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ファイル 富川のかつら

県下では多良山系のみに分布し、カツラとしては大樹
富川のかつら
天然記念物(県指定) 
よみがなとみかわのかつら
指定年月日昭和40年(1965)5月31日
所在地島諫早市富川町920
所有者大雄寺
最寄り駅県営バス「富川」下車 徒歩20分

 カツラは北日本系の落葉高木で、渓流沿いに多く見られる樹木である。指定のカツラは、本明川の水源の一つである富川渓谷にあり、大(だい)雄(おう)寺(じ)より上に登った渓流の左岸に自生している。標高約300mの寒さの厳しい場所である。根周り8~9m、高さ約10mある大木で、根元から多数の幹が生えていることから地元では「千本木」と呼び、親しまれている。カツラは県内では多良山中に稀に自生しているのみと言われ、また照葉樹林帯の中にあることも、その大きさとともに稀な存在である。


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