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平成29年8月22日 定例記者会見

      

 ●会見内容●

                              
                   

1.砂利採取船の沈没事故について(1)
2.知事のフィリピン共和国訪問について
3.長崎空港国際航空路線を利用した旅行商品の案内について
4.伊万里湾における赤潮被害について(1)
5.九州新幹線西九州ルートについて(1)
6.知事選について(1)
7.伊万里湾における赤潮被害について(2)
8.九州新幹線西九州ルートについて(2)
9.知事選について(2)
10.統合型リゾート(IR)について
11.九州新幹線西九州ルートについて(3)
12.知事選について(3)
13.砂利採取船の沈没事故について(2)
14.石木ダム建設事業について
         

     
           

1.砂利採取船の沈没事故について(1)

○広報課長  それでは、ただいまから、定例記者会見を始めます。
 知事、よろしくお願いします。

○知事  まず、私のほうから3点ご報告をさせていただきたいと思います。
 第1点目は、砂利採取船「第六あおい丸」、「第八あをい丸」の沈没事故についてご報告をさせていただきます。
 皆様ご承知のとおり、本日早朝、葵新建設株式会社所有の「第六あおい丸」、「第八あをい丸」が、平戸島の沖で沈没をいたしました。

 この事故によりまして、乗組員6名中、4名が救出されたものの、そのうち1名の方はお亡くなりになるということで、衷心よりご冥福をお祈り申し上げる次第であります。
 そしてまた、なお2名の乗組員の方々が行方不明ということで、現在、懸命の捜索活動が行われているところでありますが、一刻も早い救助を心からお祈り申し上げます。

 県といたしましては、事故の通報を受けて、直ちに現地に職員を派遣し、情報収集に努めているところでありますが、引き続き海上保安部等関係機関と連携しながら、捜索、情報収集に全力を尽くしてまいりたいと考えております。
 なお、佐世保海上保安部からの要請によりまして、本日、8時52分に県の防災ヘリを現場に派遣し、捜索活動を行い、10時26分に一旦帰着したところであります。

 

     
         

2.知事のフィリピン共和国訪問について

○知事  第2点目のご報告でございます。フィリピン共和国の訪問についてご報告をさせていただきます。お手元に資料を配付いたしておりますので、ご確認いただきたいと思います。
 明日23日から27日までフィリピンのマニラを訪問してまいりたいと考えております。

 今回の訪問では、マニラ大司教区のタグレ枢機卿やフィリピン航空などを訪問し、巡礼ツアー、あるいは国際チャーター便などの誘致活動を行うほか、今年5月に本県をご視察いただいたフィリピン陸上競技連盟のフィリップ会長と面会をし、改めて本県での東京オリンピックの事前キャンプの実施をお願いしてまいりたいと考えております。
 また、かねてよりフィリピンの教育環境向上のために学校建設などに尽力をしてこられましたRK清水(長崎)財団が、今回、テロや武力衝突の被害に遭っておりますフィリピン、マラウィ市の学校へ、子供たちが使う机、椅子を寄贈されることとなりました。これらの机、椅子は、本県が県内の市町に呼びかけを行って提供されたものでありますことから、フィリピン教育省で開催される寄贈式典に私も出席をさせていただくこととなったところであります。

 近年、フィリピンは高い経済成長を続けているところであり、国民の9割の方々がキリスト教徒であるということから、本県への巡礼ツアーなど、観光客誘致も期待されているところであります。
 今回の訪問によりまして、フィリピンの方々との情報交換を図り、さらなる交流の拡大につなげてまいりたいと考えております。

 

     
                

3.長崎空港国際航空路線を利用した旅行商品の案内について

○知事  3点目のご報告でございます。長崎空港の国際航空路線を利用した旅行商品のご案内について、お話をさせていただきます。
 長崎空港国際航空路線を利用した旅行商品について2つの取り組みが進められております。

