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ファイル 出島和蘭商館跡

○鎖国時代の貿易・文化の拠点
出島和蘭商館跡
史跡(国指定) 
よみがなでじまおらんだしょうかんあと
指定年月日大正11年(1922)10月12日
所在地長崎市出島町
管理・保護団体長崎市
最寄り駅路面電車「出島」 徒歩1分
最寄り駅バス「大波止」下車 徒歩2分

 寛永13年(1636)に幕府が、ポルトガル人を一定の域内に住まわせるために構築した13,000㎡の扇形の人工島である。江戸時代には長崎半島の付け根にある長崎港に位置していた。
 寛永18年(1641)に平戸の和蘭商館をここに移して以来、安政6年(1859)まで218年間和蘭商館はこの地にあり、この地を通じて日本とヨーロッパを結ぶ経済・文化の交流が行われた。発掘調査により、鎖国期、幕末・明治期の居留地時代、そして、大正から昭和の各時代の土層から貿易や生活に関する遺物を検出しており、歴史の重層性を表すものとして重要である。
 明治19~33年(1886~1900)中島川河川工事及び港湾埋立工事の際、東南西の三方を埋め、陸続きとし、北岸を18m削り取った。長崎市は昭和26年(1951)から出島の復元整備事業に取り組んでおり、現在は扇形の全面積を公有化し、当時、商館長が居住していたカピタン部屋をはじめとする16棟を復元するとともに平成29年11月には出島表門橋が架橋された。


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