令和元年度(2019年度)にお寄せいただいた「知事への提案」のうち、「交通・運輸」に分類されるものを紹介しています。
ご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。
意見・提案 内容等 |
長崎本線や大村線の輸送改善案を提案します。JR九州へ要請や協力をお願いしたいです。利用促進や利便性向上が期待できるでしょう。 受付日:2019年9月30日 [県内 20代] |
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県の回答 | 【回答課:新幹線・総合交通対策課】 このたびは県へのご意見をいただきありがとうございます。 いただいたご意見については、営業主体であるJR九州において判断をしていただくものと考えております。 本県としましては、県内の各路線は、通勤・通学をはじめとする人々の生活や経済活動に深く密着し、基幹的な輸送機関として重要な交通手段であることから、JR九州に対して、引き続き輸送サービスの向上等についての要望を行ってまいります。 今後とも、本県の交通政策にご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。 |
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意見・提案 内容等 |
沖縄県は琉球エアコミューター、鹿児島県は日本エアコミューター、熊本県は天草エアライン、そして長崎県にはオリエンタルエアブリッジと九州には離島への交通手段として各県が出資した航空会社があります。 受付日:2019年5月27日 [県外 60代] |
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県の回答 | 【回答課:新幹線・総合交通対策課】 この度は、オリエンタルエアブリッジ(株)(以下「ORC」)に関するご提案をお寄せいただきありがとうございます。 ORCを含む地域航空会社をめぐっては、脆弱な経営基盤、少数機材運営による高コスト構造等、様々な課題を抱えています。今後地域航空を取り巻く環境はますます厳しくなると予想される中、持続可能な地域航空の実現のため抜本的な対策を講じることが急務となっております。 こうした中、国土交通省は、一昨年度の「持続可能な地域航空のあり方に関する研究会」の最終取りまとめを受け、昨年4月に地域航空の担い手となる組織の具体的な形態などについて検討する「実務者協議会」を設置され、昨年12月にその検討結果が報告されました。 その中では、九州地域における系列を超えた航空会社間の協業をより一層促進するため、今年度中に大手航空2社(ANA,JAL)及び地域航空3社(天草エアライン、ORC、日本エアコミューター)を構成員とする有限責任事業組合(LLP)を設立することを目指して、経営改善効果の試算や運営ルールづくりを開始することで合意がなされました。 そして、持株会社の設立等による経営統合については継続的に取り組む課題とされ組合設立後3年を経過した時点で、組合の取組結果についての総括検証を行うこととされております。 離島と本土などを結ぶ地域航空は、住民生活の維持や経済活動の推進はもとより、災害時における輸送、また、豊かな地域資源を活かして交流人口の拡大等を図り、地域活性化を図っていく上で、極めて重要な役割を担っており、県といたしましても、引き続き、今後の動向について重大な関心をもって対応していくこととしております。 これからも、県政へのご理解ご協力をお願いいたします。 |
意見・提案 内容等 |
佐賀県の反対もあり、九州新幹線西九州ルートが「建設効果の低い新幹線」になる危機を迎えています。佐賀県の「当初からフル規格新幹線を求めていない」というのは正論ですが、新幹線は国民の公共的財産であり、効果の少ない路線は問題です。 受付日:2019年5月20日[県外 40代] |
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県の回答 | 【回答課:新幹線・総合交通対策課】 ご提案にありました九州新幹線西九州ルートについてご説明させていただきます。 九州新幹線西九州ルートについては、全国新幹線鉄道整備法に基づく「新幹線鉄道建設に関する整備計画」において、主要な経過地は「佐賀市附近」とし、さらに「九州新幹線(福岡市・鹿児島市間)と筑紫平野で分岐するものとし、福岡市・分岐点間は共用する。」と決定されており、博多から新鳥栖間を鹿児島ルートと共用するルートとなっておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 新幹線の整備促進については、引き続き力を注いでまいりますので、今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 |