などお願いをしたところであります。
 事件の状況が明らかになる中で課題となった事象については、引き続き、本県においても改めて周知徹底を図っていかなければならないと考えているところであります。
 さらに、また、総合的な児童虐待の防止策としては、国のほうで児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策が示されているところでありますので、引き続き、この実践に全力を注いでいかなければいけないと考えているところであります。

 

     
                

3.長崎-ソウル間航空便の運休について

○記者(毎日新聞社)  先日、長崎-ソウル間の国際定期路線のエアソウルが3月末で運休をするということがありました。それで、4月以降についても、まだ現時点では恐らく運航再開の目処というのが立っていないかと思うんですけれども、受け止めをお聞かせください。

○知事  今回の運休といいますのは、エアソウルが保有する機材の整備の都合であると聞いております。韓国と長崎県は、これまでも非常に強い関係で結ばれてきておりまして、長崎-ソウル線は大韓航空による開設が1988年でありましたので、路線そのものは長い歴史があるわけであります。
 今後の再開後のスケジュールについては、エアソウルが運航している路線全体が未定であるというお話を聞いているところでありまして、そうは申しましても、長崎路線が運休を余儀なくされるということでありますので、路線の再開に向けて、再度本県から働きかけを進めてまいりたいと考えております。

○記者(毎日新聞社)  長崎からの利用がどこの路線を見ても、やはり1割ぐらいだったりとか、少ないという状況があって、今度、香港線もできましたけれども、このあたりについては、もちろんインバウンドを迎え入れるというようなことも重要かと思うんですけれども、こちらからの利用も促進を図らないといけないと思うんですが、そのあたりは。

○知事  これまでもやはり長崎の海外路線については、ほとんどがインバウンドの方々が9割ぐらいを占めるということで、アウトバウンドのお客様が少ないというのは非常に大きな課題になってきたところでありまして、より多くの県民の皆様方にご利用いただく、あるいはイン・アウトの関係で他県との連携を図りながら長崎空港をご活用いただく、そういう取り組みが必要であるということで取り組んできたところでありますが、なかなかアウトバウンドのお客様の確保が難しいという状況にあります。
 特に、韓国との関係においては、なかなか国際関係が敏感にお客様の動きに反映されるというような状況もありますので、もっともっと多くの県民の皆様方に、その手法として、特別に深いゆかりで結ばれていることなども理解していただき、安心してお出かけいただけるように情報を提供し、また働きかけを進めていく必要があるのではないかと思っております。
 関係旅行業界の皆様方とも改めて力を合わせて取り組んでいかなければいけないと思っているところです。

○広報課長  それでは、各社のほうからお願いいたします。

      

     
          

4.玄海原発について

○記者(NHK)  まず、玄海原発2号機の廃炉に関して、受け止めを教えていただけますか。

○知事  実は、私は2号機の取り扱いについては、もう少し後にご判断がなされるのではないかと考えておりましたけれども、ちょうどここに出かけてまいります直前に、2号機の廃炉の方向性が定まったというお話をお聞きいたしました。2号機の存廃、恐らく技術面、あるいはコストの面、双方からご検討がなされて判断されたことではなかろうかと、こう考えておりますけれども、廃炉作業が完了するまでに相当長期の期間が必要になってくるとお聞きしております。20年ないし30年かかるということでありますので、廃炉完了に至るまで安全確保に万全を期していただきたいと、こう願っているところであります。

○広報課長  それでは、時間がございますので、最後の質問をお願いします。

 

     
          

5.特定複合観光施設(IR)について

○記者(日本経済新聞社)  IRの重要な舞台の一つになっているハウステンボスの件なんですけれども、先般、中国の有力なファンドがハウステンボスへの出資について取りやめたということが判明したんですけれども、それについて、年間20万人中国から送客したりとか、「シルク・ドゥ・ソレイユ」を長崎でやるとか、そういったことも言われていたんですけれども、今回、その出資の話が立ち消えになったということで、長崎県への影響とか、観光への影響とか、何か考えられることはあるでしょうか。

