モクセイは中国原産のモクセイ科の代表樹で、観賞用のため広く庭に植えられる。葉は堅く、先のとがった長円形で長さ数㎝。秋になると葉のつけねに小さい花が密集してよい香りを放つ。花は深く裂けた四弁花である。花の色の純白のものをギンモクセイ、赤黄色のものをキンモクセイ、淡黄色のものをウスギモクセイとして区別する。指定のモクセイはウスギモクセイである。樹の高さ9.50m、幹の回り1.75mもあり、日本最大級の大きさを持つ珍しい巨樹である。 大きな地図で見る