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平成28年6月27日 定例記者会見

      

 ●会見内容●

                              
                   

1.県立総合運動公園陸上競技場の愛称の決定について
2.参議院議員選挙について(1)
3.長崎の教会群とキリスト教関連遺産について(1)
4.参議院議員選挙について(2)
5.参議院議員選挙について(3)
6.諫早湾干拓事業について
7.長崎の教会群とキリスト教関連遺産について(2)
8.佐賀県教育委員会のシステムへの不正アクセスについて
9.九州観光復興キャンペーンについて
10.知事の中国出張について
11.県庁舎跡地活用について
         

     
           

1.県立総合運動公園陸上競技場の愛称の決定について

○広報課長 ただいまより、定例記者会見を始めさせていただきます。
 知事、よろしくお願いいたします。

○知事 今日はまず、私の方から1点だけご報告をさせていただきたいと思います。ネーミングライツの件であります。
 県立総合運動公園陸上競技場でありますが、かねて、ネーミングライツの募集をいたしておりましたが、今般、それが決定いたしまして、この陸上競技場の愛称が8月1日から「トランスコスモススタジアム長崎」ということになってまいりますので、お知らせをさせていただきます。
 ネーミングライツを導入する初めての事例となるものでありまして、ネーミングライツパートナーは、トランス・コスモス株式会社ということになります。
 今年2月に県有施設を有効活用し、新たな歳入の確保並びに施設のサービスの維持・向上を図ることを目的としてネーミングライツパートナーを募集してきたところであります。  このトランス・コスモス株式会社は、昨年5月に本県に「BPOセンター長崎」を設置していただいたアウトソーシング業務を行っておられる国内最大手の企業でありまして、愛称の利用期間は、平成28年8月1日から平成31年7月31日までの3カ年。命名権料は、消費税を除きまして毎年1,050万円となっております。
 今後、この県立総合運動公園陸上競技場については、「トランスコスモススタジアム長崎」という愛称を利用していただき、県民の皆様方に一日も早く愛称が浸透し、これまで以上に親しまれる施設となるよう努力してまいりたいと思います。皆様方のご協力もよろしくお願いを申し上げます。
 以上、1点、ご報告をさせていただきます。あとはどうぞよろしくお願いいたします。


 

     
         

2.参議院議員選挙について(1)

○記者(長崎新聞) 参院選が公示されましたけれども、前回の会見でお尋ねしましたが、再度お尋ねいたします。中村知事は、今回の参院選、どなたか特定の候補を応援されるご予定はありますか。

○知事 承知のとおり、1度、総決起大会で挨拶をさせていただいたことがあります。自民党、公明党の皆様方には政権与党として県勢の発展のために多大なるご尽力をいただいてまいりました。西九州自動車道、九州横断自動車道、西彼杵道路、島原道路などの新規事業化についてご尽力をいただきますとともに、地方交付税の合併算定替制度の見直し・拡充等についても、多大なるお力添えを賜ってまいりましたし、また、あわせて県民の悲願でもありました国境離島新法の制定も実現していただいたところでありまして、県勢の発展の基盤に関わる部分を整備していただいたところでありまして、お礼の気持ちも込めて応援をさせていただいております。

○記者(長崎新聞) 今回の参院選の争点は、知事は何をお考えですか。

○知事 いろんな争点があるのではないかと思っております。いわゆるアベノミクスに対する評価の問題でありますとか、あるいは安保法制に対する受けとめ方、そしてまた、憲法改正についての議論も進められつつあるのではなかろうかと思っておりますが、そうしたさまざまな論議が交わされる中で、より一層議論が深まっていく機会になるのではなかろうかと思っております。

 

     
                

3.長崎の教会群とキリスト教関連遺産について(1)

○記者(NBC) 世界遺産の関係で2点お尋ねさせていただきます。
 今後のスケジュールについてですが、6月下旬に自治体のヒアリング、7月下旬に文化審議会での国内候補決定ということで、今のところこのスケジュールに変更はないでしょうか。

○知事 具体的なスケジュールは例年ペースで申し上げておりますので、まだ詳細な日程等が決まったというお話もお聞きしておりません。
 恐らく、近いうちに文化審議会のワーキンググループのヒアリングが予定されてくるものと思っておりますので、今、そのヒアリングに向けた準備作業を進めているところであります。
 いずれにいたしましても、まずは国内推薦の決定をいただくということが第一義になってまいりますので、しっかり対応していかなければいけないと思っております。

