ツシマテンは、長い間離島に隔離されていたために亜種となった対馬特産のほ乳類である。体毛は夏冬によって色が相違する。5月中旬ごろから夏毛に変わる。全体が黒味がかった褐色で、頭は黒く,頸の下面にあざやかなだいだい色の大斑がある。10月中旬ごろから冬毛に変わり、頭部は灰白色になる。顔と四肢の先端は黒く,体毛は黄褐色となる。頸の下面は灰白色となる。樹洞や崖に穴を掘って営巣する。雑食性でネズミ・モグラ・小鳥・草や木の実を好んで食べる。 大きな地図で見る