定例会等の開催概要

　平成29年11月定例会は、11月27日から12月20日まで開かれました。
　本会議初日は、「平成29年度長崎県一般会計補正予算（第４号）」などの議案が上程され、知事が県政の重要事項について報告し、当面する諸課題について所信を述べるとともに、提出議案について提案理由の説明を行いました。
　一般質問では、12名の議員が登壇し、人口減少対策、商工業の振興、子どもの安心安全、島原鉄道の再生支援、林業の振興、福祉事業の課題、認知症対策、被爆者援護行政、環境政策、玄海原発の再稼動、そうめんの振興など様々な事項について活発な論議が交わされました。
　補正予算については、国庫補助事業の内示等に伴う事業費の追加、職員給与関係既定予算の過不足の調整、その他緊急を要する経費について編成され、一般会計９億1,414万６千円の減額補正となりました。
　本定例会では、22件の議案が審議され19件を原案のとおり可決し、「平成28年度長崎県一般会計決算及び各特別会計決算の認定について」など３件について認定しました。
　また、我が国の成長戦略及び地方創生の観点から、特定複合観光施設区域の整備に関する法制度を早期に整備するとともに、法成立後は、区域認定に係る基本方針等を速やかに示すことなどを、国に対して実現するよう強く求める「特定複合観光施設区域整備に関する意見書」など５件の意見書を可決しました。