定例会等の開催概要

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主な質問・質疑

定例会を終わって  ●主な質問・質疑  ●会期日程  ●本会議一般質問  ●予算総括質疑  ●意見書・決議  ●議員提案条例

 

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総務委員会
文教厚生委員会
環境生活委員会
農水経済委員会
予算決算委員会

本会議一般質問
佐世保市女子高生の逮捕事案について

《質問》 再発防止に向けた検討会議等の設置は。


《答弁》 教育委員会では、現在行っている検証作業を早急に調査報告書として取りまとめ、外部有識者等に専門的見地からアドバイスをお願いしたいと考えている。こども政策局では、児童相談所の対応について専門家を交えて検証した後、子ども育成全般の検証と今後の対応策検討のため新たな検討会議を設置するなど、再発防止に向けた取組や連携強化策等を構築してまいりたい。

石木ダム建設について

《質問》 佐世保市の40年来の課題である石木ダム建設について、知事の大英断を期待するが。


《答弁》 川棚川の抜本的な治水対策と佐世保市の慢性的な水不足解消のためには必要不可欠で、早期に成し遂げなければならない事業である。裁決申請は期限があることから用地の一部についてやむを得ず行った。残りについても、裁決申請に向けて準備を進めなければならないが、話し合いによる解決が望ましいと考えており、今後とも県・市・町が一体となり最大限の努力を傾注していく。

認知症対策について

《質問》 少子・高齢化が加速している状況では、地域でしっかり支える仕組みが求められている。県内の認知症による高齢者の徘徊の現況と対策は。

《答弁》 行方不明者は、昨年1年間で36名。一部の市町ではGPSを活用した取組をしており、各地の実情に応じた徘徊を防止するシステムを市町と協議したい。また県では、認知症サポーター・サポートリーダーの養成を進めており、地域の見守り体制づくりを積極的に進めてまいりたい。

世界遺産センター整備について

《質問》 世界遺産センター(仮称)基本構想策定検討委員会での検討内容は。またストーリー性の検討にあたり構成資産以外の関連資産等も含めた取組が重要では。


《答弁》 同委員会ではセンターに必要な機能や施設規模、設置場所や運営方法、県市町の役割分担等を検討し、本年度中に基本構想を策定予定。また「教会群」の価値に沿う県内各地のキリスト教関連遺産を歴史文化遺産群として一体的に情報発信し、誘客効果を県内に広く波及させる取組をしたい。

ハートプラスマークの普及について

《質問》 内部障害者を示すハートプラスマークに対する県の認識と、マークの積極的な普及に向けた県の見解は。


《答弁》 県ホームページでの紹介や障害者団体へのご案内など周知を図っているが普及は進んでいない。今後、「障害のある人もない人も共に生きる平和な長崎県づくり条例」の普及啓発用パンフレットへの掲載や、身体障害者用駐車場利用証のデザインへのハートプラスマーク追加を検討するなどして、さらなる周知を図りたい。

国道207号線の改良整備について

《質問》 長田東部及び高来地区の道路改良及び佐瀬地区道路の早期改良について、知事の見解は。


《答弁》 高来方面の国道207号は、干拓道路よりも市街地側の交通量が2万台を超え、走行速度も低下している。要因は、交通容量不足で抜本的な対策が必要と考える。このため、交通渋滞が著しい長田バイパスの終点から猿崎地区まで、事業化に向けた検討を進めていく。佐瀬工区については、予算確保に努め、平成29年度の完成に向けて力を注いでいく。

長崎県の地域防災計画について

《質問》 住民への災害情報の確実な伝達方法は。また市町に避難勧告発令基準等を示したマニュアルの策定支援をすべき。市町と災害時の避難所開設について連携は。


《答弁》 県内19市町で防災行政無線スピーカーの整備があり、全市町で避難勧告等を携帯電話へ一斉配信する取組がある。また市町のマニュアルについては国ガイドラインに基づいた基準づくりを促したい。避難所の開設等については地域の自主防災組織と連携した対応などを助言していきたい。

