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ファイル 壱岐白沙八幡神社社叢

壱岐に昔から遺る「鎮守の森」で、以前は「禁足の地」であったため、自然の樹林が残る
壱岐白沙八幡神社社叢
天然記念物(県指定) 
よみがないきはくさはちまんじんじゃしゃそう
指定年月日昭和43(1968)年12月23日
所在地壱岐市石田町筒城仲触1010
所有者白沙八幡神社
最寄り駅壱岐空港下車 徒歩20分

 この社叢は、壱岐の東南側の低地、海岸から1㎞たらずの距離にある。壱岐に昔から遺る「鎮守の森」で、以前は「禁足の地」であったため、自然の樹林が残る。スタジイが優占し、ヤブニッケイ・タブノキ・イヌマキ・ホルトノキ・イスノキ・クスノキが林(りん)冠(かん)を形成する。林内にはヤブツバキ・イヌガシ・ハマビワ・クロキ・ネズミモチ・マサキ・コショウノキ・ハクサンボク・クチナシ・ヒサカキなどの常緑低木が生育し、林床にはアリドウシ・ホソバカナワラビ・フウトウカズラ・テイカカズラ・サカキカズラ・キジョラン・ツワブキ・ムサシアブミが繁茂する。壱岐は低平な島で、かつてこの地をおおっていた照葉樹林は伐採され、あるいは農地に姿をかえている。そうした中で、この社叢はその原型をよく残している貴重な存在である。

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