よみがえれ！神浦ダム

2023年10月26日更新このページを印刷する

　神浦ダムは、堤高51ｍ、堤頂長210ｍ、総貯水容量6,840千ｍ3の多目的ダムです。当ダムは、貯めた水を手熊浄水場まで約20ｋｍ導

水した後、長崎市民に給水しているだけでなく、ゲートを操作することで洪水調整を行い、ダム下流域を水害から守っている重要な施設

となっています。

　しかしながら、当ダムは昭和45年3月に完成し、50年以上が経過していることから、計画的に補修等を行っていく必要があります。

　このため、今後、ゲート本体、建屋やゲートの巻き上げ装置の補修等の工事を予定しており、工事に先立ち行った設計では、3次元デー

タを用いたＢＩＭ／ＣＩＭモデルも作成しました。

　設計から施工・維持管理までの建設生産・管理システム全体を3次元データで共有・更新していくことで、より長く施設の健全度を保っ

ていきたいと考えています。