○記者(NBC) 確認ですけれども、長崎県に対するヒアリングというのは、まだ行われていないということでよろしいでしょうか。

○知事 まだ行われたという報告は聞いておりません。

○記者(NBC) もう1点ですけれども、国内候補の決定を勝ち取る見込み、手応えということについて、現状、どのように感じていらっしゃるかお聞かせください。

○知事 そうですね、この間、イコモスの中間報告で大変厳しい指摘を受けて、そのアドバイスをいただきながら内容の見直し、推薦書の見直し作業を進めてきたところでありますけれども、これまでも国や専門家の方々のご意見をお聞きし、国内の推薦決定もいただいてきた経過があるわけでありますので、熟度はそれなりに高まってきつつあるものと思っております。
 先般、構成資産の見直しも行いまして、イコモスについても、そういった方針でよかろうという方向性が得られているというお話を聞いておりますので、しっかりと第一推薦候補になるように引き続き全力を注いでいかなければいけないと思っております。

○記者(NBC) 幹事社からは以上です

○広報課長 各社の方からご質問はございませんでしょうか。

      

     
          

4.参議院議員選挙について(2)

○記者(共同通信)  今回、野党陣営から、首長は政治的に中立であるべきじゃないかというような、そういった声もあるんですけれども、その点はどのようにお考えでしょうか。

○知事 二面性があるのではないかと思っております。行政の執行に携わる面、これはやはり特定の組織でありますとか、あるいは政党の考え方等に偏ることなく、公平・公正に業務は執行していかなければいけないと思っております。
 ただ、一方、政治家としての立場もあるわけでありまして、例えば、私自身のことを申し上げますと、大変に厳しい選挙の中でこれまで自民党や公明党の皆様方のご支援をいただき、そしてまた、私が長年にわたって支持をいただいている皆様方も、ほとんどがそういうお立場の方々に支えてきていただいたところでありますので、そういったところを加味しながら対応してまいりたいと考えております。

 

     
          

5.参議院議員選挙について(3)

○記者(長崎新聞) 先ほど応援をしたいというお話が出ていたんですけれども、具体的にこの選挙期間中で何かお考えになっていることはあるんですか。

○知事 1度、総決起大会に参加させていただきました。あとは公務との調整等もあります。具体的なお話は今のところ頂戴していないところでありますので、その時、その時の情勢によって対応していかなければいけないのではないかと思います。

 

     
          

6.諫早湾干拓事業について

○記者(長崎新聞) すみません、ちょっと別件なんですけれども。
 諫早湾干拓事業の関係で、明日、また和解協議が予定されているんですが、開門しない形での国の基金案を、国がより具体化して示す方向という見通しがありまして、その中で県が一応、提言とか、そういう面で協力をしたいというニュアンスで、前に副知事は、農水省の幹部の方が来た時にそういう趣旨だったんですけれども、これまでの間に県として、何かこうしたほうがいいとか、基金案を充実化するために提言されたこととかがあるのかどうかをお伺いしたいんですけれども。

○知事 (担当課に対し)具体的に提案をさせていただいたこともあるのでしょう?

○諫早湾干拓課 弁護団の方から提言をしたということはあります。

○知事 いずれにしても、有明海の再生に向けて、具体的な成果が上がるようにしていかなければいけないと思っておりますので、これまでも、さまざまな貝類の養殖でありますとか、具体的な環境改善に向けた取り組みでありますとか、それらに取り組んできた実績もありますし、規模感も必要になってくるものと思っておりますので、引き続き、漁業者の皆様方の意見も十分お伺いしながら、県としても積極的に有明海の漁業再生に向けて取り組んでいく必要があると思っております。

○広報課長 ほかにご質問はございませんでしょうか。

 

     
          

7.長崎の教会群とキリスト教関連遺産について(2)

○記者(長崎新聞) 世界遺産の関係ですけれども、文化審議会のヒアリングには、資産の範囲を広げたところを、どう文化財保護法によって保護していくのかというところも問われるんじゃないかと思うのですが、そのあたりの対策というのはきちんとでき上がったのでしょうか。

○知事 選択肢は2つあるのだろうと思います。既に文化財とされている教会、そういう構成でOUV(顕著な普遍的価値)の証明に貢献できるかどうか、そういった方法と、もう一つは広い範囲で重要文化的景観、いわゆる集落の単位で位置づけを考え直すという方法があるのではなかろうかと思っておりますけれども、大きな文脈から考えると、重要文化的景観、広く集落全体として捉え直して説明したほうが、よりOUV(顕著な普遍的価値)の説明には貢献しやすい形になるのではなかろうかと考えておりますが、そういった保存、管理に向けた措置をどう講じていくのか、そういった課題が残されていると思いますが、これから文化庁とも十分、協議・調整を重ねていかなければいけないと思っております。

