長崎県ホームページ


ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

長崎県文化財データベース エリアでさがす

ファイル 旧金石城庭園

対馬宗氏の居城「金石城」庭、「心字池」ともいう
旧金石城庭園
名勝(国指定) 
よみがなきゅうかねいしじょうていえん
指定年月日平成19(2007)年2月6日
所在地対馬市厳原町今屋敷670-1
所有者対馬市
ファイル

 国史跡「金石城跡」に隣接し発掘された庭園遺構。全体的に保存状態が良好で、対馬藩主宗家墓所と背後の山並みを借景としている。
 宗家文書『毎日記』には元禄3(1690)年から元禄6(1693)年に「御城」(金石城)での作庭が行われたことを伝える記事が見られる。文化3(1806)年には朝鮮通信使を迎えるために宿泊所の建設など場内の整備を行った際に描かれた図面に庭園も記されている。
高低差のある池の縁部に配置された大小の景石やその下方から水中に没していく玉砂利の景色は、対馬東岸の風景を模したものと考えられ、対馬独特の風土を活かした作庭精神がうかがい知れる。
 玉砂利敷きによる洲浜は奈良時代から平安時代にかけて流行した様式で、近世庭園としては希少な意匠・構造をもつ。

大きな地図で見る

ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