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ファイル 壱岐のステゴドン象化石産出地

海岸崖から出土した地で、通常「六郎瀬鼻」と呼ばれる
壱岐のステゴドン象化石産出地
天然記念物(県指定)
よみがないきのすてごどんぞうかせきさんしゅつち
指定年月日昭和52(1977)年7月29日
所在地壱岐市勝本町立石西触字大柳419
所有者壱岐市
最寄り駅国民宿舎下車 徒歩5分

 ステゴドン(旧象)化石産出地は、勝本町立石西触地内の、通称「六郎瀬鼻」とよばれる海岸であり、国民宿舎「壱岐島荘」の真西700mの位置にある。含化石層は、北に面した高さ約8mの海食崖に露出する。化石は、その下部の厚さ約2mの礫質砂岩~細礫岩から発掘されたもので、その中部と上部には炭化物を含む泥岩をはさんでいる。この地層は、海岸にそって延長約30mにわたって露出している。象化石含有層の上には、下位より玄武岩の大礫よりなる礫岩(2m)、成層した凝灰岩(1.5m)、白色軽石凝灰石(4m)が重なり、その上は柱状節理の発達した玄武岩の厚い溶岩流によって覆われている。希少なステゴドン象化石の産出地として価値がある。

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