 1つ目は、お手元に配付させていただいております長崎空港発着の上海線、ソウル線を利用した共同企画旅行商品のご案内であります。
 現在、長崎空港の国際航空路線、上海線とソウル線がございますが、これを利用したJATA長崎支部13社による共同企画の旅行商品が販売されております。
 この旅行商品は、長崎に拠点がありますJATA加盟の旅行会社が共同で企画販売していただいているものであり、全国的にも珍しい取り組みであり、長崎県内で今回初めての取り組みとして販売されるものであります。
 8月から12月出発までの旅行商品が、充実した内容とお手頃な価格で販売されておりますので、ぜひこの機会に長崎空港から手軽に行ける上海、ソウルの旅をお楽しみいただければと考えております。

 次に、11月に運航予定のシンガポールと長崎を結ぶ国際チャーター便のご案内であります。
 今回、シンガポール航空の子会社でありますシルクエアーの運航によりまして、長崎とシンガポール間のツーウェイ・チャーターが実現することとなりました。シンガポールからの国際チャーター便は、平成27年12月以来、およそ2年ぶりの就航となりますけれども、インバウンドとアウトバウンド双方向によるツーウェイ・チャーターとなるのは今回が初めてであります。ぜひ、県民の皆様方におかれましては、この機会に、長崎空港から乗り継ぎなしで行けるシンガポールの旅をご堪能いただければと考えているところでございます。
 以上、3点お話をさせていただきました。あとは、どうぞよろしくお願いいたします。

○広報課長  幹事社の方からよろしくお願いします。

      

     
          

4.伊万里湾における赤潮被害について(1)

○記者(毎日新聞社)  中村知事も、先日18日に現地を視察されました松浦市沖の伊万里湾での赤潮被害についての質問です。被害総額について、10億円を超えるというふうに言われていますけれども、まず、現地をご覧になっての被害の受け止めと、また、地元漁協から要望も聞かれているかと思うんですけれども、県としてどういった支援策を考えていらっしゃるのか、具体的にお聞かせください。

○知事  現地を訪問させていただき、さまざまなお話をお聞かせいただいたところでありますが、伊万里湾周辺海域では、これまでもたびたび大規模な赤潮被害が発生しているというお話をお聞かせいただいたところであり、殊に生産量日本一を誇るトラフグでありますとか、そのほかにもクロマグロ、その他の魚種に甚大な被害が生じているというお話をお聞きし、大変深刻な状況であると受け止めたところであります。
 やはり、漁業者の皆様方のお話といたしましては、伊万里湾の赤潮発生を防ぐような環境改善の必要性があるのではないかというようなご指摘もいただいたところでありますし、また、当面の対応策として融資の問題、あるいは漁業共済の取り扱いの問題等、さまざまなご意見等もいただいたところであります。
 特に、この間、へい死魚の処分でありますとか、防除剤の投入による赤潮の防止対策等に全力を注いでこられたところでありまして、そういった面での支援施策等についてもご要請をいただいたところでありますので、できる限り、現地の状況を踏まえて適正に対応していかなければならないと考えているところであり、現在、支援策等について検討中であります。

○記者(毎日新聞社)  具体的にその支援策として、現時点で、もう既にしようと考えていらっしゃることはないですか。

○知事  今、検討させていただいておりますのは、先ほど触れました漁業者の皆様方からのご要請もいただきましたけれども、へい死魚の処分にかかる費用に対する支援、そして、防除剤を投入してこられましたけれども、その費用に対する支援、さらに、生けすの中、養殖いかだの中が空っぽになっておりますので、必要な中間魚の導入に対する支援等のご要請のお話もいただいたところであります。そういった点を含めて検討を進めているところであります。

 

     
          

5.九州新幹線西九州ルートについて(1)

○記者(NCC)  先月、JR九州が、与党の検討委員会でフル規格での整備について言及がありましたけれども、県もフル規格への方向転換を図ったというふうに理解をしています。
 今後、フル規格化に向けた整備について、アセス評価などで10年を超える、さらなる時間が必要というふうにされていますが、今後の沿線都市のまちづくりへの影響と、これからの方針について考えをお聞かせいただきたいなと思います。

