長崎県ホームページ


ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

長崎県文化財データベース エリアでさがす

ファイル 高麗版大般若経(安国寺)

1046年に高麗国で作成された高麗初期本
高麗版大般若経(安国寺)
重要文化財(国指定)
よみがなこうらいばんだいはんにゃきょう(あんこくじ)
指定年月日昭和50年(1975)6月12日
所在地壱岐市芦辺町深江栄触564
所有者安国寺
最寄り駅安国寺下車 徒歩1分

 応永27年(1420)彼杵郡河棚村(現在の東彼杵郡川棚町)の長浜五所大明神に寄進された一部600巻を、のち文明18年(1486)出羽立石寺如円坊の施入によって、安国寺に入った。版本は高麗初(しょ)雕(ちょう)本(ぼん)という。
高麗版のうち6帖に、契丹(遼)の重煕15年(1046)丙戌4月に高麗国金海府戸長礼院使許珍寿が亡父追善のため大般若経六百巻を摺写供養した旨の墨書がある。写本では、建武4年(1337)・正平18年(1363)・建徳2年(1371)・応安5年(1372)・天正元年(1573)に至り、長い年月での完本につとめたことがうかがえる。高麗初雕本はわが国では珍しく、京都南禅寺に有欠本が伝わっている。

大きな地図で見る

ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