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観潮橋

西海橋とともに戦後長崎の発展を支えた幹線道路施設
観潮橋
登録有形文化財(国登録)
よみがなかんちょうばし
指定年月日令和3(2021
所有者佐世保市早岐2丁目~有福町
年代昭和29年建設
登録基準国土の歴史的景観に寄与しているもの

 観潮橋は、針尾島東方の早岐瀬戸の狭窄部に架かる橋長36mの道路橋であり、国名勝「平戸領地方八竒勝平戸八景)」の一つで、急潮で知られる「潮之目」の地に架かる。構造形式は、中小規模の橋梁に用いられるポニーワーレントラス形式の鋼製単桁橋であり、部材の組立にはリベットが用いられており、戦前から続く古典的な橋梁の構成となっている。
 三菱造船株式会社長崎造船所で製作され、当時昭和29年(1954の道路及び鉄道事情により陸路での運搬は難しいことから、完成した主構造を台船に載せて海上輸送し、海水の干満の差を利用して、一括架設の工法で行われた。
 針尾島西方の国指定重要文化財である「西海橋」とともに、戦後長崎の発展を支えた幹線道路施設として貴重な橋梁であり、登録有形文化財の登録基準の「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に該当する。

※ポニーワーレントラス形式:ポニートラス(左右の主構造のみで構成され、左右の主構造が上部で繋がれていないもの)とワーレントラス(トラス形式の一種)を合わせた構造形式。

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