20歳未満の者の喫煙

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たばこを吸い始める年齢が若いほどたばこによる死亡率が高くなる

若いうちに吸い始めるほど

喫煙が長期となり、より高度なニコチン依存症に陥りやすいと言われています。そのため禁煙が成功しづらく、喫煙年数や生涯喫煙量が多くなり、その結果、死亡や疾病発生リスクが増加します。

喫煙年数が短い若年期でもたばこで真っ黒な肺

ニコチン依存形成、肺機能の低下と肺発育の障害、喘息、腹部大動脈の動脈硬化を引き起こすことが報告されています。

参考:喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書(厚生労働省のホームページへ移行します)

普段の生活へも影響

  • 20歳までのからだは、成長期にあり、大人よりも悪影響を受ける。
  • 咳やたんなどの呼吸器症状や喘息の発作等健康への影響がある。
  • 集中力や思考力が落ち、学習能率が低下する。
  • 運動し続ける力がなくなり、体力が低下する。

二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関する法律

紙巻きたばこと加熱式たばこ禁止のイラスト20歳未満の者の喫煙を禁止した法律です。違反した場合は行政処分となります。また、親権者やその他の監督者が未成年者の喫煙を制止しない場合に科料や、20歳未満の者が喫煙することを知りながらたばこ及び器具を販売した場合に罰金を科すことを定めています。

成年年齢が引き下げられても・・・

20歳以上かの確認をしている女性のイラスト民法の成年年齢が18歳に引き下げられても、お酒やたばこに関する年齢制限については、20歳のまま維持されます。また、公営競技(競馬、競輪、オートレース、モーターボート競走)の年齢制限についても、20歳のまま維持されます。 これらは、健康被害への懸念や、ギャンブル依存症対策などの観点から、従来の年齢を維持することとされています。
出典:法務省ウェブサイト 民法(成年年齢関係)改正 Q&A(法務省のホームページへ移行します)

禁煙治療

施設基準を通った施設で、患者基準を満たす患者さんに対し、12週間に5回の禁煙治療が保険適応となります。禁煙治療では医師のサポートを受けながら薬を用い、無理なく禁煙をすることが可能です。

34歳以下の方に対しては、喫煙本数と喫煙年数による指数の条件「ブリンクマン指数(1日喫煙本数×喫煙年数)200以上」が廃止され、高校生などの20歳未満の若い方も対象になりました。

このページの掲載元

  • 国保・健康増進課
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