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ファイル 長崎の明清楽、明清楽

長崎に発祥した近世の外来音楽。
長崎の明清楽、明清楽
無形文化財(県指定) 無形文化財(国選択)
よみがなながさきのみんしんがく、みんしんがく
指定年月日昭和53(1978)年8月22日
所在地長崎市内
管理・保護団体長崎明清楽保存会

 明清楽という呼称は、明朝(みんちょう)の音楽と清朝(しんちょう)の音楽という意味であるが、明朝の音楽は明治の初期その伝承を失い、現在は幕末の頃、長崎に来航してきた清朝の人達によって伝えられた清朝の音楽のみが伝承されている。清楽は明治中頃までは流行していたが、日清戦争後は急速に衰えた。唐琵琶、月琴(げっきん)、明笛(みんてき)、胡琴(こきん)、片鼓(はんこ)等の楽器を使用し、哀調的なメロディで九連環(きゅうれんかん)、茉梨花(めりいふあ)など13曲(替歌2曲含む)が演奏されている。現在伝承されている曲目は、算命曲(さんみんのきょく)、 九連環(きゅうれんかん)、櫓歌(ろか)、茉梨花(まつりか)、平板調(ぺいぱんのしらべ)、西皮調(すいぴのしらべ)、金銭花(きんせんか)、紗窓(しゃそう)である。
 また、昭和53(1978)年3月25日に明清楽として記録作成等の措置を構ずべき無形文化財に国により選択されている。

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