元寇の際、壱岐には元軍が上陸したため、勝本町内には、とくに文永の役(文永11(1274))年に関する伝承の地が少なくない。元軍上陸の地、古戦場跡とされる地などがあり、「勝負坂」・「唐人原」の地名、両軍の合戦があったとされる「鯛の原」「高麗橋」などがそれである。また「千人塚」といわれる石碑もある。これらを一括して、町内の一角に表題の標柱をたてている。 大きな地図で見る