○知事  前回の検討委員会での長崎県の立場からの意見表明として、現在整備が進められております新幹線インフラを活用して、フル規格で整備を進めてほしいというお話を申し上げたところでありますけれども、期間等については、環境アセス等を含めてどのような手順が必要となってくるのか、あるいは工期、工事費等、いまだ明らかでない状況であります。
 したがいまして、さまざまな選択肢がある中で、これから検討委員会でご議論を進めていただくということになりますけれども、そういった費用の問題、期間の問題等を含めて一定、情報が整理されていくのではなかろうかと考えております。したがって、まずは検討委員会での検討の成り行きというのを、基礎データを含めてしっかり見極めていく必要があるものと考えております。
 そういった中で、私どもが今回要請をさせていただきましたけれども、そのほかの選択肢等についても、どのような可能性があるのか、併せて見極めていく必要があるのではなかろうかと思っております。

 

     
          

6.知事選について(1)

○記者(NCC)  3期目についてのお考えに変わりがありましたかお伺いいたします。

○知事  2期目も余すところ半年近くとなってまいりましたけれども、まずはやはり残された任期中、さまざまな課題がございますので、一歩でも半歩でも前に向けて進めるために全力を尽くしていかなければいけないと思っております。
 その後での選挙への対応については、いましばらく検討してみたいと考えております。

○広報課長  それでは、各社の皆様からお願いいたします。

 

     
          

7.伊万里湾における赤潮被害について(2)

○記者(NHK)  赤潮の対策の件なんですけれども、長崎県内、漁業者の養殖の共済の加入率が、全国の平均の79%とか71%ぐらいに比べて、およそ40%強と、かなり低いんですけれども、気候変動とか最近は多いので、こういったケースは多いと、赤潮被害とか多くなると思われますが、県として、共済の加入のアップとか、そういった対策を進められるご予定はありますか。

○知事  それはやはり自然災害等の影響を受けやすい第一次産業でありますので、できるだけ自助努力の一環として漁業共済、あるいは農業分野も同様でありますが、そういった共済制度の積極的な活用をお願いしたいと考えております。従前からそういった姿勢で、加入について働きかけ等を進めてきているところであります。
 ただ、共済制度も魚種や、あるいは同じ養殖魚種でも1年魚は対象にならないとか、さまざまな加入要件が設けられているところでありますので、できるだけ多くの方々に加入していただけるように、漁業共済制度の充実等について併せて働きかけを進めていく必要があると考えております。

 

     
          

8.九州新幹線西九州ルートについて(2)

○記者(NHK)  先ほど、新幹線の件でお答えがあったと思いますが、まずはPTの検討委員会の議論の結果を待ちたいという感じでしょうか。

○知事  結果というよりも、フル規格と簡単に申しましても、具体的にどういう手順、どういった時間、どのような経費がかかってくる、そのためには、まずは国として財源がどう確保されていくのかというのが極めて重要な課題になってまいりますし、あるいは、佐賀県が懸念をされておられます地元負担というのが、いかほどの額になるのか。あるいは、別の選択肢もあるわけでありますけれども、そういったさまざまな可能性がある選択肢の内容について、もっと詳細な情報を提供していただきたいというお願いをしているところであります。
 そういった要素を総合的に勘案しながら、やはり幅広い県民の皆様方のご意見等もお伺いしながら、これからのあり方を模索していく必要があるのではなかろうかと考えているところであります。

 

     
          

9.知事選について(2)

○記者(NHK)  最後に1点、知事選についてなんですけれども、現時点では立候補のご意思というのはありますか。

○知事  全く決めておりません。

 

     
          

10.統合型リゾート(IR)について

○記者(読売新聞社)  IRの件で聞きたいんですけれども、IRの公聴会が福岡でも行われていると思うんですけれども、改めて、県としてのIRへの考えとか、立場などをお聞きしてもよろしいでしょうか。

