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ファイル 慶巌寺の名号石

県下に類例のない石造物
慶巌寺の名号石
有形民俗文化財(県指定) 
よみがなけいがんじのみょうごうせき
指定年月日昭和56年(1981)3月27日
所在地諫早市城見町15-19
所有者慶巌寺
最寄り駅県営バス「城見町」下車 徒歩5分

 慶巌寺の名号石は、高さ169cm、幅120cmの南北朝時代に築かれた石造物である。碑面中央部に楷書で「南無阿弥陀仏」の名号が薬研彫りで陰刻されている。また右側に意趣と年紀の銘があり、貞和7年(1351)に衆生平等利益を祈念して建立したと記されている。貞和7年は、北朝の観応2年に当たるが、南朝であった足利直冬は観応年号を使わなかったとされるため、この地に直冬の勢力下もしくは支持勢力があったことを示している。この種の名号石は県下に類例がなく、地方史研究のうえからも貴重である。


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