○知事  出資が取りやめになったことについては、その状況等、一切情報を得ておりません。確かに、中国からの送客等も計画されていたという話は、お聞きしたことがあったんですが、出資が中止されたことによって直ちに影響が生ずるものとは考えていないところでありまして、特にIRの動き等に対する影響は想定していないところであります。

 

     
          

6.松が枝埠頭のツーバース化について

○記者(長崎新聞社)  大きく2点お伺いします。この前、国土交通大臣が来られて、松が枝埠頭について新規事業化について検討するとおっしゃったんですけれども、知事としてはどのように受け止めていらっしゃるのかというのと、事業化がもしされれば、大体どれくらいの時期に完成すると、県側としては見てらっしゃるんでしょうか。

○知事  先般、石井国土交通大臣が現地を視察していただいて、具体的に検討をするというお話をいただいたことは、一定前に向かってご検討いただく余地が出てきたのかという期待感を持って受け止めたところでありますけれども、具体的に事業化がなされたときにどのぐらいまでかかるのか、これはまだ、関係予算がどれほど確保されるのか、相当の事業費が必要になってまいりますので、そのペース配分に大きく影響されてくるものと考えております。しかも事業内容が、単なる公共施設、港湾機能の整備だけではなくて、背後地を含めたまちづくりまでその内容に含む形での事業になってまいりますので、その構想自体をこれから具体的に練り上げていかなければいけないということもありますので、一定時間が必要になってくるものと思っておりますけれども、ただ、クルーズ需要は、需要として現に存在しているわけでありますので、一刻も早い完成を目指して、関係機関との調整を進め、実現していかなければいけないと考えております。

 

     
          

7.九州新幹線西九州ルートについて

○記者(長崎新聞社)  あと一点なんですが、新幹線の関係なんですけれども、今日の午前中に関係者が集まったアクションプラン策定会議があって、新幹線のアクションプランの素案が示されました。それは3年余りに近づいてきた時期も見据えてのことだと思うんですが、素朴に思ったのが、やっぱりリレー方式で暫定開業するという特性なので、乗り換えに対するストレスの軽減とか、そういうことに対する記載も多少あったかと思います。その中で、今の段階でお伺いしたいのは、素朴に、リレー方式で長崎を出発した場合、武雄温泉でフル規格新幹線から、そこでまずは特急に乗り換えると思うんですけれども、このときに新幹線というのは、本来指定席とか存在しますよね。その方が、次の特急にはどんなふうなイメージで乗り換えるのかというのとか、想定されていらっしゃるのかなと思ったんですね。つまり、乗り換えのスムーズさとか、どういう段取りで人が移るのかということについて、県として何か望ましい案とかを検討されていらっしゃいますか。

○知事  ご指摘のように、武雄温泉駅で乗り換えられる際に、いかにスムーズに、ホームを挟んでの対面乗り換えでありますので、特急列車に乗り換えていただくかという視点は極めて重要だと思っております。ただ、具体的な形でどう運用されていくのか、具体的には検討されているんですか。

○企画振興部次長  JR九州が検討しますが、例えば鹿児島ルートのリレー開業の際には、指定席であれば、新幹線とリレー特急を1枚の切符で指定席が発行できるようになっております。また、乗り換えの際も対面のホームですので、向かい側に停まっています特急に乗り換えるという想定になっております。恐らく同じ方法をとられるのではないかと予測はしております。

○記者(長崎新聞社)  現実的な問題として、長崎で窓際に座った人が、長崎の後で諫早や大村で乗ってきた人がこちら側に立っていたり、あるいはドア側にいったりして、乗り換えるときに、今度座れる順番が微妙に変わっていくみたいな、市民レベルでは、「何だよ」というような現象が起きかねないような気がするんですけれども、その辺、何かちゃんと検討されているのかどうかなと思ったんですけれど。

○知事  指定席でない場合は。

○企画振興部次長  自由席は自由席として切符を発行すると思いますが、JR九州のほうで検討されるのではないかと考えています。指定席ならば同じ座席番号にすると予想されてはおります。

○広報課長  それでは、以上をもちまして、定例記者会見を終了いたします。

○知事  どうもありがとうございました。

 

     
      ★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。      
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