○知事  IRは、西九州統合型リゾート研究会の方々が、この間、10年にわたって研究を重ねてこられたところでありまして、そういった方々の願いがようやく実現されて、昨年、IR推進法が成立をいたしました。今、その事業を進めるためのIR実施法の制定に向けた検討が進められているところでありまして、それは、IRの実現を目指す立場からは大変有意義な方向性をお示しいただいたと思っております。
 これは、多くの県民の皆様方が期待を抱いていただいている反面、さまざまな懸念も併せてお持ちであるという状況にあるわけでございますので、実施法の中で、あるいはそういったマイナス要素の解消に向けた取り組みが、どういう制度設計がなされて実施法なるものが制定されていくのか、そういった動きをしっかり見極めながら、メリットを最大化しデメリットを最小化するという基本姿勢のもと、地方からもしっかり、考え方を中央にお届けしていかなければいけないと思っているところでございます。

○広報課長  ほかにございますか。

 

     
          

11.九州新幹線西九州ルートについて(3)

○記者(長崎新聞社)  新幹線の関係で、まず1点ですが、新幹線については、県議会の総務委員会の方から、確か17日付だったと思うんですけれども、企画振興部の方に、フル規格化を要望した段階なので、県独自のコストの計算とか、期間とか、費用に関して発表してほしいとかですね、それから、費用対効果の面とかでも検証を急いでほしいというような趣旨で要望があったかと思うんですが、今の知事のお話だと、基本的には与党検討委で、そういう数値的な情報が1回出るまでに、長崎県として独自試算をして、こういう数字だと、提案とか提示をしたりするというような考え方ではないということですか。

○知事  他県の建設事例等を参考にしながら、推計するというのは、ある程度できるのではないかと思っておりますけれども、なお、そういった数値をより詳細に把握するためには、情報量が不足しているものと考えております。
 したがいまして、具体的にどのくらいの期間がかかるのか、例えば環境アセスの取り扱いがどうなるのか、これは数十年前にそういった手続がとられておりまして、今のアセス法に基づくアセスがいまだなされていない。そこの部分をどう評価するか。前回のアセス結果を生かすことができるかどうかによって期間も大きな変動が生じてくるわけでありますので、まずは、それに対する国のお立場からの基本的な考え方を聞かないと、相当の期間的なぶれも生じてくると、こう考えております。
 それで、前提を別にしながら、前回のアセスをそのまま使えた場合というような場合分けでの期間の推計などもできないことはないかもしれませんけど、そういう形で先行してデータを把握する必要があるかどうかということも含めて検討しなければいけないと思っております。

 

     
          

12.知事選について(3)

○記者(長崎新聞社)  3期目のことに関連してなんですが、逆に、いつ頃ぐらいまでには決めたいとかいうようなある程度の目処というのがあるのかということと、あと、ご決断する上で考慮している要素というのは何でしょうか。何かの事業の進捗とか、そういうものを見極めてご判断されたいというお考え方なのか。その辺はどうでしょうか。

○知事  特別の事業があるので、そのことが気になって結論の時期を模索しているというようなことではありません。まずは目の前の課題が山積をいたしておりますので、そういった部分について全力投入をするべきではないかと考えているところであります。
 したがいまして、今の段階で、いつまでに決めたいということもまだ決めていない状況でありますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。

 

     
          

13.砂利採取船の沈没事故について(2)

○記者(NBC)  冒頭お話しされた砂利の運搬船というか、事故の件なんですけれども、非常に残念な事故であるんですけれども、一方で、長崎の周辺は海砂の採取地でもあるわけで、こういった事故が再発というか、起こることが考えられるのではないかと思うんですが、そういった部分で業界への指導とか、そういった部分というのは現状どうされているんでしょうか。

○知事  まずは、今回の事故の原因がどういったところにあるのかということをしっかり見極めていく必要があるのではなかろうかと考えているところであります。その上で適正な操業を要請していかなければいけないと思っているところです。

○記者(NBC)  日ごろから常に指導とかというところはされていらっしゃる感じなんですかね。

○知事  はい。今回も壱岐島周辺で砂利を採取されて、一旦、本土まで運航してこられて、その後また平戸の周辺海域に移って沈没をしているという状況でありますので、全く私どもも、どういったところに原因があるのかというのは全く推測しかねている状況でございます。

