このアコウは、奈良尾神社の参道にそびえている巨樹で、地上7mのところから、人が両脚を大きく開いたように二大支根に分かれている。この支根の大きさはそれぞれ6mと7mほどで、この開いた根幹の間を幅2mの参道が通っている。参拝者は二大支根の間を悠々とくぐることができる。地上7mの幹のまわりは12m、幹の高さは約25m、枝張りも大きく枝葉もよく茂っていて樹勢も旺盛である。樹齢650年を超え、アコウの巨樹として有数のものであり価値が高い。 大きな地図で見る