SDGsテーマ5 ジェンダー平等を実現しよう

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みんなで目指す!ジェンダー平等

SDGs(持続可能な開発目標)とは、世界で広がる貧困・格差・地球環境の危機を克服し「持続可能な社会・経済・環境」を目指す、世界共通の目標です。2015年に国連で開催された「持続可能な開発サミット」で日本も賛同し、国連加盟国193カ国の首脳が全会一致で決定となりました。2030年という達成期限を設け、17のゴールと169のターゲットにすべての国が取り組むことを約束しています。

ジェンダー平等って何だろう?

「ジェンダー平等」とは性別に関わらず、平等に責任や権利や機会を分かちあい、あらゆる物事を一緒に決めてゆくことを意味しています。「男だから」「女だから」という理由で、直面する壁を取り除き、自分の人生を自分で決めながら生きるための力を身につける取り組み(エンパワーメント)も行われています。「ジェンダーの平等と女性のエンパワーメント」は、SDGsの重要なテーマであり、日本では「男女共同参画社会基本法」で21世紀の最重要課題となっています。

ゴール5(ジェンダー平等を実現しよう)の目標

  • あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
  • 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、すべての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
  • 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
  • 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
  • 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
  • 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、ならびにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
  • 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、ならびに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
  • 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
  • ジェンダー平等の促進、ならびにすべての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。

長崎県のSDGs取り組みについては、長崎県政策企画課のホームページ(サイトへ移動します)をご覧ください。

SDGs17ゴール

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