フッ化物(フッ素)Q&A

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※本FAQは、平成11年度に長崎県で作成された「むし歯予防におけるフッ化物応用マニュアル」のQ&A集で構成しています。

う蝕予防に使用されるフッ素について

う蝕予防に使用されるフッ素は、正式には「フッ化物」という表現を使います。本FAQでは、一般的に表現されているフッ素という表現を「フッ化物」という表現で記載しています。

(参考) 【フッ素とフッ化物の用語について】
『従来、わが国では、「フッ化物(fluoride)」という用語を使わずに、長いこと「フッ素(fluorine)」の用語が広く用いられてきたが、1958年以降、1971年、1990年改訂の国際純正応用化学連合(Internatinal Union of Pure and Applied Chemistry)「化学命名法」によって、フッ素という用語は元素名と有機フッ素として用い、無機のフッ化物には、フッ素という呼称は用いないことになっている。日本語では「フッ素」とする慣用が根強いが、本来の用語では「フッ化物洗口」である。』
このように用語が決められており、国からの「フッ化物洗口ガイドライン」でも統一されている。

1.フッ化物一般

Q1.フッ化物とはどのようなものですか?

Q2.フッ化物によるむし歯予防はいつごろから始まったのですか?

Q3.フッ化物はどうしてむし歯予防に有効なのですか。

Q4.自然のフッ化物とむし歯予防に使うフッ化物は同じものですか。また、工業用のフッ化物とどこがちがうのですか?

Q5.フッ化物は必須栄養素ですか?

Q6.フッ化物は、身体にどのように摂り入れられ、また、どのように利用されるのでしょうか?

2.フッ化物を利用したむし歯予防について

Q7.フッ化物によるむし歯予防にはどんな方法があり、どのように分類できますか?

Q8.フッ化物を使ってもむし歯になる。それなら、使わなくても良いのではないのですか?

Q9.むし歯予防で、フッ化物の利用する方法と他の方法とどのような効果の違いがありますか?

Q10.歯みがきや甘味制限などの基本となる努力をしないで薬であるフッ化物に安易に頼るのは正しいむし歯予防とはいえないと思いますが、どうでしょうか?

Q11.フッ化物を利用する年齢を教えてください。

3.フッ化物の安全性について

Q12.フッ化物を摂り過ぎた場合どんな害がありますか。

Q13.フッ化物洗口液を誤って飲み込んでも大丈夫ですか?

Q14.フッ化物は劇薬であると聞きましたが、使用しても問題はありませんか?

Q15.フッ化物は骨に蓄積して障害をもたらしませんか。また、他の組織に対してはどうですか?

Q16.フッ化物塗布で歯が黄色くなったり、黒く変色すると聞いたことがありますが、本当ですか?

Q17.フッ化物塗布後、唾液は飲み込んでも大丈夫ですか?

Q18.子供の歯に時々白い斑点がみられますが、フッ化物と関係ないでしょうか?

Q19.フッ化物洗口液やフッ化物塗布液で歯が侵されたり歯が脆くなるということはありませんか?

Q20.病気によっては、フッ化物洗口やフッ化物塗布を行ってはいけないものがありますか?

Q21.フッ化物はガンの原因になると聞きましたが、どうなんでしょうか?

Q22.水道水のフッ化物添加(フッ化物の応用)は、エイズの原因になるのでしょうか?

Q23.フッ化物は遺伝的な危険性がありますか?

Q24.フッ化物添加は、ダウン症候群の子供の出生率を増加させますか?

Q25.水道水フッ化物添加(フッ化物の応用)は、アルツハイマー病の原因になりますか?

Q26.フッ化物添加は心臓病の原因、あるいはその一因となりますか?

Q27.飲料水中のフッ化物はアレルギー反応を引き起こすことがありますか?

Q28.妊娠中の母親がフッ化物を摂取しても胎児に悪影響はありませんか。また、授乳中の母親の母乳に対してはどうでしょうか?

Q29.水道水へのフッ化物添加は「純粋な水」の品質に影響を及ぼしますか?

Q30.フッ化物添加水は、魚や他の生物に悪影響を与えませんか?

Q31.宝塚や西宮ではどうして斑状歯(歯牙フッ化物症)が起きたのでしょうか?

4.その他

Q32.日本では諸外国に比べ、多くのフッ化物を摂取しているのでしょうか?

Q33.フッ化物洗口液を捨てることで、学校周辺に環境汚染の心配はありませんか?

Q34.フッ化物添加は環境汚染につながるのですか?

Q35.なぜ、何年立ってもフッ化物の反対論があるのですか?

Q36.フッ化物利用の反対論は学問的に見るとどんな誤りがあるのでしょうか?

Q37.フッ化物利用について賛否両論があるうちは「疑わしきは使用せず」の原則で実施を当面見合わすべきではないでしょうか?

Q38.フッ化物洗口によって、もし有害作用が起きた場合の責任は、誰が負うのでしょうか?

 

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