庄屋公園内に所在する元和7年(1621年)銘の自然石立碑である。
正面の平坦面に花十字文を平彫りし、その下には方形の囲みに「元和七年/一瀬志ぁ阿ん(ジュアン)」と縦書き2行で刻まれている。
従来は、隣に並んでいる寛永20年(1643年)銘墓碑とあわせて、個人の敷地内で古くより「キリシタン墓碑」として祀られてきたものだが、東彼杵町への寄贈を契機に現在の位置へ移設されている。
近年の研究成果により、寛永20年(1643年)銘墓碑は仏式塔と判明したが、全国的に建塔が少なくなる近世期の板碑として貴重であり、現在も庄屋公園内で2基ともに保存・管理されている。