長崎県 NAGASAKI PREFECTURE

野生鳥獣について

　野生鳥獣は、人に飼われているペットとは異なり、多様な自然環境の中で、食べる食べられるの関係を保ちながら生活しています。このようなことから、自然の中では、他の生物から襲われたり環境の変化等により衰弱し動けなくなってしまうことが起こります。

　傷ついて弱っている野生鳥獣を見つけても、そのまま見守ってください。

　もし、交通故など人為的に傷つき弱っている野生鳥獣を見つけた場合は、事前に鳥獣の種類や状態などを救護センター又は以下の県担当部局へご連絡いただき、救護の受け入れが可能かについて確認してください。そのうえで持ち込んでいただくようお願いいたします。

救護の対象外の鳥獣について

なお、以下の野生鳥獣は救護の対象としておりません。

（１）農林業被害、生活環境被害等を生じさせ、有害鳥獣捕獲の対象となっている鳥獣

例）イノシシ、シカ、カラス、スズメ、ヒヨドリ、トビ、ドバト

（２）生態系被害や農林業被害等をもたらす外来の鳥獣

例）アライグマ、クリハラリス

（３）鳥のヒナ

　巣立ち後のヒナは、飛ぶ練習をしたりエサの取り方を親から学んだりしています。常に親鳥と一緒にいるわけで　　はないので、親鳥からはぐれた「迷子」のように見えますが、親鳥は近くにいます。人が近くにいると、警戒し、親鳥がヒナのそばに戻れませんので、そっと離れてください。車やネコが心配な場合は、近くの木の枝や草陰に置いてあげてください。人間が保護してしまうと、ヒナを親鳥から引き離してしまい、結果、自然に戻ることが難しくなってしまいます。

　長崎県野生動物救護センター、傷病鳥獣レスキューセンター　

診療等の措置及び治療後のリハビリについて、以下の2施設で対応しています。

• 長崎県野生動物救護センター（対象地域：県央・県南地域及び離島）
  諫早市貝津町3031（電話番号：0957 26 3688）

• 傷病鳥獣レスキューセンター（対象地域：県北地域）
  佐世保市船越町2172（電話番号：0956 28 0011）

県担当部局

   　休日は、長崎県庁　電話０９５－８２４－１１１１（代表）へご連絡下さい。

このページの掲載元

• 自然環境課
• 郵便番号　850-8570 　
  長崎県長崎市尾上町3番1号
• 電話番号　095-895-2381
• ファックス番号　095-895-2569 メールアドレス s16110@pref.nagasaki.lg.jp