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長崎「かくれキリシタン」習俗

無形民俗文化財(国選択)
よみがなながさき「かくれきりしたん」しゅうぞく
指定年月日昭和40(1965)年3月1日
所在地長崎県

 16世紀中頃に伝わったキリスト教は、西日本を中心に多くの信者を獲得していった。17世紀初頭に、江戸幕府によって全国的禁教令が施行されたあとは多くの殉教者や改宗者を出したが、中には表面上は寺請制度のもと寺の檀家を装いながら、キリシタンの信仰を密かに続けた人々がいた。明治になって禁教令が解かれたとき、潜伏キリシタンの存在が確認されるのは福岡県久留米周辺、熊本県天草島と長崎県の長崎市周辺部・外海・五島・平戸・生月地方であった。そのうち、明治以降もそれまでの信仰と組織を多く継承していた長崎県が選択され、昭和40(1965)年に文化庁によって記録作成されたが、近年、平成9(1997)年度及び平成10(1998)年度にも全県下を対象とした調査事業を実施した。現在、組織として残っているのは五島・生月・外海地方であるが、中でも潜伏期のキリシタンの行事を多く残しているのは生月のみである。

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