小規模企業振興基本法制定に伴う対応について

《質問》 本年6月に小規模企業振興基本法が成立したが、県内企業の約87.5%を占める小規模事業者に主眼を置いた条例を策定すべきと考えるが県の所見は。


《答弁》 今後、中小企業振興条例の制定に向けて、外部有識者による条例案策定会議や県議会での議論と共に、商工団体とも意見交換を行いながら、中小企業基本法の基本理念に加え、小規模企業の持続的発展を基本原則とする小規模企業振興基本法の考え方も踏まえた条例となるよう検討したい。

世界遺産登録の推進について

《質問》 「長崎の教会群」とゆかりの深いバチカンに対し、知事が直接訪問し世界遺産登録への応援や信徒発見150年を契機としたローマ教皇の来県をお願いしては。


《答弁》 これまでも、関係者を介して親書により来県等をお願いしているが、ローマ教皇の来県が実現すると「長崎の教会群」の世界遺産登録への大きな後押しとなるほか、その価値を全世界へ発信できる大きな機会となるので、ぜひ適切な時期にバチカンを訪問して直接お願いする機会を得たい。

森林資源の活用について

《質問》 離島・半島地域の活性化に大きく寄与すると思われる県内産木材を利用したCLT(直交集成板)の調査研究に取り組む考えは。

《答弁》 国では、CLT普及のスピードアップを図ることを「日本再興戦略」に盛り込み、研究開発に取り組まれる。県としては、国や国内の事業体からの情報収集等を進め、本年度設置した「地域材供給倍増協議会」において、CLTの活用可能性について、意見交換をしていく。

中期財政見通しについて

《質問》 中期財政見通しでの今後の検討項目で、今後の税収の動向は。また人件費削減や経費等の見直しには限界があるのでは。


《答弁》 今後の税収動向は、国の税制改正や県内経済の動向、人口減少の進展等に影響されるが、税収増にもつながる県民所得向上対策及び人口減少対策に引き続き全力で取り組んでいきたい。人件費や内部管理経費は、従来の業務遂行全般の見直し等で一層の経費削減を行うとともに全部局の事務事業を徹底的に見直していきたい。

軍艦島整備について

《質問》 軍艦島整備に関する考え方をいま一度、確認しておきたい。


《答弁》 軍艦島整備の必要性は十分理解しており、しっかり取り組んでいく必要がある。だが、まだ具体的な保存整備・管理の方針が定まっていないため整備費用の考え方に差がある。今後、国の制度の有効活用や過疎債等の既存の起債措置の活用を含め、県と市で力を合わせ対応していきたい。また具体的な保存整備のあり方等については、検討段階から県も積極的に関わっていく必要がある。

可決された意見書・決議
  • 私学助成の充実強化等に関する意見書
  • 未来を担う子どもたちの教育を守る義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書
  • 奨学金制度の充実を求める意見書
  • 「危険ドラッグ」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書
  • 軽度外傷性脳損傷に係る周知及び適切な労災認定に向けた取り組みの推進を求める意見書
  • 介護保険制度における施策等の充実強化を求める意見書
  • 子ども・子育て支援対策の充実強化を求める意見書
  • 「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書
  • TPP交渉並びに農協改革に関する意見書
  • 調査捕鯨の継続実施に関する意見書
  • 森林整備加速化・林業再生事業の継続を求める意見書
採択された請願
  • TPP交渉並びに農協改革に関する請願書
  • 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書
審査した案件と結果
【知事提出の議案】
・予算

1件

(可決)
・条例

10件

(可決)
・事件
14件
(可決)
・同意

1件

(同意)
・認定

3件

(予算決算委員会に付託)
 
【議員等提出の案件】
・議員派遣 3件 (可決)
・意見書 11件 (可決)
 
【請願】 2件 (採択)

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