○記者(長崎新聞社) イコモスの助言に対して、どれだけしっかり対応できているかというのはポイントになるかと思うのですが、やはりそのあたりを念頭に置かれて、今、作業を進めているというところでしょうか。

○知事 そうですね。

○広報課長 ほかにご質問はございませんでしょうか。

 

     
          

8.佐賀県教育委員会のシステムへの不正アクセスについて

○記者(読売新聞) 佐賀県で県立学校のシステムに不正侵入がありまして、それを受けて情報流出があったのですが、長崎県では、同じようなシステムに対する侵入の危険性であるとか、そのようなものがあるのかと、それを受けて何か対応をされようと考えているか、考えを聞かせていただけますか。

○知事 不正アクセスがあったという話は、今のところまだ聞いておりませんが、同じような脆弱性が存在する可能性もなきにしもあらずということではなかろうかと思いますので、しっかりしたシステムの点検等、これから必要になってくるのではなかろうかと思っております。

            

9.九州観光復興キャンペーンについて

○記者(共同通信) 今後、九州観光復興キャンペーンが始まると思うのですが、既に何か反響というものが聞かれていましたら教えていただけますか。

○知事 早い段階から、(宿泊施設等の)キャンセルが相次いだ中で、一刻も早く観光需要の回復に向けた取り組みを進めてほしいという強いご要請は、各方面からいただいてきたところであります。
 今回、国の支援措置を有効に活用しながら、九州全体で観光回復に向けた取り組みが進められようとしているわけでありますので、より多くの皆様方に足を運んでいただけるように、九州各県とも連携し、そしてさまざまな支援措置等を有効に活用しながら努力していかなければいけないと思っております。

 

     
          

10.知事の中国出張について

○記者(共同通信) もう1点だけ。今回、(参議院議員選挙の)公示日に中国に行かれていたということですけれども、これはどういった理由でそちらを優先されたのかというのを教えていただけますか。

○知事 中国、具体的には中国人民政治協商会議上海市委員会との案件がありまして、そこと早急に打ち合わせをしておくべきだと考え、急遽、中国を訪問させていただきました。
 周漢民副主席とお話をさせていただきまして、議会の閉会挨拶でもご報告をさせていただきましたけれども、ちょうど今年が長崎県と上海市の友好交流関係樹立20周年ということでありまして、なおかつ孫文生誕150周年と、そういった視点に立った共同事業の提案をいただいているところでありまして、その結論がまだ出されないような状況でありましたので、早急に打ち合わせをさせていただいて方針を決めさせていただいたところであります。

 

     
          

11.県庁舎跡地活用について

○記者(長崎新聞) 県議会の中で、市役所から県庁舎、新しい市役所を県庁舎跡地につくってほしいという住民運動が起きている関係で、市から要請があれば検討したいという趣旨の発言があったかと思うんですけれども、その後に市議会のほうでも、知事の意見を直に聞きたいとか、そういう動きがあったのですが、結果的には住民投票条例を否決しており、その辺について、知事としてどのように受け止めていらっしゃるのかという部分と、県議会での答弁にプラスアルファで、何かお考えとしてあればお伺いしたいんですけど。

○知事 そこはですね、私の言葉足らずの部分があったのかもしれませんが、市役所移転についてどうだというご質疑が第1問としてあって、仮定の質問にはお答えしかねると、現状を踏まえて、まずは市や市議会のほうで方向性をお決めになられるべきじゃないかというお話を差し上げたところでありまして、提案があったら(その提案自体を)検討すると、決してそういう趣旨の答えではなくて、ご提案があったら、その段階で(どうするかを)検討をさせていただく課題ではないかというつもりでお答えしたところでありました。仮定の質問にはお答えできないという思いのそのままを申し上げたつもりであったのですが、それが、いかにもその提案をすると市役所の移転そのものを県が検討するというふうにお受け止めになられた方々もいらっしゃったという話を聞いて、大変申し訳ない答弁内容だったのかなと思っております。

○記者(長崎新聞) そういう意味では、知事の真意としては、あくまで提案があった段階で、検討するというのは一般論的にそうであるからというニュアンスなのでしょうか。

○知事 それは、質問に立たれた高比良議員が一番よくご理解いただいているのではないかと思います。「否定も肯定もされないのですね」と、「その時に考えるということですね」ということで引き取っておられるわけで、まさにそういった趣旨でお答えしたつもりでありました。

○広報課長 ほかにございませんでしょうか。
 ないようでございますので、以上をもちまして知事の定例記者会見を終了させていただきます。

○知事 ありがとうございました。

 

     
      ★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。      
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