日本のハト類の中で最も大きい。全体が黒色で紫や緑の金属光沢があり、特に頭上の金属紫色が著しい。本州、四国、九州の太平洋に面した温暖な島や島嶼に生息する。本県では対馬、男女群島等に分布する。樹林中に住み、木の実を食べる。カラスバトは、近年、各地で激減している鳥の一つで、最近では極めて珍しい鳥になっており、この鳥の生息は貴重である。