○記者(NBC)  長崎の近海で採れた海砂というのは、新幹線の工事とか、そういった地元の工事に優先的に使うということで採られていたと思うんですけれども、そういった意味で、何隻ぐらい、そういう船があるのかわかんないんですが、今回の事故によって、新幹線などの公共工事への影響みたいなものは何かあるんでしょうか。

○知事  直ちに海砂が不足して公共工事の進捗に影響を生じるというようなことまではないのではないかと推測をいたしておりますけれども、海砂というのは、海域環境を変えていく一つの要因にもなっておりますので、これは漁場環境を守る上でもできるだけ採取量を少なくしていくという方針のもと、調整作業を進めてきているところでありますので、これからも基本的にはそういった方向で取り組んでいく必要があるのではないかと思っております。

 

     
          

14.石木ダム建設事業について

○記者(NBC)  もう1問すみません。別件ですけど、先日、石木ダムの建設事務所の方で、住民の方が知事と面会を求めていろいろ話し合いがあって、結果的に決裂したという状況になっているわけですけれども、我々としても、知事と住民の方が話をされるチャンスが持てれば、それはいいことではないかと思っていたんですが、何とかその辺、再度、模索するというか、そういったことはできないのかなと思っているんですが、その辺いかがでしょうか。

○知事  今回の件については、去る7月28日に、工事現場において、地権者の方々から工事の安全対策について話し合いたいというお話があったということでありまして、県の立場からも、工事の安全対策は最優先課題であるという考え方で、そうした場を持とうということで話し合いの機会を設けたところでありますけれども、その際、知事と直接面談をしたいんだというご要請があったところでございます。
 この石木ダムの事業につきましては、もうご承知のとおり、さまざまな曲折を経て今日に至っておりますが、なお訴訟案件も同時に並行して進んでいるような状況でありまして、訴訟当事者として、当事者が直接話し合いの場を持つということは、できれば避けた方がいいのじゃないかと、あまりない話だというお話もお伺いしてたんですが、ただ、地権者の皆様方からのお話もありましたので、個別に静穏な状況でお話をお聞かせいただく機会がいただけるのであれば、ぜひそういった機会をいただきたいというお話を申し上げました。

 一旦は、その話はまだ全ての地権者の皆様方が揃ってないということもありまして、一旦持ち帰って検討するというお話をいただいて、その結果をお待ちできるものと思っておりましたけれども、話し合いの期間については工事を中断してほしいと、そうでないと応じられないというお話でありました。実は、もうご承知のとおり、付替県道工事というのは、もう既に地権者の皆様方のご協力を得て県の方で買収をさせていただいた土地に係る工事でありますので、これを話し合いの期間について中断するということになりますと、私自身、さまざまな日程調整の中で直接お会いする機会をいただいていくということになりますので、相当時間がかかる可能性も出てくるわけであります。しかも、1回だけでお話が終わるかというと、決してそういうことではないと思いますので。
 したがって、工事の中断を前提に、これをお受けするということが難しい状況であると判断して、ご承知のような結論になったのではないかと考えております。

○記者(NBC)  まさに、知事のおっしゃるとおりだと思うんですけれども、知事の方で厳しい条件なのかもしれないですけれども、そこを飲んで話し合いをするというわけにはいかないのでしょうか。

○知事  これまでも静穏な状況で、こちらの申し上げることも十分お聞きいただける、そして、地権者の皆様方のお話を静穏な状況の中でお聞きする。そういう機会がいただければ、そういった機会を設けさせていただくということについては、必要なことであるかもしれませんけれども、ほとんどこれまで私も参加させていただいた中では、向こうがお尋ねになったことについてだけ答えをするようにというようなことでありましたし、なおかつ、話については計画を白紙に戻さないと応じないというようなこれまでのお話でもありましたので、そこまではなかなか難しいものと判断して今日に至っているわけであります。

○広報課長  それでは、そろそろ最後の質問でお願いできればと思います。
よろしいでしょうか。それでは、以上をもちまして定例会見を終了いたします。

○知事  どうもありがとうございました。

 

     
      ★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。      
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